- 出張回収センターは創業15年、延べ332,400件以上の出張回収・買取実績を持っています。
- 不用品回収のプロが不用品の回収から解体、リユース・リサイクルに関するお役立ち情報を紹介しています。
フローリングでの生活スタイルが定着し、布団を使わないというベッド派のお宅も増えてきていますが、和室の多い日本の住宅では、布団はまだまだ生活必需品ですね。
でも、まとまった数の布団はかなりかさばり、重量もあるので運び出すだけでも大変な作業。使わなくなった古い布団を押入れの中にしまいっぱなしにしているという方も多いのではないでしょうか。
今回は、引っ越しのタイミングでいらない布団を処分する方法について、ご紹介したいと思います。
目次
flickr.com
まず、一般的な布団の処分方法についてご紹介しましょう。
敷布団、掛布団、綿、ダウンなど、全ての布団について、主な処分方法としてはこのようなものがあります。
基本的に、全国のほとんどの自治体で、布団は粗大ごみとして取り扱っています。
具体的な方法は自治体によって異なりますが、回収費用・手数料などを支払って、個別に回収を依頼します。
申し込みや支払いなどの手間はかかりますが、比較的安く回収・処分してもらえ、普段利用しているごみ回収所に出せるという利点があります。
<名古屋市の例>
大きくてかさばる布団も、細かく裁断するか、ひもでしばるなどしてごみ袋に入れれば、燃えるごみとして回収してくれる自治体もあるようです。
ただし、綿やクッション材の詰まった布団を細かく切るのは想像以上に大変な作業!引っ越しなどでごみ処理にかける時間が限られている場合や、力仕事が難しい場合にはあまりおすすめできません。
燃えるごみとしての布団回収はNGという自治体もあるので、必ず地域のごみ回収ルールをしっかり確認してからお試しください。
自治体によっては、ごみ収集場所に直接粗大ごみを持ち込みできる場合があります。利用できる時間や曜日が決められていることと、自分で車で運び込みができるという条件がありますが、個別回収よりもずっと安い金額で処分することができます。
例えば、名古屋市の場合、処理手数料は10kgあたり200円。ほかにも処分したい粗大ごみがある場合や、たくさんの布団を、多少手間をかけてもできるだけ安くまとめて処分したい場合におすすめです。
引越しなどでスケジュールが決まっている、忙しくて時間が取れないといったときに、粗大ごみの処分を自分で手配をして対応するのはかなり大変。
こういった場合におすすめなのが、民間の業者に回収を依頼する方法です。
当然、回収費用は自治体に依頼する場合よりも高くなりますが、ネットや電話で申し込むだけで、希望の日時に家まで取りに来てくれるので便利です。自宅からの運び出しなども手伝ってもらえる、土日祝日、遅い時間帯にも対応してもらえるといったメリットがあります。
ただし、安心して依頼できる業者かどうかの見極めが難しいという注意点があります。近所をトラックで周回している業者などに声をかけるのは絶対におすすめしません。高額の手数料を請求されるトラブルなどが多数報告されているので注意しましょう。
布団の状態が比較的良いので処分してしまうのはもったいない、あるいは、焼却処分に抵抗があるという方には、資源として再利用できる方法をおすすめします。
ボランティア団体などに布団を寄付すると、発展途上国に送ったり、大きな物を運ぶ際に緩衝材として使ったり、さまざまな用途に再利用してもらうことができます。
ただし、この場合、比較的高額の送料や手数料が発生します。布団を回収しているボランティア団体はあまり多くなく、送料は自分で負担。また、海外に輸送するための費用がかかるので、手数料というかたちで輸送費を一部負担することになります。
西川などの有名ブランドの布団は、メーカーで下取りしてくれます。布団販売専門店などでは購入した商品も、お店で下取りしてもらえる場合があるようなので、お店が分かっている場合はぜひ問い合わせてみてください。
量販店の下取りは枚数の制限があり、新しく購入した場合に限られます。
ご存じでしょうか? 実は、布団は売れます!
一度使った布団、使い古した布団を買い取ってくれるなんて、ちょっとびっくりしますよね。でも、本当です。お金と労力をかけて布団を処分する前に、ぜひ確認してみてください。捨ててしまうだけの布団がお金になるかもしれません。
ちなみに、布団を買い取ってもらう場合は、購入してから3年以内が目安になります。
全く未使用の布団や、数えるほどしか使っていないきれいな状態の布団は売れる可能性があります。特に、西川などのブランド製品は買い取りしてもらえる可能性大!
状態の良いベビー布団も、リサイクルショップで買い取ってもらえます。
ダウン、フェザー。グース、ダックなど。種類を問わず、羽毛布団は買い取りをしてもらえる可能性があります。
あまりひどい状態でなければ、処分する前にぜひリサイクルショップなどに問い合わせてみましょう。
かつては布団の打ち直しなどでリサイクルされていた真綿の布団は、残念ながら、現在ではほとんど焼却処分されます。買い取りしてくれる業者を見つけるのは難しいでしょう。
ブランドものではない中古の布団は、残念ですが買い取りはかなり難しいようです。また、たばこや動物などの臭いがついているもの、シミがあるものはブランドものでも買い取ってもらえません。
最後に、布団を処分するときに気をつけるべきポイントについてご説明します。
湿気を吸った布団は重くなって運ぶのが困難なうえ、焼却処分の手間も大きくなってしまいます。湿気を吸ってカビの原因になってしまうこともあります。
布団買取の目安は、購入から3年以内。不要になったら、できるだけ早めに処分してしまうことが大切です。
引っ越しのときになかなか手間がかかる、布団の処分方法についてご説明しました。
時間に余裕のある場合は、比較的安い自治体の回収をおすすめしますが、忙しい方や今すぐ処分したいという場合には、希望の日時にいつでも対応してもらえる民間の回収業者に依頼する方法がおすすめです。
回収内容についてお教えください。詳しくご記入いただくほど、精度の高いお見積もりが可能です!
不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。