ビデオカメラの処分方法7選!無料の捨て方や注意点を詳しく解説

目次

デジタルビデオカメラ

入学式や卒業式、運動会や発表会など、子どものイベントを記録するのに役立つビデオカメラですが、スマホで動画を撮るのが主流になり、処分を検討している人も多いのではないでしょうか?
以前までは愛用していたものの、子どもが成長したのをきっかけにして使わなくなった、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

ビデオカメラは自治体でごみとして捨てられるほか、小型家電としてリサイクルしたり売却・譲渡したりと、さまざまな方法で処分できます。
お手持ちのビデオカメラの状態やご自身の希望に合わせた方法を選ぶことが大切です。

そこで今回のコラムでは、ビデオカメラの処分をお考えの方に向けて、処分方法や注意点をわかりやすく解説していきます。
処分の手順や費用なども詳しくご紹介しますので、処分時にはぜひ参考にしてみてください!

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ビデオカメラの処分方法7選!

デジタルビデオカメラ

今回ご紹介するビデオカメラの処分方法は以下の7つです。

  1. 小型家電回収ボックスに入れる
  2. 不燃ごみとして捨てる
  3. 家電量販店で引取してもらう
  4. リサイクルショップに売却する
  5. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  6. 人に譲る・ジモティーを利用する
  7. 不用品回収業者に依頼する

手順や注意点を詳しく確認していきましょう!

①小型家電回収ボックスに入れる

ビデオカメラは自治体の小型家電回収ボックスを利用すれば、無料で処分できます。
ボックスが設置された施設の営業(開庁)時間内であればいつでも利用できるので、自分のタイミングでビデオカメラを処分できるのがメリットです。
自治体のホームページにはボックスの設置場所についてアナウンスがありますので、お近くに利用できるボックスがないか確認してみるといいでしょう。

【愛知県名古屋市の回収ボックス設置場所】

  • 各区の区役所・支所
  • 各区の環境事業所
  • イオンナゴヤドーム前店
  • カインズ名古屋みなと店
  • アピタ鳴海店
  • マツヤデンキ平針店
  • DCM名古屋白金店 など

(参考:名古屋市小型電子機器回収拠点一覧

利用時の注意点

無料で利用できる回収ボックスは便利な手段ですが、ビデオカメラの大きさによっては投入口に入れられないケースもあるため注意が必要です。投入口サイズについては事前に必ず確認しておきましょう。

【回収ボックス投入可能サイズの一例】

  • 神奈川県横浜市:30×15㎝(長さ30cm未満)
  • 愛知県名古屋市:縦15×横40×奥行25㎝以下
  • 大阪府大阪市:15×30cm
  • 福岡県福岡市:25cm×8.5cm

回収ボックスに入らないビデオカメラをお持ちの方は、認定事業者による郵送での回収や市町村窓口への持込など、別の方法を検討してください。

▼小型家電の処分について詳しくはこちら▼

②不燃ごみとして捨てる

小型家電として排出できなかったビデオカメラは、自治体で「不燃ごみ」として捨てられます。
指定ごみ袋にビデオカメラを入れ、指定された日時に収集場所に持ち込めば回収してもらえるので、手軽な手段です。予約や手数料の支払いなども必要ありません。

ただし、自治体によってはビデオカメラを「可燃ごみ」や「金属ごみ」、自治体の規定サイズを超える大きさのビデオカメラは「粗大ごみ」など別の分別にしていることもあるため注意してください。
お住まいの自治体の分別一覧を確認し、確実に処分できるようにしておきましょう。

③家電量販店で引取してもらう

小型家電リサイクル法の対象品目であるビデオカメラは、家電量販店でも回収してもらえます。
こちらも自治体の小型家電回収と同じく費用は無料で、営業時間内ならいつでも引き取ってもらえるのがメリットです。お近くに家電量販店があるなら、買い物のついでに持ち込んでみてはいかがでしょうか。

  • エディオン:無料
  • ノジマ:処分のみの対応は不可。同等商品を購入すれば同じ数量まで無料で処分(※モバイル会員限定)
  • ヨドバシカメラ:無料
  • ビックカメラ・コジマ:小型家電まとめて回収一括1,958円(税込)
  • ジョーシン:無料
  • ケーズデンキ:無料

気軽な手段ですが、店舗によっては処分に費用がかかったり、小型家電回収に対応していない場合があったりとイレギュラーなケースもあるため注意が必要です。
持込前には、お店に直接問い合わせて確認しておくと安心かもしれません。

④リサイクルショップに売却する

まだまだ使えるビデオカメラをできるだけ簡単に処分したい!ということなら、リサイクルショップに売却する方法がおすすめです。

  • 店舗数が多いので利用しやすい
  • 持込買取であればその日のうちにビデオカメラを手放せる
  • 「宅配買取」「出張買取」の利用も可能
  • ビデオカメラ以外の不用品も一緒に売却できる

ただし、リサイクルショップで売却できるのは「製造から5~7年以内の比較的新しいビデオカメラのみ」となっており、古い製品はいくら状態が良くても無料引取すらしてもらえないケースも多いため注意してください。

  • セカンドストリート:家電は10年以内に製造されたものが買取対象
  • ハードオフ:基本的に製造後7年以内のものが買取対象(オーディオ製品は年式問わず受付)
  • トレジャーファクトリー:製造年数が7年以内

持込前には、お手持ちのビデオカメラの製造年数を忘れずに確認しておくようにしましょう。

高く売りたいなら専門店での査定がおすすめ

リサイクルショップはさまざまなジャンルの製品を買い取ってくれますが、そのぶん専門性が低く相場よりも買取額が低くなってしまいがち、というデメリットがあります。
「より高く売りたい」「専門性のあるスタッフに査定をしてほしい」なら、カメラを専門で取り扱う買取店に査定を依頼するのがおすすめです。

  • カメラのキタムラ
  • マップカメラ
  • フジヤカメラ
  • カメラのナニワ など

カメラ専門店の多くは宅配買取や出張買取を実施しているので、遠方に住んでいても買取査定を受けられます。店舗によっては買取を申し込むと専用の梱包セットを無料で送ってくれるので、より気軽に利用できるでしょう。

ただし、店舗によってはビデオカメラを取り扱っていなかったり買取できるメーカーが限られていることがあったりと、対応が異なることもあるため注意が必要です。査定依頼前にはホームページをきちんと確認し、わからないことがあるなら事前に問い合わせて確認しておきましょう。

⑤フリマアプリ・ネットオークションに出品する

ビデオカメラはフリマアプリ・ネットオークションでも売却できます。
自分で価格が設定できるため、「リサイクルショップや専門店よりも高値で売れやすい」のがメリットです。リサイクルショップ・専門店では買い取ってもらえなかった古いもの、壊れたものでも需要次第で売却できるので、一度出品してみるといいでしょう。

【メルカリで実際に取引されているビデオカメラ】

  • キヤノン IVIS HF11:4,000円
  • ソニー HDR-CX370V:12,800円
  • ビクター GR-DVP3:6,000円
  • パナソニック HDC-TM45-C:7,700円

ごみだと思っていたものに思わぬ値が付く可能性がある…というのはうれしいメリットですが、出品したからといってすぐに売れるとは限らないため、急ぎで処分したい方には不向きな方法といえるかもしれません。
また、出品から発送まですべて自分で行わなければならず、手間がかかるのもデメリットです。
「手間をかけたくない」「時間がない」ということであれば別の手段を検討したほうがいいでしょう。

⑥人に譲る・ジモティーを利用する

まだ使えるビデオカメラを捨てるのがもったいない!ということであれば、知人や友人に譲って使ってもらうという手もあります。
譲り先が見つからないなら、地元の掲示板「ジモティー」を利用して譲り先を探すのもいいでしょう。

【譲渡のメリット】

  • 売ったり捨てたりする面倒な手間が不要になる
  • 引取に来てもらえるなら梱包や発送も不要
  • 送料もかからない
  • まだ使えるものを捨てる罪悪感がなくなる

ただし、お譲りするビデオカメラに不具合があった場合は、お譲り後のクレームや返品などトラブルに発展する可能性もあるため注意が必要です。
お譲り前には一度ビデオカメラを使用・点検してみて、不具合がないか確認しておきましょう。

⑦不用品回収業者に依頼する

「ビデオカメラをもっと手軽に処分したい」「三脚やレンズ、保管用のケースなど関連製品をまとめて捨てたい」という場合は、不用品回収業者に回収を依頼するのがおすすめです。

【不用品回収業者のメリット】

  • ビデオカメラや関連製品をまとめて回収してくれる
  • そのほかの家具や家電も回収OK
  • 分別や運び出しはスタッフにおまかせできる
  • まだ使えるものは査定・買取してくれる

上記のほか、不用品回収業者には「自分の都合のいい日程で回収を依頼できる」という大きなメリットもあります。
即日・夜間の回収にも対応しているので、お急ぎの方には非常に便利な手段です。
「賃貸物件の退去日が迫っているのですぐ来てほしい」「実家の片付けで出た不用品をまとめて回収してほしい」などお困りの方は、ぜひ依頼してみてはいかがでしょうか。

不用品回収業者の利用手順

  1. 電話やメール、Web受付、LINEなどで見積もり依頼をする
  2. スタッフが現地を訪問し、見積もりを作成する
  3. 見積もり内容に納得できたら、契約する
  4. 作業日時の調整
  5. 当日、家の養生・不用品の回収・買取をスタッフが行う
  6. 作業完了確認後、費用の支払い

不用品回収業者の多くは電話やメール、LINEでの無料の見積もりを実施しており、利用すればかかる費用やサービス内容を依頼前に確認できます。初めて利用する方や費用が気になる方には非常に便利なシステムです。

ただし、電話やメール、LINEでの見積もりは正確な費用というわけではなく、そのまま作業を依頼すると、作業当日に追加費用が発生したり満足いくサービスが受けられなかったりする可能性もあるためご注意ください。
見積もりは業者を家に招いて、実際に荷物量や荷物の種類などを詳しく確認してもらったうえで出してもらうのをおすすめします。

別のページでは不用品回収業者に必須の「古物商許可」についてや、業者選びのポイントについても解説しています。業者選びの際はぜひ参考にしてみてください!

