使用済みマットレスは売れないって本当?中古マットレスのお得な処分方法と注意点を解説!

目次

1868739 m

みなさんは、質の良い睡眠をとれていますか?

人によって適した睡眠時間は異なりますが、人間が一生でとる睡眠時間は、人生の3分の1ともいわれています。そう考えてみると、上質な睡眠をとることがいかに重要かがわかりますよね。

そして上質な睡眠に重要なのがマットレスです!

近年では、腰が痛い方には寝返りのうちやすい高反発マットレス、体重や体格に合わせた硬さのマットレスなど、体のお悩みを解決する高品質なマットレスが多数発売されています。

素材や大きさにもよりますが、数千円程度で手に入れられるマットレスから、高品質なもの、オーダーメイドのものだと価格が10万円以上するマットレスなど、価格帯もさまざまです。

最近では、購入前にお試し期間を設けているメーカーなども多くありますが、ちゃんと選んだつもりでも、実際に寝てみたらマットレスが体に合わない!・・・なんてことも。

あまり使用していないマットレスであれば、処分するのはもったいないし売却を検討される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回のコラムでは、売却できるマットレスの特徴や、マットレスを実際に売却する方法、売却できなかったマットレスを廃棄する方法などを詳しくご紹介していきます!

引っ越しや、買い替えなどさまざまな理由でマットレスを処分したい方にも役立つコラムとなっておりますので、ぜひ参考にしてみてください!

▼こちらのコラムもおすすめです▼

1.マットレスの種類と寿命

25821213 m

ちなみに、マットレスの種類にはどんなものがあるかご存じでしょうか?

マットレスのサイズや材質によって、購入時の金額、また売却時の金額も大きく変動します。

売却方法の話をする前に、基本的なマットレスの種類と材質について確認してみましょう。

マットレスのサイズ

マットレスのサイズは、

  • スモールシングル
  • シングル
  • セミダブル
  • ダブル
  • ワイドダブル
  • クイーン
  • キング

といった表記となっています。大体の大きさは一緒ですが、それぞれの幅や長さはメーカーによって多少違いがあります。

購入する際はシングル・ダブルなどの表記の他、きちんと寸法を確認した方がいいでしょう。

マットレスの値段は、サイズが大きくなるにつれて高額になっていきます。

スモールシングルやシングルサイズが一番安く、キングサイズの値段はシングルの倍近くになることも。

中古マットレスではスモールシングルやかなり大きいキングサイズなどのマットレスは需要が少なく、買い取りが難しいケースもあるようです。

マットの種類による価格と寝心地の違い

マットの素材・種類は大きく分けて6種類です。

  • ボンネルコイル
  • ポケットコイル
  • 高反発ウレタン
  • 低反発ウレタン
  • ファイバー
  • ラテックス

連結したスプリングで体を支えるボンネルコイルマットレスは低価格ですが、寝返りのたびにベッド全体が揺れるという難点があります。

ポケットコイルマットレスは寝心地の良さが特徴ですが、比較的高価。好みに合わせて固さを選べるウレタンタイプのマットレスは、通気性の悪さからカビが生えやすく、劣化が早いという特徴があります。

そのほか、体圧分散性(体にかかる圧力を分散することで、頭や腰などの負担を和らげる性質)が高いラテックス、通気性に優れたファイバー素材など、それぞれの素材でメリットとデメリットがあり、価格も大幅に変わってきます。

実は消耗品?マットレスの寿命

サイズも大きく処分が大変なことから、一度買ったらなかなか買い替える機会のないマットレス。

人気メーカーのものや、体格に合わせて作られたオーダーメイドのものなどはかなり高額になるものも多いため、ずっと使い続けている方も多いかもしれません。

しかし、マットレスは実は消耗品ということをご存じでしたか?

マットレスのコイルの種類にも左右されますが、一般的なマットレスの寿命は5年~8年程度。日々のメンテナンスをきちんとしているマットレスでも、寿命は10年程度とされています。

寿命をむかえ、買い替えを検討した方がいいマットレスの特徴には以下のようなものがあります。

  • マットレスにへこみがある
  • スプリングがきしむ音がする
  • クッション材が消耗し、体にスプリングが当たる
  • 寝心地が悪い

劣化したマットレスで眠ることで睡眠の質が落ちてしまったり、体を痛めてしまうこともありますので、上記のようなマットレスは早めに処分・買い替えることをおすすめします。

2.マットレスは売れない?!その理由とは

23720679 m

不要なマットレスの売却方法について話をする前に、マットレスの中古需要について確認しておきましょう。

マットレスは肌に触れるもののため、使用済みのマットレスは基本的に買い取ってもらえないと考えておいたほうが良いでしょう。

人は睡眠時、一晩でコップ約1杯ほどの汗をかくと言われています。

シーツや敷パッドを使用していたとしても、どうしても汗や皮脂などで汚れやすいこと、さらに使用することでクッション材などが消耗することからも、使用済みのマットレスを求める人が少ないのが現状なのです。

リサイクルショップは特にその傾向が強く、マットレスが大きくて場所をとることからも、店頭に使用済みの中古マットレスが並ぶことはほとんどありません。

なお、

  • 折り畳み式のマット付簡易ベッド
  • ウォーターベッド

など特殊な形状のものも需要が少ないため、買い取りできないケースが多いようです。同じ理由で、オーダーメイドのマットレスも、個人の体格に合わせたつくりをしていることから買取不可になることが多いです。

購入時の値段が高価なだけにもったいない気がしますが、

  • 使用年数が長いマットレス
  • 汚れたマットレス
  • 特殊な形状のマットレス

などは買取不可の可能性が高くなることを押さえておきましょう。

中古で買い取ってもらえるマットレスとは?

使用済みでは買取不可になる可能性が高いマットレスですが、製品や状態によっては使用済みでも買い取ってもらえることもあります。

買い取ってもらえるマットレスの特徴を確認していきましょう!

新品・新品に近いマットレス

購入したはいいものの、硬さが体に合わず使っていないマットレスなど、数回使用しただけの新品に近いマットレスは売却できる可能性があります。

新品に近ければ近いほど、高額で買い取ってもらえる可能性が高くなりますので、体に合わないな・・・と思ったら無理して使い続けず、売却を検討するのがおすすめです。

新品でも、ノーブランドの製品は安価で取引されやすくなりますので注意しましょう。

人気メーカー・有名ブランドのマットレス

使用済みのマットレスでも、やはり人気メーカー・有名ブランドのものは人気が高く、需要があるため売却できる可能性が高いです。

マットレス市場で人気のメーカー・有名ブランドは以下のようなものがあります。

  • FRANCEBED(フランスベッド)
  • SIMMONS(シモンズ)
  • Tempur(テンピュール)
  • REGALIA(キングスタウン・レガリア)
  • airweave(エアウィーヴ)
  • Serta(サータ)
  • Sealy(シーリー)
  • 無印良品
  • NITORI(ニトリ)

お手持ちのマットレスが上記のような人気メーカー・有名ブランドのものであれば、売却できるかもしれません。廃棄する前に一度査定を受けてみることをおすすめします。

マットレスを中古で売却する方法4選!

24857058 m

状態の良いマットレスや、人気メーカー・有名ブランドのマットレスは高価買取が期待できます!

使用済みのマットレスについてはリサイクルショップでの売却は難しいため、そのほかの売却手段について見ていきましょう!

マットレス・ベッド専門店で買い取ってもらう

マットレスや、ベッドを専門で買い取っている専門店に査定・買取を依頼する方法です。

買取方法は店舗によって異なりますが、マットレスのサイズの大きさや重さを配慮し出張買取や宅配買取に対応している店舗が多くなっています。

マットレスのみでも買い取ってくれますが、ベッドのフレームや羽毛布団まで買い取ってくれる店舗もあるため、寝具を一気に買取に出したい場合も便利な方法となっています。

マットレスに詳しい専門のスタッフが、メーカー・ブランドの価値も理解したうえで査定してくれるため、安心して依頼できるのもポイントです。

使用済みでも買取してもらえますが、壊れたものや汚れがひどいものは買取不可となるので、まず査定を受けてみることをおすすめします。

デメリットは、店舗数が少なく、対応エリアが限られる場合があるという点、宅配買取でマットレスを引き取ってもらい、その後査定金額に納得いかずキャンセルになった場合、返送代金がかかる場合があるという点です。

のちのちのトラブルを防ぐために、事前に対応エリアや宅配買取の送料等を確認しておきましょう。

家具買取専門店で売却する

家具の買取専門店でマットレスを売却する方法もあります。

こちらも状態の良いマットレスや、人気メーカー・有名ブランドのマットレスが対象で、汚れのあるものやノーブランドの製品は買取不可となる可能性が高いです。

また、家具買取専門店の店舗によってはマットレスの修理やメンテナンスを行っており、その場合はすこしシミや破れがあっても対応可能なことも。

そもそもマットレスの買取に対応していない店舗もあるため、ホームページを見てマットレスの買取項目があるかどうか確認したり、電話やメールで買取実績があるかどうか問い合わせておくと安心です。

マットレスは持ち運びが大変なので、自分で持込ができない場合は出張買取があるかどうかも問い合わせの際に確認しておきましょう。

その場合、出張費や搬出代などが別でかかるかどうかも併せて確認しておくと、出張買取当日のトラブルを防ぐことができます。

フリマアプリ・ネットオークションに出品する

メルカリなどのフリマアプリやヤフオクといったネットオークションでマットレスを売却する方法です。

フリマアプリやネットオークションでは、状態がきれいでも使用済みということで買取不可となってしまったマットレスや、特殊な形状のマットレスでも需要があれば売れる可能性があります。

自分で価格を設定できるので、買取専門店などで提示された買取価格に納得がいかなかった場合にも、一度出品してみるのがおすすめです。

デメリットは、

  • 出品の手間がかかる
  • 売れた際は手数料がかかる
  • 梱包、発送の手間がかかる
  • 売れるまで時間がかかる場合がある

という点。特にマットレスはサイズが大きく重量があるため、送料が高くなることを踏まえた金額設定をしておかなくては損になってしまう可能性もあります。

マットレスが購入され発送になった際も、梱包・発送準備に手間がかかるため、発送までにかかる日数や、梱包にかかる金額も事前に確認しておくことが大切です。

メルカリの場合は、梱包・発送たのメル便という梱包から発送までを代わりに行ってくれるサービスも存在していますが、別途料金がかかるため注意しましょう。

すぐに売れるとは限らないため、引っ越しなどの日程に合わせて急いでマットレスを処分したい、という方には不向きな手段です。

ジモティーを使う

発送するのが面倒なので、マットレスに値段をつけなくてもいいから手軽に処分したい、ということでしたらジモティーを利用することもできます。

ジモティーとは、不用品を「譲りたい」「譲ってもらいたい」人が無料で利用できる掲示板のこと。

フリマアプリのようにスマホで簡単に出品ができますが、玄関先や最寄り駅など、まさに地元まで取りに来てもらえた場合には送料がかからず梱包の手間がないことが特徴です。

取引が成立しても手数料がかからないのも大きなメリットとなっています。無償で引き取ってもらう場合が多いですが、価格をつけることもできます。

ジモティーのデメリットは、

  • 急ぎの処分には向かないこと
  • 出品と搬入をする場合はその手間などがかかること
  • 引き取り場所などをすべて自分たちで決めるため、トラブルがあった場合の対応についても自分たちで行う必要がある

となっています。特にマットレスはサイズが大きいため、どう搬出するかなどを事前に相手と打ち合わせする必要があります。

それぞれのメリットとデメリットを確認しつつ、一番自分に合った方法で売却できるようにしましょう!

マットレスを少しでも高く買い取ってもらうためにできること

マットレス買取専門店やフリマアプリ・ネットオークションなど、どの手段を利用するとしても、高価買取に重要となってくるのが「事前のお手入れ」です。

なるべくきれいな状態のマットレスの方が、もちろん高価買取の可能性が高くなります。

査定・出品の前には必ず、マットレス表面のほこりや髪の毛などを掃除機・布団クリーナーなどで取り除くなどのお手入れを行いましょう!

