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いよいよ4月ですね。今日から新しく働き始める方、学校が始まる方など新生活のスタートでそわそわと落ち着かない方も多いのではないでしょうか。我々の業界でも、春はお引越しや年度末で大掃除をされる方からの依頼が増え、とても忙しくなるシーズンです。
4月の頭が忙しくなる理由の一つとして挙げられるのが、オフィスチェアを始めとしたオフィス家具の回収依頼が増えることです。年度末の決算を超えられず、残念ながら倒産してしまう会社も少なくなく、そういった企業様からのオフィス家具の回収依頼が増えるのです。
オフィス家具はもちろん家具ですのでご自身でも処分することができますが、使用していた「場所」によっては普通の処分方法で廃棄してはいけない場合もあります。
今回は、オフィスチェアの正しい廃棄方法について解説したいと思います。
一般の方はもちろん、オフィスの移転や買い替えなどで大量に廃棄しなければいけない企業様にも安心して読んでいただける内容になっておりますので、ぜひご一読ください。
目次
そもそもオフィスチェアとはどんな椅子のことを指すのでしょうか。
その名の通り、会社の「オフィス」で使用する、一般的な一人がけの椅子を想像していただければと思います。
事務作業やパソコン仕事の際に使うのはもちろん、会社では周囲の人と話したり、少し離れたところの電話を取ったりする際に座ったまま身体の向きを変えて動けるよう、キャスターが付いているものも多いですね。
いかにも業務用、といったオフィスチェアですが、近年テレワークや在宅勤務になった方も増えたので、ご自宅でもオフィスチェアを使われている方も多いかも知れませんね。
オフィスチェアは高機能なものは骨盤をサポートしてくれたり前傾姿勢に対応していたりと、長時間のデスクワークでも疲れにくくしてくれるものも多いため、ソファや座椅子でテレワークをしていて肩や腰を傷めてしまった方が自宅で購入されるケースも多いです。
そんなオフィスチェアが不用になった場合は、どのように廃棄すればよいのでしょうか?
家で使用していたオフィスチェアが不用になった場合は、普通の家具を処分するときと同じように自治体の回収を利用して廃棄することができます。
木でできたスツールなどであれば可燃ごみの袋に入るサイズにまで細かくすれば、燃えるごみとして廃棄することもできますが、オフィスチェアは見たところ金属やプラスチック、布地はレザーやメッシュ素材など、様々な素材が使われていて分解は難しそうですよね。
ですので費用は少しかかりますが、家庭で使用していたオフィスチェアは自治体に依頼して粗大ごみとして廃棄したほうが手間が少ないかもしれません。
自治体により処分ルールやかかる費用は異なりますが、名古屋市の場合ですと月に1回回収があり、費用は1脚につき250円で処分ができます。まずはお住まいの自治体のホームページや電話で確認してみると良いでしょう。
粗大ごみ回収で不用品を処分する際には自分で指定の回収場所まで不用品を運ばなくてはいけません。大きなタンスやベッドなどの家具はご自分で運ぶのは少し大変になってしまいますが、オフィスチェアであれば一人でもなんとか運べそうですよね。
回収日は月1~2回ほどと決まっているので、その日までは不用になったオフィスチェアを保管しておかなくてはならず、すぐに処分したい場合や引越しなどで期日が迫っている場合には向かない方法となります。
会社で使用していたオフィスチェアは、地域の粗大ごみ回収で処分することはできません。
これはオフィスチェアに限った話ではなく、デスクやワゴン、ロッカーなどオフィスで使用していたものはすべて産業廃棄物の扱いになります。このことは、廃棄物処理法で事業者が自らの責任で適切に廃棄しなくてはならないと定められており、「事業ごみ」という扱いになり、処分の方法が変わります。
事業ごみとしてオフィスチェアを廃棄するには、
このいずれかの方法を取ることになります。
処理施設への持ち込みには手数料がかかる場合がありますので、事前に問い合わせておくと良いでしょう。
この2点を頭に入れて、「どこで」使用していたオフィスチェアかによって適切な処分方法を選んでくださいね。
オフィスチェア以外のオフィス用品の処分にお悩みの方にはこちらの記事もおすすめです!
