知らないと損する!?引っ越しのときに出る不用品を回収してもらう方法について

目次

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引っ越しの時に大量に出るごみや不用品。引っ越し当日に捨てられないものもあるので、事前に粗大ごみに出す、リサイクルショップに引き取ってもらうなどして、計画的に処分をしていくのがベストです。とはいえ、引っ越しが近くなると、忙しくて作業が進まないということもあるでしょう。ここでは知らないと損する!引越しの際に出る不用品を回収・処分してもらういろいろな方法について詳しく説明していきます。

1. 引っ越しのときに出た不用品を処分するいろいろな方法とそれぞれのメリット・デメリット

■自分で捨てる

① 一般ごみ

ごみや不用品を自分で捨てる場合、収集日にこまめに出していくか、処理施設に自分で持ち込むことができます。名古屋市の場合、ごみを計量し10kg当たり200円の手数料を現金で支払います。マンションなど集合住宅によっては、一般ごみの収集日であっても、一度に大量のごみを出せないこともあります。事前に管理会社等に相談しておくとよいでしょう。

② 粗大ごみ

オーブンレンジやビデオデッキなどの「金属製で一番長い辺が30cm以上のもの」、椅子やふとんなど「金属製以外で一番長い辺が50cm以上のもの」は自治体が回収する粗大ごみの対象となります。 電話連絡の場合、収集日の7日前までに「粗大ごみ受付センター」に連絡します。インターネットでは収集日の10日前まで受けつけています。回収に来てもらう場合、金融機関や郵便局、コンビニなどから、粗大ごみ処理手数料を支払い、収集シールを貼って、収集日に定められた収集場所に持っていきます。自分で持ち込むことも可能です。

・メリット

費用は比較的安く、200~2,200円程度。また、粗大ごみも事前に電話連絡して、「粗大ごみ自己搬入ヤード」などに自分で持ち込んでもOK。午後まで受け付けているので朝、時間がない人にもおすすめです。

・デメリット

自分でごみを捨てる場合、なんといっても時間がかかるのがデメリット。計画的に収集を依頼しないと、引っ越し当日に粗大ごみが残ってしまうということもあり得ます。例えば、同じ粗大ごみでも「可燃物」「不燃物」「資源物」に分けて処分しているため、収集に来る時間帯が異なる場合があります。車がなければ自己搬入もできません。また、ひとつひとつの料金は安くても大量に粗大ごみを出す場合、料金が高くついてしまうこともあるでしょう。

■自分で売る

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自分にとってはいらないものでも、他の人にとってはまだ、十分使えたり、価値のあるものかもしれません。このような不用品を自分で売れば、資源の有効活用につながるだけではなく、おこづかいも増えます。続いて自分で不用品を売る方法について考えてみましょう。

① フリマアプリを利用する

メルカリや楽天ラクマ、LINEモールなど。まず、スマホで売りたいものの写真を撮影して出品しましょう。簡単な操作のものが多いので、出品まで数分で完了。忙しいときでもラクラクです。
商品が売れるとアプリの運営会社から通知が届きます。購入者が運営会社に代金を支払った後で購入者に商品を発送。到着が確認されると運営会社から代金が振り込まれます。銀行口座の情報などを購入者に知らせる必要がなく、支払いも運営会社が間に入ってくれるので、代金が支払われないということがありません。

・デメリット

売上の10%程度の販売手数料や売上金の振込手数料、送料などがかかります。特に10%の販売手数料というのは大きいですよね。また、フリマなのでいつ売れるのかタイミングが予測できません。引っ越しギリギリまで売れない可能性も。また、売れたタイミングですぐに発送しなければならないので、引越し前の忙しいときには難しい方法かもしれません。

② オークション

ヤフオク!やモバオクなどのオークションシステムを利用する方法。出品の手順などはフリマアプリとそれほど変わりませんが、事前にアカウントの作成・出品者情報の設定・代金の受け取り口座の登録などを行う必要があります。

・デメリット

アカウントを持っていない場合、まず登録することから始めなければなりません。オークションに出品するためには500円程度の月会費が必要。落札されたときにもシステム利用料として8~10%程度のシステム利用料がかかります。また、オークションもいつ売れるか分からないというデメリットがあります。

③ ジモティーを利用する

登録料や手数料なしで不用品を譲る相手を見つけられる無料掲示板がジモティーです。チャットで相手と直接やりとりしながら、引き渡し場所や条件、価格などを交渉します。手渡しが原則なので、相手は地元の人に限られますが、無料で利用できるのがメリットです。

・デメリット

「無料であげます」が多い掲示板なので、あまり高い値段はつけられません。また、相手とは直接、交渉する必要があるため、知らない人とコミュニケーションを取るのが苦手という方には難しいでしょう。地元または近隣の町の人に限られるので、対象範囲はそれほど広くなく、掲載したものすべてに引き取り手が現れるとは限りません。また、引き渡し場所に相手が現れない「ドタキャン」のトラブルも起きています。

■友人や知人に譲る

運ぶ手間がかからなければ、一番いい方法かもしれません。家電や大型の家具などは意外と周りに欲しいと言ってくれる人がいるかも?時間に余裕をもって引き取り手を探すようにしましょう。

・デメリット

送料がかかるような大きな家電やモノはかえって高くついてしまうこともあります。

■買い取り業者やリサイクルショップに持っていく

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郵送、店頭への持ち込み、出張買い取りなどの方法で不用品を買い取ってくれるサービス。自分で持ち込んだり、複数まとめて買い取りを依頼したりすると、その分、買い取り価格がアップするところも。無料で査定してくれるところも多いので、まだ使えるものは査定を依頼してみるといいでしょう。

・デメリット

買い取り業者が買い取ってくれるのは、不用品でも新しいものや海外のブランド家具などの人気アイテムが中心。アンティーク家具や高級家具以外のものは、一般的に購入から10年未満のものが対象となっているため「引っ越しのタイミングで不用品を売る」というよりも、「新しいけれど、使わなくなったものがあるとき」に適したサービスと言えます。また、リサイクルショップは数が限られている上、買い取り価格が安いというデメリットがあります。

■不用品回収業者に回収してもらう

引越しまで時間がないのに、不要なものと使えるもの、ゴミの分別もなかなか進まない……そんなときに利用したいのが、不用品回収業者です。不用品回収業者というと、自分の代わりにいらないものを捨ててくれるというイメージがありますが、実際のサービスはもっと多岐にわたっています。

売りたいものと捨てたいものが混在している場合でもリサイクル・リユース可能なものは買い取りをし、不要なものは処分してくれるので、忙しい方や高齢の方のみの世帯にもぴったりです。少量の不用品でももちろんOKですし、大量の不用品を片付けながら、掃除や溜まったごみの処分まで依頼できるところもあります。

また、不用品回収業者は引っ越しに伴う遺品整理や実家の片付けなど、ゴミ屋敷化した家を片付けなければならないというときにも便利です。オーダーメイド感覚でこちらの要望を聞いてくれるので、費用はかかっても利用して正解だったという声も。トラックと作業員の人件費、作業費込のお得なパックプランを設定しているところもあります。

・デメリット

回収料金のほかに、サービスを利用する基本料金がかかります。

■引越し業者にまとめて引き取ってもらう

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引っ越し業者の中にも不用品の回収を行っているところがあります。複数の業者に依頼する必要がないので、手間がかからないというのがメリット。また、事前に不用品の回収も含めて見積もりを依頼しておけば、引越し料金全体からの値引き交渉も可能になります。不用品買い取り業者やリサイクル会社と提携しているところなら、リサイクル・リユース可能なものに関しては買い取りしてくれる場合もあります。

・デメリット

引越し業者が不用品の回収を行う場合、すべての不用品を引き取ってくれるわけではありません。また、不用品回収に関しては見積をしてもらわない限り、はっきりした金額が分かりません。意外に高くついてしまうこともあるようです。

2.家電リサイクル法って?

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家電リサイクル法は家電廃棄物から使える部品や材料などをリサイクルし、ごみを減らすとともに資源の有効活用につなげるための法律です。以前は使える部品や材料であっても埋め立て処理されることが多く、資源のムダや環境への影響が指摘されていました。対象となる家電は以下の通りです。

  • エアコン
  • テレビ
  • 冷蔵庫、冷凍庫
  • 洗濯機
  • 衣類乾燥機

現在では、家電リサイクル券に必要事項を記入して処理を依頼することで、後日、販売店やホームページなどからリサイクル状況を確認できるようになっています。家電リサイクル法に基づいて、これらの家電を廃棄する際には

  • 家電を購入した販売店に引取りを依頼
  • 販売店が遠い場合、自治体へ相談
  • 指定引き取り場所に自分で持ち込む

などの方法があります。リサイクル料金はメーカーによって異なり、販売店に持ち込む場合、「リサイクル料金」と「収集・運搬料金」の両方を支払うことになっています。

■環境を守るためにも無許可の回収業者に依頼しないで!

無許可の回収業者にこれらの家電の処分を依頼すると、不適切な処理や管理が行われる可能性があります。その結果、有害物質が環境中に放出されたり、不法投棄や火災などにつながったりする恐れも。家電は家電リサイクル法に基づいて正しく処分しましょう。

3.買い取り、回収が難しい家具や家電ってどんなの?

業者によっても差がありますが、家具の場合、購入時から7~10年以上経過している場合、買い取りが難しくなります。ただし、海外の家具やアンティーク家具などは別です。

家電は動作しないものや、型番が分からないもの、製造後、長期間経過している冷蔵庫や洗濯機なども買い取りが難しくなります。家具、家電、いずれの場合も海賊版やコピー品は買い取ってもらえません。また、業者によっては買い取りのみを行い、買い取りできないものの回収はしていないところもあるので注意しましょう。

4.まとめ

いかがでしたか?不用品を処分する方法はいろいろありますが、まだ使えるものは、できる限りリサイクル・リユースするようにしたいですよね。とはいえ、自分で売ったり捨てたりする方法はそれなりの手間と時間がかかるもの。プロの不用品回収業者などに依頼する方が、効率的な場合も多いようです。引っ越し当日になって、不用品や大量に出たごみの処理に困らないよう、時間に余裕をもって処分方法を考えておきましょう。

対応可能品目数、業界随一!

不用品回収対応品目一例