- 出張回収センターは創業15年、延べ332,400件以上の出張回収・買取実績を持っています。
- 不用品回収のプロが不用品の回収から解体、リユース・リサイクルに関するお役立ち情報を紹介しています。
ゴミ屋敷について、どんなイメージをお持ちでしょうか?
家の敷地いっぱい積みあがったゴミの山が道路にもはみ出しているようなゴミ屋敷。出入り口がふさがってしまうほど物があふれた、マンションの一室。テレビなどでも紹介されている、いわゆるゴミ屋敷をイメージされる方が多いのではないでしょうか。
実際のゴミ屋敷にはいろいろなケースがあり、ゴミに埋もれた家の中に引きこもって生活しているような深刻な状況から、ゴミ屋敷状態の家で暮らしながらごく普通に仕事をしているような状態までさまざまです。自宅はゴミ屋敷でも、きちんとした身なりで仕事に通っているケースもあります。
ゴミ屋敷を作り上げてしまう人によくある特徴には、どのようなものがあるのでしょうか?また、ゴミ屋敷で暮らしている人にみられる意外な職業とは?
そんな、ゴミ屋敷に関する疑問にお答えします。
目次
日々生活をしていると、燃えるゴミやペットボトルにビン、缶、資源ゴミなどたくさんのゴミが毎日発生します。それらを定期的に処分することで、私達は生活空間を清潔に保ち快適な暮らしを続けることができます。しかし、ひとたびゴミ捨てが滞ると、捨てるはずのゴミが家の中に溜まり始め、ゴミ屋敷化が加速していきます。
ゴミ屋敷の住人は、ゴミ捨てをせずに家にため込んでしまう怠け者なのでしょうか?面倒くさがりでゴミ捨てを怠けていたためにゴミ屋敷が出来上がってしまうと思われがちですが、実は、かならずしもそうではありません。
ついついゴミを溜めてしまうという人でも、いざとなるとまとめて処分することができたり、友達や家族に助けてもらって片付けることができることができたりと、ゴミ屋敷を作り上げてしまうまでには至らないケースが多いようです。
ゴミ捨てを怠けてゴミ屋敷を作り上げてしまうというケースは、実はあまり多くはありません。
ゴミ屋敷のような状態を作り上げてしまう原因のひとつとして、病気やケガ、精神疾患、老化、体力的な問題があげられます。
うつ病などの精神疾患ために、日常生活を送ることが難しくなってしまい、部屋の片付けやゴミ捨てができなくなってしまうといったケースです。また、老化や認知症により日常生活が困難になっている場合には、家族や行政のサポートで、生活環境を改善する必要があります。
病気で入院している、寝込んでしまっている、ケガをして動けないというような場合には、一時的にゴミ屋敷のような状態になってしまったとしても、病気やケガが治れば部屋を片付けることができるので問題は解決します。家族や友達の助けを借りて、片付けることもできます。
さらに、精神疾患や病気などの理由以外にゴミ屋敷を作り上げてしまう大きな要因として、「ゴミを捨てたくても捨てられない」という物理的な問題があります。
ゴミ捨ては、単にゴミを指定の場所に持っていくだけの作業ではありません。日本中ほぼすべての自治体で、ゴミの捨て方が細かく指定され、ゴミ捨てに関する多くのルールが決められています。自分が住んでいる地域のルールに従って、月曜日と木曜日の朝8時間までに燃えるごみを、毎月第2火曜日には燃えないゴミをというように、指定された時間と曜日、指定された場所に持っていかなければなりません。
ゴミ捨てのルールが複雑すぎて対応が難しい、仕事などの事情で指定された時間にゴミ捨てをすることができないといった理由で、家の中にゴミを溜めてしまうというケースが、実は少なくありません。
勤務時間が不規則、早朝の勤務、夜勤があるような職業の場合、決められた時間にゴミ捨てをすることができず、家の中にゴミを溜めてしまうというケースがよくあります。また、仕事が忙しくて部屋の片付けやゴミをまとめることがついつい後回しになってしまうというケースも。
一旦ゴミが溜まり始めるとゴミ捨ての負担はどんどん大きくなり、ゴミ捨てが億劫になってしまうので、またたく間に、まるでゴミ屋敷のような状態なってしまいます。
自治体のゴミ集積は、ゴミ集積場に出せる時間が厳しく決められているので、その時間帯に家にいなければゴミを出すことができません。
ゴミ回収の日に夜勤にあたってしまうとゴミを捨てることができないので、次の回収日まで自宅でゴミを保管しなければならなくなってしまいます。月に1回しか回収しない資源ゴミなどは、一度出しそびれてしまうとあっという間に家に溜まってしまいます。
そのため、一人暮らしで夜勤や早朝の勤務がある場合、家がゴミ屋敷のような状態になりやすいといえます。
ゴミ捨てが難しいために自宅がコミ屋敷のような状態になってしまいやすいのは、どのような職業の方が多いのでしょうか?
必ずしもそうであるということではありませんが、看護師など、特に夜勤のシフトがあり、仕事が長時間で激務の人に、そのような傾向があるようです。また、神経を使う仕事をしている人は、自分の生活や自分自身のことに時間を割く余裕がなくなり、ゴミ捨てなどの身の回りの世話が後回しになってしまうケースがあるようです。
自ら望んでゴミ屋敷に暮らしている人はいません。多少ちらかった部屋のほうがくつろげる場合もありますが、ゴキブリや害虫がはい回るゴミ屋敷よりも、清潔な家で暮らしたいと誰もが思うでしょう。今現在ゴミ屋敷に暮らしている人も、始めからゴミ屋敷に住んでいたわけではないのです。
家の中にゴミを溜めてゴミ屋敷を作り上げてしまわないために、どのような工夫ができるのでしょうか?
ゴミ捨てが難しいためにゴミ屋敷を作り上げてしまっている場合、家の中に入って来るものの量を減らすことで、ゴミ捨ての負担を軽減することができます。
かさ張りがちなお弁当のゴミが多い場合は、可能な場合は外食に切り替える、ペットボトルやビン、缶のゴミが多い場合は、紙パックの容器の飲料を選ぶようにするといった工夫で、捨てるゴミを減らせます。また、買い物の際に箱、ビニール袋、紙袋などをもらわないようにする工夫も重要。溜まりがちな本や雑誌は、ゴミとなってしまう前に売ってしまう方法もおすすめです。
夜勤や朝早くからの仕事など、不規則な勤務時間のためにゴミ捨てが難しい場合は、ゴミ捨てがしやすい環境に引っ越すことで解決することができます。
賃貸マンションの場合でも、24時間利用可能なゴミ捨てサービスを行っているところがあります。賃料が少し高めになってしまうかもしれませんが、ゴミ捨てのために無理して時間をやりくりしているような場合にはおすすめです。
あまりにもゴミが溜まりすぎて、個人の力では対応しきれないような状態になってしまった場合には、お金を払って、ゴミを全て回収処分してもらう方法があります。
自治体が提供するゴミ回収の場合は、捨てる場所、時間、曜日が種類ごとに細かく指定されていますが、民間の不用品回収業者などに依頼すると、さまざまな種類のゴミをまとめて回収してもらうことができます(特殊なゴミなどは回収不可能な場合があるので、事前に確認が必要です。リサイクル対象家電はリサイクル費用が別途必要になります)。土日祝日、業者によっては早朝や深夜の時間帯にも対応してもらえます。
ゴミ屋敷を作り上げてしまう人の特徴、そうなってしまいがちな職業についてご紹介しました。
仕事が忙しくてゴミ捨てや部屋の片付けをする時間がない、夜勤のために指定された時間にゴミを捨てることができないという理由から、ゴミ屋敷を作り上げてしまうケースがあります。ゴミを減らす工夫や、ゴミを捨てやすい環境を整える、業者などを利用してゴミを処分するといった方法で、生活環境を整え、ゴミ屋敷に近づいてしまう危険を防ぐことができます。
回収内容についてお教えください。詳しくご記入いただくほど、精度の高いお見積もりが可能です!
不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。