- ノートパソコンは無料で捨てられる?
- 情報流出が怖いけれど、データの消し方がわからない・・・
- まだまだ使えるノートパソコンなので、できれば売ってお得に処分がしたい!
など、故障や買い替えで不要になったノートパソコンの処分にお悩みではありませんか?
ほかの小型家電と同じく自治体でごみとして捨てられるのでは?・・・と思われがちなノートパソコンですが、実は「資源有効利用促進法」「小型家電リサイクル法」の対象製品となっており自治体のごみ回収で処分することができません。お手持ちのノートパソコンのメーカーや状態に合わせた適切な処分が必要です。
とはいえ、どんな処分方法があるのか知らないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回のコラムでは、ノートパソコンの処分方法と注意点について詳しく解説します!
ノートパソコンを無料で処分する方法はもちろん、まだまだ使えるノートパソコンをお得に処分する方法、データ削除の方法なども併せてお伝えしていきますので、処分前にはぜひ参考にしてみてください!
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ノートパソコンは自治体でごみに出せない!
冒頭でお伝えしたとおり、ノートパソコンは資源有効利用促進法によって指定再資源化製品に指定されており、さらに小型家電リサイクル法の対象製品でもあります。
「資源有効利用促進法」「小型家電リサイクル法」は以下のような法律です。
使用済みのパソコンは、資源有効利用促進法により、メーカーによる回収とリサイクルが義務づけられています。個人に利用されていたパソコン(家庭系パソコン)と、企業等により事業で利用されていたパソコン(事業系パソコン)のどちらについても、メーカーに回収・リサイクルしてもらうことができます。
引用:経済産業省|パソコンのリサイクル(資源有効利用促進法)
回収されたパソコンは、再資源化施設においてデータ破壊や分解等の工程を経て再資源化され、樹脂や金属といった素材として再利用されます。
限られた資源を有効に活用し、ごみを減らすため、使用済みパソコンのリサイクルにご協力をお願いします。
小型家電リサイクル法は、デジタルカメラやゲーム機等の使用済小型電子機器等の再資源化を促進するため、主務大臣による基本方針の策定及び再資源化事業計画の認定、当該認定を受けた再資源化事業計画に従って行う事業についての廃棄物処理業の許可等に関する特例等について定めた法律です。
引用:環境省|小型家電リサイクル法 ~法律の概要・関係法令~
限りある資源を有効活用するためにも、ノートパソコンはごみとして捨てるのではなく、適切な処分をする必要があります。
面倒だからと適当に処分をすれば法令違反となるのはもちろん、回収してもらえなかったノートパソコンが不法投棄とみなされトラブルになる可能性も。正しい処分方法を知っておき確実に処分ができるようにしましょう。
ノートパソコンの処分方法8選!
今回ご紹介する、ノートパソコンの処分方法は以下の8つです。
- パソコンメーカーに回収を依頼する
- 環境省・経済産業省「認定事業者」に回収を依頼する
- 自治体の小型家電回収ボックスを利用する
- 家電量販店で回収してもらう
- 新しいパソコンを買う場合は下取りがおすすめ
- リサイクルショップで売却する
- フリマアプリ・ネットオークションに出品する
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれの手順や注意点について、詳しく確認してみましょう。
①パソコンメーカーに回収を依頼する
資源有効利用促進法は、ノートパソコンを製造・販売するメーカーに「不要になったパソコンを回収してリサイクルする」ことを義務付けています。
そのため、上記のような「PCリサイクルマーク」がついているノートパソコンは無料で回収してもらえます。お手持ちのノートパソコンのメーカーを調べ、窓口に回収を依頼しましょう。
※2003(平成15)年10月以前に販売された古いノートパソコンや、PCマークがないものは有料での処分になる可能性があります。
メーカーがわからないものや自作パソコンはどうする?
- メーカーが倒産している
- 海外から個人輸入したパソコン
- 自作パソコン
上記のようなノートパソコンで、回収窓口がないというケースもあるかもしれません。
その場合は、「一般社団法人パソコン3R推進協会」に回収してもらうことも可能です。
「パソコン3R推進協会」申込先
- インターネットでの申込:回収するメーカー等がないパソコンの回収申込み
- 電話申込:044-540-0576
ただしこちらは有料での回収となるため注意してください。「費用が知りたい」「回収するメーカーが存在しないパソコンかどうか判断がつかない」など、不明な点があれば電話で問い合わせて確認しておきましょう。
②環境省・経済産業省の「認定事業者」に回収を依頼する
「複数のメーカーのノートパソコンをまとめて処分したい」「プリンターやスキャナなどの周辺機器も一緒に処分したい」ということでしたら自治体と連携した認定事業者に回収依頼をするという方法もあります。
- 回収後は国の認定工場で処理されるため、安心して依頼ができる
- 複数台のノートパソコンも1箱までなら無料で処分できる(※)
- プリンターやスキャナ、スマホなどほかの小型家電もまとめて回収可能
※パソコンが含まれない場合や、2箱目以降は1箱ごとに税込1,650円の費用がかかるため注意が必要です。
例として、名古屋市をはじめとして多くの自治体と連携してパソコンのリサイクルを行うリネットジャパンリサイクル株式会社の回収の手順をご紹介します。
- インターネットで申し込む
- 段ボールにノートパソコンと処分したい小型家電を入れる
- 指定した日時に業者が集荷に来てくれる(配送伝票の記入も不要)
- 処理が完了したらメールでお知らせ
リネットジャパンのホームページにはデータ消去ソフトが用意されているので、そちらを利用しデータ削除を行ってからノートパソコンを梱包・発送します。ソフトを利用できない、壊れていて電源が入らないという場合は有料になりますが「データ消去サービス」を利用することも可能です(パソコン1台につき税込3,498円)。
ノートパソコン以外の不要な小型家電をまとめて簡単に処分したいという方や、データを確実に削除してもらいたい、という方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
③自治体の小型家電回収ボックスを利用する
ノートパソコンを小型家電としている自治体であれば、スーパーやホームセンター、市役所や公民館などの公共施設に設置されている小型家電回収ボックスに入れて処分することもできます。
自治体のホームページには回収ボックスの設置場所リストが掲載されています。お住まいの近くに回収ボックスがないか、まずは確認してみましょう。
費用は無料で、回収ボックスに入れるだけなので手軽な処分方法ですが、
- ノートパソコンのサイズによっては投入口に入らないことがある
- 持ち運びの手間がかかる
- 近くにボックスがない場合は利用できない
- 自治体ごとに回収品目や回収方法が異なる
というデメリットも。利用できない場合は別の方法を検討しましょう。
④家電量販店で回収してもらう
家電量販店でノートパソコンの処分を依頼するという方法もあります。
こちらも回収費用は無料で済む場合が多く、お近くに家電量販店があればすぐに利用できるのが便利です。しかし店舗によって回収対象や回収方法が異なっているので、利用時には注意が必要です。
家電量販店 | ①費用 ②回収対象 ③回収方法 |
---|---|
ヤマダ電機 (インバースネット) | ①無料(ポイント還元あり) ②パソコンのほか周辺機器も回収可 ③段ボールに詰めて発送 持ち込みは店舗によって対応が違う |
ビックカメラ | ①有料(1箱1,958円(税込)) ②パソコンのほか様々な小型家電を回収 ③段ボールに詰めて発送 持込不可 |
ヨドバシカメラ | ①無料 ②パソコン本体 ③店舗への持込 |
ケーズデンキ | ①無料 ②パソコン本体のみ ③店舗への持込のみ |
エディオン | ①無料 ②パソコン本体やキーボード、自作パソコンも可 ③店舗への持込 店舗によっては対応していないところも |
お近くに店舗がなく利用できない、持ち込んだり郵送したりする時間がないという場合は別の方法を検討しましょう。
⑤新しいパソコンを買う場合は下取りがおすすめ
ノートパソコンを買い替えるのであれば、購入先で古いパソコンを下取りしてもらえるかどうかを確認しておくのがおすすめです。下取りしてもらうことで新しいパソコンを安く買うことができたりポイントが付いたりと、無料で処分するよりも断然お得に処分することができます。
こちらも店舗によって対応は異なりますので、事前に問い合わせを済ませておきましょう。
下取りは家電量販店でも実施していますが、メーカーの公式ネットショップでも利用できる場合があります。たとえば、iPhoneやMacが有名なApple社では以下のような価格で、古いAppleデバイスの下取りを行っています。
デバイス | おおよその下取り額 |
---|---|
MacBook Pro | 最大130,000円 |
MacBook Air | 最大61,000円 |
MacBook | 最大8,000円 |
iMac Pro | 最大36,000円 |
Mac Studio | 最大164,000円 |
下取りできるかできないかによって、新しいパソコンの購入金額に大きな差がでることもあります。購入の際には複数の家電量販店、メーカーの下取り対応について比較してみるのをおすすめします。
⑥リサイクルショップで売却する
- NEC:「LAVIE」シリーズ
- 富士通:「LIFEBOOK」シリーズ
- Dynabook
- Panasonic:「レッツノート」シリーズ
- VAIO
- マウスコンピューター
- Lenovo:「ThinkPad」「Yoga」シリーズ
- Microsoft:「Surface Laptop」
- 日本HP
- DELL:「XPS」「Inspiron」シリーズ
- Apple
といった人気メーカーのノートパソコンであれば、リサイクルショップで高額買取が期待できます。持込買取ならその日のうちにノートパソコンを手放すことも可能なので、お急ぎで処分したい方にもおすすめの方法です。
ただし、リサイクルショップで買い取ってもらえるのは新しいモデルのノートパソコンに限られており、製造から年数が経ったものは買取不可になってしまうことも多いのでご注意ください。
- セカンドストリート:家電は10年以内に製造されたものが買取対象
- ハードオフ:基本的に製造後7年以内のものが買取対象(オーディオ製品は年式問わず受付)
- トレジャーファクトリー:製造年数が7年以内
そのほか、リサイクルショップは幅広いジャンルの品を取り扱っているぶん専門性がないので、相場よりもノートパソコンを安く買い取られてしまいがち、というデメリットも。
ノートパソコンをより高く売りたいなら、中古家電買取専門店や中古パソコン買取専門店での売却や、自分で値段を付けられるフリマアプリ・ネットオークションの利用を検討するのがおすすめです。
高く売るためのコツ
- ちゃんと動作するか確認する
- 汚れやホコリを拭き取りきれいな状態にしておく
- 取扱説明書や保証書、ケースやケーブルなどの付属品は揃えて査定に出す
- 複数の店舗で査定を受ける
中古買取では見た目のきれいさが重要となるので、汚損があるとそのぶん買取金額は低くなってしまいます。キーボードについた手垢や吸気口についたホコリを取り除き、できるだけきれいな状態で査定に臨みましょう。
ただし、きれいなほうがいいからといってノートパソコンを分解したり水濡れさせてしまったりと無理なメンテナンスを行うと、ノートパソコンが破損・故障してしまう可能性もあります。無理せず自分にできる範囲で、取扱説明書を参照しつつお手入れを行いましょう。
⑦フリマアプリ・ネットオークションに出品する
ノートパソコンはフリマアプリやネットオークションに出品して処分することも可能です。
- メルカリ
- Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)
- ラクマ
- Yahoo!オークション(旧ヤフオク!)
- モバオク
製造年数が古いノートパソコンはリサイクルショップでは買取を断られてしまうことも多いですが、フリマアプリやネットオークションであれば需要があれば自分の設定した金額で売却できます。
また、壊れてしまったノートパソコンでも「ジャンク品」として価値があり、ごみだと思っていたものに思いがけない値が付く可能性もあります。そのためどんな状態のノートパソコンでも、一度出品してみるのがおすすめです。
利用時の注意点
- 出品~発送まですべて自分で作業を行うので手間がかかる
- ノートパソコンは精密機械なので、厳重な梱包が必要
- 売却時には販売額に応じて5%~10%の手数料がかかる
- 送った製品に不備があるとクレームになることも
- データの削除を徹底しておかないと個人情報が流出する恐れがある
- 売れるまで時間がかかることもある
リサイクルショップや買取専門店よりも高値での売却が期待できるフリマアプリやネットオークションですが、その一方で自分ですることが多い、手放すまでに時間がかかるというデメリットもあります。
「手間や時間をかけたくない」「すぐに手放してしまいたい」という方は別の手段を検討したほうがいいでしょう。
⑧不用品回収業者に依頼する
ノートパソコン単体の処分であればメーカー回収や小型家電回収ボックスなどの方法がおすすめですが、「ノートパソコン以外にも捨てたいものがある」「時間をかけずに処分がしたい」といった事情があるなら不用品回収業者を利用するという方法もあります。
- ノートパソコン1点でも回収してもらえる
- 古い・故障しているノートパソコンでも回収OK
- ノートパソコン以外の不用品もまとめて引き取ってもらえる
- 分別や搬出、積込などの面倒な作業はすべてスタッフにおまかせできる
- 買取サービスを利用することで処分費用をお得にできる可能性も◎
上記のほか、不用品回収業者には「自分の指定した日時に回収をしてもらえる」「夜間や即日の回収など、臨機応変に対応してもらえる」という大きなメリットも。お急ぎの方や忙しい方には特に便利な手段となっています。
悪徳業者に注意!
手間や時間をかけずにノートパソコンや家の中の不用品をまとめて処分できる便利な不用品回収業者ですが、中には悪質な事業者も存在しており、以下のような被害に遭う可能性があるため注意が必要です。
- 事前に聞いていた金額よりも高額な費用を請求された
- 高額な費用を支払うまで家に居座られた
- 見積もり後キャンセルしたいと伝えたら、キャンセル費用を請求された
- ノートパソコンのデータを抜かれ、個人情報を悪用された
- 回収された不用品が不法投棄されてしまった
せっかくノートパソコンを処分できても、トラブルになってしまっては元も子もありません。「安いから」「面倒だから」と適当に依頼してしまわず、業者選びは慎重に行うようにしましょう。
とはいえ初めての利用の際には優良業者と悪徳業者をどう見分ければいいのか、というのはなかなかわかりづらいですよね。そんな時には、複数の業者から見積もりを取って費用を比較する「相見積もり」がおすすめです。
- 複数の見積書を比較することで不審な点に気づける
- 料金やプランを比較できる
- 同じサービス内容でより安い業者はどこかがすぐわかる
- 業者の特色や担当者の人柄がわかる
- ほかの業者の見積もりを参考に費用の交渉ができることも!
相見積もりをすれば悪徳業者にひっかかる可能性が低くなるのはもちろん、やるとやらないでは費用に大きな差が出ることもあります。できれば2~3社以上の業者から見積もりを取って比べてみてください。
不用品回収業者の選び方については、以下のコラムでも詳しく解説しています!依頼前にはぜひ参考にしてみてくださいね。
ノートパソコン処分時の注意点
ここでは、ノートパソコンを処分する際に知っておきたい注意点を解説します!
知っておかないと損をしてしまったりトラブルになってしまったりする可能性がありますので、処分前にはぜひ目を通してみてください。
処分前には必ずバックアップを!
ノートパソコンの処分の前には、データのバックアップが必須です。
- DVDディスク
- Blu-rayディスク
- USBメモリ
- ハードディスク(HDD)
- ソリッドステートドライブ(SSD)
- microSDカード
- クラウドストレージ
- パソコン引越し・データ移行ソフトを利用する
保存したいファイルやフォルダは外付けHDDやSSD、USBなどにコピーするのが一般的ですが、最近ではiCloudやGoogleドライブ、Dropboxといったクラウドストレージサービスを利用する方も多くなっています。
「外付けストレージは大容量のデータ移行に便利なものの、周辺機器の購入が必要」「クラウドストレージサービスは周辺機器を購入する必要がないが、大量のデータ移行には不向き」といったように方法それぞれにメリットとデメリットがあります。よく調べたうえで、ご自分の作業環境やデータ量に合った方法でバックアップを行いましょう。
初期化ではデータは消えない
- ネットショップ利用時のクレジットカード情報
- 自分や知人の住所、氏名
- 個人的な写真や動画
など、さまざまな情報がノートパソコンには詰まっています。メーカーや認定事業者へパソコンを引き渡すなら悪用される心配もないし、別にそのままでも大丈夫なのでは?と思われがちですが、処分されるまでの過程にそれらのデータが流出する可能性はゼロではありません。
有料でのデータ削除を依頼しない場合は、自分の手元でデータをすべて削除しましょう。
「パソコン内のデータを消す」というとパソコンのデスクトップのごみ箱を空にしたり初期化したり、という手段を思い浮かべる方も多いと思いますが、実はごみ箱を空にしたり初期化したりするだけではデータは消えておらず、専用のソフトなどを使えば簡単に復元されてしまいます。そのため、データ削除をするなら「データ削除プログラム」を使用するのがおすすめです。
一般社団法人パソコン3R推進協会のホームページでは、メーカーが推奨するデータ消去プログラムを確認できます。無料のものや有料のものなどさまざまなソフトがありますので、ご自身のノートパソコンや希望に合った方法を選びましょう。
HDDの物理的な破壊は危険
「データ削除ソフト」を使ったとしても安心できない!もしくはパソコンが壊れていてデータ削除ソフトを利用できない、といった場合には、HDDを物理的に破壊して読みとれないようにするという方法もあります。
しかしHDDの破壊は、
- ドリルやハンマーなどを用意する必要がある
- 力が必要
- 騒音が発生する
- 破片でケガをしたり有害物質が飛散したりする可能性も
といったようにデメリットも多い作業となっています。専門業者に依頼すれば、専用器具を使いデータを確実に削除してもらえるので、無理せず依頼するのがおすすめです。
パソコン用バッテリーはどう処分する?
ノートパソコン本体をまるごと処分するなら、内蔵バッテリーは外さずそのまま処分ができます。
しかしノートパソコン本体は処分せずバッテリーの交換だけをした場合、使用済みのバッテリーをどう処分しよう?とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
ノートパソコンから取り外した使用済みバッテリーは、ノートパソコンと同じく自治体のごみに出すことができません。そのため、充電式電池リサイクル協力店に設定してあるリサイクルBOXに入れて処分するのが一般的です。
- 富士通:使用済みバッテリーは充電式電池リサイクル協力店に設置してある リサイクルBOXに入れて処分する。
- Apple:使用済みノートブック用充電式電池は全国のJBRCリサイクル協力店に設置されている「充電式電池リサイクルBOX」に入れる
- Lenovo:レノボ・スクラップセンターへ着払いで郵送。送付重量が1kg以下の場合は郵便局の「ポスパケット」、複数個の送付などで送付重量が1kgを超える場合は、日本郵便のゆうパックの着払いで送付。
バッテリーの捨て方について詳しくは、上記のようにメーカーのホームページや一般社団法人JBRC(ジェイビーアールシー)のホームページに記載があります。
必ず確認してから処分をするようにしましょう。
「ノートパソコン」処分時によくある質問
Q データの初期化は代行してもらえますか?
A. ノートパソコンに保存されているデータはどれもお客様の大切な情報ですし、初期化にもかなりの時間を要するため、お客様ご自身でのデータの初期化やバックアップをお願いしております。ご了承ください。
Q 大量のノートパソコンの処分はお願いできますか?
A. もちろん大量の使わなくなったノートパソコンの処分も承っております。企業様からの不用品回収の実績もございますので、安心してご依頼ください。また、当社は愛知県・三重県・岐阜県・静岡県でサービスを運営しております。こちらのエリア内でしたら複数の事業所のノートパソコン回収にも対応いたしますのでご相談ください。
Q 追加料金が発生することはありますか?
A. ノートパソコンの場合は回収するもののサイズが小さいため追加料金が発生するケースはめったにございません。万が一追加料金を請求する場合は事前に見積もりを行い、お客様からご了承いただいたうえで作業いたしますのでご安心ください。
Q 当日対応は可能ですか?
A. もちろん当日のお申し込みも受け付けております。ただ、LINEやメールでのお申し込みだと返信に時間がかかってしまいますので、お電話でお申し込みいただけますと幸いです。また、引っ越しの多い1月〜4月頃はご予約が集中しており、回収をお断りしてしまうことがございます。したがって、できるだけ時間に余裕を持ってご予約をお願いいたします。
まとめ
今回のコラムでは、ノートパソコンの処分方法8選と注意点について解説しました。
- パソコンメーカーに回収を依頼する
- 環境省・経済産業省「認定事業者」に回収を依頼する
- 自治体の小型家電回収ボックスを利用する
- 家電量販店で回収してもらう
- 新しいパソコンを買う場合は下取りがおすすめ
- リサイクルショップで売却する
- フリマアプリ・ネットオークションに出品する
- 不用品回収業者に依頼する
ノートパソコンは「資源有効利用促進法」「小型家電リサイクル法」対象製品のため、自治体で不燃ごみや粗大ごみとして処分することはできません。メーカーの回収や自治体の小型家電回収ボックス、家電量販店での回収を利用すれば無料で処分することも可能なので、まずはお手持ちのノートパソコンのメーカーを確認してみましょう。
記事では無料回収のほかにも、まだ使えるノートパソコンを売却してお得に手放す方法もお伝えしています。お手持ちのノートパソコンの状態を確認し、適した処分方法を選ぶようにしましょう。
もし「ノートパソコンをすぐに処分したい」「ノートパソコン以外にも捨てるものがある」ということでしたら、不用品回収業者を利用して処分するという方法もあります。
- ノートパソコン1点でも回収してもらえる
- 古い・故障しているノートパソコンでも回収OK
- ノートパソコン以外の不用品もまとめて引き取ってもらえる
- 分別や搬出、積込などの面倒な作業はすべてスタッフにおまかせできる
- 買取サービスを利用することで処分費用をお得にできる可能性も◎
「利用したいけど費用が高いのでは?」「どこまで作業してもらえるの?」など、不安な方は無料の見積もりを利用してみるのがおすすめです。ぜひ一度、問い合わせてみてはいかがでしょうか。