【売却?廃棄?】ラジカセの捨て方7選!費用・注意点まで徹底解説

目次

青いラジカセ

ラジオや音楽を楽しめる「ラジカセ 」。

ラジオ受信機とカセットテープレコーダーを一体化したもので、以前はどのご家庭にも当たり前にある家電のひとつでした。

しかし、近年カセットテープを利用する方は急激に減少し、実家や自宅にホコリをかぶったラジカセがそのまま…なんて方も多いのではないでしょうか?
サブスクリプションで音楽を楽しむのが当たり前な昨今では、”ラジカセは古い機械”というイメージもあり、あまり馴染みがない方もいらっしゃるかもしれません。

「実家を整理していたら、昔使っていたラジカセが出てきたので処分したい。」
「ラジカセを何ごみで捨てれば良いのか分からない…。」

とお悩みではありませんか?

実はラジカセは古いものであっても売れることもあり、すぐに捨ててしまうのは少々もったいないです。

そこで今回は「ラジカセの捨て方」を見ていくとともに、処分の際に必要な費用・注意点についてなど役立つ情報をまとめてご紹介していきたいと思います!

別ページにてレコードプレーヤーの処分方法についても詳しく解説していますので、気になる方はそちらもぜひ参考になさってくださいね。

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まずはラジカセの状態を確認しよう!

カセットの入っていないラジカセ

ラジカセはその大きさや状態によって選択できる処分方法が異なります。
ラジカセの捨て方について見ていく前に、まずはお手持ちのラジカセがどのような状態なのか確認しておきましょう。

壊れたラジカセは「小型家電」か「不燃ごみ」「粗大ごみ」として処分

お手持ちのラジカセが壊れているのなら廃棄処分を検討しましょう。
ラジカセは「小型家電リサイクル法」の対象品目であり、多くの自治体では「小型家電」に該当するため、回収ボックスやステーション回収などを利用し処分することになります。

ただし、小型家電の回収品目は地域により異なるため、自治体によっては小型家電として処分できないケースもあります。その場合は小型のラジカセなら「不燃ごみ」、大型のラジカセなら「粗大ごみ」として処分するのが一般的です。

お住まいの地域によって何ごみに該当するかは異なりますので、必ず確認の上で正しく処分するようにしましょう。

状態の良いラジカセなら「売却」や「譲渡」がおすすめ

近年ラジカセの人気が再燃しているのはご存知ですか?
もしもお手持ちのラジカセの状態が良いのであれば、まずは「売却」を検討しましょう。

デジタルが当たり前の時代ではありますが、電池式でアウトドアでも楽しめる手軽さと、カセットテープ特有の音色やそのレトロな見た目に魅了される若者が増えてきています。
また売れるような高価なものではないという場合でも、「譲渡」することで喜ばれる方も大勢いらっしゃいます。

いらないからと廃棄してしまうのではなく、「売却」や「譲渡」は可能か考えてみることをおすすめします。

ラジカセの処分方法は全部で7つ!

柵の上に置かれた大型のラジカセ

お手持ちのラジカセの状態を確認したら、次はその処分方法について見ていきましょう。

ラジカセの処分方法は以下の7つです。

  1. 小型家電として処分する
  2. 自治体を利用して処分する
  3. 家電量販店の引き取りサービスを利用する
  4. オーディオ専門買取業者に買い取ってもらう
  5. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  6. 知人や友人に譲る・地元情報掲示板を利用する
  7. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

それぞれの手順やメリット、デメリットもお伝えしていきますので、処分の際の参考にご覧ください。

1.小型家電として処分する

先ほどもお伝えしたように、ラジカセは自治体によっては「小型家電」としてリサイクルが可能です。

ラジカセが小型家電に該当する自治体の場合は、小型家電リサイクル法にのっとり、定められた方法で処分する必要があります。

回収方法は以下の4つです。

回収方法詳細
ボックス回収公共施設や家電量販店に設置してある回収ボックスから回収する
イベント回収イベントの実施期間内でリサイクル回収する
ステーション回収ごみ収集所で資源ごみとあわせて回収する
ピックアップ回収不燃ごみとして処分後、清掃工場で選別して回収する

近隣で上記のいずれかの回収が行われているなら、持ち込んで回収してもらいましょう。
費用は一切かかりませんし、ボックス回収の場合はごみの収集日を待たずにラジカセを処分できるため大変便利です。処分の際は電池やカセットテープを抜き取り、空の状態で廃棄してください。

ただし、回収ボックスに入らないサイズのラジカセは小型家電として処分できないので要注意です。その際は別の処分方法を検討し直しましょう。

別ページにて小型家電の処分方法について詳しく解説してますので、詳しくはこちらをご参照ください。

2.自治体を利用し処分する

お住まいの地域でラジカセが小型家電に該当しない場合は、自治体でごみとして捨てることになります。
自治体を利用した場合、「不燃ごみ」または「粗大ごみ」として処分するか、「自治体の処理施設へ持ち込む」の内のいずれかの方法で処分しましょう。

不燃ごみとして処分する場合

最大辺が30cm〜50cm以下の小さなラジカセであれば「不燃ごみ」として処分する場合が多いです。
不燃ごみで処分する際には、小型家電と同様に電池やカセットテープは分別する必要があるものの、指定のごみ袋を購入するだけでそのほかの費用は無料で予約も必要ありません。

ただし、自治体によって異なりますが収集日が月1回と少ないため、すぐにでもラジカセを処分したい方には向いていない手段かもしれません。

粗大ごみとして処分する場合

最大辺が30cm〜50cmを超える大型のラジカセは「粗大ごみ」として処分することになります。

粗大ごみの処分は、電話やインターネットでの事前予約制であることが多いので注意してください。その場合は、回収日までに必要な金額の手数料納付券を購入しておくのを忘れないようにしましょう。

以下は、名古屋市で粗大ごみを出す場合の手順です。

【粗大ごみを出す手順】
  1. ネットか電話で回収を依頼する(その際に処分料金が確定)
  2. 料金分の手数料納付券をスーパー・コンビニ・郵便局などで購入し処分するラジカセに貼っておく
  3. 収集日当日の朝8時までに指定の場所に運び出して完了

名古屋市では予約締切日が収集日の7日前となっていますが、締め切り日は各自治体で異なるためご注意ください。

手数料は250円〜1,000円程度と安価なものの、不燃ごみと同様に収集頻度は月1回と少ない自治体が多いです。
締切日に間に合わなかったり、手数料納付券が用意できていなかったりした場合はラジカセを回収してもらえず、思っていたよりも処分に時間がかかってしまう可能性も。

なお、小型家電・不燃ごみと同様に電池やカセットテープを取り除くのを忘れずに処分しましょう。

ごみ処理施設へ持ち込んで処分する場合

できるだけ早くラジカセを処分したい場合、ご自身で自治体のごみ処理センターへ持ち込んで処分する方法もあります。

この場合は重さによって処分料金が決まることがほとんどですし、自治体によっては無料としている場合もあるため、通常の粗大ごみ収集に出すよりもさらに安く済む可能性が高いです。
ただし、電池・カセットテープの分別は必要ですし、車への積み下ろしや運搬は自力で行わなくてはいけません。

また、センターによっては持ち込みに予約が必要な場合や、本人確認が必要な場合、さらに受付時間が決まっていることもあるので事前にきちんと確認しておきましょう。

3.家電量販店の引き取りサービスを利用する

ラジカセは家電量販店の引き取りサービスを利用して処分することもできます。

各家電量販店の引き取り条件と費用は以下のとおりです。

店舗名条件費用
ヤマダ電機・指定の箱に入る大きさのラジカセ
(それ以外の小型家電もまとめてダンボールにつめて回収可能)
1,100円〜2,200円(税込)
※ 店頭持ち込みの場合
エディオン・縦+横+高さの合計が120cm以下で重さが10kg以下
・取り外し工事不要で使用できるもの
・人が一人で運べるもの
550円(税込)
ヨドバシカメラ・3辺合計サイズ、重量ごとに回収費用が変わる550円〜2,200円(税込)
※ 店頭持ち込みの場合
回収サービスの利用は別途2,200円かかる
ビックカメラ・同一商品を同数購入無料

※ 2024年9月現在

ラジカセの取り扱いがある家電量販店であれば安心して処分が依頼できますし、処分費用は比較的安価で済むというメリットがあります。
また、多くの家電量販店では電池の回収も行っているため、電池と一緒に持ち込んで処分ができ大変便利です。

ただし、上記の表を見ていただくと分かるとおり、店舗によって条件や費用が大きく異なる点には要注意です。またカセットテープの処分は別で行う必要がありますのでご注意ください。

4.オーディオ機器専門店に買い取ってもらう

売却というとリサイクルショップを思い浮かべるかもしれませんが、リサイクルショップは数多くのジャンルを取り扱う一方で専門性に欠けるというデメリットがあり、人気アイテムであるラジカセの売却にはあまりおすすめできません。
その点、オーディオ機器専門店であれば、価値を理解した上で売却することが可能です。

