エレキギターを使った音楽活動に欠かせない音響機器、ギターアンプ。
個人的に演奏を楽しむだけという場合でもエレキギターにはギターアンプが必須ですし、また、目的に応じたギターアンプを選ぶことで、ライブなどより幅広い音楽活動を行うことができます。
メーカーによりさまざまなスペックのギターアンプが販売されていますが、特に、ハイスペックモデルのギターアンプはとても高額なので、中古のアンプはとても人気があります。買い替えなどで不要になってしまったギターアンプは、中古買取がおすすめです。
アンプにはオーディオ機器に使われるものもありますが、今回はエレキギターの演奏に欠かせないギターアンプについて、お得な情報、処分方法をご紹介したいと思います!
アンプという呼び名は、amplifier(アンプリファイアー)を略したものからきています。
英語のamplify(アンプリファイ)は増幅するという意味の単語で、入力された電気信号や光、圧力、振動などに何らかのエネルギーを加えて、より大きくして出力することを意味します。
音響機器としてのアンプは、小さな音を大きくする機械です。さらに、電気信号を音に変えるスピーカーとしての役割、音を変化させるエフェクターとしての役割もあります。
アンプの歴史は1930年代に始まります。
ギターや太鼓、ピアノなどほとんど全ての楽器は、それ自体が音を出すことができるので、楽器さえあれば音楽を楽しむことができます。しかし、大勢の前で演奏する場合に、遠くの観客にまで届くほどの大きな音を出すことができませんでした。そこで、音をより大きくする装置が考え出されました。
その仕組みを最初に考え出したのが、エレキギターの老舗ブランドとして知られる、リッケン・バッカー社です。その後、フェンダーやマーシャルなど多くのメーカーが参入。さまざまな機能を備えた幅広い種類のアンプが作られるようになりました。
楽器から送られてきた電気信号を音に変え、大きくして出力する(音を出す)のがギターアンプの役目です。音をゆがませたりリズムを変えたり、変化させることもできます。
<ギターアンプの働き>
1) 電気信号を音に変える
2) 音を大きくする
3) 音を変化させる
4) スピーカーに音を送る
5) 音を出す
コンパクトなサイズのギターアンプは全て一体になっていることが多いのですが、一体型のアンプをコンボタイプ、パーツに分かれているものをスタックタイプと呼びます。
ギターアンプの中には、アンプ(1~4)とスピーカー(5)が内蔵されており、さらに、アンプ部分は3つの機能に分かれています。電気信号から音を作って大きくするのが、プリアンプ(1、2)と呼ばれる部分。音を変化させるのが、エフェクター(3)、スピーカーで音を出力する部分は、パワーアンプ(4)と呼ばれます。
アンプと聞いてまず思い浮かべるのは、エレキギターの演奏に使われるアンプ。今回のコラムでご紹介しているのも、エレキギター用のギターアンプです。
楽器の本体から音を出すアコースティックギターと違い、エレキギターには、音を共鳴させるための空洞のボディがありません。そのため、ギターから出る電気信号をアンプで音に変換する必要があるのです。
エレキギターで演奏するために欠かせない存在であるギターアンプ。国内外の多くの楽器メーカーがさまざまなブランドを展開しています。
そのほかにも、さまざまな楽器の演奏にアンプが使われており、電子ピアノやキーボードに接続して使われる、キーボードアンプ。スピーカーに接続するアンプ、電子ドラム用のアンプ、ベースギター専用のアンプなどもあります。
また、ホームシアターなどで使われる、映像と音を処理することのできるアンプは、AV(オーディオビジュアル)アンプ、オーディオアンプと呼ばれます。
国内外のたくさんのメーカー、人気ブランドのギターアンプの中から、ごく一部をご紹介します!
ギターやベースのアンプを製造販売する、イギリスのメーカー。
ジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、リッチー・ブラックモア、ピート・タウンゼントほか、世界中のアーティストが、マーシャルのアンプを使用。
・JCMシリーズ(JCM800、JCM900、JCM2000)
・JVMシリーズ(JVM410H、JVM410HS、JVM210H、JVM205H)
・VINTAGE REISSUE(復刻版)も大人気!
アメリカの楽器メーカー。エレキギター、アンプの製造販売で有名な、世界を代表する楽器メーカーであり、アメリカの3大エレキギターブランドのひとつ。
ギターだけでなく、アンプメーカーとしても高く評価されている。
・Customシリーズ
・Mustangシリーズ
・VINTAGE REISSUE(’65 Twin Reverb、’59 Bassman LTD、ほか)
エレキギター、アンプ、エフェクターなどを製造販売する、イギリスのメーカー。
ビートルズやQueenのブライアン・メイが使用していることでも知られている。
・Customシリーズ(AC30ほか)
・MV50シリーズ(MV50 Boutiqueほか)
日本の電子楽器メーカー。
シンセサイザー、電子ピアノほか幅広い楽器、音響機器を製造販売している。
・Jazz Chorus シリーズ(JC-120ほか)
・Blues Cubeシリーズ(Blues Cube Hot、Blues Cube Tourほか)
要らなくなったギターアンプは、中古買取がおすすめ!
まだ十分に使える状態のものや、有名メーカー、人気ブランドの製品は、高値での買取が期待できます。
買い替えなどで不要になったギターアンプは、廃棄処分してしまう前に、ぜひ中古買取をおすすめします。
ギターアンプは一般的なリサイクルショップで買取りが可能なので、手間なく簡単に処分したい場合は、リサイクルショップがおすすめです。また、少し手間がかかりますが、ネットのフリマサイトやオークションサイトに出品すると、より高く売ることができます。
有名メーカーの人気ブランドのギターアンプを売る場合は、中古楽器を専門に扱うお店で査定を受ける方法がおすすめです。
ハイスペックモデルや廃盤になった人気商品も、しっかり評価してもらえるので安心!また、多少の不具合があるギターアンプでも、専門店なら修理が可能なので引き取ってもらえる可能性があります。
人気ブランドのアンプを売るなら、まず、中古の相場価格を調べてみることをおすすめします。
メーカー、型番、年式からネットで検索すれば、同じ程度の中古アンプがどれくらいの金額で売られているかがわかるので、買取価格を予測することができます。見た目や使用状況によって買取価格は多少異なりますが、おおよその相場がわかっていれば、ネットフリマサイトなどに出品する際の販売価格設定にも困りません。査定を受ける際にも、妥当な買取価格かどうかを判断することができます。
エレキギターの演奏を楽しむための重要なアイテム、ギターアンプについて、人気メーカーやブランド、お得な処分方法をご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください!
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不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。