しかし、マットレスについてしまったペット・タバコなどのにおいやカビ、シミなどは事前のメンテナンスでは取ることができません。

マットレスを手放す際に、ただ廃棄するのではなく買取を選択肢として入れておきたいのであれば、普段からメンテナンスをしておくことも大切です。

普段からできるメンテナンスには、

  • 掛け布団を敷いたままにせず、マットレスに風を通す
  • 敷きパッドやシーツを定期的に洗濯する
  • 定期的にマットレスを天日干しする
  • マットレスの上下を入れ替えてへこみを作りづらくする

・・・などがあります。

また、ノーブランドの商品や安価な商品はほとんど売却できないので、購入時にはそのように考えておいたほうが良いでしょう。

売却しないにしても、普段から定期的なメンテナンスを行うことで、長くマットレスを使用できてお得です。

重たいマットレスは動かすのが大変ですが、できる限りメンテナンスを行うようにしましょう。

売れなかったマットレスの処分方法!

22370142 m

残念ながら、状態によってはマットレスを買い取ってもらうことが難しい場合があります。そんな場合は、できるだけ安く処分・回収してもらえるこちらの方法をぜひお試しください!

分解して燃えるゴミ・不燃ゴミで捨てる

マットレスを細かく分解し、布地部分などは燃えるゴミ、コイル部分などは不燃ゴミとして処分する方法です。

費用はかかりませんが、大きいサイズのマットレスの場合、

  • 分解に時間がかかる
  • 道具が必要な場合がある
  • 解体する場所を用意する必要がある
  • 部品を分別、回収日をそれぞれ確認してゴミに出す

上記のように手間、時間、道具が必要となる方法です。

作業できる場所があり、時間がかかってもいい、という場合には検討してみてもいいかもしれません。作業する場合は、ケガをしないよう十分に注意してください。

※自治体によって処分方法、分別が異なる場合があります。お住まいの自治体の分別方法を確認するようにしてください。

粗大ゴミで捨てる

マットレスは自治体の粗大ゴミ回収で廃棄することができます。

多くの自治体が、インターネットや電話で事前に申し込む事前申込制をとっています。

事前申込制の粗大ゴミ処分の手順を、今回は名古屋市の粗大ゴミの処分方法を例に挙げて確認してみます。

  1. 粗大ゴミ受付センターに電話かインターネットで申し込む
  2. 収集日、収集場所、料金を確認する
  3. 指定の販売店などで(スーパーやコンビニ他)、手数料納付券(シール)を購入
  4. 処分する家具や家電に受付番号や氏名を記入した手数料納付券を貼る
  5. 月に1回の収集日に指定場所に出す(立ち合いは不要)

電話でもインターネットでも申し込みの締切日は収集日の7日前となっています。急ぎで処分したい粗大ゴミがでたとしても次の収集日に間に合わない場合もありますので、早めに確認しておきましょう。

名古屋市では事前に購入して受付番号か氏名を記入した手数料納付券を、粗大ゴミに張り付けて収集日にごみに出します。

手数料納付券は250円、500円、1000円、1500円の4種類。粗大ゴミの種類や大きさによって手数料は変わり、名古屋市の粗大ゴミ処分の手数料の目安で確認したところ、マットレスの処分の際の目安の金額は1,000円となっていました。

サイズが大きい場合は手数料が変わることもあるそうなので、金額が不安な場合は申し込みの際に確認しておくといいでしょう。

収集日は月に1回となっています。

※上記は名古屋市の例です。ゴミ収集の方法は自治体によって異なるため、お住まいの自治体のホームページ等を確認してください。

比較的安価な手数料で処分ができるのが魅力な自治体のゴミ回収ですが、マットレスは大きいため、まず部屋から運び出して回収場所まで持ち込むのが大変です。一人で対応するのは難しいでしょう。

そして、すぐに処分ができず回収日まで待たなければならないといったデメリットもあります。

ゴミの処理工場に自分で搬入を行えば、回収日を待つ必要はありませんが、

  • 車を用意する必要がある
  • 運び出すのに人手がいる

という点がデメリットとなっています。

引っ越し業者に引き取ってもらう

引っ越しの際にマットレスを廃棄したい場合は、引っ越しを依頼した業者にマットレスを引き取ってもらう手段もあります。

自分でマットレスを運び出す必要はなく、搬出から処分まですべてお任せできるので時間がない場合には便利な手段となっています。

便利な手段ですが、通常の引っ越しプランにはマットレスなどの不用品の回収が含まれていないことがほとんど。

利用する場合はオプションでの扱いになり、追加の費用が掛かることが多いようです。不用品1品目ごとに料金がかかる場合もあります。

大手引っ越し業者のマットレスの引取対応について比較してみます。

引っ越し業者マットレスの引取対応
サカイ引越センターエリア限定で対応。
一部の地域のみ買取サービスもあり。
アート引越センターマットレスは回収不可
クロネコヤマト対応不可
ハート引越センター不用品引取サービス有。
運搬料がかかる場合がある
日本通運不用品回収はオプションサービス。
地域によっては対応不可

業者によっては回収に対応していない場合も多く、対応してもらえる場合もエリアが限定されていたり、別途処分費用が掛かる場合もあるようです。

引っ越しの見積もりを取る際に、マットレスを回収してもらえるかどうか、回収費用はどれくらいになるかについても問い合わせしておくことをおすすめします。

そもそも引っ越しの際にしか利用できない手段なので、買い替えや断捨離などでマットレスを処分したい場合には向かない手段となっています。

メーカーや家具店の引き取りサービスを利用する

古いベッドを処分して新しく買い替える場合は、新しいものを購入したお店の引き取りサービスを利用することもできます。

商品の配送時に同時に不要なマットレスを回収してくれるので、家から外に運び出す手間もなくとても便利です。

お店によっては実施していないこともあるので、購入時に問い合わせてみてください。有料での引き取りのケースが多いようですが、店舗によっては買い取ってくれる場合もあります。

大手メーカー・家具店の対応は以下のようになっています。

無印良品

無印良品では脚付きマットレスを1点購入すると、

  • マットレスとベッド台の組み合わせの場合のみ各1点(合計2点)
  • それ以外はいずれか1点(マットレス/ベッド台/脚とマットレスが一体型のもの)

のみ引取が可能です。引取には1点につき4,000円(税込)手数料がかかります。

不用品だけの引き取りは不可となっています。

NITORI(ニトリ)

ニトリでは新しい商品を購入時には有料でマットレスを処分してもらえます。不要家具のみの引き取りは不可です。
1配送につき4,400円(税込)の手数料がかかります。

IKEA(イケア)

イケアでは、新しいソファ・マットレスを購入し、配送サービスを利用する場合はソファ・マットレス引取サービスが手数料無料で利用できるほか、不要な家具の買取サービスも行っています。

手数料は無料ですが、配送サービスの料金がかかることと、対応店舗が限られるため注意しましょう。サービスはイケアの商品が対象となっています。

KEYUCA(ケユカ)

購入に関わらず、不要な家具は引き取り不可となっています。

SIMMONS(シモンズ)

マットレスメーカーシモンズでは、自社製品に限りマットレスの有償回収サービスを行っています。引取られたマットレスは提携施設で100%再資源化されるとのこと。

直接自宅まで取りに来てくれ、梱包・回収も作業員にお任せすることができます。

対応エリアが1都6県 (東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県 ※離島を除く)となっており、回収費用は税込みで10,000円~(サイズによって金額が異なる)とやや高めなので、事前にメーカーに確認しておく必要があるでしょう。

FRANCEBED(フランスベッド)

フランスベッドでは、購入した商品と同種、同サイズ、同数以下のものなら有料で引取が可能です。

料金はシングルサイズのマットレスで税込7,000円~、セミダブルやキングサイズのマットレスは税込8,800円~となっており、サイズによってはこれ以上費用が掛かることもあります。

また、地域により追加料金がかかったり、場合によっては対応できないこともあるため、こちらも事前確認が必須です。

どのメーカーでも事前確認が必須

購入すれば必ず不要なマットレスを引き取ってもらえるというわけではなく、マットレスを購入した場合だけであったり、同価格帯のものを購入する必要があるなど、条件がある場合も多いです。

家具店やメーカーでは不要なマットレスの引き取りを行っている、としていても別店舗では対応していない場合もありますので、事前に必ず確認するようにしましょう。

購入した場合でも、引き取りには手数料がかかる場合が多く、場合によっては搬出料金、出張料金がかかる場合もありますので注意が必要です。

不用品回収業者に依頼する

マットレスの処分を不用品回収業者に依頼する、という方法もあります。

すぐにマットレスを処分したい場合や、マットレスの他にも処分したいものがある場合に特におすすめの方法です!

