電池の正しい処分方法8選!ボタン電池・乾電池の無料回収や注意点を解説

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使い切った電池の捨て方に困っていませんか?
パソコンのマウスやオモチャ、時計など、日常生活で使われる電池は消耗品です。
まとめて捨てようと集めていると、種類の分別が面倒でどんどん後回しになることも。
電池は正しく処分しないと事故の原因になることがあるため、非常に危険です。また、使用済み電池は放置すると液漏れの恐れがあるため、速やかに処分する必要があります。
そこでこの記事では電池の種類別の処分方法や回収場所について詳しく紹介します。
ぜひ参考にしていただき、電池を安全に処分してください!

電池の種類は充電の可否で分かれる【一次電池・二次電池】

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家庭で使われる電池は、充電できない「一次電池」と、充電できる「二次電池」の2種類に分類されます。
それぞれの特徴や用途を理解することで、適切な選び方や処分方法を把握しましょう。

一次電池(使い捨て電池)とは

一次電池は、一度使い切ったら再充電できない使い捨ての電池です。
化学反応によって電気を生み出す仕組みで、容量がなくなれば新しい電池に取り換えなければなりません。
具体的な一次電池の種類は下記の通りです。

  • マンガン乾電池
  • アルカリ乾電池
  • リチウム電池
  • ボタン電池(アルカリ・リチウム・酸化銀・空気亜鉛)

腕時計や補聴器などの電子機器に使用されるボタン電池は、充電式の製品もあります。

二次電池(小型充電式電池)とは

二次電池は、充電して繰り返し使える電池です。比較的高価ですが、長期的にみると経済的で環境に優しい点がメリットといえます。
具体的な種類は下記の通りです。

  • リチウムイオン電池
  • ニッケル水素電池
  • 鉛蓄電池
  • リチウムポリマー電池

二次電池は、スマートフォンやモバイルバッテリー、ポータブル電源など、電力を頻繁に消費する製品に使用されています。

電池の処分方法は8通り

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電池の捨て方は、電池の種類によって異なります。
対象となる電池を参考にして、処分方法を検討しましょう。

処分方法対象電池の一例
自治体のごみ収集乾電池、ボタン電池、モバイルバッテリー
※自治体により異なる
乾電池回収ボックスアルカリ電池、マンガン電池、リチウム電池
小型充電式電池リサイクルボックスニッケル水素電池、リチウムイオン電池、ニカド電池
ボタン電池回収缶酸化銀電池、空気電池、アルカリボタン電池
携帯キャリアショップニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池
フリマアプリ・オークション新品の電池・モバイルバッテリー(PSEマークあり)
リサイクルショップ未開封の乾電池・ボタン電池
不用品回収業者全ての電池対象

それぞれの捨て方について、詳しく解説します。

自治体の収集日に出す

電池は、自治体で指定された収集日に出して処分することが可能です。
電池のごみ分別区分や処分できる電池の種類は、自治体によって異なります。

  • 北海道札幌市:資源ごみ(単1~単5電池、角型9V電池のみ)
  • 静岡県静岡市:不燃ごみ
  • 群馬県高崎市:資源物
  • 大阪府茨木市:普通ごみ
  • 滋賀県草津市:破砕ごみ
  • 大分県中津市:有害ごみ

愛知県名古屋市では、電池は透明な袋に入れて、週1回の収集日の朝8時までに家の前に出します。回収対象は下記の通りです。

  • マンガン乾電池
  • アルカリ乾電池
  • リチウム電池
  • ボタン電池
  • モバイルバッテリー
  • 小型充電式電池

同じ収集日の「プラスチック資源ごみ」と別だと分かるように、指定袋を使わないことがルールとなっています。

乾電池回収ボックスに入れる

乾電池の処分には、スーパーや家電量販店などに設置されている乾電池回収ボックスを利用するのも一つの方法です。
主にアルカリ乾電池やマンガン乾電池が回収対象となりますが、店によって回収対象は異なります。

イオンの乾電池回収ボックス

  • アルカリ電池
  • マンガン電池
  • パナソニック製のアルカリ電池・マンガン電池

ノジマの乾電池回収ボックス

  • アルカリ電池・マンガン電池
  • ボタン型電池
  • コイン型電池
  • リチウム電池・リチウムイオン電池
  • リチウムポリマー電池 

設置場所は各店舗の入口付近といった目立つ場所に設置されていることが多いです。
利用の際は、使用済みの電池のみを投入するよう注意しましょう。また、各店舗のルールを守り、どの電池が回収対象なのか事前にチェックする必要があります。
使い終わった乾電池がある場合は、買い物のついでに持っていくと処分しやすいです。

小型充電式電池リサイクルボックスに捨てる

リチウムイオン電池やモバイルバッテリーは、一般社団法人JBRCが設置する小型充電式電池リサイクルボックスに入れて処分することが可能です。
小型充電式電池リサイクルボックスは、黄色い回収缶が目印であり、ホームセンターや自転車販売店、区役所など、さまざまなところに設置されています。
お近くの設置場所はこちらから検索できます。

充電式電池の見分け方

充電式電池には「資源有効利用促進法」で決められたリサイクルマークががラベルや刻印で表示されています。再利用することを表す3つの矢印の記号(スリーアローマーク)が目印です。
リサイクルマークの色は、次のように分けられています。

  • ニカド電池:黄緑
  • ニッケル水素電池:オレンジ
  • リチウムイオン電池:青
  • 小型シール鉛蓄電池:グレー

回収対象となる充電式電池は、JBRC会員企業製のものに限られるため注意しましょう。
また、膨張している電池は回収対象外となるため、自治体に問い合わせて処分できるか確認する必要があります。

ボタン電池回収缶に捨てる

電子体温計や腕時計に使用されるボタン電池は、専用のボタン電池回収缶に入れて処分することが可能です。
回収された電池は、中間処理業者に運ばれて、水銀・鉄・亜鉛などにリサイクルされます。
ボタン電池回収缶は、主に時計店や家電量販店、スーパーに設置されています。
例えば愛知県では、ケーズデンキやエディオン、眼鏡市場など全247カ所の店舗に置いてあります。
回収缶の設置店舗は、一般社団法人電池工業会のページから検索可能です。

回収対象のボタン電池の種類

ボタン電池回収缶は、下記のボタン電池が回収対象です。

  • 酸化銀電池
  • 空気電池
  • アルカリボタン電池

リチウムコイン電池は水銀が入っていないので、基本的には回収対象外です。しかし、水銀の有無は見分けがつきにくいため、お店に相談すれば「産業廃棄物」として引き取ってくれる可能性もあります。
また、富士通やパナソニック、セイコー、シチズンなど特定のブランドが対象となっているため、回収ボックスに入れる前に店員に確認すると安心です。

携帯キャリアショップに引き取りを依頼する

携帯電話のバッテリーのような小型充電式電池は、携帯ショップで回収してもらうことができます。
例えば、ソフトバンクでは以下のような電池が回収対象です。

  • ニカド電池
  • ニッケル水素電池
  • リチウムイオン電池

また、auではブランドやメーカーを問わず、不要な電池や充電器を回収しています。NTTドコモでは、携帯電話本体や電池パックを引き取ってもらうことが可能です。
携帯ショップでの回収は、無料で引き取ってもらえる場合が多いですが、事前に問い合わせることをおすすめします。
処分の手順は、店頭で引き取りを依頼するか、設置されたボックスに入れるだけなので簡単です。
ボックスに入れる際は、回収対象外の電池が混ざっていないか確認しましょう。

フリマアプリ・オークションに出品する

まだ使える状態の電池は、フリマアプリやオークションに出品して手放すことも可能です。

  • 新品の乾電池
  • 新品のボタン電池
  • モバイルバッテリー 

上記のような電池なら、すぐに購入される可能性が高いです。
ただし、充電式バッテリーを出品する際は、PSEマークの有無を確認をしましょう。PSEマークが無いものは、「電気用品安全法」の規制対象となり、2019年2月から販売が禁止されています。
また、出品する際は、各サービスの取引ガイドラインに従う必要があります。メルカリでは、非純正のバッテリーや、新品や未使用に近い状態ではない着脱式バッテリー類は出品禁止です。
フリマアプリやオークションで電池を販売する際は、売上金から利用手数料や送料が引かれます。出品や梱包には手間がかかるため、時間を優先したい場合は他の処分方法を検討しましょう。

リサイクルショップで買取を依頼する

新品未開封の電池は、リサイクルショップで買取を依頼して現金化できます。
ボタン電池や乾電池を使い切れない場合は、一度査定に出すと良いでしょう。店頭に持ち込む時間が無い人は、出張買取や宅配買取を行っている業者を選ぶと便利です。

  • 出張買取:自宅までスタッフが訪問し、査定する
  • 宅配買取:店舗まで電池を郵送し、査定を依頼する

まずは電池が買取対象品目になっているか、ホームページや電話で確認する必要があります。
下記のような電池であれば、買い取ってもらえる可能性が高いです。

  • 有名メーカーの電池(富士通、東芝、ソニーなど)
  • 長持ちする電池(パナソニックのエボルタ)
  • 使用期限が2年以上ある電池

買取金額の相場は数百円なので、電池1個のためにリサイクルショップを利用する人は少ないかもしれません。時計や電子機器など、他の不用品をまとめて売却したい人におすすめの処分方法です。

不用品回収業者に依頼する

大量の電池や種類の分からない電池を処分したい場合は、不用品回収業者に依頼して処分する方法があります。
費用は業者によって異なるため、事前に見積もり依頼が必要です。
電子機器や小型家電であれば1点数千円から回収を行っていますし、他にも処分したいものがあれば一律料金でトラックに積み放題のプランも用意されています。

電池と一緒に他の不用品も回収してくれる

不用品回収業者では、電池以外のさまざまな不用品を一度に回収してくれる点がメリットです。

  • パソコン周辺機器
  • 家具、家電
  • 工具・釣り・スポーツ用品
  • スプレー缶、灯油缶

サイズの大きい不用品やごみ分別が難しいもの、自治体で収集していないものでも適正に処理してくれるので安心です。

電池の分別不要でそのまま回収可能

不用品回収業者に依頼することで、電池と本体を分別することなく処分できます。
古い時計やおもちゃ・壊れた懐中電灯など、通常は電池やバッテリーの分別が必要な不用品でも、スタッフに引き渡すだけで済むため手間がかかりません。
大量の不用品の仕分けや処分をすることなく、短時間で部屋が片付くため、忙しい人におすすめの方法です。

膨張した電池も処分できる

不用品回収業者では、回収ボックスに入れることができない膨張したリチウムイオン電池も処分可能です。
バッテリーが消耗すると、内部でガスが発生し、圧が高まって膨張することがあります。こうした電池は発火の危険があるため、適切に処分しなければなりません。
不用品回収業者にまかせることで、電池を安全に処理をしてくれるため、家に放置するよりも安心です。

電池の処分に関する注意点

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ここでは電池を処分する際に気をつけるべきポイントを解説します。
危険な事故が起きないよう、ルールを守って正しく扱いましょう。

テープで絶縁処理して処分する

電池を廃棄する際は、必ずプラス・マイナスの端子部分をテープで絶縁することが大切です。
端子が金属に触れるとショートし、発火の危険があるため、セロハンテープやビニールテープで端子を覆ってください。
乾電池だけでなくリチウムイオン電池やボタン電池も同様の作業が必要です。
絶縁処理を徹底することで、発煙・発火事故を防ぎ、安全に電池を処分できます。

家庭ごみに混ぜて捨てない

電池は家庭ごみに混ぜず、適切に処分しましょう。特にリチウムイオン電池の処分を誤ると、火災事故を引き起こすことがあります。
実際に神戸市では、2022年にごみ破砕施設でリチウムイオン電池の混入による火災が発生しています。
ごみ収集員や近隣住民を巻き込み、大きな被害となる恐れがあるため、電池を正しく分別することが重要です。

使用済み電池の液漏れ・誤飲リスクに注意

古い電池や長期間使用していない電池は液漏れが起きることがあります。皮膚に直接触れると火傷や失明の恐れがあるため、軍手を使い慎重に処分しましょう。
過放電による液漏れを防ぐために、使用済みの電池はすぐに取り外しておく必要があります。
またボタン電池のような小さな電池は、子供やペットが誤飲するリスクが高いです。取り外した電池は手の届かない場所に置き、速やかに処分しましょう。

電池の処分でよくある質問

Q.様々なタイプの電池があるのですが、まとめて回収してもらえますか?