オフィスチェアには他にも処分方法があり、それぞれ手間や費用が違います。処分したいオフィスチェアの状態や、ご自身の状況によっては粗大ごみや廃棄物処理施設への持ち込みより、こちらの方法から試してみてもいいかもしれませんね。
デスクワークをする際に一番お金をかけたほうがいいのは「椅子」と言われています。
そのため、人間工学に基づいて腰痛や肩こり、疲労感を軽減してくれるようなオカムラやハーマンミラー、エルゴヒューマンなどオフィスチェアの名門ブランドのものは、定価が10万円以上するものもざらにあり、耐久性も高く長く使えるため中古市場でも需要が十分にあります。
たとえノーブランドのオフィスチェアでも、使用感があまりなく年数が3~5年と新しいものであればいくらかの金額はつくはずです。
もし古かったり傷みが多く買取までには至らなくとも、無料で回収してもらえることもあるので大量にある場合などはひとつひとつにお金をかけて処分するよりはずっとお得でしょう。
引越しなどの期日が迫っている場合や、移転や廃業などでオフィスチェアが大量にある、またはオフィスチェア以外にも処分したい不用品があるという方は不用品回収業者に依頼する方法がオススメです。
早ければ即日や土日・夜間でも対応ができますし、分解や運び出しなども回収業者の方で全てしてくれますので、手間をなるべく省きたいという方にはいい方法だと思います。
現在は個人でも手軽にネットを通じて不用品の売買ができますので、ネットオークションやフリマサイトに慣れている方ならこちらに出品してオフィスチェアをお金に変えることもできるかもしれません。
買取業者とは違って出品する側が販売価格を決められるので、買い手がつけば収入になりますね。
ただしよっぽどの人気商品出ない限り出品してすぐに購入希望社が現れることは少なく、その間はオフィスチェアを保管しておかなくてはいけないため、気長に手放したいという方に向いています。
ひとつ見落としがちなのが、送料です。ネットオークションやフリマアプリでは梱包や発送も出品者が自分で行わなくてはいけませんが、大きなオフィスチェアは送料も高くなりがちです。その際に送料をどちらが負担するかが明記されていないと、思わぬトラブルになってしまうこともあるので、双方で話し合っておきましょう。
最近テレワークになったなどで、オフィスチェアを買おうかな~と検討されている方は身近にいませんか?もし友人や親戚にそうした人がいれば、オフィスチェアを譲ってあげてはどうでしょう。
身近な方にオフィスチェアを譲ってあげれば費用もかかりませんし、相手も無償でオフィスチェアが手に入り喜んでくれるので、お互いメリットがある方法ですよね。
気心の知れている相手であれば、顔の分からない相手とのやり取りと比べるとトラブルも起こりにくいのも良い点ですね。
オフィスチェアの廃棄方法をいくつか紹介してきましたが、費用がどれくらいかかるのかによってどの方法にしようか決めたいという方もいらっしゃるかもしれません。
主だった方法の、費用相場をまとめてみましたのでご参考になさってください。
オフィスの引っ越しで出たごみ・不用品はどうやって処分すればよいの?
デスクワークに欠かせないオフィスチェアですが、家で使用していた場合と会社で使用していた場合では処分方法が変わることをご紹介しました。
どちらで使用していた場合でも、使用年数が浅かったり有名ブランドのものであれば廃棄の前に周りに欲しがっている人がいないか聞いてみたり、リサイクルショップなどに持ち込んでみてはいかがでしょうか。
会社で使っていたオフィスチェアを処分するときには、会社の規模によっては大量に廃棄する可能性もありますので、不用品回収業者にまとめてお願いすると良いでしょう。
出張回収センターでは、ご家庭、企業様どちらのオフィスチェアも喜んで回収いたします。
オフィスチェアの廃棄でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください!
回収内容についてお教えください。詳しくご記入いただくほど、精度の高いお見積もりが可能です!
不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。