重たい介護ベッド、どう処分する?処分方法7選と注意点を解説

目次

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「介護しやすい、されやすい高さにベッドの高さを調整できる高さ調節機能」「起き上がるのをサポートし、床ずれも防ぐ背上げ機能」「足のむくみを解消する脚上げ機能」など複数の機能を搭載し、介護される方のサポートだけではなく、介護する人の負担を軽減することもできる介護ベッド(電動ベッド)。

医療現場や介護の現場には欠かせないアイテムですが、そもそものサイズが大きいのに加え、機能によっては100キロを超える重量のものもあることから簡単には持ち運べず、処分が非常に難しいものでもあります。モーターが付いているため、一般のベッドと捨て方が違うのでは?と分別に迷うことも多いようです。

今回はそんな介護ベッド・電動ベッドを処分する際の注意点や、実際に処分する方法をお伝えしていきます。

重たくて持ち運べない場合に適した処分方法や、まだまだ使えるベッドを有効活用する方法など様々なケースに対応した方法をお伝えしていきますので、お手持ちのベッドの状態やご自身の希望と照らし合わせて最適な方法を選択できるようにしてみてくださいね。

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介護ベッド・電動ベッドは何ごみ?処分時の注意点

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介護ベッドはサイズが大きく重量があるため、「ごみとして捨てる」だけでも大変な労力が必要になります。せっかく苦労して捨てたのに、分別や捨て方を誤っていたせいで回収してもらえず、家に持ち帰る羽目になってしまった・・・なんてことになるのを防ぐため、まずは介護ベッドの処分の際に知っておきたい注意点を確認してみましょう。


介護ベッドは多くの自治体で「粗大ごみ」として捨てられる

ほとんどの自治体では30cm角以上のものやごみ袋に入らないサイズのものを「粗大ごみ」に分別しています。そのため、下記のように介護ベッドを「粗大ごみ」に分類している自治体は多いです。

自治体具体例分別備考
東京都江東区介護用ベッド粗大ごみ
神奈川県横浜市電動ベッド粗大ごみ介護用ベットで重量のあるものは一部除外あり
愛知県名古屋市電動式ベッド(介護用)粗大ごみ100キログラム以上のものは販売店などで処分する
大阪府大阪市介護用ベッド
(解体済みのもの。マットレス類を除く。)
粗大ごみマットレス、布団はそれぞれの品目で処分する
兵庫県神戸市電動式ベッド大型ごみ特に大きなものは販売店に相談

粗大ごみとして捨てられれば、比較的安い費用で介護ベッドを処分することができますが、自治体によっては

  • 重すぎると粗大ごみとして処分ができない場合もある
  • マットレスとフレームは別で処分しなければならない
  • ベッドは粗大ごみとして処分できるが電動ベッドは不可

といったケースもありますので注意が必要です。

大きさだけで判断して適当にごみに出すのではなく、自治体の指示に従い処分をしましょう。ホームページで詳しい指示が確認できない場合は、自治体に問い合わせて確認をしておくと安心です。


運搬には注意が必要

介護ベッドの重さはモーターの数によって異なりますが、軽いものでも60~80kg、重たいものになると100~120kg以上重量があるものもあります。そのため、運搬する際は特に注意が必要です。

持ち運びする人手がいない、また、業者利用の費用を節約したいからといって一人で無理に持ち運ぼうとすると、ケガをしたり、家の壁や床に傷をつけてしまったりといったトラブルに発展してしまう恐れがあり、大変危険です。

持ち運ぶのが難しい場合は、費用はかかりますが業者を利用して、介護ベッドを安全に処分できるようにしましょう。


介護ベッドは分解できる?

組立式の介護ベッドをお持ちであれば、持ち出す際に自分で分解することももちろん可能です。

分解すればパーツごとに運び出すことも可能となりますので、業者を利用する費用がかからずに済むのがメリットといえるでしょう。インターネットで「介護ベッド 分解」と調べてみると、分解方法を解説した動画がたくさん出てくるので、そちらを参考にしてみてもいいかもしれません。

しかし、介護ベッドを分解するには以下のようなデメリットもあるため注意が必要です。

  • 解体に時間がかかる
  • 工具が必要
  • 複雑な構造のものは分解できない場合もある
  • 作業時にケガをするリスク
  • パーツ自体が重たいので、持ち運びが難しい場合もある
  • パーツの分別が難しい

「分解に慣れておらず、作業が難しい」「パーツが重たくて持ち運びできない」といった場合は無理せず、業者に依頼するようにしましょう。


介護ベッド・電動ベッドの処分方法7選!