よくある質問

Q 壊れたビデオカメラも回収してもらえますか?

A. もちろん、回収可能でございます。 壊れたビデオカメラでも問題なく回収いたしますのでご安心ください。

Q  大量のビデオカメラをまとめて回収してもらえますか?

A. 大量のビデオカメラも問題なく回収いたします。ビデオカメラ以外にも不要なものがございましたら、お気軽にお申し付けください。

Q  ビデオカメラが買取になる場合はありますか?

A. ビデオカメラがまだ使えるものであれば、買取できる可能性もございます。その場合、買取金額を回収料金に充てればお得に利用できます。買取不可の場合でも、そのぶんの手数料などが発生することはございませんのでご安心ください。

Q  土日や祝日でも回収してもらえますか?

A. 弊社では、土日祝日にも不用品の回収作業を承っております。ただし、ほかのお客様からのご依頼で混みあう恐れもございますので、なるべくお早めにご予約いただけますと幸いです。

Q ビデオカメラと一緒にデジタルカメラやテレビも一緒に回収してもらうことはできますか?

A. はい。可能です。弊社ではビデオカメラのほかにもデジタルカメラやテレビといった家電も回収しております。まとめて回収した方がお得に回収できるケースもあるため、ぜひ無料見積もりをご利用ください。

ビデオカメラ処分時の注意点

手書きのビックリマーク

ここでは、ビデオカメラを処分する際に知っておきたい注意点について解説します。
処分前には一度目を通してみてください。

データの削除を忘れずに!

個人情報の流出を防ぐため、ビデオカメラを手放す前には、ハードディスクやメモリーカード、内蔵メモリーに保存された動画や写真データをすべて消去しましょう。
データをただ「全削除」するだけでは復元される恐れがありますので、ビデオカメラ内の機能を使い、工場出荷状態まで初期化することが重要です。
データの消去や初期化の方法は製品やメーカーごとに異なりますので、取扱説明書やメーカーのホームページを確認しつつ、作業を行ってください。

バッテリーは取り外してから捨てる

ビデオカメラに内蔵されているバッテリー(リチウムイオン電池)はそのままごみに出すと火災や爆発を引き起こす恐れがあります。
必ず取り外して、本体とは別で処分するようにしましょう。
バッテリーの取り外し方は製品によって異なりますので、メーカーのホームページや取扱説明書をご確認ください。

取り外したバッテリーは自治体の指示に従い、「不燃ごみ回収」や「電池の一括回収」「自治体が設置した回収ボックス」などを利用して処分を行います。
お住まいの自治体のルールを確認し、正しい方法で排出しましょう。

▼電池の処分については以下の記事でも詳しく解説しています▼

関連製品の捨て方は?

ビデオカメラ処分時に、ケーブルやバッテリー、三脚など、ビデオカメラの関連製品の処分をどうするべきか、迷う方もいらっしゃるかもしれません。
分別と捨て方を大まかにまとめましたので、参考にしてみてください。

関連製品分別
レンズ可燃ごみ
不燃ごみ
外付けマイク小型家電
不燃ごみ
HDMIケーブル
AVケーブル
不燃ごみ
可燃ごみ
金属ごみ
三脚不燃ごみ
サイズによっては粗大ごみ
充電器小型家電
不燃ごみ
保管ケース・バッグ可燃ごみ
プラスチック製・金属製のものは不燃ごみ
ショルダーベルト可燃ごみ

まとめ

ビデオカメラとバッテリーと充電器

今回のコラムではビデオカメラの処分方法7選と注意点について解説しました。

  1. 小型家電回収ボックスに入れる
  2. 不燃ごみとして捨てる
  3. 家電量販店で引取してもらう
  4. リサイクルショップに売却する
  5. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  6. 人に譲る・ジモティーを利用する
  7. 不用品回収業者に依頼する

ビデオカメラは自治体で「不燃ごみ」や「小型家電」として処分するのが一般的ですが、状態の良いものなら売却や譲渡でお得に処分することも可能です。お手持ちのビデオカメラの状態やご自身の希望に合った方法を選びましょう。
どの方法で処分するにしても、個人情報の削除を行うのを忘れないようにしてくださいね。

「もっと簡単に捨てたい」「ほかにも捨てたいものがある」ということなら、不用品回収業者に依頼する方法がおすすめです。

【不用品回収業者のメリット】

  • ビデオカメラや関連製品をまとめて回収してくれる
  • そのほかの家具や家電も回収OK
  • 分別や運び出しはスタッフにおまかせできる
  • まだ使えるものは査定・買取してくれる
  • 自分の都合のいい日時に回収を依頼できる

弊社「出張回収センター」でも、ビデオカメラはもちろんそのほかの家電や家具など、さまざまな不用品の回収・買取を行っています。
年中無休で受付をしておりますので、お急ぎの方はぜひ一度ご相談ください!

対応可能品目数、業界随一!

不用品回収対応品目一例