「家を掃除したら不用品がたくさん出てきた」
「不用品を売りたいけど量が多いので面倒…」
「うちに不用品がたくさんあるけど、売れるかどうかわからない」
「不用品をお得に売却する方法が知りたい」
こんなお悩みはありませんか?
壊れた家電や古い家具など、簡単に捨てれるものでないと「いつか捨てよう」と思っているうちにどんどん溜まっていってしまいますよね。
また、お子さんがいるご家庭では、子どもの成長とともに不要になるものもたくさん出てきます。
けれども、日々の忙しさに追われてしまったまま…という方も多いのではないでしょうか。
我が家でも最近になってようやく、しまったままの古い扇風機や掃除機、さらには買い替えて不要になった電子ピアノまで処分しようと重い腰をあげたのですが、可燃ごみや不燃ごみで捨てれるものはともかく、粗大ごみが複数となると予想以上に手間がかかります。
また、まだ新しいものや使えるものとなると捨てるのも惜しく、売れたらいいのになぁとは思うのですが、重たい家具などは売りに行くのも一苦労なので面倒になってしまうんですよね。
さらに、どこに売れば良いのか、どんな売却方法が最適なのかもわからない…。
しかし、もし売却を考えているなら早く処分したほうが、少しでも高く買い取ってもらえるとのこと。
ずっと家で眠らせておくのはもったいない!
今回は、不用品のなかでも『買い取ってもらえるもの』『買取不可のもの』とともに『売却方法について』も詳しく解説していきます。
もちろん、基本の処分方法もお伝えしていきますので、この記事を参考に家の中をスッキリ片付けちゃいましょう!
不用品の処分方法
不用品の処分方法は基本的には二つ。
『売る』か『捨てる』ということになります。
これ以外に『人に譲る』や『寄付する』ということもありますが、多いのは上の二つではないでしょうか。
しかし、不用品の種類や状態、自身の状況によっても最適な方法はさまざま。
捨てる方法・売る方法について、メリット・デメリットを含めて詳しく解説していきます。
【不用品を捨てる方法1.】ごみとして処分
自治体に回収してもらう
- メリット:費用が安い
- デメリット:回収日が決まっているため捨てるまでに時間がかかる
重いもの・大きいものでも収集場所まで自分で運ばなくてはならない
私たちが普段、生活しているなかで「ごみ」として出たものは主に自治体で処分できることが多いです。
家庭ごみであれば、自治体の指定ごみ袋に入れて指定日に出すだけで捨てることができますので、最も簡単な方法と言えます。
また、処分費用は無料となっており、粗大ごみについては有料となりますが、比較的安い費用で処分ができます。
ただし、ごみの分別は自治体によって細かく決められており、それに従わなければ回収してもらえません。
ごみの分別は一般的には以下の通りです。
- 燃えるごみ
- 燃えないごみ
- 資源ごみ(ペットボトル、白色トレイ、紙パック、空きびん、空き缶、段ボール古紙)
- 粗大ごみ
粗大ごみの品目やルールについては細かく決められていることが多く、自治体によって異なります。
また、粗大ごみは大きなものや重いものであっても自分で収集場所まで運ぶ必要があります。
※ただし、高齢者や障害者等のひとり暮らし世帯の方は回収サービスがある場合もあります。
自治体にあるごみ処理施設へ持ち込む
- メリット:営業時間内ならいつでも持ち込める
処分費用が安い
- デメリット:土日は利用できないなど、営業時間が限られる
自宅から運搬するためには車が必要
各自治体にはごみを持ち込んで処分することのできる、ごみ処理施設が設置されています。
例えば名古屋市では「可燃ごみ」と「不燃・粗大ごみ」の2種類に分別し、施設へ持ち込むことができます。
こちらは戸別回収とは違い、重さで回収費用が決まっていることが多く、一般的には10㎏で200円というのが相場です。
自治体での処分は、粗大ごみだと回収日が1カ月に1回程度しかなく、回収までに時間がかかるのがデメリットですが、自分で持ち込む方法であれば、処理施設の受付時間内ならいつでも都合の良い日に処分できます。
ただし、受付や申し込みが必要な場合もあり、自宅からの搬出やごみ処理施設内での荷下ろしなど、作業の負担が多くなります。
また、運搬用の車がないと難しい方法です。
【不用品を捨てる方法2.】引っ越し業者の回収サービスを利用する
- メリット:引っ越しのついでに不用品を処分できる
自分で搬出しなくてもよい
- デメリット:対象品目が少ない
全ての引っ越し業者が行っているサービスではない
費用が高くなりがち
引っ越しの際に不用品も処分したいという場合には、引っ越し業者で行っている『不用品回収サービス』を利用する方法もあります。
引っ越しは不用品が多く出るタイミングです。
同じタイミングで不用品も処分できれば、手間もかからずとても便利ですよね。
大手の引っ越し業者では不用品の回収サービスを行っており、例えば「サカイ引越センター」では、不用品回収サービスを実施。
対象品目は「エアコン」「テレビ」「冷蔵庫」「洗濯機」「衣類乾燥機」などの家電リサイクル法の対象製品で、有料にて回収しています。
ただし、家電リサイクル法の対象製品以外のもの、タンスやソファーなどの家具は回収しておらず、これ以外にも回収不可のものがあるため注意が必要です。
このように、引っ越し業者では回収サービスがあっても対象品目が少なかったり、そもそも回収サービスがなかったりと、業者によって対応はさまざま。
また、費用も有料となるため、事前に見積もりを取ることをおすすめします。
【不用品を捨てる方法3.】不用品回収業者へ依頼をする
- メリット:対象品目が多い
部屋からの運搬や家具の解体など、ほとんどの作業が任せられる
即日対応可能で、土日や祝日、夜間などもOK
- デメリット:費用が高くなりがち
「不用品回収業者」とは民間の企業が運営する、不用品を回収・処分する業者です。
自宅まで回収に来てもらえるため、重い家具や家電でも、解体や運搬の手間がかかりません。
また、回収品目が多いため、自宅から出た不用品を一度にまとめて処分することが可能です。
自治体とは違い年中無休で対応しているため、日時にも融通が利くことも人気の理由ですが、その分費用は自治体よりも高めになります。
とは言え、買取サービスやトラックに積めるだけの量を一定料金で回収してもらえるプランなど、さまざまな料金プランがあるため、お得に処分する方法も。
時間や労力を節約したい方におすすめの方法です。
【不用品の売却方法1.】リサイクルショップで売る
- メリット:不用品が多い場合でも、一度に売却できる
その場で現金化できる
- デメリット:お店へ持ち込まなくてはならない
買取額が低くなりがち
買取不可のものは持ち帰って処分しなくてはならない
不用品を売りたいと考えて思いつくのは『リサイクルショップ』ではないでしょうか。
リサイクルショップと言えば、売りたいものをお店に持ち込んで買い取ってもらうスタイルが主流です。
一般的にリサイクルショップには『総合型』と『専門型』の二種類があります。
『総合型』と呼ばれるリサイクルショップでは、特定のものだけではなく多岐にわたるジャンルの商品を買取・販売を行っており、ここでは「需要があり、また売れる」と判断したものはなんでも買い取ってもらえます。
一方、特定のジャンルの商品に特化して買取・販売を行っている『専門型』と呼ばれるリサイクルショップでは、店舗の得意とする分野の商品のみを買い取ってもらえます。
店選びのコツとして、売りたい不用品がノーブランド品の場合や、品目問わずたくさんあるときは、総合型のリサイクルショップを選ぶと査定が一度に済むため便利です。
一方、高価なものや特殊なものであれば、専門型へ持ち込んだほうが適正な査定をしてもらえますし、高価買取に繋がります。
しかし、リサイクルショップでの買取は、個人で売るネットフリマなどに比べると安くなりがちです。
もちろん、店舗や持ち込んだものにもよりますが、リサイクルショップでは店舗を構えているため、お店の運営費がかかってしまうことから、査定額を安くしないと利益が出ないということも。
また、大型店ではスタッフがアルバイトやパートということが多く、目利きの必要な専門スタッフが少ないということも査定額が安くなってしまう原因の一つです。
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【なんでも買い取ってくれる?】リサイクルショップor不用品回収業者を選ぶコツ
【不用品の売却方法2.】出張買取を利用する
- メリット:自宅に回収に来てもらえるため、手間がかからない
スタッフと直接対面して査定の交渉ができる
- デメリット:店舗によっては「大型家具・家電」しか対応してもらえない
床傷、壁傷などの保証はない(養生シートの使用も絶対ではありません)
出張費用が発生することもある
『出張買取』は買取業者のスタッフが自宅まで出張し、品物の査定から支払いまでを行う方法です。
多くのリサイクルショップで対応しているほか、着物買取専門の「バイセル」のような、店舗を持たずに出張買取のみを行う業者もいます。
自宅に来てもらえるため、手間がかからないことが最大のメリットですが、リサイクルショップでは大型家具しか出張買取ができないなど、買取対象を絞っている業者も多く、思うように利用できないこともあります。
また、鑑定士の出張や査定にかかる費用は無料にしている ケースがほとんどですが、出張には交通費などのコストがかかるため、出張費がかかることもあります。
利用する際には、出張費や査定後のキャンセル料などがかからないことを確認しておきましょう。
【不用品の売却方法3.】宅配買取を利用する
- メリット:自宅にいながら買取依頼ができるため、自分の都合に合わせて行える
自宅の周辺に買取業者がいなくても売却が可能
買取業者と顔を合わせることなく取引が可能
- デメリット:送料や返送料がかかることがある
大きな家具や家電は対応していないことが多い
売却から入金までに時間がかかる
『宅配買取』は不用品を自分で梱包して業者に発送し、査定・買取してもらう方法です。
こちらもリサイクルショップ以外に、店舗を持たずに宅配買取専門を行う業者もあり、例えばブランド品買取専門の「ブランディア」があります。
宅配買取では、梱包用の段ボールや緩衝剤、発送伝票、申込書などをまとめた宅配キットを無料でお届けしてくれることが多く、自宅にいながら簡単に売却ができることがメリット。
しかし、査定結果に不満があっても交渉はできないことが多く、売却せずに返却を依頼すれば返送料がかかるケースが一般的です。
そのため、査定額に納得がいかなくても売ってしまう、ということも少なからずあります。
【不用品の売却方法4.】個人で販売する
- メリット:自分で好きなときに販売できる
自分で価格設定ができる
リサイクルショップなどで買取不可のものも売れる可能性がある
- デメリット:手間がかかる
必ず売れる保証はない
売れるまでに時間がかかることもある
ネット上での個人売買のため、トラブルが起きやすい
個人で不用品を販売する方法と言えば、昔は『フリーマーケット』が一般的でした。
『フリーマーケット』とは、「公園などで不用品の売買・交換を行う市」のことで、現在もイベントとして各地で開催されています。
しかし、最近ではもっと手軽に、自宅で販売ができる『フリマアプリ』や『ネットオークション』などの、ネット上での売買が人気となっています。
リサイクルショップなどでの売却と違い、自分で商品の販売価格が決めれるという点がメリットのひとつ。
特に、出品する商品が価値の付くものだとわかっていれば、おすすめの方法です。
また、ネット上では全国から買い手が集まるため、部品のみやジャンク品など特殊なものでも売却できる可能性も。
このように買取業者で売るよりもずっといい値段で売れるというのが最大の魅力と言えます。
しかし、出品にはサイトへの登録や商品の撮影、説明文を用意するなどの手間がかかります。
また、出品しても必ず売れる保証はなく、売れない場合は値下げを行ったり、買い手との交渉なども行わなければなりません。
最近では、バーコードを読み取るだけで簡単に商品情報を記載してくれる『バーコード出品機能』というのも充実してきていますが、出品数が多いとやはり大変な作業。
さらには、商品が売れた際の梱包・発送をする必要もあります。
このとき、発送費用を売却側が負担するのであれば、事前に送料を調べておくのがおすすめです。
そもそも、サイトの利用には販売手数料が8~10%程度かかるため、送料や梱包材の費用を含め、これらのかかる費用を考慮して販売価格を決めるようにしましょう。
【不用品の売却方法5.】不用品回収業者の買取サービスを利用する
- メリット:売却と処分が同時に可能
自宅に回収に来てもらえるため、手間がかからない
大きな家具などの解体もお任せできる
日時を指定できる
- デメリット:買い取りをしていない、または対象品目が少ない業者がある
買取サービスのみの利用は不可
中には悪徳業者もいるため、業者選びに注意する
不用品回収業者では買い取りを行っている業者もあり、処分と同時に売却ができる便利なサービスです。
基本的には回収費用がかかりますが、そこから買取金額を引いてくれるので少しでも処分費用を安くすることができます。
売れるものに関しては、専門店での買い取りに比べると査定が安くなることもありますが、不用品の処分が同時にできるというのはメリットと言えます。
また、買い取り実績の多い不用品回収業者では、適正価格をつけてくれる傾向が強く、場合によってはリサイクルショップよりも高値で買い取ってもらえることもあります。
しかし、業者によって買取対象の品目が異なることや、処分費用・買取費用の両方での比較が難しいこともあるため、事前に電話やメールである程度の査定をしてもらうことをおすすめします。
買い取ってもらえないもの
実際に「不用品を売ろう!」と思っても、不用品には買い取ってもらえないものもあります。
知らずにリサイクルショップへ持ち込んでも買い取ってもらえなければ持ち帰るしかなく、手間になってしまうだけですよね。
リサイクルショップなどでは売るときには、再販できるかどうかがポイントです。
ですので、買い取ってもらえないもの=(イコール)再販できないもの、となります。
買取不可のもの
- 製造から10年以上の家電製品
- 組み立て家具・壊れた家具など
- 劣化の激しいもの・傷や汚れが目立つもの
- オーダーメイドや名前入りの衣類
- ハンドメイドの衣類
- マタニティ商品
- ウェディングドレス
- 制服
- ウォシュレット
- 食洗器
- 動物のはく製・標本
- アダルトグッズ
- 防犯登録の控え・購入時の領収書・製品保証書のいずれかの 証明書のない自転車
- PSEマークがついていないもの(PSEマークは「この家電製品は国として安全性が認められています」という表示)
これらは一般的にリサイクルショップなどの業者での買い取り不可の目安となります。
リサイクルショップでの買い取りは、店舗ごとに対象品目が違うため、品目についてはこれよりさらに細かく決められています。
しかし、ネットフリマやネットオークションでは、部品が欠けたおもちゃや壊れたスマホなどもジャンク品として売れることがあるため、上記のものも売れることがあるかもしれません。
売ってはいけないもの
リサイクルショップで売れないならフリマアプリで売ればいいか、と思いがちですが、「売ってはいけないもの」をうっかり出品してしまうと、法令違反になってしまう可能性もあります。
以下の商品は、買取業者ではもちろんのこと、個人での売買も禁止されていることが多いためご注意ください。
- 法令によって取り扱えない商品
(ナイフ・銃・エアガン・コピー商品・治療器・薬品など) - 生き物
- 特定の食料品および飲料品など
(賞味期限、消費期限および食品表示の記載がないもの・生肉・魚介類など) - 転売が禁止・制限されている有価証券・口座など
- 火薬、花火、爆竹、爆発物、灯油、ガソリン、各種高圧ガス、液化石油ガスなど
- 転売する目的で入手したと当社が判断するチケット・金券など
高く売れる不用品の種類
「不用品で何が高く売れるかわからない」
「家にあるこれって高く売れるの?」
というように、どんな商品が高く売れるかがわからない方は以下を参考にしてみてください。
もしかしたら家で眠っている商品の中に、高く売れるものがあるかもしれません。
趣味のもの
以下のものは一定の需要があるため、高く売れやすい傾向にあります。
また、趣味のものは手放そうと思えば手放せることから、売りやすい方も多いのではないでしょうか。
