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仏壇の「魂抜き」はどんな時に必要?その後はどうすれば良いの?

  • 2022年8月31日


近年、仏壇やお墓などをやむを得なく手放したり、処分したりする方々も増えているそうです。

子供がいないためにお墓を守る人がいなくなったり遠方でお墓の管理が難しいケースや、一戸建ての様にスペースのないマンションだと従来のような立派な仏壇を置くのが難しい・・・というのが主な理由です。

何かの事情によって仏壇やお墓、位牌などを処分せざるをえなくなった場合、または引っ越しなどで仏壇を移動させる場合に必要な儀式が「魂抜き」です。

仏壇は、ただの箱ではなく、「魂入れ」をして御先祖様の魂が入っているため、
引っ越しにあたって仏壇を移動する場合にも、引っ越しの前後で適切な供養をしておく必要があります。

どちらにしても、大切な御先祖様が祀られていた仏壇ですから、気持ち良く供養したいですよね。


ここでは、仏壇を供養する時に必要な「魂抜き」について仏壇を移動させる際の全体の手順、また処分する際の方法も併せてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。


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そもそも「魂抜き」とは?


「魂抜き」をする必要があるのは、仏壇に「魂入れ」が行われている場合です。

「魂入れ」とは、新しい仏壇やお墓を作った際に行われる法要です。「開眼供養(かいげんくよう)」とも呼ばれ、故人の魂を仏壇やお墓に宿すという意味があります。

仏壇やお墓は、故人の魂を入れて初めて、単なる物体ではなく意味のあるものになるんです。


「魂入れ」を行っていれば、仏壇の処分や墓じまいの際には「魂抜き」も必要になるのは理解できますよね。

こちらは魂入れとは逆で「閉眼供養(へいげんくよう)」、または「お性根抜き」とも呼ばれ、故人の魂を仏壇から抜く儀式です。
この儀式によって魂を天へと還すとともに、仏壇やお墓を単なる物体に戻します。


もし魂抜きをしないまま仏壇を処分すると、故人の魂ごと処分することになってしまうので、魂入れを行っているのであれば忘れずに魂抜きも行いましょう。

ちなみに、魂入れを行っていなくても魂抜きを行うことはできますし、行った方が故人のためになります。

ただし、宗派が浄土真宗の場合だけは別と考えてください。
浄土真宗には仏壇やお墓に魂が宿ると言う教えはないので、「魂入れ・魂抜き」ではなく宗派独自の儀式をする必要があるので注意してください。

「魂抜き」は、お寺の檀家であればお寺に依頼することで行ってもらえます。
供養の費用は1万〜3万円ほどが妥当でしょう。
檀家になっているお寺が無い、または分からないといった場合はどうしたら良いのでしょうか?
その場合は、供養を専門に行っている業者もあるので、相談してみても良いかもしれません。

最近では自宅へお坊さんを手配できるサービスなんかも人気です。こういったサービスでも「魂抜き」を行ってもらうことが可能なようです。


「魂抜き」について説明が済んだところで、次の項目からは仏壇を移動させる手順、仏壇の処分方法を見ていきましょう。

仏壇を移動させる前に5つのやるべき事


では、まずは引っ越しなどで仏壇を移動させるのを前提に事前にやっておくべき事を説明していきます。

1.仏壇のサイズを測る。

2.仏具などが全部置いてある状態で写真を撮る。

3.新居での仏壇の置き場所を決めておく。

4.高価な物・運ぶ際に動いてしまう物の梱包をする。

5.供養の準備をする。


主に5つの手順があるので順を追って見ていきましょう。


1.仏壇のサイズを測る。

仏壇を移動させる際には、まず仏壇のサイズを把握する必要があります。

引っ越しの場合だと、新居の玄関や部屋のドアの幅、エレベーターの有無や階段の幅など、仏壇を運び入れる際に通れるのかどうか確認しておきましょう。

2.仏具などが全部置いてある状態で写真を撮る。

新居に運び入れた後に記憶だけで元通りに戻すのは案外難しいもの。
仏壇には細々した仏具が飾られているので、一度しまってしまうとどこに何が置いてあったか忘れがちです。

