不用品を処分するにあたって悩みの種になるのが楽器です。
学生時代、大切に使っていた愛着のある楽器や高いお金を出して購入したものはもう使わないと分かっていても、処分しにくいですよね。
ごみとして捨てるのはもったいないし、心苦しい。誰かが使ってくれればいいのだけれど……。そんなときは楽器の買い取りを依頼してみてはいかがでしょうか?
不用品回収業者や楽器店の買い取り部門でも買い取りの対象外としているものがあります。対象外になっていることが多いのは
・アコースティックピアノ
・エレクトーン
・オルガン など。
電子楽器については製造後10年以上経過しているものはほぼ、買い取りの対象外になります。また、コピー品や安価な練習用楽器、破損のひどいものなども買い取り対象外です。
中古市場で年間を通して需要あるのが、お子さんの練習用に中古の電子ピアノが欲しいというニーズです。
電子ピアノのなかには木製鍵盤でアコースティックピアノに近いタッチや音質にこだわったものがあり、大人になってから音楽を始めたという方にも人気があります。
ヤマハのクラヴィノーバやアリウス、ローランド社の電子ピアノも入荷まちが多い人気機種です。
また、「機種は問わないので、白い電子ピアノがほしい」といったニーズも。特にコルグLPシリーズの白い電子ピアノは入荷待ちをしている人が多いのだそう。機種によっては買い取りの価格がかなり異なってくることがあります。
さらにお子さんの成長に合わせて高さが変えられる付属品の椅子が残っていると高額買い取りの対象に。電子ピアノの処分にお困りの方は、まず無料査定を依頼してみてはいかがでしょうか。
少しでも高く買い取りしてもらうためには、楽器をきれいな状態にしておくことがポイントです。
付属品などがあれば、揃えておくようにしましょう。マウスピースや弦楽器の弦など、もともと取り換え可能なものはなくてもOKです。
中古の楽器は動かないものでも買い取り後、修理調整してから販売するため、そのまま買い取ってもらうこともできます。木管楽器や金管楽器のキーやピストンなど、パーツが動かない場合もメンテナンスして売るところがほとんどです。
ただし、木製鍵盤や人気機種の電子ピアノなどは修理をしてから買い取りしてもらった方が、修理費用を含めてもお得になることがあります。
念のため、動作不良のある楽器を査定してもらうときには「修理をしてから買い取りを依頼する場合と、そのまま買い取りをしてもらう場合の金額」を両方、確認してみてもいいでしょう。
楽器の買い取りというと、楽器専門店でないと受け付けてくれないイメージがありますが、最近では不用品回収業者でも楽器専門に査定をするスタッフをおいているところが増えています。
自分では価値がないと思っていた楽器やもらいものの楽器でもきちんと査定してくれるスタッフのいる業者に査定依頼すれば、思わぬ金額で買い取ってもらえるかもしれません。
最近では、画像を添付したメールやLINEでおおまかな査定をしてくれるところも。これなら重い楽器でも安心ですね。
リサイクルショップなどでは楽器の価値が分からず、買い取りしてもらえなかったり、買いたたかれてしまったりする可能性があるため、事前に楽器の買い取りを行っている業者かどうか、まずは確認してみることが大切です。
買い取り実績などをチェックして楽器の買い取りが多ければ、正しく査定してくれるスタッフがいると思っていいでしょう。
使わない楽器が複数ある場合や楽器以外の不用品がある場合、まとめて買い取り査定を依頼してみましょう。その方が1点1点の買取価格が高くなることもあります。
楽器の種類やメーカー、年式などによって大きくことなる楽器の買い取り価格ですが、一般的な相場を紹介しましょう。
ローランドデジタルピアノ | 8,000円 |
YAMAHA電子トランペット | 9,000円 |
YAMAHA電子ピアノ | 18,000円 |
タカミネ アコースティックギター | 12,000円 |
鈴木バイオリン ヴィオラ | 9,000円 |
有名な楽器作家が手がけた楽器やヴィンテージ的価値がある楽器はその分、高額で買い取りしてもらえます。
ただし、査定に時間がかかるため、余裕を持って依頼するといいでしょう。また、持ち運び可能な楽器は持ち込みすると、その分高く買い取ってもらえることが多いようです。
この他、楽器以外でもターンテーブルやスピーカー、DJミキサーなどの音響機器も人気が高く、買い取りを強化している業者が増えています。
まずは自治体のホームページなどで、処分したい楽器が「粗大ごみ」なのか「可燃ごみ」になるのか確認してみましょう。
アコースティックギターなどは解体すれば、可燃ごみとして出すことも可能です。キーボードは粗大ごみの対象となり、ピアノは販売店に相談して処分するようにとなっています。
買い取りしてもらえなかった楽器を粗大ごみに出す場合、大きな楽器は自分で搬出することが難しいものもあるでしょう。
解体できない管楽器や弦楽器などは粗大ごみの回収費用として、300~700円程度の費用がかかります。それ以外の楽器でどのように捨てたらいいのか分からないものに関しては、環境局事業部廃棄物指導課などに連絡してアドバイスしてもらいましょう。
粗大ごみとして出すことのできない楽器の代表がエレクトーンです。
エレクトーンは買い取りの対象外としている業者が多く、買い取りが難しい楽器のひとつ。さらに重量が100キロ以上あるため、自分で搬出するのはまず不可能。さらに通電して使用するエレクトーンは焼却処分ができないため自治体では処理していません。
エレクトーンを処分したい場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。
ただし、2名以上の作業員が必要なこともあり、運搬費用と処分費用を合わせると料金の相場は15,000~20,000円くらいになってしまうことが多いようです。集合住宅の上層階に住んでいる場合はさらに作業費用がかかります。
すべての楽器ではありませんが、エレクトーン以外の電子ピアノなど一部の楽器は楽器メーカーが無料で回収し、海外や国内の子どもたちが使用できるよう、修理・調整するというリサイクル活動をしていることがあります。
ただし、このようなリサイクルができるのは楽器メーカーとしての技術ノウハウがあってこそ。不用品回収業者などで「無料で引き取りします」というところは、後から料金を請求されることもありますので、利用しないようにしましょう。
大事に使用していた楽器をそのまま処分したり、粗大ごみに出したりするのは悲しいですよね。
自分が使わない楽器でも、誰かの役に立ってくれたら嬉しいもの。また、中古でも人気がある機種や希少価値のある楽器だった場合、思っていたより高額で買い取りしてもらえることがあるかもしれません。
最近は不用品回収業者でも楽器の買い取りに力を入れているところが多いので、まずはメールやLINEで査定依頼をしてくれる業者選んで利用してみてはいかがでしょうか。
回収内容についてお教えください。詳しくご記入いただくほど、制度の高いお見積もり可能です!
不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。