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住宅地の真ん中にポツン、ポツンと存在する空き家。
雑草や植物が生い茂っていたり、外壁や屋根が傷んだ状態で放置された空き家があると、その近隣の地域のQOL(生活の質)は著しく下がってしまいます。空き家の存在は、地域に暮らす人にとっては、事故やトラブルのもとになりかねない深刻な問題です。
しかし、所有している人にとっても、空き家問題は解決の難しい、悩ましい問題でもあるようです。
所有する空き家の対処に困っている方のために、空き家のさまざまな問題を解決する民間のサービスをご紹介します!
目次
総務省の調査によると、2018年時点での全国に存在する空き家の数は、およそ848万9千戸。日本中の住戸の10%以上が空き家の状態にあるのだそうです。
もちろん、すべての空き家に問題があるわけではなく、定期的に人が入り、きちんと管理されている空き家もあります。貸家あるいは売家として提供され、借り手や買い手がまだついていない状態の空き家もあるでしょう。
地域に悪影響を及ぼす可能性のある、社会的な問題として注目が集まっているのは、持ち主が不明、あるいは、存在を認識していながら放置されている「空き家」です。放置された空き家が、さまざまな問題や危険な状況を招いていると考えられています。
そのため、近年、危険な空き家を自治体が強制的に家屋を撤去するなどの取り組みが行われるようになってきています。
全国に存在する空き家の件数は、右肩上がりに上昇しています。
1983年の調査では、全国の空き家の件数はおよそ330万件でした。それが、1998年に576万件、2018年にはおよそ849万件となっており、今後も空き家の件数は増えていくことが予想されています。
一体なぜ、空き家はなくならないのでしょうか?
長年放置されている空き家の多くは、実家や親族などの家を相続したケースです。引っ越しをして、今まで住んでいた家をそのまま放置しているというケースもあります。
誰も住んでいない家を保存し続ける理由としては、資産として保有しておきたい、いつでも使えるようにそのままにしておきたいと考えている人が多いようです。そして、状態が悪くなっても家を残している理由としては、家を手入れしてリフォームするのにお金がかかる、取り壊すのにお金がかかる、さら地にすると固定資産税が高くなるといった理由があげられています。
いつかそこに住む予定で空き家を保管していても、今現在は離れた場所で暮らしているため、家を管理するために定期的に訪れることができない場合があります。
また、病気やケガ、高齢のため、十分な手入れができないというケースもあると思います。近くに住んでいる知り合いや親せきに頼むにしても、何年も任せっきりにするわけにはいかず、手入れが滞ってしまうケースが多いようです。
さまざまな空き家問題を解決するために行政の取り組みが進められてはいますが、すべての空き家をなんとかできるわけではありません。
空き家の管理、危険な状態の空き家の対処については、やはり持ち主が責任をもって行わなければならないということです。そこで頼りになるのが、民間の業者が提供する「空家整理サービス」です。
具体的なサービスの内容は業者によって多少異なりますが、「空家整理サービス」では、状況に応じた幅広いサービスを利用することができます。
例えば、長年放置されて荒れた空き家の片づけ、ごみの処理、修理、メンテナンス。あるいは、人が住めるような状態にするためのリフォーム工事やハウスクリーニングを依頼することもできますし、空き家を維持するための定期的な庭の手入れを行ってくれる業者もあります。
<空家整理サービスの一例>
・荒れた空き家の片づけ
・不用品の処分
・ハウスクリーニング
・家の修理
・庭の手入れ
・定期的なメンテナンス など
思い切って空き家を処分する場合、残された家財道具や不用品を処分する必要があります。そんなときは、「空家整理サービス」が便利です。
家の中に残されたものを、処分するものと残しておくものとに分別し、不用品を回収、処分。エアコンの取り外し作業や、業者によっては、まだ使える家具や家電などの買取も可能です。必要なものをまとめて指定の場所に運ぶ、引っ越し作業も依頼できます。
人が住まなくなった家は、どんどん傷んで汚れていくので、家を保存するためには定期的なケアが欠かせません。十分な時間があれば自分で掃除をすることもできますが、難しい場合は、プロに依頼する方法がおすすめです。
<ハウスクリーニングサービスの一例>
・浴室クリーニング
・キッチンクリーニング
・カビ対策ケア
・換気扇、ガス台クリーニング
・エアコンクリーニング
・庭掃除 など
セット料金や単体でのクリーニングプランから、必要に応じたクリーニングを依頼することができます。
一軒家の場合、外壁や屋根、門戸や塀などの定期的なメンテナンスが必要です。すべての業者が対応できるわけではないのですが、多くの業者が、破損個所の修理、必要に応じてリフォーム工事を行っています。
また、空き家を処分する場合は、庭木や物置の撤去作業、建物の解体作業も依頼できます。
<空家を処分する場合のサービスの一例>
・庭木の撤去、処分
・物置の撤去、処分
・建物の解体
・廃材の処分
離れて暮らしているため、持ち家を定期的に訪問することが難しいというケースはかなり多いと思います。
近隣の知り合いや親せきがときどき見てくれる場合でも、修理や修繕が必要な場所はないか、郵便受けがいっぱいになっていないか、庭などにごみがたまっていないか、庭の草木が伸びていないかなど、定期的なチェックが必要なポイントはたくさんあるので、すべてを毎回細かく見てもらうのは難しいかもしれません。
そんなときは、空き家の管理を専門に行うプロの業者に依頼する方法がおすすめです。
プロのスタッフにしっかりチェックしてもらえますし、必要なポイントだけしぼって簡単なチェックだけを行う気軽なプランも選べます。積雪のある地域では、排雪や屋根の雪下ろしサービスといった冬季のオプションサービスなど、充実したプランがそろっていますので、ネットでぜひ検索してみてください。
家と土地という資産を守るために空き家を長年維持し続けるには、税金のほか、維持管理するための高額な費用がかかります。できるだけ費用をおさえて、お金をあまりかけずに空き家を維持していくためには、どのような工夫ができるのでしょうか?
時間のあるときに、自力でできる作業を進めておくこと、家の中の物をできるだけ減らしておくことで、空き家を維持するための費用をおさえることができます。
・ごみはできるだけごみ回収に出す
・要らない家財道具を売る
・不用品をリサイクルショップに持っていく
・荷物を減らしておく
・不要な庭木を伐採しておく
空き家の管理に困っている方におすすめの、民間の業者が提供する「空家整理サービス」についてご紹介しました。
年々増え続ける空き家問題の解決に向けて、空き家を放置することへの罰則が検討されていくことが予想されます。行政や民間のサービスを活用して、早めの対策を心がけていくことが大切です。
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不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。