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ご自宅で、ウォシュレットなどの温水洗浄便座を使っていますか?
日本の一般家庭における温水洗浄便座の普及率は、およそ80%といわれています。一般家庭だけでなくホテルやショッピングセンター、公共施設などの設置率もかなり高く、世界でもトップクラス!
今回は、さまざまなメーカーが販売している温水洗浄便座について、上手な選び方とお得な処分方法をご紹介します。
目次
ショッピングセンターやホテル、公共施設など、日本のお手洗いに設置してある温水洗浄便座は、とても便利ですね!アメリカやヨーロッパ諸国をはじめ、海外では設置されているケースが意外と少ないので、海外からの観光客にもとても人気があります。
実は、温水洗浄便座を初めて製造したのはアメリカの企業なのですが、より使いやすく改良し、広く一般家庭にも普及させた最初の製品は、TOTO株式会社のウォシュレット。そのため、温水洗浄便座といえばウォシュレットという認識が広く浸透しています。
日本で幅広く使われている温水洗浄便座が、アメリカなどではそれほど一般的でないのには理由があります。それは、水質や上下水道設備の問題です。
含まれるカルシウムやマグネシウムの割合が高い水のことを硬水、少ない水のことを軟水と呼びます。その違いは土地の地層、地質によるものなのですが、日本は軟水が多く、海外では硬水の地域が多いようです。水の中の成分が水道管などに付着してしまうことの多い硬水は、温水洗浄便座などの精密機械に使うには不向きなのです!
そのため、水質が硬水よりの地域では、温水洗浄便座を設置することができないのです。また、海外ではバスルームとお手洗いが一体になっていることが多く、電気製品である温水洗浄便座を設置できないという事情もあるようです。
TOTOの温水洗浄便座「ウォシュレット」があまりにも有名なので、ウォシュレットというのは温水洗浄便座の一般的な呼び方だというふうに思われがちですが、実は違います。
そしてもうひとつ、トイレ先進国ともいわれる日本の温水洗浄便座があまりにも有名なので、温水洗浄便座は日本が開発したと思われがちですが、これも間違いです。
世界で最初に温水洗浄便座を製造したのは、アメリカの企業。1960年代に、医療用の設備として開発されました。
この商品を東洋陶器株式会社(のちのTOTO株式会社)が日本に輸入、ホテルなどで使われるようになりました。その後1967年に、日本のタイルメーカー伊奈製陶株式会社が、日本初の国産温水洗浄便座を製造!しかし当時はまだ和式便座が主流だったため、一般家庭にはなかなか浸透しませんでした。
一方のTOTOは、1980年に自社開発の温水洗浄便座ウォシュレットを発売。ちょうどこの頃は、和式便座から洋式便座に移り変わりつつあった時期でもあり、タレントを起用したCMで大きな注目を集めたこともあって、ウォシュレットは大ヒットしました。
そして、ウォシュレットという温水洗浄便座の名前が日本中に一気に広まったのです。
温水洗浄便座は、日本ではウォシュレットと呼ばれることが多いのですが、実はこの名称は商標として登録された商品名。TOTO株式会社の温水洗浄便座以外は、ウォシュレットと呼ぶことはできないのです。TOTO以外のメーカーは、それぞれ別の商品名で温水洗浄便座を販売しています。
とはいえ、ウォシュレット=温水洗浄便座という認識がすっかり定着しているので、温水洗浄便座ではなくウォシュレットというほうが一般的。実際、温水洗浄便座といわれてもちょっとピンときません。ですので、このコラムでも、よりわかりやすい「ウォシュレット」という呼び方を一部使わせていただいています。
人気家電のひとつでもある、ウォシュレットなどの温水洗浄便座。国内の複数のメーカーからたくさんの機種が販売されており、電気店やホームセンターには、TOTOのウォシュレットをはじめ、さまざまなタイプの製品がずらりと並んでいます。
新しく温水洗浄便座を設置する場合、どれを選べばよいか迷ってしまいますね!
目的に合わせて納得のいく温水洗浄便座を選ぶなら、まず重要なポイントが温水の供給方式。貯湯式と瞬間式という2つの方式があります。本体内部にお湯をためる方式の貯湯式はランニングコストが高く、本体価格が安いという特徴があり、必要に応じてお湯を沸かす機能を備えた瞬間式はその逆で、ランニングコストが安く、本体価格が高くなります。
そのほか、操作ボタンが本体に付属しているか、リモコン式になっているかという点。脱臭機能やフタの自動開閉機能などの付属機能がついているかどうかといった違いがあります。メーカーや色も、温水洗浄便座を選ぶうえでの重要なポイントです。
・供給方式
貯湯式:ランニングコストが高く、本体価格が安い
瞬間式:ランニングコストが安く、本体価格が高い
・操作ボタン
本体に付属:リモコン設置作業が不要、見た目がいまいち
リモコン式:リモコンの設置作業が必要、見た目がすっきりする
・付属機能
脱臭機能、フタの自動開閉機能、温風機能、ノズル自動洗浄機能などさまざまな付属機能があり、付属機能があるほど本体価格が高い
・色
ホワイト系、アイボリー系、ピンク系、ブルー系、グリーン系、グレー系、ブラウン系 など
メーカーにより名称、色合いが異なる
・メーカー
TOTO、LIXIL(INAX)、パナソニック、東芝
リーズナブルなものから、ハイスペックの最新のモデルまで、メーカーごとに、複数のモデルの温水洗浄便座を販売しています。
温水洗浄便座のたくさんのシリーズの中から、各メーカーの人気モデルをご紹介します!
・TOTO「ウォシュレット」
aprocot(アプリコット)シリーズ
価格:52,000円~
・LIXIL(INAX)「シャワートイレ」
New Passoシリーズ
価格:42,500円~
・パナソニック「ビューティ・トワレ」
AWMシリーズ(泡コート)
価格:47,062円~
・東芝「クリーンウォッシュ」
SCSシリーズ
価格:13,280円~
ウォシュレットなどの温水洗浄便座は毎日使うものですし、直接肌に触れるものなので、中古で売れるのかちょっと気になりますよね?
ウォシュレットなどの温水洗浄便座は、トイレタンクの形状など、使用する環境によって使えない場合があります。今まで使っていたウォシュレットが引っ越し先では設置できず、買い替えなければならなかったなんていうケースもよくあるようです。
そのため、買い替え以外に、引っ越しや自宅をリフォームする際にも、まだまだ十分に使える状態の温水洗浄便座を処分する方が多いようです。
温水洗浄便座は本体価格が数万円以上もするものもあるので、自宅で複数使っている場合や、引っ越しなどで急遽買い替えが必要になった際に、中古の温水洗浄便座を探すといったケースが意外とあります。事務所などで一度にたくさんの温水洗浄便座をそろえる際に、中古を選ぶケースもあります。
ですので、まだ新しい、十分に使える状態の温水洗浄便座を処分するなら、中古買取がおすすめです。リサイクルショップや中古家電専門店で中古の温水洗浄便座を買取しているほか、ネットのフリマサイトなどでも多数販売されています。
中古での買取が難しい状態の温水洗浄便座は、粗大ごみとして処分することになります。申し込み方法は地域により異なりますが、事前に電話やネットで申し込み、指定の日時に指定された場所に出しておく方法になることが多いようです。
自宅の前に便座を置いておくのは気になるという方は、地域のごみ処理場に自分で車で持ち込んで処分してもらうこともできます。ごみの持ち込みが利用できない場合は、民間の不用品回収業者に回収を依頼することができます。
買い替えの場合は、業者が引き取って処分くれるケースが多いようです。
まだ十分に使えるウォシュレットなどの温水洗浄便座について、お得な処分方法をご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください!
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不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。