- 出張回収センターは創業15年、延べ332,400件以上の出張回収・買取実績を持っています。
- 不用品回収のプロが不用品の回収から解体、リユース・リサイクルに関するお役立ち情報を紹介しています。
家具、大型の家電製品、スポーツ用品や楽器、寝具などの粗大ごみ、皆さんどのように処分していますか?
粗大ごみの捨て方や回収方法は地域によって異なるので、難しくてよくわからないという方もいらっしゃると思います。そこで今回は、粗大ごみの基本的な捨て方、さまざま処分方法についてご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください!
目次
20~30年前までは、町内に粗大ごみ置き場があって、不要になった家具や家電製品などを気軽に捨てることができたことをご存知でしょうか?
粗大ごみ置き場に置かれた不用品を欲しい人が勝手に持ち帰ることもできたので、ごみ置き場は不用品を交換するリサイクルの場としての役割も果たしていました。しかし、家庭から排出されるごみの量が増え続け、ごみ処分場での受け入れが追いつかないほどになってきたことから、ごみの排出量を減らし、廃棄処分されるごみをできる限り少なくしようという取り組みが行われるようになってきました。
ごみを減らす取り組みは「3R(スリーアール、またはサンアール)」と呼ばれ、国全体の取り組みとして政府主導のもと行われています。
・Reduce(リデュース)→ ごみを減らす
・Reuse(リユース)→ 再利用する
・Recycle(リサイクル)→ 再生利用する
国内の多くの自治体で、粗大ごみを処分する場合もできる限り「リユース・リサイクル」を行い、やむを得ず粗大ごみを廃棄処分する場合は、回収手数料を払ってもらうという仕組みができあがりました。現在でも粗大ごみを無料で回収している自治体がありますが、有料の個別回収のほうが主流になっているようです。
家電製品のうち次の4種類のものは、粗大ごみとして処分することができません。そのまま廃棄処分するのではなく、メーカーが責任を持って回収し部品を再利用することが、国の法律で定められているからです。
これらの家電製品は、自治体の粗大ごみ回収は不可、ごみ処理施設への自己搬入もできませんのでご注意ください。要らなくなった場合は、利用者が責任を持ってメーカーに送り返すことが義務付けられています。
<リサイクル対象家電4品目>
・エアコン、室外機
・テレビ(ブラウン管式、液晶式、プラズマ式)
・冷蔵庫、冷凍庫
・洗濯機、衣類乾燥機
要らなくなった大型の家具や家電製品などの粗大ごみを処分するには、次の5つの方法があります。
1) 自治体の粗大ごみ回収に出す
2) 地域のごみ処理施設に持ち込む
3) 民間の不用品回収業者に回収を依頼する
4) 売る(まだ使える場合)
5) 必要な人にゆずる
最も一般的な、粗大ごみの処分方法です。
月に1回、または2週間に1回程度、粗大ごみの定期回収を行っている自治体もありますが、多くの自治体が有料の個別回収を行っています。ごみステーションなどで拠点回収を行っている地域もあります。
地域のごみ処理施設に、車で直接粗大ごみを持って行く方法です。自転車や徒歩での持ち込みはできません。
すべての自治体で行われているわけではありませんので、名古屋市以外の地域で利用する場合は事前にお問い合わせください。
民間の業者に依頼して、処分した粗大ごみを希望の日時に回収してもらうことができます。
粗大ごみの出し方がわからない場合や、タイミングがあわず利用できない場合、大型の粗大ごみを自宅から運ぶ出すことが難しい場合などにも便利です。
まだ十分に使えるものはリサイクルショップや、中古家具、中古家電などを扱うショップで売ることができます。多少不具合があっても引き取ってもらえる場合があるので、まず査定を受けてみることをおすすめします。
自宅まで来てもらえる出張査定や、写真を送るだけのネット査定、LINE査定など手軽な査定方法もあります。
まだ使える家電や家具は、必要としている人に無料でゆずってしまう方法もおすすめです。
名古屋市のケースについて、粗大ごみの具体的な処分方法をご紹介します。
名古屋市で自治体に粗大ごみを処分してもらうには、2つの方法があります。有料の粗大ごみ回収を利用する方法と、自分でごみ処理施設に持ち込む方法です。
名古屋市の粗大ごみを回収は、全て有料の個別回収になっています。
事前に電話かネットで申し込み、収集日の朝に指定された場所に粗大ごみを出しておきます。立ち会いは不要です。
1) 「粗大ごみ受付センター」に回収の申し込みをする
・電話で申し込む場合
→ 各地域の粗大ごみ収集日の1週間前までに電話すること!
・インターネットで申し込む場合
→各地域の粗大ごみ収集日の10日前までに電話すること!
2) 指定された金額の「手数料納付券(シール)」を購入する
3)粗大ごみ収集日に家の前(または、指定された場所)に出す
地域のごみ処理施設に自分で粗大ごみを持ち込んで処分してもらうことができます。手数料がかかりますが、有料の個別回収よりもずっと安い金額で処分できます。
名古屋市で粗大ごみを処理施設に持ち込んで処分してもらうには、受付とごみの処理という2つのステップが必要です。処分したい粗大ごみを用意して、2つの場所に行かなければならないという点に、ご注意ください。
1) 各地区の「環境事業所」で受付をする
2) 地域の「処理施設」に粗大ごみを持ち込む
※「環境事業所」と「処理施設」の利用時間が異なっているので、事前に問い合わせるか、名古屋市のHPなどでご確認ください。
※自己搬入ができるのは、車で粗大ごみを運べる場合に限ります。
粗大ごみの処分方法には、明確なルールがあるわけではありません。地域によって、排出されるごみの量、回収にかかる手間、処理可能なごみの量が異なるためです。
市町村などの自治体によってそれぞれのルールが定められているので、お住まいの地域のルールに従って、粗大ごみの処分を行ってください。
・定期回収
ごみステーションなどに出された粗大ごみを、定期的に回収する方法
・拠点回収
粗大ごみの回収場所を指定し、その場所で定期的に回収を行う方法
・個別回収
粗大ごみ回収の申し込みがあった家庭に、直接回収に行く方法
引っ越しでお住まいの地域が変わると、ごみの分別方法や収集の曜日・タイミング、処理可能なごみの種類なども変わってしまいます。引っ越しをしたら、市で配布されるパンフレットや、市のHPなどでごみの出し方を確認しましょう。
地域によっては分別方法がとても難しかったり、資源ごみの出し方に独自のルールが定められている場合があります。どうしてもごみ捨てが難しい場合は、慣れるまで一時的に、民間の不用品回収業者を利用してごみを処分してもらうこともできます。
家庭から出る粗大ごみの処分方法についてご紹介しました。
大切な地球環境を守るために、今後さらに、ごみを減らす取り組みが進められていくことが予測されます。できるだけ要らないものを増やさないようにしていくことで、毎日の生活もよりシンプルで暮らしやすくなり、より良い環境づくりにもつながっていきます。
回収内容についてお教えください。詳しくご記入いただくほど、精度の高いお見積もりが可能です!
不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。