そもそもなぜ
ゴミ屋敷になってしまうの?
ゴミ屋敷や汚部屋は、実は他人事ではありません。昼夜を問わず働き、核家族化が進む現代社会では、誰もがゴミ屋敷化に陥りやすい傾向にあります。
一般的に、ゴミ屋敷になりやすい人といえば、高齢者やニートの若者のイメージが強いですが、当社の経験や調査では、働き盛りの現役世代から多くの依頼があるのです。なんと、最も依頼が多かったのは、「看護師」続いて「医師」「教師」など。社会的に責任のかかる仕事をされていたり、ストレスが強くかかる方、激務で家にいる時間が少ない方に多い傾向がありました。
また、以下のような問題がきっかけとなり、ゴミが捨てられなくなってしまったという方もいらっしゃいます。
ゴミ屋敷の原因(自社分析)
時間的な問題・夜勤でゴミ捨ての時間に間に合わない ・昼夜逆転の生活 |
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体力的な負担・仕事で疲れていて、自炊する気力がなくコンビニ食が中心 ・高齢、病気、障害などで、日常的に片付けやゴミ出しができない |
精神的な面・ゴミの仕分けがわからず、間違えて出したら近所の人に怒られてトラウマになった ・仕事などで緊張やストレスが強く、家では何もしたくない ・戦争体験から、もったいない精神が出て捨てられない ・死別や離婚、失業、貧困による失望、ショック ・生きる気力が失せることで、自ら自身の世話をしなくなる、セルフネグレクト |
社会的な面・ネット通販の普及、過剰梱包、コンビニの利用 ・単身世帯、核家族化、独居老人の増加 |
障害・病気・ADD、ADHDなどの精神障害、ホーダー、強迫性障害 ・認知症、うつ病、PTSD ・あらゆる病 |
このように、「だらしがないから」「気持ちの問題」などではなく、現実に片付けできない状況と重なってしまっただけで、誰にでもゴミ屋敷状態になる可能性はあるのです。
とはいえ、ゴミやモノに囲まれたゴミ屋敷生活を続けるのは、健康や精神を蝕みますし、なにしろ金銭面での負担も増える一方です。ゴミの量が膨らむほど、管理会社から「立ち退き」や「強制退去」の勧告を受けるリスクも高くなります。また、ゴミの重量や汚損などで、原状回復の修繕費がかかったり、壁や柱など構造部分を破損・腐敗させてしまうと、「損害賠償請求」にまで発展する可能性も増えてしまうのです。
そんなことになる前に、今のうちに一気に片付けてしまいましょう。出張回収センターなら、費用を抑えたご提案もできますし、万が一原状回復が必要な場合も、提携リフォーム業者と一緒に「割安な修繕」を行うことも可能です。