老前整理をスタートするのはいつ?みんなどんなものを処分しているの?

目次

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終活。

生前整理。

人生の終わりのときを迎えるにあたって、家の中にあるさまざまな家具・家財道具、生活用品、洋服、趣味の道具や収集品、個人的なもの、今は使われていないたくさんのものを少しずつ片づけたり、整理していく作業のことです。

 

ひと昔前の時代であれば、そんなことを考えること自体、「縁起でもない!」と憤慨する方が多かったかもしれません。でも今では、多くの方が、残された家族やあとを引き継いでくれる人たちが困ることのないよう、大切なことはきちんと伝えて、不用品は処分するといった終活や生前整理を行っています。

 

さて、自分たちのあとの世代のために「生前整理」を行うのに対し、自分たちのために行うのが、「老前整理」です。

近年大きな注目を集めている老前整理とは、どんなものなのでしょうか。なぜ、老前整理が必要なのでしょうか?今回は、老前整理の、より具体的な内容についてご紹介したいと思います。

 

 

1.老前整理が注目を集める理由

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「人生100年時代」と、言われています。

もちろん、誰もがみんなというわけではないのですが、この先、多くの人が今よりももっと長く生きる時代がくるのではないかと考えられています。長生きをする人は、70代から80代をすぎて年をとってから、さらに、20年以上もの年月を過ごすことになるのです。

 

老後は若い頃と同じような暮らしはできない

長い老後をどのように過ごすかを考えたとき、とても重要になってくるのが、生活環境です。

まだまだ若く、精力的に働いているときや子育てをしているときには、さまざまな趣味を楽しんだり、旅行をしたり、いつでも車で遠くまで出かけて、買い物をして、たくさんの家財道具に囲まれて大きな家で暮らしている。そんな方が多いのではないでしょうか。そして、長生きをすれば、さらに何十年も、そんな暮らしがずっと続いていくと思っているかもしれません。

 

しかし年をとってくると、今まで当たり前にこなせていたことが難しくなってきます。細かい作業や力の要る仕事は困難ですし、広い家をすみずみまで掃除したり、洗濯物を抱えて階段を昇り降りすることでさえ、一苦労です。どんどんモデルチェンジする家電製品を使いこなすことさえ、苦労するでしょう。

老後は今現在の暮らしの延長にはならない。ということを理解しておく必要があります。

 

年を取ってからも暮らしやすい生活環境を考える

高齢になると、若い頃と同じように生活することは難しくなります。

そこで必要になってくるのが、まだまだ十分に元気で体を動かせるうちに、老後に備えて生活環境を見直していくという作業です。重たくて大きな使いにくい家具を、小さくて軽いものに買い替えたり、この先使う予定のないものを今のうちに処分しておくことなどが必要になってきます。

このような作業のことを、「老前整理」といいます。

 

といっても、今使っていないものをあれもこれも処分しろというわけではありません。「老前整理」は、今からさきの暮らしをより良いものにしていくために行います。

 

 

2.いつ始める?年をとる前に老前整理をスタート!

「老前整理は、いつ頃始めればよいのでしょうか?」あるいは、「何歳になったら、老前整理をするべきなのでしょうか?」という疑問をお持ちの方がいらっしゃると思います。

 

老前整理についての話題を扱っているメディアの多くで言われているのは、気になったときがスタートのチャンスだということです。

もちろん、30代や40代のときに老後の生活をイメージすることはなかなか難しいことですし、日々の生活が忙しく、老前整理のために時間をさく余裕はないと思います。忙しさのピークが過ぎ、ちょっと立ち止まる暇ができたときに、老後の生活について考え始めるという程度でもよいかもしれません。

 

元気で、体を動かせるうちにスタートする

60歳(還暦)を過ぎたら仕事を引退して、のんびりと老後の暮らし。というのは、ひと昔前の考え方のようです。

現在では、60代の方の多くはまだまだ若く健康で、仕事をしたり、趣味や習い事に忙しい日々を過ごしているケースのほうが多くなっています。そのため、老後のことを考えるにはまだまだ早すぎると思われがちです。

でも、元気で自由に体を動かせるときだからこそ、老後の生活を自由にデザインして準備することができます。特に、住み替えやリフォーム、模様替えなど大掛かりな作業を検討している場合は、早めに着手することをおすすめします。

 

 

3.老前整理で処分したいおすすめのものとは?

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老前整理では、具体的にどのような作業を行えばよいのでしょうか?できれば早い時期に、優先的に片づけをすべきポイントをご紹介します。

 

1) 高いところにしまってあるものを片づける

押し入れやクローゼットの奥や、上の段、戸建住宅の場合は、天井の物置スペースや天袋など。ほとんどの住宅に、普段は使っていないものをしまっておくスペースがあると思います。

不安定な階段を昇らなければ入れない場所や、踏み台を使わなければ手が届かないようなスペースに置いてあるものは、できるだけ早い時期に、簡単に出し入れできる場所に移動しておきましょう。年を取ってから片づけようと思っていると、いつの間にか、踏み台の上に立つことさえ難しくなってしまいます。

 

天井の物置や天袋に入っているものは、普段まったく使っていないものや思い出の品などが多いのではないでしょうか。

思い出の品などは無理に処分する必要はありませんが、1度使ったきり10年以上放置されていたような家電製品は、処分してしまうほうがよさそうです。

 

2) 使っていない大型家具・家電を片づける

長年暮らしている家の奥には、子どもが小さかった頃や、大人数で暮らしていたときに使っていた大きなテーブルや、客間に置いてあった大きな座卓、昔ながらの大型家電(買い替えたあと使っていない)などがしまわれていることがよくあります。誰も使っていないベッドが残されていることもあるでしょう。

廊下の奥のちょっとしたスペースにしまわれていたりするので、置いてあっても普段の生活に困ることはないかもしれませんが、環境問題などの理由から、ごみの処分は年々難しくなってきています。捨てられるものは今のうちに処分してしまうことをおすすめします。

 

3) 10年以上使っていない食器を片づける

大型の食器棚が2つも3つもあるというお宅は、かなり多いのではないでしょうか。

趣味で集めているティーカップのコレクションや、好みの食器などはもちろん、処分する必要はありません。処分すべきものは、10年前はよく使っていた大皿や丼、なんとなく買ったけど結局使っていない食器、引き出物などでもらった趣味の合わない食器セットなど。食器棚の奥や台所の奥に積んである箱を開けてみると、不要な食器がゾロゾロ出てくるケースはよくあります。誰かにゆずるか、思い切って廃棄処分してしまうことをおすすめします。状態の良いものは、買取を依頼するとよいでしょう。

 

4) 10年以上着ていない服を片づける

台所の食器同様、10年以上着ていない服は、思い切って処分しましょう。

年を取ると体形が変わり、細かいボタンがついていたり、背中にファスナーやボタンのある服は着られなくなります。出かける場所も若い頃とは変わってくるので、とっておいても使う機会はこの先ないかもしれません。

要らない服を処分してクローゼットのスペースが空いたら、これから役に立ちそうな新しい服を買うことをおすすめします。

 

 

4.不用品をお得に、楽に処分する方法

老前整理だからといって、長年使ってきた愛着のある家具を無理に処分する必要は、もちろんありません。でも、使いにくく不便な家具や家財道具は思い切って処分し、より使いやすい便利なものに買い替えていくことをおすすめします。

 

不用品は業者に頼んでまとめて処分!

処分するものがたくさんある場合や、大型の家具や家電製品を処分したい場合は、民間の不用品回収業者に依頼する方法がおすすめです。

特に、家から運び出すために解体が必要な家具、取り外し作業が必要な家電製品などがある場合は、素人では対応が難しいため、プロに依頼する必要があります。不用品回収業者に回収処分を依頼すると、そのような作業も含めてすべて対応してもらえるので安心です。

 

買取もできる業者を選ぶとお得!

民間の不用品回収業者の中には、不用品の回収だけでなく買取も同時におこなってくれるところがあります。新しい家電製品や値段のつく趣味の道具などがある場合は買い取りをして、処分費用と相殺してくれるので、とてもお得です!

すべての業者が買い取りをしているわけではないので、申し込み時にぜひ問い合わせてみてください。

 

 

5.まとめ

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老前整理について、具体的な方法やスタートの時期、不用品を処分する便利な方法などをご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください!

 

対応可能品目数、業界随一!

不用品回収対応品目一例