これまでご紹介してきた処分方法では、どうしても搬出の手間がかかってしまったり、すぐにマットレスを処分できないといった問題がありましたが、不用品回収業者に依頼すればそれも解決。

即日対応可能な業者であれば、処分したい!と思い立ったらすぐに処分することができます

自分でマットレスを運び出す必要はなく、搬出から処分まで全てお任せ。当日はスタッフが運び出すのを座って見ているだけでOKです。

マットレスだけを回収してもらうと費用が割高になりがちなので、ほかにも不用品がある場合に特におすすめの手段です。買取をしてくれる業者であれば不用品を買い取ってくれるので、費用が相殺される可能性も!

便利な不用品回収業者ですが、回収を依頼する際には悪徳業者に依頼しないよう注意してください。

悪徳業者かどうかを判断するにはまず、業者のホームページに以下の資格の記載があるかを確認しましょう。

  • 一般廃棄物収集運搬業許可
  • 古物商の許可

一般廃棄物収集運搬業許可は、一般家庭から家具や家電、ごみなどを回収するのに必要な資格。古物商の許可は、回収した不用品を売ったり、リサイクル品の買い取りをする場合に必要になる資格です。

上記の資格を持っている業者であれば安心です。

不用品の無料回収や買取を呼び掛けながら町を巡るトラックを見かけたことがあるかもしれませんが、そのような業者が実際に資格を持っているかどうか、を確認するのはなかなか難しいので依頼は避けたほうがいいでしょう。

また、資格を持った業者に依頼することになったら、相見積もりを必ず取りましょう

相見積もりとは、複数の不用品回収業者に見積もりを依頼すること。 複数の業者の料金を見比べることで、適切なサービス内容かどうか、適切な金額であるかどうかの確認ができます。

見積もりに記載される項目は、人件費、車両費、処分費などさまざまですが、この項目や費用がざっくりとしか書かれていない場合、追加で費用を請求される場合も。

項目を一つ一つ確認して不明瞭な点がないようにしておきましょう。

▼不用品回収業者の選び方についてもっと詳しく!▼

まとめ

1675537 m

今回のコラムでは、マットレスの種類から、中古マットレスの売却方法、売却できなかったマットレスを廃棄する方法についてお伝えしてきました!

マットレスは素材によっては高額なものも多いので、まだあまり使っていないものであれば売却してお金に替えられたらうれしいですよね。

マットレスは肌に触れるものなので、長く使用されたものは買取不可になることが多い製品です。しばらく使用してへこみがあるものや、シミやカビ、においのあるものは売却できないと考えたほうが良いでしょう。

その一方で、新品に近い、状態の良いマットレスや人気メーカー・有名ブランドのマットレスは高値で取引されることも多いです。

マットレスは重たく持ち運びが難しいので、出張査定・買取してくれる業者を利用すると便利です。業者による査定で値段がつかなかった場合は、フリマアプリやネットオークションでは需要がある場合もあるため、そちらでの売却を検討してみましょう。

廃棄するか迷った場合は、一度査定を受けてみる・フリマアプリやネットオークションに出品してみるのがおすすめです。

傷みがひどいなどの理由で売却できなかったマットレスは、ゴミとして処分する必要があります。処分方法は4つあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

処分方法搬出費用すぐ処分できるかどうか
分解してゴミに出す×
自分で運ぶ
×
解体する時間がかかる
自治体でのゴミ回収×
自分で運ぶ
×
収集日のみ
引っ越し業者
1品目ごとに料金がかかる場合も

引越時のみ
メーカーや家具店
4,000円~数万円程度

買替時のみ
不用品回収業者
定額プランを利用でお得に!

即日対応可能

重くてかさばるマットレス。一人暮らしの方や車のない方には処分が難しい場合も多いです。

無理に動かして運ぼうとすると、ケガをしたり家が傷ついたりする可能性もありますので、その場合は業者に依頼するのを検討してもいいかもしれません。

メリットとデメリットを考慮しつつ、自分に合った方法でマットレスを処分しましょう!

出張回収センターでもマットレスをはじめとした不用品の回収・買取を行っています。

マットレスの処分にお困りでしたら、ぜひ一度ご相談ください!

◎こちらのコラムもおすすめです!◎

【不用品買取】不用品はどこに売る?買取できるもの・買取不可のものが知りたい