引っ越し先に運んだらすぐに元の状態に戻せるように、供養の前に全体の写真と仏壇内の細かい部分も分かるように写真を撮っておくことをお勧めします。

3.新居での仏壇の置き場所を決めておく。

仏壇は思った以上に大きい物。

置きたかった場所に置けない・・・なんて事にならないように、事前に置くスペースの確保をしておきましょう。

4.高価な物・運ぶ際に動いてしまう物の梱包をする。

仏具の中には、高価な物だけでなく壊れても替えがきかない物まであります。

仏壇全体の写真だけでなく仏壇内の写真も撮り、中に飾ってある仏具やご本尊を慎重に取り出して、ひとつずつ丁寧に梱包してください。

5.供養の準備をする。

仏壇を移動する前に、供養の準備が必要になります。

動かす前には「魂抜き」の儀式をして、宿っている魂を抜いた状態にして運びます。
新居では「魂入れ」の儀式をして、再びご先祖さまを祀る仏壇に。

「魂入れ」「魂抜き」は、引っ越しのおおよそ1ヶ月前を目安に、お寺の僧侶にお願いしてください。

下記に分かりやすく表にしたので見ていきましょう。


仏壇の移動をさせる際の手順


先程、お寺の僧侶に供養の依頼をするのは引っ越しのおおよそ1ヶ月前とお伝えしました。

1ヶ月間でどのように進めていけば良いのか、表にまとめたので参考にしてみてください。

引っ越しの1ヶ月前〜僧侶に「魂抜き」、「魂入れ」の依頼をする。
引っ越し1週間前くらいまでに「魂抜き」の供養をする。
引っ越し当日(前の住居)仏壇も他の家具と同様に運搬。
先に他の荷物を全て出してから、仏壇を最後に運び出すのが理想。
引っ越し後なるべく早急に新居についたら、1番先に仏壇を搬入し、その後で他の荷物を入れるのが理想。(引っ越しの際の逆)
「魂入れ」までに仏壇を元通りに整えておく。
引越し後~数日のうちに「魂入れ」の供養をする。

「魂入れ」が済んだら、これまでと同様に日々の供養をしてください。

ここまでに1ヶ月以上かかる訳ですから、なかなかの大仕事です。ですが、ご先祖様を祀る大切な仏壇なので、気持ちを込めて供養したいものですね。

仏壇の処分方法


では、ここからはやむを得なく仏壇を処分する必要のある場合、どのように処分すれば良いのか説明していきます。

引っ越しの際同様、魂抜きの供養をすることが大前提です。
供養は頼んですぐ行えるものではないので、急ぎで処分はできません。余裕を持って依頼しましょう。

「魂抜き」が済んだ仏壇は、ただの箱と同じです。
とは言え、普通のゴミとして捨てるのは気が引けるものですよね。

仏壇の処分方法として4つご紹介しますので一緒に見ていきましょう。

1.仏具店に依頼して処分する。

この中で1番簡単な処分方法は、仏具店に依頼する事です。
仏具店では、仏壇の魂抜きから引き取りまで総括して請け負ってくれます。

本来、仏壇を購入したお店にお願いするのが理想ですが、代々祀ってきた仏壇となるとどこで購入したか分からない場合もあるかもしれません。
幸い多くの仏具店で仏壇の引き取りサービスを行っているので、どこで購入したのか分からない場合でもお近くの仏具店に相談してみてください。

仏具店に依頼するメリットは、まずお寺と違って宗派の心配がいらないこと
店舗ごとに宗派が違ったり、特定の宗派は引き取りを拒否される・・・なんて事にはなりません。

また店舗によっては仏壇の搬出から行ってくれるところもあります。
大きな仏壇で自力で運び出すことが難しい場合は、そういったサービスを利用してみても良いと思います。
ただし、処分費用とは別に運搬費が上乗せになることがほとんどなので、事前に費用の確認をするようにしてください。

反対にデメリットは、仏壇を新しく購入しないと引き取ってくれない場合があること。
せっかく苦労して持ち込んでも、引き取り拒否なんてなってしまったら他の店舗を探すところからやり直しです。
ホームページなどに引き取りに関する記載があれば、条件をよくチェックしてから持ち込むようにしましょう。

仏具店での処分費用は2万円〜8万円程度が相場です。費用は店舗によってさまざまなので、依頼の前に必ず確認してください。
無料で見積り相談を行っているところも多いので、どれくらいの費用が必要なのか気になる場合はまずは無料見積りだけでも頼ってみても良いかもしれませんね。

2.お寺に依頼して処分する。


仏壇をゴミとして処分するのはちょっと・・・とお悩みの方もいますよね。
そんな時はお寺に引き取ってもらうのが安心です。

ご先祖様を代々祀っている菩提寺(ぼだいじ)なら、快く承諾してもらえるでしょう。こちらも魂抜きを併せてお願いできるので、菩提寺があればまず相談してみることをお勧めします。

でも必ず菩提寺に引き取ってもらう必要はありませんよ。
菩提寺でなくても仏壇を引き取ってくれるお寺もあり、引き取りを断られることはほとんどないので、そういうお寺に依頼するのも良い方法です。

