プリンターは無料で捨てられる?処分方法8選と注意点を解説

目次

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コロナ禍以降、在宅ワークの方が増加したのと同時に自宅にプリンターを設置する方が増えています。自宅に一台プリンターがあると、ちょっとした書類をコピーしたり、写真やはがきを印刷できたりして便利ですよね。

しかしそんなプリンターも、使っていればいずれ寿命を迎え処分するときがやってきます。そのときに「サイズが大きくて処分しづらい」「何ごみになるの?」「処分は有料?」など処分について悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回のコラムでは、プリンターの処分方法と注意点について詳しく解説していきます!

寿命を迎えて使えなくなったプリンターの処分方法はもちろん、まだまだ使えるプリンターをお得に処分する方法も併せてお伝えしていきますので、処分前にはぜひ参考にしてみてください!

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プリンターとは?種類や寿命について

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プリンターとは、「さまざまなデータを出力し、紙などの媒体に印刷する機械」の総称を指します。

もともとは「パソコンに保存したデータを印刷する」のに特化した機械(単機能)のことをプリンターと呼んでいましたが、現在ではその機能に加え電話やFAX機能、スキャン機能を搭載した「複合機プリンター」が主流となってきており、

  • 立体物を作成・コピーできる「3Dプリンター」
  • スマホと直接接続して写真や画像を印刷できる「スマホ用プリンター」「フォトプリンター」
  • 手で持って使用する「ハンディプリンター」

といった製品も普及するなど、実に多種多様なプリンターが流通しています。

そのほか、プリンターは印刷方式の違いから以下のように分けることもできます。

  • 用紙にインクを吹き付けて印刷する「インクジェットプリンター」
  • トナーを熱で溶かし、紙に圧着させる「レーザープリンター」
  • インクリボンを紙に押し当てて印刷する「インパクト方式プリンター」
  • フィルムインクに熱を加え、液状・気体状になったインクを紙に接触させる「熱転写方式プリンター」

搭載されている機能や印刷方式、また印刷できる素材や紙のサイズによってもプリンターの価格は異なってきます。購入時には使用目的や予算に合ったプリンターを選ぶことが大切です。

プリンターの寿命は3~5年

プリンターの寿命は3~5年(総印刷数1~2万枚)と言われています。

もちろん使用頻度やクリーニングの有無によって寿命は前後しますが、使用期間が長くなり寿命が近づくと以下のような不具合が出ることがあるため注意してください。

  • 電源が入らない
  • 異音がする
  • うまく給紙されない
  • 印刷がかすれる・全体的に薄い
  • 白紙が出てくる
  • エラー表示が出る

ただし、上記のような不具合は「紙詰まり」や「ノズルの詰まり」などが原因で起こっている可能性も多いです。不具合が起こったらまずメンテナンスをしてみて、その後も改善が見られなければ処分を検討しましょう。

メンテナンスの方法は取り扱い説明書やメーカーのホームページから確認することができます。もしわからないことがあったらお問い合わせ窓口に問い合わせてみるのもいいでしょう。

分解して捨てられるの?

お住まいの自治体でプリンターを粗大ごみとして捨てるようにされていた場合は、少なからず費用がかかります。そのためプリンターを分解してパーツごとに捨てれば「不燃ごみ」として無料で捨てられるのでは?とお考えの方もいるかもしれません。

結論から言うと、プリンターは分解して捨てることが可能です。分解したパーツを素材ごとに分けて捨てられれば粗大ごみの回収費用はかかりませんし、パーツが「可燃ごみ」であれば回収頻度も高いので比較的すぐに捨てることもできます。

ただし、プリンターを分解するにはそれなりの知識と手間が必要になります。また、分解する過程でインクが漏れて手や服、周辺の床や壁が汚れたり、工具でケガをしたりする可能性もあるので注意しなければなりません。

作業する際は「床にシートや新聞紙を敷く」「軍手を着用する」などして安全に作業できるようにしておきましょう。

プリンターの処分方法8選!

