知っていると便利!不用品回収を利用するときの見積もりの進め方

目次

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引っ越しや模様替えのときに出る大量のごみや、回収の手間がかかる粗大ごみや大型家電の処分、皆さんどうしていますか?

誰かに手伝ってもらえる場合や、自分で車で運べるという方は困ることはないでしょう。しかし、大型家具の処分を自力で行う場合、部屋から運び出すだけでも大変な作業です。また、仕事が激務で、ごみの細かい分別や毎日のごみ出しが難しく、通常のごみ捨てさえも滞っているという方もたくさんいらっしゃると思います。

 

そんなときに頼りになるのが、民間の不用品回収業者!ごみ屋敷の清掃などでも注目されているプロフェッショナルの技術で、家庭のごみ問題を瞬時に解決してくれます。

 

今回は、民間の不用品回収業者にごみ収集を依頼するときの手順、特に、見積もりの方法についてご紹介したいと思います。

 

 

1.民間の不用品回収業者を利用したことがありますか?

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不用品回収業者について、皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか?

ひと昔前に、アナウンスをしながら住宅地を巡回していた収集トラックのようなものだと思っているとしたら、それはかなり違います。

 

不用品やごみの回収処分は、現在ではひとつの業種として広く認知されており、多くの業者が不用品回収事業を展開しています。最近では、宅配業者や引っ越し業者といった他業種の大手事業者も不用品回収事業に参入しはじめたことで、市場規模もかなり大きくなってきました。

より多くの業者が不用品回収事業に携わることで、サービスの質も向上。利用者のニーズに合わせたより幅広いサービスが提供されるようになってきています。

 

公共のサービスではカバーしきれないニーズに対応

家庭や事業者から排出されるごみの量は年々増え続け、地球環境に大きな影響を与えています。そのため、ごみを分別して再利用し排出されるごみの量を減らすことが、緊急の大きな課題となっています。

資源として再利用できるものを分別するために、各自治体はさまざまな工夫をこらし、ごみの分別収集を実施。粗大ごみや大型家電、大量のごみなどを処分することが、とても難しくなってしまいました。

そこで、大きな注目を集めるようになったのが民間の不用品回収業者です。ごみ捨てが困難になってしまっている方や、一時的に大量のごみや大型ごみを処分したい方たちに必要なサービスを有料で提供することで、行政のごみ収集サービスだけでは対応しきれないごみ処理問題をサポート。

不用品の回収だけでなく、ごみ屋敷の清掃をはじめとする生活環境の改善などさまざまなニーズに対応し、地域にとってなくてはならない存在になっています。

 

 

2.業者に回収を依頼する際に見積もりをすべき理由

不用品回収業者に限ったことではないのですが、引っ越しや、リフォーム工事などのサービスを業者に申し込む際には、必ず見積もりが必要になります。

会社などで事業を行うときには当たり前に行われる一般的な手続きなのですが、個人で行う場合、しかもそれほど高額な料金が発生するわけでもない場合には、わざわざ見積もりをしてもらうのはためらってしまうという人は、意外と多いようです。

 

見積もりの依頼をためらってしまう理由とは?

なんとなく見積もりを敬遠してしまう理由のひとつに、断りにくくなるということがあるかと思います。

見積もりをするためには、具体的な作業内容を細かく説明する必要がありますし、多くの場合、自宅まで下見に来てもらわなければならないのでとても手間がかかります。時間や手間をかけて見積もりをしてもらったあとで、やっぱりやめますとは言いづらいと考えてしまうということが多いのではないでしょうか。

また、小規模の店舗の場合は、電話での対応に時間と人手を割く余裕がないため、無料の見積もり作業への対応が雑になってしまうということもあるかもしれません。そのため、見積もりをお願いすることをためらってしまうケースもあるようです。

 

不用品回収でも見積もりをしてもらうべき理由

とはいえ、やはり作業を依頼する前には必ず見積もりを依頼して、具体的な作業内容と、どれくらいの金額が発生するかを確認しておくことが大切です。

実は、民間の不用品回収業者の多くがネットにサイトを開設し、ごみ処理や作業にかかる料金を公開しています。具体的な回収事例を載せているサイトもあるので、希望する不用品の処分にどれくらいの金額がかかるのか、おおよその額を予想することができます。定額料金を設定している場合は、決まった金額以外の請求は発生しません。

しかし、実際に回収に来てもらったときに、予定していたトラックでは入りきらなかったり、逆に大きすぎたり、人手が十分ではなかったりというケースが起きたり、回収できない品物が含まれていることがあるかもしれません。

 

業者に申し訳ない、あるいは見積もりだけのために来てもらうことを手間に感じるという方もいらっしゃるかもしれませんが、見積もりをして書類を作成することは大切な業務のひとつなので、遠慮せずに見積もりを申し込みましょう。

あまりにたくさんの店舗にやみくもに申し込むのはNGですが、気になる業者のいくつかに見積もりを依頼して、費用を比べる方法もおすすめです。

 

 

3.不用品回収の見積もりの進め方とは?

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民間の業者に不用品回収を申し込むときは、どのように手続きを進めていけばよいのでしょうか?

 

1) 見積もりを申し込む

業者によって、電話またはLINE、メール、ネットなど、受付方法はさまざまです。決まったやり方やルールがあるわけではないので、電話でもメールでも、利用者にとってやりやすい方法で申し込みをすることができます。

ホームページで受け付けている場合もあるので、スマホから直接申し込むこともできます。

 

2) 見積もりの日時を予約する

無料の見積もりを申し込み、見積もり作業を行う日時を予約します。

ほとんどの場合、見積もりは無料です。見積もりだけで不用品回収を申し込まなかった場合は、お金はかかりません。ホームページやチラシなどに見積もり無料と書かれていない業者でも、見積もりだけでお金を請求されることはないのですが、心配な場合は見積の申し込み時に確認することができます。

ネットやメールで申し込むと、業者から確認の電話がかかってくるケースが多いようです。

 

3) 指定の日時に見積もりに来てもらう

担当者が直接自宅に来て、回収する品物や作業内容を確認し見積もりを行います。

見積もりだけでその日は帰ってもらうこともできますし、可能な場合はその場で回収してもらうこともできます。少量の回収の場合は、見積もり時に回収するケースが多いようです。

電話で事前におおよその見積もりをしてもらえる場合もあります。

 

4) 作業内容、金額を確認して契約をする

見積もり内容に納得できない場合は、その場で断っても大丈夫です。他社の見積もりと比較する場合は、後日、申し込むかキャンセルするかの連絡を入れましょう。

見積もりが終わり提示された料金に納得できたら、契約を結びます。作業内容と金額が書かれた契約書を作成してもらい、その場で、あるいは後日回収作業を行います。

 

5) 支払い

支払いは通常、全ての作業が終わったあとに行います。見積もりの際に前払いを要求されるケースはあまりないようです。

 

不用品回収の一般的な申し込み方法、見積もりの依頼方法についてご紹介しました。業者によって方法はさまざまなので、電話一本ですべて完了する場合あります。見積もりは行っていないという業者もあるかもしれません。

不安な場合は、きちんと断るという姿勢を取ることが大切です。

 

 

4.まとめ

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民間の不用品回収業者を利用する場合の、見積もりの依頼の仕方、具体的な手順についてご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください!