アンプの処分方法8選!無料で捨てられる?売却のコツも解説

目次

ギターアンプ

楽器の演奏時はもちろん、音楽鑑賞や映像鑑賞の際にも重要な役割を果たすアンプ。
音楽好き、映画好きの方には欠かせないアイテムですが、壊れたり使わなくなったりして処分をする際に「どう捨てるのか知らない」方は意外と多いのではないでしょうか?
アンプは種類やサイズ、素材がさまざまなうえに電子機器でもあるため、何ごみになるかわかりづらいですよね。

そこで今回は、アンプの処分方法と注意点を解説します。
無料で手放す方法や売却方法、業者による処分など幅広くお伝えしていきますので、処分の際はぜひ参考にしてみてください。

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アンプの処分方法8選!

AVアンプ

今回ご紹介するアンプの処分方法は以下の8通りです。

  1. 不燃ごみとして捨てる
  2. 粗大ごみとして捨てる
  3. 小型家電回収に出す
  4. 家電量販店の引取サービスを利用する
  5. 買取店に売却する
  6. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  7. 譲渡・寄付という選択肢も
  8. 不用品回収業者に依頼する

手順や注意点を確認していきましょう!

①不燃ごみとして捨てる

ヘッドホンアンプやミニギターアンプなど、小型のアンプは自治体で「不燃ごみ」として排出できます。
その場合は、自治体指定のごみ袋にアンプを入れ、指定日時にごみに出せば処分が完了。
手軽に捨てられるのがメリットです。

ただし、自治体によってはアンプを「金属ごみ」「可燃ごみ」など別の分別にしていることがあり、その場合は捨て方も変わってくるため注意が必要です。
ごみ出し前には必ず、お住まいの地域のルールを確認しましょう。

②粗大ごみとして捨てる

自治体の規定サイズ以上の大きさのアンプは、粗大ごみに分別されます。
規定サイズは「一辺30cm」が一般的ですが、自治体によっては「50cm」「袋に入らないサイズ」とされている場合もありますので、まずはお住まいの自治体のルールを確認しましょう。

アンプの処分手数料はどの自治体でも数百円程度となっており、安価での処分が可能です。

  • 東京都大田区:300円
  • 神奈川県横浜市:200円
  • 愛知県名古屋市:500円
  • 大阪府大阪市:200円
  • 福岡県福岡市:300円

ただしその反面、収集頻度が低く、アンプが不要になってもすぐに捨てられないというデメリットがあります。
粗大ごみ回収を事前予約制にしている自治体では予約や手数料納付券の購入など事前準備も必要になるため、急ぎの方は別の方法を検討したほうがいいかもしれません。

【粗大ごみ回収の手順】

  1. 電話、または申請フォームで収集依頼をする
  2. 所定の場所、収集日時などを確認する
  3. コンビニやスーパーなどで手数料納付券(シール)を購入する
  4. シールに受付番号または氏名を書き、アンプに貼る
  5. 指定日時に所定の位置へ運び出し、処分完了

③小型家電回収ボックスに入れる

アンプは、自治体が設置した「小型家電回収ボックス」に入れて処分することも可能です。
誰でも無料で利用でき、回収ボックスが設置されたスーパーや公共施設の営業(開庁)時間内であればいつでも捨てられるのがメリットです。
設置場所は自治体のホームページにアナウンスがありますので、お近くで利用できるボックスを探してみてはいかがでしょうか。

メリットの多い方法ですが、サイズの大きなアンプは小型家電回収ボックスの投入口に入らない場合もあるため注意が必要です。

  • 神奈川県横浜市:30×15㎝(長さ30cm未満)
  • 愛知県名古屋市:縦15×横40×奥行25㎝以下
  • 大阪府大阪市:15×30cm

投入口に入らなかったアンプは、窓口回収や認定事業者による宅配回収、イベント回収など、回収ボックス以外の方法で処分しましょう。

▼小型家電回収について詳しくはこちらの記事でも解説しています▼

④家電量販店の引取サービスを利用する

アンプは家電量販店でも回収してもらえます。
大手家電量販店の回収品目や費用は以下の通りです。

  • エディオン:550円(税込)
  • ノジマ:処分のみの対応は不可。同等商品を購入すれば同じ数量まで無料で処分(※モバイル会員限定)
  • ヨドバシカメラ:AVアンプは550円(税込)
  • ビックカメラ・コジマ:小型家電まとめて回収一括1,958円(税込)
  • ジョーシン:550円(税込)
  • ケーズデンキ:AVアンプは550円(税込)

自治体の小型家電回収とは異なり費用がかかるものの、家電量販店は店舗数が多いため、利用しやすい方も多いのではないでしょうか。

しかし、店舗によって回収対象品目や回収方法、回収費用が異なっている点に注意が必要です。
お近くに店舗がない、持ち込む時間がないという場合は別の方法を検討しましょう。

⑤買取店に売却する

  • Marshall(マーシャル)
  • Roland(ローランド)
  • ORANGE(オレンジ)
  • Fender(フェンダー )
  • BOSE(ボーズ)
  • YAMAHA(ヤマハ)
  • SONY(ソニー)
  • DENON(デノン)

上記のような人気のメーカー・ブランドのアンプをお持ちでしたら、捨ててしまうよりも買取店に売却するのがお得です。
売却先はリサイクルショップと専門店の2種類あり、それぞれメリットとデメリットが異なります。
アンプの種類や状態、ご自身の希望に合わせて売却先を選びましょう。

リサイクルショップ

店舗数が多いリサイクルショップは持込買取の利用がしやすいので、その日のうちにアンプを現金化できるのがメリットです。
家具や家電、衣類などアンプ以外の不用品をまとめて買い取ってくれるのも便利ですよね。

ただし便利なぶん買取額が安いのがデメリットです。専門性が低いため、貴重なアンプや高級品でも相場以下の金額を付けられてしまう可能性があるため注意しましょう。
希少なアンプをより高く売りたいなら、専門店の利用がおすすめです。

専門店

楽器買取専門店やオーディオ機器買取専門店などの買取専門店は、知識豊富なスタッフが査定してくれるので、安心して依頼できるのがメリットです。
アンプの修理に対応しているお店であれば、故障したアンプを買い取ってもらえる可能性も。
高級アンプや年代物など、価値の高いアンプは専門店に査定を依頼しましょう。

ただし専門店は店舗数が少なく「持込買取を利用しづらい」というデメリットがあります。
その場合、宅配買取や出張買取が利用できますが、査定完了までに時間がかかるのがネックです。

⑥フリマアプリ・ネットオークションに出品する

フリマアプリ・ネットオークションなら、アンプを専門店より高く売却できる可能性があります。
付属品が不足している品や故障した品でも場合によっては売却できるため、どんなものでも一度出品してみるのがおすすめです。

【メルカリで実際に取引されているアンプ】

  • Marshall ギターアンプ:3,600円
  • Fender ギターアンプ(ジャンク品):3,999円
  • BOSE パワーアンプ:2,500円
  • SONY パワーアンプ:5,000円

フリマアプリ・ネットオークションは便利な手段ですが、出品したからといってすぐに売れるとは限らないというデメリットがあります。
また、買取店への売却に比べて自分で行うことが多く、手間もかかるため注意してください。
お急ぎの方や手間を省きたい方は、別の方法を検討したほうがいいかもしれません。

アンプの梱包方法

配送途中でアンプが故障した場合、クレームになったり返品手続きをしなければならなかったりと、通常の取引より手間や時間がかかってしまうため注意が必要です。
故障や破損を防ぐためにも、丁寧な梱包を心がけましょう。

  1. エアキャップ(プチプチ)でアンプを包む
  2. 段ボール箱の底にエアキャップや丸めた新聞紙などの緩衝材を敷く
  3. 緩衝材の上にアンプを置く
  4. アンプが動かないよう、四隅とアンプの上に緩衝材を詰める
  5. 段ボール箱の蓋を閉め、ガムテープできっちり封をする

⑦譲渡・寄付という選択肢も

状態の良いアンプをお持ちなら、アンプを必要としている人に譲って処分する方法もあります。

  • 音楽仲間に譲る
  • SNSやジモティーで譲り先を探す
  • NPO団体や施設に寄付する

アンプを買取店に持ち込んだり、粗大ごみ回収の予約を取ったりするのが面倒な方でも、親しい人と会った際に手渡しできるなら、手放しやすいのではないでしょうか。
まだ使えるアンプを捨てずに有効活用できるのもうれしいですよね。

ただし、譲渡・寄付できるアンプは「正常に動作するもの」「汚れや破損の無いもの」に限られます。
状態の悪いものをそのままお渡しすることで譲渡・寄付先とトラブルになる可能性もあるので、事前に動作確認やメンテナンスは念入りに行っておきましょう。

弊社「出張回収センター」でも、使わなくなった不用品を発展途上国の子どもたちに寄付する「ユースマイル」という取り組みを行っています。
ホームページには寄付の手順やこれまでの寄付実績などを掲載していますので、不用品の寄付先を探している方、寄付活動に興味のある方はぜひ一度、ご覧になってみてください。

⑧不用品回収業者に依頼する

アンプは自治体のごみ回収や小型家電回収で安く処分できますが、捨てるアンプがたくさんあったりほかにも捨てたいものがあったりする場合には利用が難しいこともありますよね。
そんなときには不用品回収業者の利用がおすすめです。

  • アンプ1点からでも回収可能
  • 古い・故障しているアンプでも回収OK
  • 関連製品やそのほかの不用品もまとめて引き取ってもらえる
  • 分別や搬出、積込などの面倒な作業はすべてスタッフにおまかせできる
  • 自分の希望する日時に作業を依頼できる

買取を実施している不用品回収業者であれば、回収と同時に不用品の査定もしてもらえます。
売れるものはリサイクルショップへ持って行き、売れないものは分別して回収日にごみに出す…という一連の手間が省けるので、非常に便利な手段です。

また、業者の多くは無料の見積もりを実施しているので、あらかじめ作業内容や費用を確認できるのもうれしいポイント。
「利用したいけど費用はどれくらい?」「どこまで回収してくれるの?」など、回収について疑問がある方はぜひ無料の見積もりを試してみてください。

よくある質問

Q 壊れているアンプも回収してもらえるのでしょうか?

A. もちろん回収させていただきます。当社は不用品回収業者ですので、アンプの状態に関わらずさまざまな品目を回収可能です。楽器店などで買取を断られてしまいお困りの方は、ぜひ当社にご相談ください。

Q  とりあえずアンプ回収の見積もりだけ依頼することはできますか?

A. もちろん、アンプ回収のお見積もりのみのご依頼も受け付けております。お見積もりをご依頼いただければ、細かな金額をご提示いたしますので、料金を見た上で依頼するかご検討いただいても構いません。万が一、金額にご納得いただけなかった場合は無料でキャンセルすることも可能です。手軽に見積もり金額を知りたいという方のために、メール見積もりやLINE見積もりのサービスもご用意しておりますので、ぜひご利用ください。

Q  急いで処分したいアンプがあるのですが、すぐ回収に来てもらえますか?

A. 当社は即日回収を行っておりますので、アンプの処分でお急ぎの方もぜひご相談ください。名古屋周辺にお住まいの方であれば、最短30分でご自宅まで伺います。もちろん、日時はお客様のご都合に合わせて調整いたしますので、ご希望がございましたら担当者にお申し付けください。

Q 夜間しか時間がとれないのですがアンプの回収は可能でしょうか?

A. もちろん夜間のアンプ回収も問題ございません。お客様のご都合のよい時間に対応できるスタッフを派遣致します。ただし、事前にスタッフやトラックの手配等がございますので、お客様のご予定がわかりましたらお早めにご連絡ください。その際にお気軽にご希望の日時をお伝えくださいませ。

Q アンプの回収は何日くらい前までに申し込めばいいですか?

A. お申し込みはいつでも受け付けております。ご連絡をして頂いた当日でもご訪問が可能です。ただし、急ぎの場合でしたら、ほかのお客様との兼ね合いもございますので、できるだけお早めにご依頼ください。お客様のご希望にお応えできるよう努めさせていただきます。

Q アンプを処分する時に、やっておいた方がいいことはありますか?

A. お客様にして頂くお手間は何もございません。回収するアンプにたとえ汚れがあっても問題ございませんので、スタッフが訪問するまでくつろいでお待ちくださいませ。

「アンプ」処分時の注意点

注意

ここからは、アンプを処分する前に知っておきたい注意点を解説します。
処分前には一度、目を通してみてください。

アンプの分解は避けたほうが無難

大きなサイズのアンプは、分解すれば不燃ごみとして処分できる場合もあります。
しかしアンプの分解には手間や時間がかかるのはもちろん、製品や分解の仕方によっては感電やケガの恐れもあるため注意が必要です。
機械の取り扱いに慣れていない方は、分解せずそのまま粗大ごみとして捨てることをおすすめします。
持ち運びできないようなアンプにお困りなら、不用品回収業者を利用しましょう。

悪徳業者に注意

たくさんの不用品がある場合に利用すると便利な不用品回収業者ですが、中には悪質な事業者も存在しており、過剰請求や不法投棄などの被害に遭う可能性もあります。
「安いから」「面倒だから」と適当に依頼するのではなく、以下のポイントを押さえて慎重に業者選びを行いましょう。

  • ホームページやSNSの口コミを確認する
  • 会社の住所・電話番号が実在のものか確認する
  • 電話口のスタッフの対応を判断材料にする
  • 業者のブログや作業動画を見てみる
  • 複数の業者から見積もりを取って比べてみる
  • 見積もりの内容に不審な点がないか確認する
  • 追加料金の有無をあらかじめ確認しておく

不用品回収業者の選び方については、以下のコラムでも詳しく解説しています!
依頼前にはぜひ参考にしてみてくださいね。

まとめ

ベースアンプ

アンプは自治体によって「不燃ごみ」「粗大ごみ」「小型家電」など、分別や捨て方が異なります。
処分前には必ずお住まいの自治体のルールを確認して、正しい方法で捨てられるようにしましょう。

もし「ごみ回収日に間に合わない」「複数アンプがあり、持ち運べない」などの理由で自治体のごみ回収を利用できない方は、不用品回収業者の利用を検討してください。

【不用品回収のメリット】

  • アンプ1点からでも回収可能
  • 古い・故障しているアンプでも回収OK
  • 関連製品やそのほかの不用品もまとめて引き取ってもらえる
  • 分別や搬出、積込などの面倒な作業はすべてスタッフにおまかせできる
  • 自分の希望する日時に作業を依頼できる

弊社「出張回収センター」でも、アンプやそのほかの不用品の回収・買取を行っています。
年中無休で受付をしておりますので、お急ぎの方はぜひ一度ご相談ください!

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