ただし、注意が必要なのは宗派が違う場合。お寺の宗派と違う場合には断られる可能性が。

なるべく同じ宗派のお寺にお願いするため、自分や家族の宗派を確認してから依頼しましょう。


お寺に仏壇を引き取ってもらう場合、お布施と言う形で処分費用を払うのが一般的
お布施は一般的に1万〜3万円ほどと言われており、お布施に廃棄の費用を加算して、合計で4万円ほどが相場になります。
お寺によって支払うべきお布施の金額は異なり、高額な場合だと合計10万ほどになる場合も。
お布施は「お気持ちで」と言われることもあり、大変分かりづらいので事前に尋ねておいた方が無難です。



3.粗大ゴミとして処分する。


供養さえしてしまえば仏壇をゴミとして処分することは基本的に問題はないです。

魂抜きを終えた仏壇は、ただの「木の箱」に戻っています。きちんと供養してるのであれば、仏壇だからと言ってご先祖様に気兼ねする必要はないので安心してください。

通称のゴミとして処分するなら、仏壇は粗大ゴミに該当します。

ただし、自治体によって処分方法やルールが異なる場合があり、比較的大きな仏壇だと、決められた大きさに解体してから捨てることが必要になることも。
仏壇の解体は素人には難しい部分も多いので、大工などの木材の扱いのプロへ依頼するとスムーズかもしれません。その後、解体で出たゴミはきちんと種類ごとに分別してください。

粗大ゴミとして処分する際の手順は以下の通りです。

1.インターネットか電話で回収の依頼をする。(料金や回収日はここで決定します。)

2.スーパーやコンビニエンスストアで粗大ゴミ処理券を料金分購入し貼る。

3.回収日の朝8時頃を目安に指定された場所へ運び出す。



ゴミとして処分する最大のメリットは、費用を比較的安く抑えられること

安くて数百円、高くても数千円ぐらい、お寺や仏具店に依頼するよりもずっと安く処分することが可能です。

ただ残念ながらデメリットがいくつかあります。

  • 自治体によって解体の必要がある
  • 近所とのトラブルが起きる可能性がゼロではない

この2つは、他の処分方法にはないデメリットです。

仏壇をゴミとして出すこと自体が信心深い人にとってはとてもじゃないけど考えられない事かもしれません。
特に高齢者の多い地域、お寺の近くなどは尚更注意が必要です。

余計なトラブルを避けるためには、自分が信頼し安心できる処分方法を選択する必要があるかもしれませんね。


4.不用品回収業者に回収してもらう。


供養の済んだ仏壇は、不用品回収業者に回収してもらうことも可能です。

いくら魂抜きが済んでいるとは言え、仏壇は誰が見ても分かるものなのでゴミとして処分するのは周囲の目が気になりますよね。

不用品回収業者に依頼するメリットは、

  • 自分の都合に合わせて自宅まで回収に来てくれる。
  • 回収・買取をしてくれる業者なら、査定額を差し引いてお得に処分できる。
  • 買取不可な場合でも、引取りに応じてくれる。
  • 自分で運び出す必要がない。
  • 他の不用品もまとめて処分してもらえる。(まとめて処分する方がお得になる。)


以上5つです。

不用品回収業者なら、周囲の目を気にすることなく、依頼後すぐに回収が可能です。
費用も、引き取り料金を含めて2万円程度と、そこまで高額ではありません。
自分で運び出す必要もないですし、面倒な解体や分別する必要もなく、仏具などもまとめて処分できるのが嬉しいところ。
また、状態の良い仏壇の場合、買取をしてくれるケースもあるので、費用から差し引き料金が安く済む可能性もあります。


不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方、中には悪徳業者もあるので注意が必要です。


どういった点を気を付けるべきなのかというと、

  • 「無料」を謳い文句にする。
  • チラシ投函を積極的にしている。
  • トラックで町を巡回している。

こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。

ここまで仏壇の処分方法を読んでくださった方なら、仏壇の処分するのにいくら必要なのか大体理解していると思います。無料で請け負う訳が無いのは明白ですよね。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も結構あるんです。

ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も法で裁かれるので他人事ではありません。
不用品の回収や処分には、一般廃棄物収集運搬業許可などの資格が必要になります。資格を取得している業者であれば、まず安心して大丈夫です。

ホームページに記載されているはずなので、不用品回収業者に依頼を検討する場合、まず資格を持った業者なのか、見積もりはどうか、さまざまな方向から調べましょう。

また、ほとんどの不用品回収業者では、「魂抜き」の供養はできないので、まずは供養を済ませた後に依頼しましょう。


まとめ。


では、最後に簡単にまとめていきましょう。

・「魂抜き」とは、故人の魂を仏壇から抜く儀式

・仏壇を移動する場合、処分する場合どちらも「魂抜き」は必要

・「魂抜き」の供養の依頼は1ヶ月前には済ます

・処分方法には、仏具店・お寺に依頼する粗大ゴミとして出す不用品回収業者に依頼するの4つの方法がある。



どの方法を選ぶにしろ、「魂抜き」の供養はとても大切なものなので、心を込めて供養をしましょう。

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この記事の監修者

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