中でもフィギュアやプラモデルといった、コレクターやファンが多いものは買取専門店もあり、プレミアがつくものは高額買取のケースも。
また、キャラクターの人気だけではなく、「完全予約販売」や「完全受注販売」のように生産数が少ないものほど高値で買い取りされています。
- ゲーム
- 本(マンガ・図鑑・資格取得教材など)
- おもちゃ(子ども向け)
- フィギュア・プラモデル
- アイドルグッズ
- トレカ
- CD・DVD
- ゴルフクラブ
- 釣り具
- 楽器
衣類・装飾品など
高級ファッショングッズは、値段の変動が起こりにくく高く売りやすい品物です。
大手のリサイクルショップでの扱いが多いため、一度は利用したことがあるという方も多いのではないでしょうか。
ブランドによっては高額買取も可能で、特にバッグや時計は数十万円以上というケースも珍しくありません。
例えば「エルメス」や「シャネル」のような知名度の高いハイブランドであれば、高く買い取ってもらえるのは当然ですが、最近では「THE NORTH FACE(ザノースフェイス)」や「patagonia(パタゴニア)」のようなアウトドアブランドも高く売れることが多いです。
アクセサリーはブランドやデザイン以外に、金・宝石として価値があるものも高く売ることができます。
特に金の買取相場は近年右肩上がりで高くなっており、2022年4月時点で1g八千円以上。
金の純度が高いほど高く売れます。
- 時計
- カバン
- 財布
- アクセサリー・貴金属・宝石類
- 着物・服
家にあるもの
上記以外の、家にあるもので意外に高く売れるものもあります。
中でも売却件数が多いのが家具や家電です。
家具では、カッシーナ・B&B・ハーマンミラーなどのブランド品であれば十万円前後で買い取ってもらえることもあります。
また、家電では「ダイソン」の掃除機は中古市場の中でも人気が高く、古いモデルでも一万円〜三万円ほどで買い取ってもらえます。
ここで意外なのが「お酒」ですが、買取専門店も多く、ウイスキーですと百万円以上で買い取りをしているケースもあります。
- 家具(購入価格の10%前後が相場ですが、高級メーカーものもであれば高額買取が可能)
- 家電(状態が良く、製造年月日から5年以内のものであれば高額買取も可能)
- お酒(開封していないもの・生産数が少ないもの)
- 電気工具
- パソコン・スマホ
- カメラ・レンズ
不用品を少しでも高く売るには
せっかく手放す不用品ですので、少しでも高く売却したいですよね。
少し手間をかけると高く売れる可能性がありますので、ご紹介します。
家電は売却時期に注意する
一般的に不用品は購入からの年数が新しいほど高く買い取ってもらえます。
中でも家電は、毎年のように新製品が出るほか、耐用年数が5~10年が一般的のため、売却は製造年月日から5年以内のものしか対応していないことも多いです。
そのため、不要になったら早めに売却するのが高く売却するコツです。
掃除やメンテナンスをして状態を良くする
どの買取業者でも言えることですが、買い取った商品は再販が目的になるため、状態が良いほど高く買い取ってもらえます。
例えば衣類ならクリーニングに出す、アイロンをかけておくなどをして、キレイな状態にしておきます。
また、どんなものでも常日頃から「汚れたらこまめに掃除をする」「メンテナンスをする」などをしておくことで、気持ちよく使うことができますし、売るときには高値での売却が期待できます。
付属品を揃える
付属品を揃えておくことで査定額はグンとアップすることがあります。
箱や部品、説明書などの付属品があることで新品に近い状態になるため、買い手がつきやすくなるというわけです。
特にブランド品の場合は購入時の箱や袋、ギャランティーカードや保証書があるのとないのとでは、査定額に大きな違いが出ることも。
また、本の場合は表紙や帯があるほうが高く売れますし、コミックは1巻のみよりもセットにしたほうが高く売れる傾向にあります。
ジャンルによっては専門店で売却する
専門店は特定のジャンルに強いため、専門知識と目利き能力を持つスタッフが多く、どのようなお店か認知されやすいことから再販もしやすいという点があります。
そのため、他店よりも高値で買い取ってもらえる可能性が高くなります。
特に高値で売却できるもの、「ブランド品・骨とう品・美術品・着物・貴金属」などは専門知識のあるスタッフのいる専門店で査定依頼をしましょう。
査定額を比較する
高く買い取ってもらうためにはいくつかのお店や業者で査定依頼をし、比較することが大切です。
このとき、何社か査定を依頼して比較するのが一番わかりやすいですが、お店のサイトに買取実績が載っていれば、これを参考にするのも良い方法です。
また、メーカーや品番、写真などで大体の査定額を教えてくれる業者もありますので、電話などで問い合わせをしてみましょう。
季節物は売る時期に注意
夏物、冬物などの季節限定の商品は、時期によって買取額に差が出てしまうことがあります。
例えば冬物コートやクリスマスグッズなどは、夏前では売却できないことがありますし、その逆で春夏物の衣類や扇風機などの季節家電は、冬前には売却できない、もしくは買取額が安くなってしまうことがあります。
そのため、物品を使う時期の少し前に売ると、高値で買い取ってもらえることが多いです。
不用品を売るときの注意点
ここまでさまざまな売却方法をご紹介しましたが、不用品を売るときには注意点もあります。
場合によっては損をしたり、トラブルに巻き込まれたりする可能性もあるため、以下の注意点に気を付けるようにしましょう。
手数料などのかかる費用をチェックする
不用品の売却方法によっては、手数料がかかるケースもあります。
売却する前にかかる費用をチェックしておきましょう。
手数料の例
- 買取手数料
- 振込手数料
- 査定料
- キャンセル料
- 販売手数料(フリマアプリなど)
- 梱包材費
一般的に、店舗へ持ち込んで買い取ってもらうリサイクルショップなどでは手数料は発生しないことが多いです。
手数料がかかるケースとして、宅配買取や出張買取などで、人件費のような経費がかかる場合に発生することがあります。
このような非対面式の買取では、申し込み時の設定が「自動承認」となっていることもあり、これは査定結果の合意がなく、自動で買取処理が完了してしまうこともあります。
その場合は査定結果に納得がいかなくてもキャンセルができないため、事前に規約などで確認しておきましょう。
業者選びは慎重に!
買い取り業者の中には悪質な業者もいるため、業者選びには注意が必要です。
例えば、宅配買取に多いのがWEB広告の買取額と実際の買取額が大きく異なるケースや、買取査定後にキャンセルをしたら高額なキャンセル料を請求された、というケースです。
このように非対面での売買はトラブルが起きやすく、消費者センターでのトラブル報告も増えています。
また、中古品(新品未開封含む)を取り扱う業者では「古物商許可」が必要になりますが、無許可で買取を行う悪質な業者も存在します。
このような業者の特徴として、「アポイントを取らずに自宅に訪問し買取を呼びかけてくる」や、「査定する予定に無い品物まで出張買取業者が無理矢理買おうとしてくる」などがあります。
不用品を売る方法は状況に合わせて選ぶ
不用品を売るときにどの方法を選ぶかは状況によって異なります。
以下の3つの中でどれを最優先にするかで選択するのがおすすめです。
- 買取価格
- かかる労力
- 買取までの時間
例えば、
「時間をかけてでも高く売却したい」
「納得いくまで高額買取を狙いたい」
という方は、『フリマアプリ』などの自分で販売価格を決める方法や、お持ちの不用品のジャンルを専門的に扱っている『買取専門店』を何社か査定依頼するなどがおすすめです。
一方、
「とにかく早く現金化したい」
「面倒な手間や時間はかけたくない」
という方は、ある程度のジャンルのものをまとめて買い取ってもらえる『リサイクルショップ』へ持ち込むか、『不用品回収業者』などの即日対応が可能な業者へ依頼をするのがおすすめです。
特に、大きな家具や家電など、自分で持ち運びが難しい場合には『不用品回収業者』や『出張買取』などへ依頼すると運搬の手間が省けます。
不用品回収業者である、当社『出張回収センター』でも不用品の買い取りに力を入れていますので、お困りの際はぜひ一度ご相談ください。