座卓の不用品回収

座卓を処分する方法には、どのようなものがあるのでしょうか。

主な方法としては、以下の5種類が挙げられます。それぞれの方法について、詳しく紹介していきます。それぞれの特徴をよく把握した上で、最適な処分方法を選ぶようにしましょう。

自治体に粗大ゴミとして回収してもらう

座卓のように大きな家具を捨てる方法として、最も一般的な処分方法でしょう。
座卓を粗大ゴミとして収集してもらうには、次のような手順が必要になります。

1.インターネット受付や電話受付で自治体に申し込みます。
2.スーパーマーケット、コンビニエンスストア、郵便局などで、手数料納付券シールを購入します。
3.手数料納付券シールに氏名を記入して、座卓に貼り付けます。
4.指定日時に指定場所へ座卓を出します。

具体的な流れは、自治体で異なる場合があるので、詳しくはお住まいの地域の自治体でご確認ください。

粗大ゴミとして処分が必要な場合に注意が必要なのは、日程を自由に選べない点。例えば、名古屋市が実施しているインターネット受付の締め切りは、収集日の10日前までです。今すぐ処分したいときは、他の方法を選んだ方が良いかもしれません。

自治体が指定する処理施設に自分で持ち込む

自治体によっては、指定された処理施設に座卓を自分で持ち込んで処分できる場合もあります。

通常の粗大ゴミ回収と違い、回収費用がかからない分比較的安い金額で処分できますが、重たい座卓を処理施設まで運ぶ労力がかかります。積み込みや荷下ろしももちろん自分で行わなければならないため、負担は大きくなります。また、運搬するためには、当然車も必要になります。
なお、一般家庭から出た粗大ゴミの持ち込みを受け付けていない自治体もあるので、詳しくはお住まいの自治体に確認してください。

解体し、可燃ゴミとして処分する

自治体によって異なりますが、一辺が30cm以内など、可燃ゴミとして処分できるサイズにまで解体すれば、ゴミ袋に入れて、可燃ゴミとして処分できるでしょう。

ただし、大きな座卓を切断するには、大きな労力がかかります。また、切断するための道具も欠かせません。このような作業に慣れていない場合は、あまり現実的な方法とは言えません。なお、小さく解体しても、可燃ゴミとして処分できない自治体もあるため、事前に確認することをお勧めします。

リサイクルショップに売る

まだ新しいものや、きれいな状態の座卓であれば、リサイクルショップに売るという選択肢も考えられます。買取額は、座卓の状態やリサイクルショップによって異なりますが、売れた場合はお金が手元に入ってきます。また、ショップまで自分で座卓を持ち込み、査定を依頼する方法が一般的ですが、出張買取を行っているところもございます。「自分で座卓を運搬するのは大変」「大きな座卓を運搬する手段がない」という場合は、出張買取が可能なショップを選ぶというのも手です。

ただし、座卓は需要が少なく、売れる可能性は低いと考えるのが無難です。売れたとしても、大した金額にならないこともあるので、買取金額を期待せず、とにかく処分したいという場合には利用する価値はありそうです。

ネットオークションやフリマアプリなどに出品する

「売ることが難しい」とお話ししましたが、全く売れないという訳ではありません。しかし、リサイクルショップなどで売るのは厳しい面があります。そこで活用すべきなのがネットオークションやフリマアプリです。様々な需要があり、座卓も人気のあるアイテムとなります。リサイクルショップなどであまり売られていない分、求めている方はこうしたフリマアプリなどを利用して探す方が多くなっているのです。

座卓の状態、劣化具合、使用年数、素材など、分かる範囲で全て詳しく記載し、デザインや雰囲気が分かるような写真を掲載するようにして下さい。直ぐに売れるという事はあまりありません。中には数か月売れないという事も十分ありえます。
買い手が付いた場合には、運営元に販売手数料を支払う必要があり、座卓の配送料は自己負担となります。また、個人間のやりとりになるので、思わぬトラブルにならないよう慎重に取り引きする必要があります。そう言った取り引きや苦手な場合や、すぐに処分できないと困る場合にはお勧めできない方法です。

不用品回収業者に回収・買取してもらう

とにかく早く、手間をかけずに座卓を処分したいのであれば、不用品回収業者に依頼することをお勧めします。
不用品回収業者なら、依頼すれば即日回収してもらえますし、重たい座卓でも家の中から運び出してもらえるため、手間や労力もなく、簡単に処分できます。引越しなどで期限が迫っている場合や、思い立った時にすぐ処分したい場合に最適な方法です。また、買取を行っている業者の場合、座卓の買取を依頼することも可能です。買取不可となった場合でも、そのまま不用品として回収してもらえるため、他の方法を探す手間もありません。さらに、座卓以外に不用品がある場合に一緒に回収を依頼することができます。一度で大量の不用品を処分したい時にも、オススメの処分方法です。

しかし、不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方、中には悪徳業者もあるので注意が必要です。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求したり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も法で裁かれるので他人事ではありません。


不用品の回収や処分には、一般廃棄物収集運搬業許可などの資格が必要になります。資格を取得している業者であれば、まず安心して大丈夫です。
必ずホームページに記載されているはずなので、不用品回収業者に依頼を検討する場合、まず資格を持った業者なのか、見積もりはどうか、さまざまな方向から調べましょう。