先ほどもお伝えしたように、ラジカセは現在も人気のアイテムです。
専門的な知識を持った査定士のいる店舗であれば、多少壊れていても買取可能な場合も多く、お持ちのラジカセも思った以上の値で売れる可能性も。

  • SONY(ソニー)
  • National(ナショナル)
  • Victor(ビクター)
  • SHARP(シャープ)
  • TOSHIBA(東芝)
  • Panasonic(パナソニック)
  • SANYO(サンヨー)
  • KENWOOD(ケンウッド)

といった国産・人気メーカーのラジカセなら需要が高いので、高額買取が期待できます。
直接店頭に持ち込めるならその日のうちにラジカセを手放すことができるので、お急ぎで処分したい方にもおすすめの手段です。

高く買い取ってもらうためのコツ

ラジカセをより高く売りたいのであれば、以下のようなポイントを意識してみてください。

  • 部品の欠損・変形がないか、正常に動作するか確認する
  • ホコリや汚れを取り除き、きれいな状態にしてから査定に出す
  • 取扱説明書や保証書、リモコン、付属コードなどの付属品を揃えて査定に出す
  • 複数の店舗で査定を受ける

使用したラジカセをそのまま査定に出すことももちろん可能ですが、状態が悪ければ当然その分査定額は安くなります。取扱説明書に記載されているお手入れ方法でメンテナンスを行い、できるだけきれいな状態にしてから査定を受けるようにしましょう。

家電製品は製造から年数が経てば経つほど買取不可になる可能性が高くなるものですが、ラジカセのようなオーディオ機器は違います。
とくに1960年〜80年代に発表された人気の製品や、通称「バブルラジカセ」と呼ばれるPanasonicの大型ラジカセであれば問題なく買い取ってもらえるでしょう。

ただし、いくら専門的知識があると言っても、すべて信用して良いかと言われるとそうではありません。
店舗によっても査定基準は異なり、査定金額もバラバラです。
いくつか見積もりを取ってもらい比較し納得した上で買い取ってもらうことをおすすめします。

5.フリマアプリ・ネットオークションに出品する

メルカリラクマヤフオク!といった大手フリマアプリやネットオークションには、コンパクトな電池式のものから大型のコード式のものまで大小さまざまなラジカセが出品されています。

フリマアプリやネットオークションの大きなメリットは、多少傷があるものや型が古くても、有名メーカーのものや性能が優れたものなら売れる点と、自分の好きな価格で売れる点です。
廃棄するしかないと思っていたラジカセでも想像以上に高く売れた!なんてケースもありますので、どんな状態のものでも一度出品してみても良いかもしれません。

【フリマアプリ・ネットオークションに出品する手順】

  1. 事前にラジカセの相場を調べた上で、販売価格を決定する
  2. 購入からどれくらい経過・使用しているのか、商品説明を分かりやすく書く
  3. ラジカセの商品画像を自分で撮影し、商品ページに掲載する
  4. 自宅からの運び出しと発送手続き
  5. 購入者とのやり取り

スマホひとつあれば出品ができて便利なフリマアプリ・ネットオークションですが、利用の際には以下のような注意点もあります。

  • すべて自分で作業を行うため手間がかかる
  • 重量・サイズがあるラジカセは送料が高くなる
  • 売却時には販売額に応じて5%~10%の手数料がかかる
  • 出品してもすぐに売れない場合もある
  • 送った製品に不備があるとクレームになるケースもある

販売額を設定する際は送料や手数料をあらかじめ計算しておき、損にならないように価格設定を行うようにしましょう。

また、配送料はこちらが負担するのが一般的です。出品時に送料込みの価格を設定しておかないと、せっかく高額で売却できても送料でマイナスに…なんてことも考えられます。

さらに、商品に汚れやホコリなどが付着したままではトラブルに発展し兼ねませんし、ご自身で出品・梱包・発送までのすべての工程を行うのはかなり大変かもしれません。
本来ならお得な処分方法のひとつですが、売却方法の中では唯一手間やご自身の労力がかかる方法でもあります。

6.知人や友人に譲る・地元情報掲示板を利用する

わざわざ売るほどではないけれど、どこも破損しておらずラジオもカセットテープの再生も問題なく動作するラジカセなら、欲しがっている方を探して譲渡するのも良いでしょう。

友人や知人など、周囲の方に聞いてみても良いですし、ジモティーのような地域の掲示板であれば、直接引き取りに来られる近隣の人を中心に相手を探せるので、梱包や配送の手間も省け、処分費用もかからず無料でラジカセを手放せます。

ただし、無償とは言え人に手渡すものである以上は、どれだけ使用したものなのか提示するとともにマナーとしてきれいに手入れしておく必要はあります。
パッと見はきれいだとしても、細かい部分に傷やホコリが…なんて状態では印象が悪いので、掃除はしっかりと行っておきましょう。

なお、相手が遠方であった場合は配送料が必要となります。
ラジカセ1点なら配送料自体はそれほど高額ではありませんが、少額であっても配送料をどちらが負担するかといった金銭トラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。
対人取引である以上はさまざまなトラブルの可能性を視野に入れておくと安心です。

7.不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

ラジカセにはさまざまな処分方法があるのはお分かりいただけたかと思いますが、自治体によって分別方法が違ったり、電池やカセットテープは分別する必要があったりと、少々面倒に感じてしまう処分方法が多いですよね。

「いちいち分別するのが面倒…。」「ラジカセ以外の不用品もまとめて処分して欲しい!」…そんなときは不用品回収業者の出番です。

不用品回収業者に依頼するメリットは、以下のとおり。

  • 電池やカセットテープを分別する必要なし
  • 自分の都合に合わせて自宅やオフィスまで回収に来てくれる
  • 不用品回収・買取をすべてワンストップで行える
  • 回収・買取をしてくれる業者なら、査定額を差し引いてお得に処分できる
  • 買取不可な場合でも、引き取りに応じてくれる
  • ほかの不用品もまとめて処分してもらえる(まとめて処分する方がお得になる)

これだけ多くのメリットがあります。

気になる費用は?

とは言っても、心配なのは費用がどれくらいかかるのかですよね。

通常、不用品回収業者へ依頼すると、

基本料金 +  回収費用 = 支払い料金

という料金形態になっていることが多く、基本料金相場が3,000円〜とラジカセの回収費用相場が1,000円〜となっているので、

3,000円 + 1,000円 = 4,000円〜

この程度が妥当かもしれません。

単体の回収費用だけで比べると割高に感じるかもしれませんが、まとめて不用品を処分する場合にはお得になる料金形態もあるため、大掃除や実家の片付けで出てしまった不用品を全部まとめて処分したい!という場合には単体で依頼するよりもずっとお得に処分できるでしょう。
また分別せずにラジカセを処分できるため、労力は一切かかりませんし、多少費用を払ってでも急いでラジカセを処分したい方にはぴったりの方法なのではないでしょうか?

そしてもうひとつ大きな魅力として「買取サービス」があります。

ラジカセと言えばオーディオ専門の買取業者しか高額買取は難しいと思っていませんか?

ご安心ください。専門的な知識を持ったスタッフが在籍している不用品回収業者であれば、ラジカセも価値を分かった上でしっかりと査定してもらえますし、買取可能な場合は費用がかかるどころか無料で利用できる場合もあるのです。

悪徳業者に要注意!

しかし不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方で、中には悪徳業者も紛れている可能性があるため注意が必要です。

どういった点に気を付けるべきなのかというと、

  • 「無料」を謳い文句にする。
  • チラシ投函を積極的にしている。
  • トラックで町を巡回している。

こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も少なくありません。

ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼側も裁かれてしまうので、決して他人事ではないのです。

  • 対応が丁寧
  • 訪問見積もりに対応している
  • 口コミが高評価
  • 見積もり書が明解
  • 値段交渉に応じてくれる

など、これらの条件に当てはまっている業者であればまず安心して大丈夫です。信頼できる業者であれば、楽してお得にラジカセを処分できるでしょう。

ラジカセの処分でよくある質問

Q.今日中に回収してもらうことはできますか?

A.はい、可能でございます。
名古屋市内や近郊エリアであれば、1番近くにいるトラックをすぐにご自宅に向かわせることができ、最短30分で伺います。
ただし、ほかのご予約状況によってはお待たせすることもありますので、早めにご連絡をいただければ幸いです。

Q.中身がそのままでも引き取ってもらえますか?

A.はい、電池やカセットテープが入ったままのラジカセであっても回収は可能です。ただし、カセットテープに大切な音源が含まれている場合もありますので、一度内容をご確認の上でお引き渡しください。

Q.ラジカセ単品でも回収に来てもらえるのでしょうか?

A.もちろんラジカセ単品でも回収に伺います。
ただし、単品のみの回収はごみとして廃棄するよりも高く費用がついてしまう可能性がございます。 
ほかにまとめて処分したい不用品があれば一緒に処分されることをおすすめします。

Q.壊れたラジカセの回収も可能ですか?

A.はい、弊社ではラジカセの状態に関わらず回収を承っております。壊れたラジカセでも問題なく引き取らせていただきますので、安心してご依頼ください。

Q.ラジカセの買い取りは可能ですか?

A.状態が良く、問題なく使用できるラジカセであれば買取できる可能性もございます。当社には買取専門事業部があり、さまざまな品目の買取を行っております。

買取可能な場合は回収費用と相殺しお得に利用していただけますので、まずはお見積もりからお気軽にご相談ください。

ラジカセの処分費用はいくら?

電卓とグラフ

全部で7つの処分方法を見てきましたが、それぞれどのくらいかかるのかも比較しておきたいですよね。

ラジカセの処分費用を処分方法別にまとめると以下のようになります。

処分方法費用目安
自治体を利用し処分する無料〜1,000円
※ 自治体によって異なる
小型家電として処分する無料
家電量販店の引き取りサービスを利用する無料〜2,200円
※ 利用する店舗によって条件・費用は異なる
オーディオ機器専門店に買い取ってもらう無料〜
※ 出張費用がかかる場合がある
フリマアプリ・ネットオークションに出品する販売手数料 + 配送料
※ 売上金額・配送先によって異なる
知人や友人に譲る・地元情報掲示板を利用する無料〜
※ 遠方の場合は配送料がかかる
不用品回収業者へ買取・回収を依頼する4,000円〜
※ 利用する業者・作業内容によって異なる

小型家電や不燃ごみ、あるいは粗大ごみとして処分したり、ご自身で持ち込んだりが可能であれば格安で処分できます。

しかし、近隣にごみ処理施設や回収ボックスがなければ利用は難しいですし、電池やカセットテープの分別を面倒に感じてしまう方や、仕事や家事が忙しく持ち込む時間がないという方もきっといらっしゃいますよね。

必ずしも費用が安ければ良いというわけではなく、正しい方法で無理なく処分することが大切です。
処分方法でご紹介したメリット・デメリットを考慮した上で、ご自身の状況にあわせて処分方法を選択しましょう。

ラジカセを処分する際の注意点

注意点

ここまでラジカセの処分方法やかかる費用について見てまいりましたが、最後に注意点についても改めて確認しておきましょう。

自治体によって分別や捨て方が異なる

「小型家電」に分別されることが多いラジカセですが、サイズによっては「粗大ごみ」扱いになることがあったり、「不燃ごみ」に分類されたりと、自治体によって分別や捨て方が異なる場合があります。

”小さな家電だから小型家電で処分できるだろう”と適当に処分すると回収してもらえずトラブルになる可能性もありますので、ごみとして処分する前にはお住まいの自治体のルールを必ず確認してください。

ラジカセの中身が空になっているか確認する

ラジカセを処分する際には電池やカセットテープが入ったままになっていないか再度確認してください。

電池は適切に処分しないと火災の恐れがあり大変危険です。電池の処分方法を確認し正しく処分しましょう。

またカセットテープにいたっても、ラジカセ本体と分別せずに処分してしまうと破砕機にかける際に中のテープが絡まり、機械の故障につながってしまいます。
カセットテープはプラスチック製なため、「不燃ごみ」として捨てられるのでは?と思うかもしれませんが、上記のような理由から「可燃ごみ」として処分する場合が多いです。

大切な音源が含まれるカセットテープの場合もありますので、必要な場合はパソコンやハードディスクにデータを保存するのも良いかもしれません。

まとめ

DJ機材の上に置かれたラジカセ

いかがでしたか?
今回は「ラジカセの捨て方」について詳しく解説してまいりました。

ラジカセは小型家電として処分するのが一般的ですが、自治体によっては回収品目に指定されていない場合もあり不燃ごみ、または粗大ごみとされることもあります。
分別以外にも処分手数料が異なることもあり、電池やカセットテープは別で処分しなくてはなりません。

記事の中ではごみとしてラジカセを処分する方法のほか、まだ使えるラジカセを売ったり譲ったりして有効活用する方法もご紹介しています。
ラジカセは今も変わらず人気のアイテムです。処分前に一度目をとおしていただき、ご自身の希望に合わせた処分方法を選べるようにしてみてくださいね。

「ラジカセを楽してお得に手放したい」「できるだけ早く処分したい」という場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。

弊社「出張回収センター」でもラジカセを含め、さまざまなジャンルの製品の買取・回収を行っています。
細かい分別や運び出し、積み込みなど面倒な作業はすべてスタッフにお任せいただけます。
お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談くださいませ!

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