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今回ご紹介する介護ベッド・電動ベッドの処分方法は以下の7つです。

  1. 自治体でごみとして捨てる
  2. 販売店やメーカーでの引取サービスを利用する
  3. 引っ越し業者に回収を依頼する
  4. 介護用品専門店で売却する
  5. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  6. 人に譲る・寄付する
  7. 不用品回収業者に回収を依頼する

それぞれの方法の手順や注意点、メリットやデメリットを確認していきましょう。


①自治体でごみとして捨てる

介護ベッドを「粗大ごみ」に分類している自治体で介護ベッドを処分する場合、「粗大ごみを指定場所に捨てる」「自治体のごみ処理施設へ持ち込んで捨てる」という2つの方法があります。

それぞれの手順や注意点について、確認をしてみましょう。


粗大ごみを指定場所に捨てる

粗大ごみを処分するといえば、一般的なのが「粗大ごみを回収日の朝に指定場所に捨てる」という方法です。多くの自治体は粗大ごみの回収に事前予約が必要としており、その場合の手順は以下のようになっています。

  1. 受付締切前に電話かインターネット受付で事前予約を取る
  2. 手数料を予約時に確認しておく
  3. 手数料納付券を指定販売店(スーパーやコンビニなど)で購入する
  4. 手数料納付券に必要事項を記載し、粗大ごみに貼りつける
  5. 回収日の朝、指定場所へ運び出して完了

粗大ごみの収集日の3日前までに申し込めばOKという自治体もあれば、回収日の7日前までに予約しておかなければならないとしている自治体もあるなど、細かいルールは自治体によって異なります。お住まいの自治体のホームページをご確認いただき、なるべく早めに申込をするようにしてください。

この方法には、重たい介護ベッドを指定場所まで持ち運ばなければならない、という大きなデメリットがあります。部屋から持ち出せないサイズの介護ベッドがある、持ち運ぶ人手がないという場合は、無理せず別の方法を検討しましょう。


自治体のごみ処理施設へ持ち込んで捨てる

自治体のごみ処理施設へ介護ベッドを持ちこんで処分するという方法もあります。

介護ベッドを持ち運ぶ人手と運搬できる車が必要で、また、平日しか利用できない手段ではあるものの、持込ができればその日のうちに介護ベッドを処分することができます。急ぎの場合には特に便利な手段です。

また、持ち込むものの重量によっては粗大ごみ回収よりも処分費用を安くできる可能性もあるため、費用を安くしたいという場合に利用してみるのもいいでしょう。

こちらも自治体によって搬入の手順や、処理施設の稼働日時には違いがあるため事前に確認が必須となっています。一例として、愛知県名古屋市の手順をご紹介します。

  1. 事前に処分するものを「可燃ごみ」と「不燃・粗大ごみ」に分別する
  2. 車に処分するごみを積んだ状態で、お住まいの区の環境事業所で受付
  3. 環境事業所で搬入する処理施設を教えてもらう
  4. 指示された場所まで自分で搬入をし、ごみを車から降ろす
  5. 計量したあと、手数料を支払う
    処理手数料は10キログラムまでごとに200円(支払いは現金のみ可)


②販売店やメーカーでの引取サービスを利用する

介護ベッドや電動ベッドを販売しているお店やメーカーで実施している引取サービスを利用して、ベッドを処分する方法もあります。

大手ベッドメーカーや家具販売店の対応は以下のようになっています。

メーカー・販売店条件費用
パラマウントベッドINTIMEシリーズのベッドのみ回収可無料
フランスベッド利用には商品の購入が必要で、購入した商品と同種、同サイズ、同数以下のもののみ有料で回収可シングル~セミダブルの電動フレーム:16,500円(税込)~
マットレスは大きさごとに費用が変わる
ニトリ利用には商品の購入が必要。
購入した家具の種類は問わないが、同数量または同容量のものに限って回収可能
4400円(税込)

新しい商品の購入が必要であったり、回収してもらえる場合も費用がかかったりと、メーカーごとにサービス内容は異なっています。

各ホームページを十分に確認し、依頼するようにしましょう。


③引っ越し業者に回収を依頼する

「引っ越しのタイミングで介護ベッドを処分したい」「引っ越しまでに粗大ごみの回収日がなく、処分する時間がない」ということであれば、引っ越し業者の不用品引取サービスを利用することもできます。

引っ越しの荷物を運び出すのと同時に介護ベッドを回収してもらえるため、粗大ごみの事前準備や、当日の運び出しが必要なくなります。人手がない場合や急ぎの場合にはとても便利な手段です。

引っ越し業者の不用品引取サービスは、業者によって下記のように対応に違いがあるため注意しなければなりません。

業者不用品対応
サカイ引越センター不用品回収はエリア限定。
一部の地域のみ買取サービスも実施。
アート引越センター回収不可
クロネコヤマト回収不可
ハート引越センター家電リサイクル法の対象製品4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)は有料。
そのほかの家具家電は運搬料がかかる場合がある
日本通運不用品回収はオプションサービス。
地域によっては対応不可

引っ越し業者の不用品引取サービスを利用したいのであれば、そのサービスに対応している業者を選ぶ必要があります。

また、不用品引取サービスは基本プランに含まれていないためオプション扱いになります。場合によっては費用が高額になることもあるため、見積もり時には必ず金額の確認もしておくようにしましょう。


④介護用品専門店で売却する

お手持ちの介護ベッドが、下記のような有名メーカー品でまだ状態の良いものであれば、介護用品買取専門店で売却することもできます。

  • PARAMOUNT BED(パラマウントベッド)
  • SEAHONENCE Inc(シーホネンス)
  • molten(モルテン)
  • 株式会社プラッツ
  • ランダルコーポレーション 
  • フランスベッド

介護用品専門店であれば介護用品の需要や市場価格に詳しいスタッフが査定をしてくれるので、安心して依頼できます。また、介護ベッドのほかにも、車椅子やシニアカーなど、一般では売却しづらいものもまとめて買い取ってもらえるのも大きなメリットです。

査定に出す場合は、汚れやほこりを拭き取り状態を良くしておくのはもちろん、取扱説明書や保証書、介助バーやサイドレールといった付属品を揃えて査定に出すと、より高価買取が期待できます。


査定に出す前に買取条件をチェックしよう

査定に出す前には、お店のホームページに記載されている買取条件や買取実績をチェックしておきましょう。

製造年数や機種の指定があったり、また、マットレスは買い取ってもらえなかったりと買取の条件は店舗ごとに異なっています。

また、買取できるエリアが限定されていることもあるので、まずはお店のホームページを確認してみてください。


介護ベッドはリサイクルショップでは売れない?

介護用品専門店が近所に無く、ほかにもまとめて売りたいものがあるのでリサイクルショップで介護ベッドを売りたい!とお考えの方も中にはいらっしゃるかもしれません。

しかし、大手リサイクルショップでは衛生的な問題や、保管に場所をとることから、以下のように買取を不可としているところも多いため注意してください。

2nd STREET(セカンドストリート)ベッド買取不可
(参考:買取に条件があるお品物) 
HARD OFF(ハードオフ)ベッドは店舗面積によって取扱が無い場合があるので事前確認が必要。
(参考:よくあるご質問) 
トレジャーファクトリー木製フレームとマットレスのセットか、マットレスにシミや汚れがないもののみ買い取り対象。
(参考:取扱い条件のあるもの

リサイクルショップは介護用品を専門で取り扱っていないため、もし買い取ってもらえたとしてもベッドの状態や元の価格が考慮されず、安価での買取となる可能性が高いです。

介護ベッドを売りたいのであれば、介護用品買取専門店での売却か、フリマアプリ・ネットオークションに出品してみるのをおすすめします。


⑤フリマアプリ・ネットオークションに出品する

介護用品買取専門店やリサイクルショップで買取を断られた介護ベッドでも、フリマアプリ・ネットオークションであれば売却できる可能性があります。

自分で自由に価格を設定できるので、需要があれば介護用品専門店よりも高値で売れることも。査定額に納得がいかなければ一度フリマアプリ・ネットオークションに出品してみるのもいいかもしれません。