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ここからは実際にプリンターを処分する方法をご紹介していきます。

今回ご紹介する処分方法は以下の8つです。

  1. 自治体のごみ回収で処分する
  2. 小型家電として処分する
  3. 家電量販店の引取サービスを利用する
  4. リサイクルショップで売却する
  5. フリマアプリやネットオークションに出品する
  6. 人に譲る・ジモティーを使う
  7. 寄付する
  8. 不用品回収業者に依頼する

それぞれの手順やかかる費用、注意点について確認していきましょう。

①自治体のごみ回収で処分する

プリンターは、家電製品であることやサイズの大きさから「粗大ごみ」と思われることが多いですが、自治体ごとに以下のように分別が異なっています。

自治体分別備考
宮城県仙台市粗大ごみ小型家電リサイクルも利用可
神奈川県横浜市燃やすごみ50cm以上のものは粗大ごみ
神奈川県川崎市小物金属最長辺が30cm以上なら粗大ごみ
静岡県浜松市備考参照インクジェット・インクリボンプリンターで単機能のものは燃えないごみ
※60cm以上は連絡ごみ
複合機・レーザー・3Dプリンターは大小問わず連絡ごみ
※サイズ制限があるため要確認
兵庫県神戸市燃えないごみ指定袋に入らないもの、または5kgを超えるものは大型ごみ
福岡県福岡市燃えないごみ燃えないごみの袋に入れて口が結べない大きさのもの,重さで袋が破けるものは粗大ごみ

また分別だけでなく、規定サイズや捨て方もさまざまです。分別や捨て方が曖昧なまま適当に捨ててしまうと、せっかく捨てたプリンターを家まで再度持ち帰らなければならなかったり、回収されず放置され不法投棄とみなされてしまったりする可能性もあります。

まずはお住まいの自治体のルールを確認して、問題なくプリンターを処分できるようにしましょう。

粗大ごみ

自治体が規定したサイズ以上のプリンターは、粗大ごみとして処分をおこないます。多くの自治体では予約や手数料納付券の購入など事前準備が必要なケースが多いため、まずは自治体のホームページを見て申込先や受付締切日、手数料を確認しておきましょう。

粗大ごみ事前予約の手順と、各自治体の手数料は以下の通りです。

  1. 受付締切日までに粗大ごみ受付センターに電話かインターネットで申込
  2. 収集日、収集場所、料金を確認する
  3. スーパーやコンビニなど指定の販売店で手数料納付券(シール)を購入
  4. 処分する家具や家電に受付番号や氏名を記入した手数料納付券を貼る
  5. 収集日に指定場所に出す(立ち合いは不要)

各自治体の手数料

  • 宮城県仙台市:400円
  • 神奈川県横浜市:200円
  • 神奈川県川崎市:最長辺が30cm以上50cm未満で全部または一部が金属のものは300円、最長辺が50cm以上180cm未満のものは600円
  • 静岡県浜松市:320円・620円
  • 福岡県福岡市:300円

粗大ごみの回収は月1回~数か月に1回と頻度が低めです。予約締切日までに間に合わなかったり、回収当日にプリンターを出しそびれたりすると次の回収日まで待たねばならず、処分完了までに時間がかかってしまうこともあるため注意しましょう。

不燃ごみ(燃えないごみ)

不燃ごみや燃えないごみとしてプリンターを処分できる自治体なら、指定のごみ袋にプリンターを入れ、指定日時に回収場所に出せば処分が完了します。

予約は必要なく手数料も必要ないため、一番手軽な手段と言ってもいいかもしれません(指定ごみ袋の購入は必要です)。

ただし、回収頻度は粗大ごみと同じく月1回程度の自治体が多いです。急ぎの場合は別の手段を検討したほうがいいでしょう。

クリーンセンター(ごみ処理施設)への持ち込み

もし「回収日を待たずプリンターを捨てたい」「ほかにもまとめて捨てたいものがある」ということでしたら、自治体のクリーンセンター(ごみ処理施設)にプリンターを持ち込み、処分するという方法もあります。

  • 持ち込んだその日にプリンターを捨てられる
  • プリンター以外の家電や家具などもまとめて捨てられる
  • 複数点処分した場合、1点当たりの処分費用が安くなることもある

ただし、持込には車が必須で、稼働日時が平日のみとなっているので日程の調整も必要です。また持込先や手順、処分手数料などは自治体によってさまざまなので、よく下調べをしておく必要もあります。

不明な点がある場合は自治体の窓口に問い合わせておき、確実に処分ができるようにしておきましょう。

②小型家電として処分する

お住まいの自治体がプリンターを「小型家電」としていた場合は、自治体が設置している

  • 小型家電回収ボックス
  • 回収コンテナ
  • 持込窓口

といった回収場所に持ち込めば無料で処分ができます。ボックスの設置場所や回収拠点は自治体のホームページに掲載されているので、まずはお近くに利用できる回収場所がないか確認してみてはいかがでしょうか。

ただし、プリンターがボックスやコンテナの投入口に入らない場合は、プリンターを苦労して持ち込んでも回収してもらえず家に持ち帰らなければならなくなってしまい、二度手間になる可能性も。捨てに行く前には、回収ボックスやコンテナの投入口のサイズについてもあらかじめ確認しておきましょう。

▼小型家電の処分について、詳しくはこちらでも確認できます▼

③家電量販店の引取サービスを利用する

プリンターは家電量販店の引取サービスを利用して処分することもできます。

家電量販店引取対応
エディオン3辺合計が120cm以下で重さが10kg以下
取り外し工事不要で使用できるもの
550円(税込)
ヤマダ電機指定の箱に入る大きさ(それ以外の小型家電もまとめてダンボールにつめて回収可能)
一括1,650円(税込)
ヨドバシカメラ3辺合計サイズ・重量ごとに回収費用が変わる
3辺合計100cm・10キロ以下で550円
3辺合計150cm・20キロ以下で1,100円
3辺合計240cm・30キロ以下で2,200円
(すべて税込価格)
ジョーシン中型家電 550円(税込)
※3辺合計で160㎝未満
ビックカメラ
コジマ
指定の箱に入る大きさ(それ以外の小型家電もまとめてダンボールにつめて回収可能)
一括2,200円(税込)
※2024年5月時点

この方法であれば、

  • 比較的安くプリンターを処分できる
  • まとめて回収サービスを利用できれば複数の小型家電を一度に処分できる
  • 営業時間内に持ち込めばその日のうちに処分ができる
  • 「下取り」できれば新しいプリンターをお得に買うことも可能

といったメリットがあります。その反面、「お店によって対応が異なるのでいちいち調べなければならない」「お店へ持ち込んだり郵送したりする手間が必要」といったデメリットも。

お近くに利用できる家電量販店がない場合や、持ち込んだり郵送したりする時間や手段がないなら別の方法を検討したほうがいいかもしれません。

④リサイクルショップで売却する

まだまだ使える状態の良いプリンターは、リサイクルショップで売却してお得に処分することも可能です。

  • Canon(キヤノン)
  • brother(ブラザー)
  • EPSON(エプソン)
  • OKI (沖電気工業株式会社)
  • HP(エイチピー)
  • RICOH(リコー)

といった国産・人気メーカーのプリンターや最新モデルなら需要が高く、高額買取が期待できます。持込買取ならその日のうちにプリンターを手放すことができるので、お急ぎで処分したい方はぜひ査定を依頼してみてはいかがでしょうか。

ただし、大手リサイクルショップは製造から7年以内の家電製品を買取対象としており、それより古いプリンターは買い取ってもらえないため注意が必要です。

  • セカンドストリート:家電は10年以内に製造されたものが買取対象
  • ハードオフ:基本的に製造後7年以内のものが買取対象(オーディオ製品は年式問わず受付)
  • トレジャーファクトリー:製造年数が7年以内

「いずれ使うかも?」「いつかは売りに行こう」と不要なプリンターをクローゼットや押し入れにしまっているという方は意外と多いですが、古くなればなるほど買取価格は下がっていきます。不要になったらできるだけ早く、査定に出すことを検討しましょう。

高く売るためのコツ

せっかくプリンターを査定に出すなら、できるだけ高く買い取ってほしいですよね。そのためには以下のような点を押さえておきましょう。

  • ちゃんと動作するか確認する
  • プリンターをきれいな状態にしておく
  • 取扱説明書や保証書、替えのインクカードリッジなどがあれば揃えておく
  • 複数の店舗で査定を受ける

面倒だからと使用したあとのプリンターをそのまま査定に出す方は多いですが、汚損があればそのぶん買取金額は低くなります。取扱説明書に記載されているお手入れ方法で表面と内部のメンテナンスをおこない、できるだけきれいな状態で査定に臨むのがおすすめです。

また、プリンター購入時についていた外箱、取扱説明書や保証書、替えのインクカードリッジなど付属品はすべて揃えて査定に出すと買取額アップが期待できます。やるとやらないでは金額に差が出ることもあるため、査定前には購入時の付属品についても忘れず確認しておきましょう。

⑤フリマアプリやネットオークションに出品する

不要になったプリンターは、フリマアプリやネットオークションに出品して処分することも可能です。

  • メルカリ
  • Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)
  • ラクマ
  • Yahoo!オークション(旧ヤフオク!)
  • モバオク

製造年数が7年以上のプリンターや壊れてしまったプリンターはリサイクルショップでは買取を断られることが多いですが、フリマアプリやネットオークションであれば需要があれば売却できます。捨てるしかないと思っていたものに値がつくことも多いので、どんな状態のプリンターでも一度出品してみるのをおすすめします。

手軽に不用品を出品できるのが魅力のフリマアプリやネットオークションですが、その反面以下のようなデメリットもあるため注意してください。

  • すべて自分で作業をおこなうので手間がかかる
  • 重量・サイズがあるプリンターは送料が高くなりがち
  • 売却時には販売額に応じて5%~10%の手数料がかかる
  • 送った製品に不備があるとクレームになることも

そのほか、「売れるまでかさばるプリンターを手元に置き続けなければならない」というデメリットもあります。手間や時間をかけられない、すぐに手放してしまいたいという方は別の手段を検討したほうがいいでしょう。

⑥人に譲る・ジモティーを使う

不要なプリンターは、知人や友人に譲って使ってもらうという方法でも処分ができます。

身近な人に譲って使ってもらえるのであれば、まだ捨てるにはもったいないプリンターを有効活用できます。捨てたり売ったりする手間がかからず、また手渡しできるのであれば梱包や発送作業も必要なくなるので便利な手段です。

ただし、譲ったプリンターに汚損や故障があると譲った後でトラブルに発展する可能性も。譲る前にはきちんと動作確認とメンテナンス、サイズの確認をおこなっておき、気持ちよくやり取りを終えられるようにしておきましょう。

そのほか、身近で譲り先が見つからなければ「地元の掲示板」ジモティーを利用して譲り先を探すこともできます。

ジモティーのメリット

  • 取引が成立しても手数料がかからない
  • 最寄り駅や自宅まで取りに来てもらえれば梱包・発送が必要ない
  • 販売額を自由に設定できる

しかし便利な反面、ジモティーは個人間でのやり取りをおこなうため、「取引の最中に相手と連絡が取れなくなる」「個人情報を悪用される」などのトラブルに発展するケースも。

(参考:ジモティートラブル事例と対処法

トラブルに発展すると、すぐにプリンターを処分できず時間がかかってしまいます。取引のやりとりはジモティー内のチャットでおこなう、プリンターの受け渡し場所はコンビニや駅など人気がある場所を選ぶなど、トラブル対策を徹底しておくようにしましょう。

⑦寄付する

不要なプリンターは支援団体に寄付するという形で処分することも可能です。まだまだ使えるプリンターを捨てるのではなく、別の場所で有効活用してもらえれば嬉しいですよね。

ただし、寄付を検討するなら以下のような点に注意が必要です。

  • 故障したプリンターは寄付できない
  • プリンターの種類や状態によっては受入不可になるケースもある
  • 郵送する場合、配送料は自己負担
  • 寄付したプリンターの使い道は団体によって違う

連絡なしにプリンターを寄付すると、受入不可になってしまう可能性もあります。事前に支援団体に問い合わせて不明な点は確認しておくといいでしょう。

寄付したいものがあるなら「ユースマイル」をご利用ください

「プリンターを寄付したいけどどこに寄付したらいいかわからない」「寄付に興味があるけど、どんなものなら寄付できるの?」といったお悩みがあるなら弊社「出張回収センター」でおこなっている取り組み、「ユースマイル」での寄付をご検討ください。

「ユースマイル」は使わなくなったものを発展途上国の子どもたちに寄付する取り組みで、寄付された不用品は、

  • そのまま使用できるものは発展途上国で寄付され、再利用される
  • 輸出ができない不用品は国内で中古品として販売、その売上で購入したワクチンを寄付する

という形で役立てられています。

基本的に再利用と再販売を目的とした取り組みとなるため、寄付いただけるのは状態の良いプリンターに限られますが、そのほかにも寄付したい不用品があるという方、寄付活動に興味のある方はぜひ一度、ホームページをご覧になってみてください。

「ユースマイル」活動について詳しくはこちらから

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⑧不用品回収業者に依頼する

「粗大ごみの日を待たずにプリンターを処分したい」「引っ越し準備で出た不用品をまとめて回収してもらいたい」というご希望があるなら、不用品回収業者を利用するのが一番おすすめです。

  • プリンター1点から回収OK
  • どんなタイプ・大きさのプリンターでも回収してもらえる
  • 故障したプリンターでも回収可能
  • プリンター以外の不用品もまとめて引き取ってもらえる
  • 分別や搬出、積込などの面倒な作業はすべてスタッフにおまかせできる
  • 買取サービスを利用すれば、処分費用をお得にできることも◎

上記のようなメリットのほか、不用品回収業者の多くは年中無休で稼働しており、即日や夜間の作業にも臨機応変に対応してくれるという大きなメリットがあります。

「数日後に引っ越しを控えているけどごみ捨てができていない」「仕事の都合で夜しか立会できない」などさまざまなケースに臨機応変に対応してもらえるので、お困りでしたら一度相談してみてはいかがでしょうか?

不用品回収業者をできるだけ安く利用したいなら

「プリンター1点からでも回収OK」「面倒な作業をすべておまかせできる」・・・などメリットが多い不用品回収業者ですが、そのぶん自治体での処分よりも費用が高くなりがちというデメリットも。

処分方法プリンター1点の処分費用
不燃ごみ指定ごみ袋代のみ
粗大ごみ~500円程度
家電量販店550円~
不用品回収業者2,000円~3,000円

そんな不用品回収業者をできるだけ安く利用したいなら、複数の業者から見積もりを取って費用を比較する「相見積もり」がおすすめです。

  • 料金やプランを比較できる
  • 同じサービス内容でより安い業者はどこかがすぐわかる
  • 見積書の不審な点にも気づきやすくなり、悪徳業者対策にもなる
  • 業者の特色や担当者の人柄がわかる
  • ほかの業者の見積もりを参考に費用の交渉ができることも!

忙しいときや急ぎの場合には難しいかもしれませんが、できれば2~3社以上の業者から見積もりを取って比べてみるといいでしょう。やるとやらないでは費用に大きな差が出ることもあるので、ぜひ試してみてくださいね。

不用品回収業者の選び方については、以下の記事でも詳しく解説しています!依頼前には参考にしてみてください。

プリンター処分時の注意点とは?

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ここではプリンターを処分する際に知っておきたい注意点をご紹介します。処分前には忘れずに目を通してみてくださいね。

インクカードリッジを処分しておこう

プリンターを処分する前には、インクカードリッジを取り外し、処分しておく必要があります。インクカートリッジの処分方法は以下の3つです。

  • 「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」回収箱に入れる
  • メーカーに回収を依頼する
  • ごみとして処分する

「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」回収箱に入れる

使用済みインクカートリッジは「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」回収箱に入れることで無料で処分が可能です。

ブラザー、キヤノン、エプソン、日本HPの4社が協力して、家庭用インクジェットプリンターの使用済みカートリッジを共同で回収しています。ご家庭で使い終わったインクカートリッジは、里帰りプロジェクトの専用回収箱に入れてください。

引用:インクカートリッジ里帰りプロジェクト

回収箱は全国の郵便局や自治体の施設などに設置されています。ホームページではお近くの設置場所を探すことができるので、一度見てみてはいかがでしょうか?

ただし、回収箱に入れることができるのは「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」を運営している4社の純正品のみです。

  • brother(ブラザー)
  • Canon(キヤノン)
  • EPSON(エプソン)
  • 日本HP(エイチピー)

それ以外のメーカーのインクカートリッジは回収してもらえないので注意してください。

メーカーに回収を依頼する

処分するインクカートリッジが大量にあるという場合は、メーカーに回収を依頼できる場合もあります。

  • Canon(キヤノン):集合回収専用箱(無料)での回収(回収専用箱が満杯になったら集荷可)
  • brother(ブラザー):訪問回収サービス・最寄りのコンビニやご自宅の宅配ボックスでの回収
  • EPSON(エプソン):店頭の回収ポストへの持ち込み・引取回収サービスはインクカートリッジ50個から依頼可
  • RICOH(リコー):購入の販売会社・販売店・回収受付センターに連絡すれば回収に来てもらえる

上記のように、回収方法や回収してもらえる条件はメーカーごとに異なります。また、こちらの方法でも回収してもらえるのは自社製品・純正品のインクカートリッジのみです。他社製品を混ぜて回収してもらうことはできないのでご注意ください。

ごみとして処分する

お近くに回収ボックスがなかったり、捨てに行く時間がなかったりすることもあるかもしれません。その場合は、自治体のごみ回収を利用して処分することも可能です。

プリンターと同じく、こちらも自治体によって分別は異なりますのでまずはお住まいの地域のルールをご確認ください。

自治体分別備考
千葉県松戸市その他のプラスチックなどのごみ市役所や郵便局での回収も実施
神奈川県横浜市専用回収箱または燃やすごみトナーカートリッジ燃やすごみ
大阪府大阪市回収ボックスまたは
普通ごみ
福岡県福岡市燃えるごみ

そのほか、もし未開封のインクカートリッジであればリサイクルショップやフリマアプリ・ネットオークションで売却するという方法もあります。

お手持ちのインクカートリッジのメーカーや状態に合った方法で処分をするようにしましょう。

プリンター内のデータ削除も忘れずに!

HDD(ハードディスクドライブ)を搭載したプリンターは、内部にデータが残っている可能性があります。そのまま捨ててしまったり売ってしまったりすると個人情報が流出してしまう恐れがありますので、プリンターを処分するならデータの削除や初期化をおこなうのを忘れないようにしておきましょう。また、USBやメモリーカードをプリンターに差し込んでいるならそちらも回収が必要です。

そのほか、意外と多いのがコピーした原稿をスキャナーに挟んだままで売却・廃棄してしまったというケースです。捨てる前にはデータはもちろん、プリンターの周辺もきちんと確認することが大切です。

業務用プリンターはごみに出せないので注意!

この記事を見ている方の中には、会社や店舗など事業で使用したプリンターの処分を検討している方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、事業で使用したプリンターはほとんどの自治体で「産業廃棄物」として扱われ、自治体でごみに出すことができません。職場で使用したプリンターが業務用でなく家庭用のものであっても「産業廃棄物」に分類されるため、処分時には注意が必要です。

産業廃棄物となったプリンターは、プリンターのメーカーに回収を依頼するのが一般的ですが、自治体が指示している処理方法に従って処分することもできます。

自治体によって分別や捨て方が異なるケースもありますので、処分前にはホームページを必ず確認し、不明点があるなら直接自治体に問い合わせてみて確実に処分ができるようにしましょう。

パソコンも一緒に処分したい!どんな処分方法がある?

プリンターの処分と同時に、使わなくなったノートパソコンやデスクトップパソコンも処分したい!とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

パソコンはプリンターと同じく小型家電リサイクル法の対象製品ですが、資源有効利用促進法によって指定再資源化製品に指定されている製品でもあります。

使用済みのパソコンは、資源有効利用促進法により、メーカーによる回収とリサイクルが義務づけられています。個人に利用されていたパソコン(家庭系パソコン)と、企業等により事業で利用されていたパソコン(事業系パソコン)のどちらについても、メーカーに回収・リサイクルしてもらうことができます。

経済産業省パソコンのリサイクル(資源有効利用促進法)

そのためパソコンは「不燃ごみ」「粗大ごみ」として捨てることができません。プリンターと一緒にごみに出しても回収してもらえないので注意してください。

パソコンを処分するには以下のような手段があります。

  • パソコンメーカーに回収を依頼する
  • 環境省・経済産業省の「認定事業者」に回収を依頼する
  • 自治体の小型家電回収ボックスを利用する
  • 家電量販店での回収(下取り)

上記の処分方法であれば費用は無料ですが、パソコンの種類によっては有料での処分になることもあります。まずはメーカーのホームページでお手持ちのパソコンの取り扱いについて確認しましょう。

まだ新しいパソコンであれば売却や譲渡といった形でパソコンを処分することもできます。回収や売却など、パソコンの処分については以下のコラムで詳しく取り上げていますので、処分時には一度目を通してみてください。

「プリンター」処分時によくある質問

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Q 壊れているプリンターでも回収してもらえますか?

A. はい、喜んで回収いたします。プリンターのインクカートリッジなどもご一緒に処分できますので、どうぞ併せてご利用ください。また、1点のみの回収も致しますので、どうぞお気軽にお声掛けください。

Q 他の不用品を回収する業者との違いは何ですか?

A. 我が出張回収センターは、名古屋No.1の信頼と実績に基づいた回収業者です。また、高価買取におきましても、お客様より高いご評価をいただいております。更に名古屋市近郊でしたら最短30分のスピード対応、そして、お客様の立場に立った丁寧で親切な接客は、どこの回収買取業者にも負けない自負を持っております。

Q 仕事の都合で土日祝日か、夜間でなければ自宅にいないのですがプリンターの回収は可能ですか?

A. はい、大丈夫です。当社は土日祝日も休まずに、年中無休で営業いたしております。また、夜間の回収にもできるだけ対応させていただいております。事前にご相談いただければ、スタッフのスケジュールを調整し、お客様のご都合に合わせることも可能ですのでどうぞお気軽にご連絡ください。

Q プリンター以外にも処分したいものがありますが、一緒に回収してもらえますか?

A. はい、ご一緒に回収させていただきます。複数ご一緒に回収する事で、一点ずつよりも割安になっておりますので、大変お得です。ぜひ、ご一緒にお出しください。

まとめ

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今回のコラムでは、プリンターの処分方法と注意点をお伝えしてきました。

  1. 自治体のごみ回収で処分する
  2. 小型家電として処分する
  3. 家電量販店の引取サービスを利用する
  4. リサイクルショップで売却する
  5. フリマアプリやネットオークションに出品する
  6. 人に譲る・ジモティーを使う
  7. 寄付する
  8. 不用品回収業者に依頼する

家電製品であるプリンターは自治体のごみ回収や小型家電回収で処分するのが一般的ですが、状態の良いものであれば売却や譲渡など別の処分方法を選ぶこともできます。

お手持ちのプリンターのメーカーや状態を把握し、適した処分方法を選ぶようにすることが大切です。

もし「プリンターをすぐに処分したい」「プリンター以外にも捨てるものがある」ということでしたら不用品回収業者を利用して処分するのがおすすめです。

  • どんなタイプ・大きさのプリンターでも回収してもらえる
  • 故障したプリンターでも回収OK
  • プリンター以外の不用品もまとめて引き取ってもらえる
  • 分別や搬出、積込などの面倒な作業はすべてスタッフにおまかせできる
  • 買取サービスを利用すれば、処分費用をお得にできることも◎

不用品回収業者の多くは、無料での見積もりを実施しています。「利用したいけど費用が不安」「どんな作業をしてもらえるの?」という方はぜひ一度、問い合わせ・相談してみてはいかがでしょうか。