香水の正しい捨て方と注意点を解説!捨てずに活用する方法も紹介

目次


  • お気に入りの香りを身にまとうことで幸福感を得られる
  • 日によって香りを変えることで気分転換できる
  • リラックス効果を得られる

などたくさんのメリットがある香水ですが、「中身が液体」「容器にさまざまな素材が使われている」「蓋が固くて簡単に外れない」ということもあってなかなか処分できずため込んでいる、という方も多いのではないでしょうか。

今回のコラムではそんな香水の正しい処分の方法や注意点をお伝えしていきます。

捨てるのがもったいない、という方のために香水を捨てずに活用する方法も併せてお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください!

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香水には使用期限がある!確認する方法は?


食品と違って腐るものでもないし、と何年も取っておきがちな香水ですが、実は使用期限があることをご存知でしょうか?

パッケージやラベルに使用期限が明記されているわけではありませんが、一般的に香水の使用期限は未開封のもので3年、開封したものであれば1年程度といわれています。

もちろん上記の使用期限は目安のため、それを過ぎたらすぐに使えなくなる、というわけではありませんが、温度変化が激しい場所や直射日光が当たる場所に置いておくなど、保管状況が悪ければ使用期限よりも早く劣化する可能性もあります。

定期的に、持っている香水に以下のような変化がないかを確認してみるのがおすすめです。

  • ツンとしたにおいがする
  • 酸化した油のにおいがする
  • 容器内部にカビが生える
  • 液体が濁る
  • 液体が黄色や飴色に変色する

香水が劣化すると、元の香りが楽しめなくなるだけでなく、塗布した肌にかゆみや、肌荒れなどのトラブルが起こる可能性があります。「高かったから・・・」「まだ半分以上中身が残っているから・・・」と思って捨てられないということもあるかもしれませんが、使用期限を過ぎた香水、劣化した香水は早めに処分したほうがいいでしょう。


正しい香水の捨て方


使用期限が過ぎ、劣化してしまった香水は早めに処分してしまいましょう。

ここからは、香水を正しく処分する方法と注意点を順番に確認していきます。


①道具を準備して、必ず換気をする

香水瓶を分解するには以下のような道具が必要になりますので、事前に準備しておきましょう。

  • マイナスドライバー
  • ニッパー
  • 軍手
  • 新聞紙やシート
  • いらない布や紙
  • ポリ袋やジップロックなど、密封できる袋

また、閉め切った部屋で作業すると、香水のにおいが充満して気分が悪くなってしまう可能性も。かならず換気をしながら作業するようにしてください。


②スプレー部分を取り外す

化粧水が入っているスプレー容器のように、ひねってすぐに開くようなものであれば処分は簡単なのですが、香水瓶は中身が漏れるのを防ぐためにスプレー部分がすぐ取り外せないような造りになっています。

そのため、分解は「マイナスドライバー」や「ニッパー」といった工具を使用しておこないます。

作業の途中で誤って瓶を割ってしまったり、工具でケガをしてしまったりする可能性があるため軍手を必ず着用し、床にキズや汚れがつくのを防ぐため新聞紙やシートを敷いてから作業に取りかかりましょう。

作業の手順は以下のとおりです。

  1. ボトルと金属のつなぎ目の部分にマイナスドライバーを差し込む
  2. テコの原理を使い力を加え、金属のパーツを持ち上げて隙間を作る
  3. 隙間にニッパーを差し込み、金属パーツに縦に切り込みを入れる
  4. 切り込みから金属パーツを外していく


③中身を捨てる

スプレー部分を取り外したら「ポリ袋やジップロック」「要らない紙や布」を用意し、中に入っている液体を処分します。

手順は以下のとおりです。

  1. ポリ袋やジップロックの中に要らない紙や布を入れる
  2. 袋の中に香水瓶を入れ、紙や布に中身をしみ込ませる
  3. 袋の口をしっかりを閉めて「可燃ごみ」として捨てる

