一般的なドリップコーヒーではなく、エスプレッソやカプチーノを楽しめるお店がぐぐっと増えてきています。そんなカフェで提供している、ラテアートを施したおしゃれなカフェラテやカプチーノも大人気ですね!
今回は、カフェやファミリーレストランでも見かけることが多くなった、業務用のおしゃれなエスプレッソマシンについて、お得な情報をご紹介したいと思います。
1.エスプレッソマシンのあるカフェが人気!
コーヒーメーカーというと、真っ黒で無機質な印象がありますが、外国製のエスプレッソマシンはとてもおしゃれですよね。特に、デザインにもこだわった大型の業務用エスプレッソマシンは存在感たっぷり!一台あるだけでお店の印象がぐっとおしゃれに見えます。
カフェラテが飲めるお店はとても人気があるので、飲食店にとっては導入する価値ありです。そのため、ちょっとしたカフェやファミリーレストランなどでも、業務用エスプレッソマシンを置いているお店が増えているようです。
カプチーノなどのミルクにデザインを施したラテアートを作ってくれるお店にも注目が集まっているので、お店の売上アップにも、業務用エスプレッソマシンは大きく貢献してくれます。
カフェラテとカプチーノの違いって何?
エスプレッソマシンで淹れたコーヒーは、フィルターにお湯を注いで淹れるドリップコーヒーとはまったく異なります。圧力をかけて短時間で抽出したエスプレッソコーヒーは、コクのある濃い目の味わいが特徴。大きなマグカップで飲むドリップコーヒーとは違い、小さなカップ(デミタスカップ)で飲むのが一般的です。
ドリップコーヒーに温めた牛乳を加えたものがカフェオレ、エスプレッソに温めた牛乳を加えたものがカフェラテです。カフェラテのほうがコクがあり、カフェオレは飲みやすくあっさりしています。
さらに、温めた牛乳を泡立ててエスプレッソに加えたものがカプチーノになります。ふわふわのミルクフォームがたっぷり入ったカプチーノは、カフェラテよりも牛乳の割合が少ないので(泡立てているため)少し苦めの味わいになります。
2.業務用エスプレッソマシンの種類と特徴
本格的なカフェや大型店舗などで使われる業務用エスプレッソマシンは、どれも同じというわけではありません。いくつかの種類があります。
まず、水を補充する必要のない水道直結型と、タンクに水を貯めて使う卓上型があり、大型店舗で使われる本格的なマシンの多くは水道直結型です。水道直結型は排水も可能なので、連続して何杯も抽出するときに便利です。
さらに、豆を挽いて抽出までを全自動で行うオート、自分で調節しながら抽出できるセミオート、自分で細かい設定ができるマニュアルタイプがあります。
家庭用エスプレッソマシンの上位モデルは数十万円とかなり高額ですが、業務用エスプレッソマシンの販売価格は桁違い!
一日に100杯程度を販売する店舗で使われるレベルのモデルでも、100万円前後の価格が一般的。さらにサイズの大きい上位モデルになると200万円以上にもなります。
家庭用のエスプレッソマシンとの違いとは?
小規模の飲食店では、家庭用のエスプレッソマシンを使っている店舗もたくさんありますし、エスプレッソマシンについては家庭用と業務用という区別をしていないというメーカーもあるようです。
カフェがメインではなく、一日に数杯程度のエスプレッソやカプチーノを提供するようなお店であれば、家庭用のエスプレッソマシンでも十分まかなえるのですが、一日に100杯以上ものエスプレッソを抽出するとなると、やはり、業務用エスプレッソマシンが必要です。
業務用エスプレッソマシンは連続して何杯もの抽出が可能、より質の高いコーヒーを抽出できるという点が大きな特徴です。
3.業務用エスプレッソマシンの人気メーカー
家庭用のコンパクトなエスプレッソマシンは、日本の国内メーカーほかさまざまなメーカーが製造販売しています。しかし、世界中で人気を集める業務用エスプレッソマシンを提供しているのは、なんといってもイタリアのメーカー!高性能で信頼のおける業務用エスプレッソマシンは、イタリア製のものがおすすめです。
業務用エスプレッソマシンの人気メーカー5選
たくさんのメーカーが業務用エスプレッソマシンを製造販売しています。特に有名な5つのメーカーと、人気商品の一部をご紹介します。
1) Nuova Simonelli(ヌォーヴァシモネリ)
イタリアの老舗メーカー
・Musica(ムジカ)
持ち運びが可能な卓上タイプ
販売価格:40~50万円
・Aurelia2(アウレリアツー)
高性能のWBC指定マシン、水道直結型
販売価格:150万円
2) LA MARZOCCO(ラ・マルゾッコ)
イタリア伝統のブランド、明るいカラーのデザインが特長
・Linea mini(リネアミニ)
卓上タイプ(水道直結も可能)、カラーバリエーションも選べるコンパクトモデル
販売価格:95万円
・FB-80
マルゾッコの超人気モデル、水道直結型のセミオート
販売価格:250~300万円
3) LA CIMBALI(ラ・チンバリ)
イタリアの老舗メーカー
・M39GT-DT(スーパープレミアドサトロン)
セミオートの水道直結型
販売価格:約300万円
4) VIBIEMME(ビビエンメ)
スタイリッシュなデザインが特長のイタリアンブランド(表記はVBM)
・DOMOBAR SUPER DOUBLE(ドモバースーパーダブル)
卓上タイプのセミオートマチック
販売価格:約50~60万円
5) Synesso(シネッソ)
アメリカのシアトルを本拠地とするメーカー、革新的なエスプレッソマシンが世界中で高く評価されている
・Cyncra2/Cyncra3(シンクラ)
マニュアルタイプ
販売価格:約170万~200万円
WBC指定マシンってどういうもの?
まだ海外ほどの認知度はありませんが、バリスタという名前は日本でもかなり知られるようになってきました。バリスタになるには特別な資格は要りませんが、コーヒーに関する豊富な知識や高い技術が必要とされます。
バリスタの技術を競う世界大会として、毎年開催されているのが、World Barista Championship(ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ)です。各国のバリスタチャンピオンが参加、2014年のイタリア大会では日本人の選手が優勝しました。
WBCの競技で使われる公式エスプレッソマシンとして使用されたエスプレッソマシンは「WBC指定マシン」と呼ばれ、信頼性の高いマシンとして高く評価されています。
4.要らなくなった業務用エスプレッソマシンは高く売れる?
買い替えや移転、閉店などで不要になった業務用エスプレッソマシンは、業務用機器を専門に取り扱っているお店で買い取りしてもらえるほか、ネットオークションやネットフリマサイトでも多数出品されています。
業務用エスプレッソマシンはとても高価なので、中古のマシンも大人気!まだ十分に使える状態の業務用エスプレッソマシンの処分を検討しているなら、廃棄処分してしまう前に、中古買取をおすすめします。
エスプレッソマシンの専門店で売る
一流メーカーのハイスペックマシンを売るなら、やはり、業務用エスプレッソマシンの専門店。一台で100万円以上もする上位モデルも、しっかり評価してもらえるので安心です。
また、業務用エスプレッソマシンを専門に扱っている店舗なら、多少不具合のあるマシンも修理可能なので、買い取ってもらえる可能性があります。
ネットオークションサイトで売る
ネットのフリマ、オークションサイトでも、たくさんの業務用エスプレッソマシンが売られています。不具合がなく、問題なく稼働しているエスプレッソマシンなら、ネットオークションなどで売る方法がおすすめ!より高く売れる可能性があります。
出品時には、修理履歴を含めて商品の状態についてできるだけ詳しく説明し、鮮明な写真を載せます。傷がある場合には、その箇所がわかるような写真も載せておくことが大事です。
5.まとめ
カフェや飲食店で活躍する業務用エスプレッソマシンについて、種類、人気メーカー、お得な処分方法をご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください!