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たくさんのメディアで、「実家の片づけ」に関するさまざまな問題が取り上げられています。
今回は、実家の片づけにかかる費用相場、費用をできるだけ安く抑えるための工夫などについてご紹介したいと思います。
目次
「実家の片づけ」には2種類あります。
親や親族が現在暮らしている家の片づけを手伝うケースと、親が亡くなった後に残された家を片づけるケースです。残された家を片づける作業は、「遺品整理」とも呼ばれます。
いずれの場合も、実家に置かれている大量の荷物、家財道具などを整理して、不用品を処分するといった片づけの作業を行います。
実家の片づけというと簡単なように思えますが、実際はかなり大がかりな大変な作業です。遺品整理であれば、家中のあらゆるものを片づける必要がありますし、今現在親や親族が暮らしている家の片づけを行う場合は、自分たちではどうにもならないほどものがあふれている状態だということ。どちらの場合も、決して簡単な片づけの作業ではないですよね。
家の中の要らないものを処分するだけの作業に、どうしてお金がかかるのでしょうか?
それは、実家を片づける場合には簡単には処分しきれないほどの大量のごみが出るからです。粗大ごみ、個別にリサイクルの手続きが必要なものがあるでしょうし、自治体では回収してもらえないものがあるかもしれません。燃えるごみや燃えないごみとして処分できるとしても、たった1回のごみ捨てではとうてい終わりません。
家中のものをすべて片づけてしまうためには、何度も何度も実家に足を運ばなければならないので、交通費もかかりますし、手間も時間もかかります。さらに、大量の不用品を処分するためにはどうしても業者に依頼しなければならないケースが多く、そのためのお金もかかってしまうのです。
大量の荷物を片づけて不用品を処分するためには、どうしても業者の手を借りる必要があります。仕事が忙しく、実家に何度も足を運ぶことが難しい場合などはとくに、ほとんどの作業を業者に依頼することになるでしょう。
不用品回収や遺品整理などを手掛ける民間の業者に作業を依頼すると、それなりの費用がかかりますが、個人では何日もかかってしまうような作業をわずかな時間で終わらせることができます。
実家の荷物をすべて片づけて処分する作業を業者に依頼すると、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
実際の金額は業者、片づけをする実家の状況によって大きく変わってくるので、明確な数字を示すことは難しいのですが、おおよその費用相場をご紹介します。
ケース1)集合住宅で一人暮しをしていた場合
家の中は片づいていて、比較的ものが少ない状態。
間取り:1DK
作業時間:3時間程度
作業人数:2名
料金:約9万円
ケース2) 夫婦二人で長年暮らしていた場合
家中にたくさんの家財道具があり、趣味の道具なども大量にある状態。荷物が多ければ多いほどトラックのサイズが大きくなり、人手も多く必要になるので費用が高くなる。
間取り:3LDK
作業時間:半日~1日
作業人数:4名~
料金:約20万~50万円
1) 処分するものが多い
民間の業者に不用品の回収を依頼する場合、業者は、家から運び出さなければならない不用品の量に応じたサイズのトラックを用意します。
一般的な不用品回収のケースで、軽トラック1台に収まる程度の量であれば、作業する人数も1人か2人で十分ですし、回収費用はそれほど高くありません。ですが、家中の家具、家電、家財道具をすべて運び出すような実家の片づけの場合には、1トントラック、2トントラック、もっと大型のトラックが必要になります。ごみ屋敷に近いような状態の家を片づけるためには、トラックで何往復もしなければならないケースもあります。
片づけるものが多ければ多いほど、片づけの費用は高くなるということです。
2) 家の中が片づいていない
家中にものがあふれていて、ごちゃごちゃの状態になってしまっている場合は、ものを整理して分別しながら片づけを進めていく必要があります。
当然、作業をする人数もより多く必要になりますし、作業時間もかかります。1日で終わらなければ、トラックの費用、人件費も倍かかってしまうので、請求される費用はかなり高額になってしまうでしょう。
3) 家の中が汚い
家の中がごみ屋敷に近いような状態の場合は、不用品を処分したあとにクリーニングが必要になります。
自分たちでは対応しきれないほど汚れている場合は、業者にクリーニングを依頼しなければならず、その分の費用も必要になります。
では、高額になりがちな実家の片づけにかかる費用をできるだけ抑えるために、どのような工夫ができるでしょうか?
出費を減らすためには、事前にしっかりと計画を立て、業者に依頼する作業と自分たちで行う作業をはっきりと分けておくこと。実家に足を運ぶ回数を減らせるよう、作業内容を明確にしておくといった工夫が必要です。だらだらと作業を進めて、何度も実家に行くことになれば、その分の交通費も時間も手間もかかります。
業者に支払う費用を安く抑えるためには、業者に入ってもらう前に、可能な範囲で片づけ、分別を進めておくこと。自治体のごみ回収を利用して、できるだけ処分するものの量を減らしておくことがあげられます。
<出費を減らすためにできること>
・始める前に計画を立てる
・作業内容を決めてから実家に行く
・ものを整理して、ごみを分別しておく
・捨てられるごみを捨てておく
要らないものを処分する際に、未使用のもの、まだ使えるもの、お金になりそうなものが出てきたら、できるだけ売ってお金にすることをおすすめします。お金を払って廃棄処分するよりも、お得に不用品を処分することができます。
まとめてリサイクルショップに持っていったり、一旦持ち帰ってネットのフリマサイトに出品することで、不用品をよりお得に処分できますが、忙しくて、そのような作業が難しい場合は、不用品回収業者に買取を依頼することもできます。
業者によっては、不用品の回収と同時に、まだ使えるものの買取を行っているところもありますので、見積もりを依頼する際にぜひ問い合わせてみてください。中古品の買取に対応するには古物商の許可を得ている必要がある点に注意が必要です。
回収業者に買取を依頼する場合は、リサイクルショップなどで売るよりも安い金額での買取になってしまうことが多いようです。ただし、ほとんどの場合、不用品の回収費用と買取金額を相殺して対応してもらえるので、自分で個別に売りにいくことができない場合にはとても便利なのでおすすめです。
実家の片づけには、たくさんの手間とお金がかかります。特に、やむを得ず業者に作業を依頼する場合は、高額の費用がかかってしまうケースもあるでしょう。
自分でできる作業を少しでも自分で行う、売れるものは廃棄処分せずに売るといったことを心がけて作業を進めていくことで、実家の片づけにかかる費用を抑えることができます。
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不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。