A.はい、問題ありません。 たいていの電池は回収可能ですので、様々なタイプがお手元にある場合には、それらをまとめて回収させていただきます。
もし回収可能な品目についてご不明な点がございましたら、分かりやすくご説明させていただきますので、電話やメールなどで遠慮なくお問い合わせください。

Q.電池の回収を依頼するとどれくらいで来てもらえるのでしょうか?

A.もしお急ぎの場合には、できる限り当日中にお伺いするようにいたしますので、ぜひその旨をお知らせください。
電池のような小さい物でしたら回収作業もスムーズに行えますのでお時間もかからず作業を終わらせられるかと思います。
名古屋周辺であれば最短で30分程度でお伺いすることが可能です。
ただし混雑状況次第でもう少し時間を要する場合もございます。 そのような場合でも、なるべくお客様のご要望に沿って対応させていただきます。

Q.電池以外の不用品も回収してもらえますか?

A.当社では、電池以外にも家具や家電、生活用品といった様々な不用品の回収を行っています。
もしお手元にそういった不用品がある場合には、電池と一緒に回収させていただきますので、ぜひまとめてご依頼ください。
なお、回収可能な品目のリストは、ホームページ上にも掲載していますので、そちらも併せてご覧いただければと存じます。
ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

Q.他社の方が電池の回収料金が安いのですが、値下げを検討してもらえますか?

A.当社ではリーズナブルな料金水準に自信を持っていますが、もし他社の見積り金額の方が安い場合には、それを踏まえて見積り金額を見直させていただきます。
ご要望がございましたら、当社スタッフにお話しいただければご対応いたしますのでご相談くださいませ。

Q.電池一つのみでも回収してもらえますか?

A.はい、もちろん電池お一つでも回収に伺います。
ですが、当社の料金形態といたしましては出張料+個別料金となっておりますので、どれだけ少ない不用品でも出張料は同等にかかってしまいます。
よりお得にご利用していただくためにも、もし他に不用品がございましたらまとめて回収、場合によっては買取も可能ですので宜しければご検討をオススメいたします。

Q.処分方法に記載されてたのですが、電池の端子部分に絶縁テープを貼ってないと回収は難しいですか?

A.いいえ、そのままの状態で回収可能でございます。
当社は、お客様の手間を省きより便利に不用品を回収・買取することが目的ですのでそのような作業は当社スタッフに安心してお任せください。
もし、当日他の不用品もお願いしたいなどご要望がありましたらお受けいたしますので、お気軽にご相談ください。

電池の処分は不用品回収業者におまかせください!

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電池の処分方法は下記の8通りです。

  1. 自治体の収集日に出す
  2. 乾電池回収ボックスに入れる
  3. 小型充電式電池リサイクルボックスに捨てる
  4. ボタン電池回収缶に捨てる
  5. 携帯キャリアショップに引き取りを依頼する
  6. フリマアプリ・オークションに出品する
  7. リサイクルショップで買取を依頼する
  8. 不用品回収業者に依頼する

電池は自治体や回収ボックスで無料で処分できます。
回収対象となる電池は、地域や電池の状態によって異なるため、注意事項を確認の上、絶縁処理をしてから排出してください。
新品の余っている電池を処分したい場合は、個人間で譲渡するかリサイクルショップで買取を依頼することも可能です。
愛知県名古屋市の出張回収センターでは、電池の不用品回収・買取に年中無休で対応しております。絶縁処理や分別など面倒な作業を行うことなく、そのまま回収可能です。
他の不用品の処分も同時に承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください!