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コロナ禍になってから自宅にいる時間が増え、家庭菜園デビューをしたという方も多いのではないでしょうか?
我が家でも野菜や花を育てていて、土いじりや野菜の収穫などが楽しみのひとつになりました。
一度でも植物を育てた方はわかると思うのですが、野菜や花を育てようと思うと土をたくさん使いますよね。
特に実のなる野菜や果物は、実をつけるための栄養がたくさん必要になるため、土を多く使うことがあります。
さて、野菜を収穫したあとや植物が枯れたあとの土の処分はどうすればよいのでしょうか?
「ごみ袋に入れて可燃ごみで捨てれるでしょ」と思った方も多いと思いますが、ほとんどの自治体では回収していないか、片手で持てるくらいの量なら可燃ごみでOKなどとされています。
でも家庭菜園で使用したとなると、結構な量の土を処分することになりますよね。
実は土は「自然のもの」であり「廃棄物」ではないため、ごみとして回収してもらえない自治体が多いのです。
植物を育てる際は土と同時に石や砂を使用したりもしますが、これらも土と同じく多くの自治体で回収していません。
では家庭で土を捨てる場合はどのように処分すればよいのでしょうか?
また、同時に庭木や観葉植物など、大きな植物を処分したい場合もありますよね。
今回は土の処分方法に加えて石や砂、植物の処分方法も詳しく解説していきますので参考にしてみてください。
目次
冒頭でもお伝えしたとおり、土は「自然物」なので「ごみ」という扱いにはなりません。
これが多くの自治体で回収していない理由です。
土は公園や森林などにもあるため、そこに撒いてしまえばいいじゃないかという人もいます。
しかし、家庭菜園で使用した土には肥料が含まれていて、肥料の中には化学物質を使ったものもあります。
このような別の成分を含んだ土は自然界のものではなくなってしまうため、自然の中に捨ててしまうと環境破壊に繋がる恐れがあります。
そのため、土を公園や森林、川や海などに捨てることは法律で禁止されており、もし捨ててしまった場合は不法投棄となり罰金の対象になる可能性があります。
家庭ごみで捨てれないとなると、どのように処分したらいいのか迷いますよね。
自宅に庭があったり、戸建てに住んでいる方は庭に撒くというのが1番手っ取り早く、費用もかからずに処分できる方法です。
しかし、マンションやアパートに住んでいる方は敷地内の共有部分などにも捨てることはできません。
また、たとえ庭があっても大量の土を処分したい場合や、庭に撒くのが嫌だということもあります。
以下に土の処分方法を4つ、詳しく紹介していきます。
土は自治体では捨てられませんとお伝えしましたが、自治体によっては回収してもらえる場合もあります。
例えば以下の自治体では市内にある処理施設へ持ち込めば回収してもらうことができ、春日井市と刈谷市では「石・砂」も受け入れ可能です。
ただし、市外からの持ち込みはできません。
しかし、このような回収可能な自治体は少数で、ほとんどの場合は「回収不可」や「園芸店へ相談」となっています。
名古屋市の場合、「片手で持てるくらいの量」であれば可燃ごみで処分できますので少しずつ捨てる…というのも可能ですが、量が多い場合はあまりにも時間がかかってしまいますよね。
名古屋市に住んでいる方が自治体を利用して土の処分をする場合、岐阜県多治見市にある愛岐処分場まで持ち込んで捨てることができます。
ただし事前に各区にある環境事業所で申し込みをする必要があり、申し込みをしたその日のうちに愛岐処分場まで持ち込まないといけないため、注意してください。
10kgまでごとに200円
もし、新たに別の植物を育てようと考えているなら、土をリサイクルして再利用する方法もあります。
古い土は栄養分がなくなり、雑草や根などの余分なものが入っていたり、雑菌や細菌が繁殖している場合もあるため、そのまま再利用はできません。
再度植物を育てる土にするためには、清潔で水はけがよく、保水性のあるふかふかな土にする必要があります。
少し手間はかかりますが、土を再生させることで処分する手間も省けますし「また何かを育てたい!」というときも、たくさんの土を買う必要がないので家計にも地球にも優しい方法ですよね。
ただしすべての土をそのまま使えるというわけではなく、根が多かったり、土が硬くなったりして半分くらいは捨てることもあります。
再利用の際には市販の土を足すなどして、量を調整してください。
また、湿気の多い梅雨の時期は再生に時間がかかるため、冬か夏の終わりにするのがおすすめです。
では早速土のリサイクル方法をお伝えします。
用意するもの
作業手順
さらにお手軽に土の再生をしたいという方は、「混ぜるだけ」や「撒くだけ」といったかなり手軽なリサイクル材が多く出ているため、これらを利用する方法もあります。
これだけでも再利用はできるとされていますが、プランターの場合は念のため「ふるいにかけて消毒する」という工程を踏んだ方が確実です。
費用
1,000円~2,000円程度(用意する道具や肥料代)
土を購入するときに多く利用するのがホームセンターや園芸店になります。
「購入できるのだから、回収もしてもらえるんじゃない?」と考える方も多いようですが、コーナンやビバホーム、カインズホームといった大手のホームセンターではまず回収はしてもらえません。
島忠やユニディといったホームセンターでは回収をしているようですが、一部地域しか店舗がないため利用できる方は限られてしまいますね。
このように地域によっては回収可能なホームセンターもあるため、近隣のお店に電話などで問い合わせて回収できるかどうかを確認してみましょう。
また、園芸店の場合も同じように、店舗によっては回収をしてもらえる場合もあります。
大抵の場合「園芸用土を購入すると同程度の量を引き取ってもらえる」といったサービスが多いようで、土を買う予定のある方はお店に確認してみてください。
また、どちらの場合も無料で引き取ってくれることが多いですが、土を袋詰めにしてお店まで持ち込む必要があります。
土は重いので袋が破れないよう2重、3重にしたり、車が汚れないようビニールシートを敷いておくなどの工夫が必要です。
0円~2,000円(土の購入費用)
不用品回収業者では土はもちろん、砂や石も回収してもらうことができます。
電話やネットから申し込みをすることができ、早ければその日のうちに自宅まで引き取りにきてもらええるため、手軽に早く処分できます。
不用品回収業者を利用するメリットとして、ほかに不用品があれば一緒に引き取ってもらうことも可能ということです。
家庭菜園をするとスコップや支柱、プランターや植木鉢などさまざまな不用品が出る場合もありますよね。
これらは自治体で処分しようとすると分別の手間がかかったり、大きいプランターや植木鉢は重いので運ぶのも大変です。
このような園芸用品や植物もまとめて処分できるのは不用品回収業者だけです。
ただし、費用はほかの方法に比べると割高になってしまうため、土のみでなく他の不用品もまとめて依頼するほうがお得に処分できます。
また、土の引き取り料金以外に基本料・出張費がプラスされることもあるため、事前に見積もりを依頼すると安心ですよ。
1,000円~(プラス出張料などがかかる場合もある)
一般的に土を使う場面と言えば家庭菜園をイメージする方が多いですが、どのような場面で土の処分が必要になるのでしょうか。
よくあるケースを3つ、以下にまとめてみました。
庭造りで余った土
家庭菜園で使用した土
災害用に用意した土嚢
最近では庭を自分でDIYするという方も多く、庭造りをするために大量の土を購入したら余ってしまったという場合があります。
もともと庭にある土の土壌改良をした場合には、古い土を処分したいときや、掘り起こしたら石がたくさん出てきたので処分したい…ということもあるようです。
また、庭造りにはレンガやセメント、木材などさまざまな素材のものを使用しますが、これらも余ってしまい処分したいという場合や、土に砂利が混ざってしまいそのまま処分できないということもあります。
そのような時は、そのままの状態でまとめて回収してくれる不用品回収業者が便利でおすすめです。
一般的によくあるのが家庭菜園や観葉植物を育てるために使用した土の処分です。
植物が枯れたり、引っ越しや趣味が変わったなどで家庭菜園をやめたいというときに土の処分が必要になることが多いようです。
この場合、枯れてしまった植物も処分する必要があったり、プランターで育てた場合には、水はけをよくするための鉢底石や支柱なども処分する場合があります。
観葉植物の場合ですと、大きいものは大人の背丈を超えるようなものもあり、処分するのが大変になります。
植物の処分方法については後ほど解説していきます。
日本は台風や大雨による水害も多く、自宅の浸水被害対策として土嚢をお持ちの方も多くいます。
しかし「引っ越しなどで今後使うことがない」「土嚢袋が破れて中の土が出てきてしまった」などで処分をしたいと考える方もいます。
また、土嚢は一般的には使い捨てのものも多く、一度水害時に利用した場合は処分しなくてはなりません。
止水が目的なので量も多いですし、土嚢は水を吸うと重くなり処分するのは大変ですので、プロの力を借りるのがおすすめです。
植物と言っても、花や野菜、観葉植物、庭木などさまざまあり、大きさによって処分方法が異なります。
ここでは4つの処分方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。
多くの自治体ではごみ袋に入る大きさであれば可燃ごみで処分することができ、袋に入らない大きなものは粗大ごみということになります。
以下に名古屋市の場合の処分方法を紹介します。
可燃ごみ袋に入るもの・・・無料
ごみ袋に入らない大きなもの・・・粗大ごみになり、大きさによりますが250円~1,000円程度の手数料がかかります。
自治体によってルールが異なりますのでホームページなどで確認してください。
「まだ枯れてないけど処分したい」「大きくなりすぎて手に負えなくなった」など、ごみとして捨てるのは気が引けるけど手放したい場合、引き取りサービスを行っている園芸店に依頼する方法もあります。
ホームページなどで探す方法もありますが、家の近くに園芸店があれば問い合わせてみるとよいでしょう。
大抵の場合はお店へ直接持ち込むことになり、無料ではなく有料にて引き取りになります。
また、お店によっては状態がよければ買い取ってもらえるところもありますので、自宅にある植物がまだ元気な場合は引き取ってもらえることで、新たな持ち主の手に渡ることもできるかもしれません。
ただし、お店によっては「観葉植物のみ」や「害虫に侵されているものは不可」「新たに植物を購入した人のみ」などの引き取り条件がある場合があります。
また、土やプランター、植木鉢のみでは引き取ってもらえないため注意しましょう。
無料~2,000円程度
観葉植物を取り扱っているリサイクルショップでは、状態のよい場合に限り買い取りを行っているお店もあります。
ただし、鉢植えで育てる観葉植物は時間の経過とともに価値が下がってしまうため、買い取ってもらえないことが多く、買い取ってくれるお店は少ないのが現状です。
土と同じく、不用品回収業者でも植物の回収を行ってくれます。
こちらは条件もなく、植物も土つきのまま、プランターごとの回収が可能です。
また、自宅まで引き取りにきてもらえるため、大きな観葉植物や重い鉢植えであってもそのままの状態で搬出までしてもらうことができ安心です。
土や植物、プランターなどは同時に処分したいという方も多いため、そんな時には手間や時間をかけずに処分できる不用品回収業者がおすすめですよ。
費用は植物の大きさや数にもよりますが、2,000円程度~という場合が多いようです。
ただし、これに基本料金や出張料やかかる業者もありますので、いくつか事前に見積もりを取っておくと安心です。
2,000円~(1m以上の大きさの場合)
今回は土と植物の処分方法についてご紹介しました。
土や石、植物などは家庭菜園には欠かせないものですが、それぞれ処分方法が違うため、きちんと分別して自治体の指示に従い処分する必要があります。
しかし土や石は量が多いと持ち運ぶのも袋に入れる手間がかかったり、重量もあるため大変な作業ですし、これらを車に積んで捨てに行くとなると、時間にも余裕がないと難しいですよね。
また、植物を育てると土や石以外にもプランターや植木鉢、はさみやホースなどの道具もたくさん使用するため、これらも処分する場合はそれぞれを分別して捨てなければなりません。
処分するものの種類や量が多い場合は、まとめて回収してくれる不用品回収業者へ依頼するのがおすすめです。
出張回収センターでは土や石、植物の回収も行っておりますので、処分にお困りの際は是非ご相談ください!
回収内容についてお教えください。詳しくご記入いただくほど、精度の高いお見積もりが可能です!
不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。