量が多い場合はそのぶんにおいがきつくなってしまうため、においが漏れるようなら袋を二重にするか、数回に分けてごみに出しましょう。


④パーツを分別してごみに出す

中身を捨てることができたら、あとはパーツを分別し、決められた収集日にごみに出して処分は完了です。

一般的に、香水瓶やその周りのパーツは以下のように分別されることが多いですが、自治体によっては瓶ににおいが付いているかどうかで分別が変わることもあるなど、分別方法はさまざまです。

必ずお住まいの自治体の指示に従うようにしてください。

香水瓶(ガラス製)びん(資源ごみ)
不燃ごみ
割れ物
香水容器(プラスチック製)匂いや汚れが付いていなければ容器包装プラスチック
可燃ごみ
キャップ可燃ごみ
容器包装プラスチック
金属製の留め金不燃ごみ
金属ごみ など
香水をしみ込ませた紙や布可燃ごみ


絶対NG!間違った香水の捨て方


ここまで「正しい香水の捨て方」をご紹介してきました。スプレー部分を工具で取り外したり、パーツをそれぞれ分別して捨てたりとちょっと面倒だな、もっと楽に捨てられる方法はないかなと思われた方もいるのではないでしょうか?

しかし、面倒だから、少量だからといって適当に香水を処分をすると、捨て方によっては大きなリスクが伴います。リスクを避けるためにも正しい処分をしなければなりません。

ここでは、香水を捨てる際に絶対やってはいけない「間違った香水の捨て方」とそのリスクをご紹介します。


間違った香水の捨て方①中身ごとごみに出す

香水はガラス製の香水瓶、プラスチック製のスプレー部分やキャップ、留め金部分の金属などさまざまな素材が使われています。瓶や他のパーツ、中身を分けるのが面倒だからといって、「香水瓶を中身ごと可燃ごみや不燃ごみに出す」のは絶対NGです。

そもそも可燃ごみにガラスでできた香水瓶は捨てることができませんが、それを無視して中身ごと可燃ごみに出してしまった場合、パッカー車(ゴミ収集車)に回収される際やゴミ処理施設での処分の際に香水に含まれているアルコールが発火する恐れがあります。

香水の中身が少しだったとしても、一度発火すると周りの燃えやすいものに引火して、より大きな火事に発展してしまう可能性もあり、大変危険です。

そのほか、以下のようなリスクもあります。

  • ごみの収集スタッフが割れたガラスでケガをする
  • 瓶が割れ、においがゴミ捨て場に漏れ出しトラブルになる
  • パッカー車(ゴミ収集車)に匂いが染みつく
  • 香水瓶以外のごみも回収不可になり、そのまま置いて行かれてしまう

面倒でも、きちんと中身を処分してパーツごとに分別し、捨てるようにしましょう。


間違った香水の捨て方②中身をトイレやシンクに流す

「香水の中身をトイレやシンクに流す」という方法も間違った捨て方です。

香水といっても結局は液体なんだから、トイレやシンク、お風呂の排水溝に水と一緒に流してしまえばいいのでは?少しならいいよね?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかしその方法で香水を処分してしまうと、

  • 香水の匂いがシンクから取れなくなる
  • 香水に含まれる成分が配管を傷める原因に
  • 匂いが部屋に充満し、体調不良を引き起こす
  • 香水が川に排水され環境破壊につながる

といったリスクがあります。

中身を紙や布にしみ込ませるのは面倒ではあるのですが、「正しい香水の捨て方」でお伝えしたとおりに、安全な方法で香水を処分するようにしてくださいね。


香水を捨てずに活用する方法


中身が劣化してしまった香水は捨てるしかありませんが、買ってみたものの匂いが好きではなかった、つける機会がないといった理由でまだ使用期限を過ぎていない香水を処分したいなら、以下のような方法でも処分が可能です。

  • リサイクルショップで売却
  • フリマアプリ・ネットオークションに出品
  • 人に譲る
  • ルームフレグランスやアロマバスとして使う

それぞれの方法を確認してみましょう。


リサイクルショップで売却する

残量が半分以上で、開封してから1年経っていない香水であれば、リサイクルショップで売却が可能です。

特に以下のような高級ブランドの香水は元値が数万円以上するものも珍しくないため、高価買取が期待できます。

  • BVLGARI (ブルガリ)
  • Christian Dior(クリスチャン ディオール)
  • Tiffany & Co.(ティファニー)
  • HERMES(エルメス)
  • CHANEL(シャネル)
  • JO MALONE LONDON (ジョーマローン ロンドン)
  • TOM FORD (トム フォード)

使用済みの香水が買取対象かどうか、また残量がどれくらいあれば買い取ってもらえるかは店舗によって違いがあるため、査定を受けに行く前に電話やメールで事前確認しておくのが安心です。

また、香水をリサイクルショップでより高く買い取ってもらいたいなら、

  • 香水を専門で扱うリサイクルショップに売却する
  • 複数の店舗で査定を受ける
  • 購入時についていた箱など付属品を揃えて売る
  • 何種類か香水をまとめて売る
  • 香水瓶についた汚れをきれいにしておく
  • できるだけ早く売る

といった点を意識してみるのがおすすめ。これをやるのとやらないのでは数千円の差が出ることもありますので、査定前にはぜひ試してみてください。


フリマアプリ・ネットオークションに出品

まだ使える香水をお持ちでしたら、メルカリ、ヤフオク!といったフリマアプリ・ネットオークションでの売却もおすすめです。

自分で価格を設定できるため、高級ブランドの香水をリサイクルショップより高く売りたいという場合や残量や使用期間が原因でリサイクルショップで買取を断られた香水も、フリマアプリ・ネットオークションなら売れる可能性があります。

また、リサイクルショップではほぼ買い取ってもらえない中身がわずかな香水や空瓶も、インテリアに使ったりハーバリウムなどのハンドメイドに使用したりする目的で売れることがあります。

中身が少ない、空になったからといって捨ててしまうのではなく一度出品してみてはいかがでしょうか。

不用品を手軽に処分できて便利なフリマアプリ・ネットオークションですが、

  • 出品・梱包・発送は全て自分で行う
  • 送料と手数料がかかる
  • すぐに売れるわけではない

というデメリットもあります。

特に手数料については、アプリごとに設定されている金額が異なっているため注意が必要です。

よりオトクに売りたいのであれば手数料が安いアプリを利用するなど、売却した場合の手数料も考慮しつつ販売額を決めるようにしましょう。

フリマアプリ
ネットオークション
手数料
メルカリ販売価格の10%
楽天ラクマ商品価格の6.0%(税抜)
PayPayフリマ販売価格の5%
ヤフオク!Yahoo!プレミアム会員 8.8%(税込)
Yahoo!プレミアム会員登録なし 10%(税込)
モバオク月額利用料330円 または 360円/月(税込)が必要
販売手数料、売上金の振込(入金)手数料は不要
※2023年12月現在


人に譲る

知人や友人、家族に香水を譲って、使ってもらうという方法もあります。

捨てるよりも再利用してもらう方がエコですし、処分の手間や費用もかからないのがうれしいですよね。

しかし譲ることができるのはまだ使用期限が来ていない香水のみという点を忘れないようにしましょう。

古いものを譲ってしまったり、また、必要としていない人に無理に押し付けたりすると、譲った後に要る要らないのトラブルになってしまう可能性も。

トラブルを防ぐため、譲る前には香水の残量や使用期間などを、きちんと譲る相手に伝えておくことが大切です。


ルームフレグランスやアロマバスとして使う

使用期限が近く、売ったり譲ったりできなかった香水は、

  • 直接リードディフューザーを香水瓶に入れる
  • コットンに香水を染み込ませ、レースの袋などに入れてサシェにする

といった方法でルームフレグランスとして再利用することもできます!

香りが強すぎる場合は、無水エタノールで薄めて好みの香りになるよう調整することもできるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

そのほかにも、香水の再利用にはいろいろな方法があります。

  • 手紙やハンカチの香りづけにつかう
  • お風呂に香水を数滴垂らしてアロマバスに
  • オイルに香水を混ぜてヘアコロンにする
  • 空瓶はインテリア雑貨にもなる
  • ハーバリウムなどのハンドメイドに空瓶を使用するのも◎

インターネットで「香水 活用」と調べるとたくさんの活用法やアレンジの仕方を見つけることができます。

処分の前には一度、調べてみるのをおすすめします。


不用品回収業者であれば香水をまとめて処分できる


「長年コレクションしていた香水をまとめて捨てたい」「中身が残ったままの香水の処分に困っている」といったお悩みがあるときにおすすめしたいのが、不用品回収業者に依頼して回収してもらうという方法です。

不用品回収業者であれば、面倒な香水瓶の分解・分別がすべて不要になるほかにもこれだけのメリットがあります。

  • 香水以外の不用品もまとめて回収OK
  • 査定と買取もしてくれる
  • 早ければその日に回収してもらえる
  • 年中無休で対応してくれ、夜間でも作業してくれる

処分したい物が多ければ多いほど定額プランや載せ放題プランを利用できオトクになるため、断捨離後や実家のお片付けでたくさんの不用品があるときなどに特におすすめしたい方法となっています。

便利な不用品回収業者ですが、輸送中にこぼれて他の物を汚損してしまう可能性があるという点から「液体は取り扱い不可」としている業者もいるため注意してください。

その場合は代行サービスを利用して処分が可能な場合もありますので、あきらめずに問い合わせをしてみるといいでしょう。


悪徳業者に注意

不用品回収業者を利用する際には悪徳業者とのトラブルにご注意ください。

どの業者もだいたい同じようなサービスだろうからなるべく安い方に頼もう、と費用を第一条件にして業者を選ぶと、

  • 無料のはずが、荷物の積み込み後に追加料金を要求された!
  • 回収された不用品を不法投棄されてしまった!
  • 回収されたものが違法な手段で売却された
  • 持って行かれたくないものまで無理やり回収された

といったトラブルに巻き込まれる恐れがあり、大変危険です。慎重に業者選びをおこなう必要があります。

(参考:国民生活センター不用品回収サービスのトラブル

悪徳業者と優良業者を見分けるには「相見積もり」が有効です。

複数の業者からとった見積書の内容を比較すると料金の相場を知ることができるので、業者が不当な請求をしていないか確認できるほか、同じサービス内容でより費用が安い業者を選ぶことができます。

電話やメールだけで見積もりをとって、実際現地で作業した後に追加料金を上乗せしてくる業者も存在しているので、訪問して見積もりを取ってくれる業者を選ぶようにしてください。

そのほか、業者選びには

  • 口コミを確認する
  • 電話口の対応を判断材料にする
  • 業者の作業実績を確認してみる
  • 業者のブログを見てみる
  • ホームページを見て作業する人の顔を確認する

といった方法もおすすめです。

忙しいときには、複数の業者と連絡をとるのは非常に手間ではあるのですが、そこを確認しなかったせいでトラブルに巻き込まれてしまっては元も子もありません。

お伝えしてきた注意点を確認しつつ、優良な不用品回収業者に依頼できるようにしてくださいね。

▼業者選びについて詳しくはこちらのコラムをどうぞ


まとめ


今回のコラムでは、香水の使用期限や正しい処分方法、捨てずに香水を活用する方法など幅広くお伝えしてきました。

なかなか使い切るのが難しい香水ですが、実は使用期限があり、時間が経つと中身が劣化してしまいます。開封したものはなるべく早く使い切るようにし、使わないものはできるだけ早く売る、劣化したものは早く処分することが大切です。

スプレー部分が固い香水瓶は分解や分別に少しだけ手間がかかります。面倒だからといって適当に処分をすると思わぬトラブルになることもあるため、この記事を参考にしていただき、適切な手順で処分ができるようにしてくださいね。

香水は自分でも捨てられますが、「中身が入ったままの香水がたくさんあって処分に困っている」「香水やそのほかの不用品をまとめて処分したい」という場合には不用品回収業者の利用がおすすめです。

香水瓶の面倒な分解・分別をすべてスタッフにお任せでき、処分にかかる時間と手間をなくすことができます。

香水のような液体については業者によって対応が違うこともありますので、まず無料見積もりを依頼して費用やサービスについて確認してみてはいかがでしょうか。

弊社、出張回収センターでも香水の回収・買取を行っています。

余った香水の処分にお困りでしたら、ぜひ一度ご相談ください!