送料や発送方法に注意が必要

スマホひとつで簡単に出品ができるフリマアプリ・ネットオークションですが、介護ベッドはサイズが大きいので送料がどうしても高くなってしまいます。また、重さによっては通常の配送を利用できない場合も。発送方法や重量制限についてはあらかじめ調べておく必要があるでしょう。

自分で介護ベッドの梱包・発送ができないとお困りであれば、メルカリの「梱包・発送たのメル便」というサービスも利用できます。梱包から発送まですべてを業者にお任せできるサービスですが、かかる費用はシングルベッドサイズ(350サイズ)は18,500円~ダブルベッドサイズ(400サイズ)は25,400円と、便利なぶん高額になります。業者を利用する場合はそれも計算に入れたうえで、販売額を設定しましょう。


売却できた場合、手数料もかかる

入会金や月額使用料は必要ないとしているフリマアプリ・ネットオークションがほとんどですが、売却できた場合は、以下のような手数料が販売額から差し引かれます。

フリマアプリ
ネットオークション
手数料
メルカリ販売価格の10%
楽天ラクマ商品価格の6.0%(税抜)
PayPayフリマ販売価格の5%
ヤフオク!Yahoo!プレミアム会員 8.8%(税込)
Yahoo!プレミアム会員登録なし 10%(税込)
モバオク月額利用料330円 または 360円/月(税込)が必要
販売手数料、売上金の振込(入金)手数料は不要
※2023年12月時点

販売額が高くなればなるほど手数料も高くなるため、なるべく手元にお金を残したいなら、手数料が低いアプリを利用するのがおすすめです。

そのほか、フリマアプリ・ネットオークションは出品したからといってすぐに売却できるというわけではないというデメリットも。

急いで介護ベッドを処分したい!という場合には別の手段を検討する必要があります。


⑥人に譲る・寄付する

親族や知り合いに介護ベッドを必要としている人がいれば、介護ベッドを譲って使ってもらえないか聞いてみましょう。

まわりに介護ベッドを譲る人が見つからない場合は、利用料や手数料をかけずに不用品の譲り先を探すことのできるアプリ「ジモティー」を使って譲り先を探してみるという方法もあります。

  • 介護ベッドの運び出しや設置は自分たちでおこなう
  • すぐに譲り先が決まるとは限らない
  • 個人情報を教えることでトラブルになる可能性がある(ジモティー)

といったデメリットはあるものの、この方法であれば処分費用はかけずに介護ベッドを処分することができます。処分を急いでおらず、できるだけ費用を節約したいということであれば利用を検討してみてもいいかもしれません。


介護施設や慈善団体に寄付するという方法も

上記したように個人へ譲る方法とは別に、介護施設や慈善団体に介護ベッドを寄付する、という方法もあります。

寄付を受け付けているかどうかは施設や団体によって対応が異なっています。寄付できる施設や団体がないか、自治体で社会福祉を担当している部署や、地域の社会福祉協議会などに問い合わせてみるといいでしょう。

また、寄付を受け付けてもらえる場合、介護ベッドの搬入は自分でおこなう必要があり、郵送するのであれば送料は自己負担となります。寄付できる施設を探すのと並行して、配送方法や送料なども事前に確認しておくことをおすすめします。


介護ベッドのほかにも寄付したいものがあるなら「ユースマイル」へ

弊社「出張回収センター」でも、「ユースマイル」という、使わなくなったものを発展途上国の子どもたちに寄付する取り組みをおこなっています。

ユースマイルに寄付された不用品は、

  • そのまま使用できるものは発展途上国で寄付され、再利用される
  • 輸出ができない不用品は国内で中古品として販売、その売上で購入したワクチンを寄付する

という形で寄付されます。

基本的に再利用・再販売を目的とした取り組みとなるため、残念ながら使用後の介護ベッドの寄付はしていただけませんが、介護ベッド以外にも寄付したい不用品をお持ちの方、寄付活動に興味のある方はぜひ一度、ホームページをご覧になってみてください。

「ユースマイル」活動について詳しくはこちらから

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⑦不用品回収業者に回収を依頼する

「介護ベッド・電動ベッドをなるべく手間なく処分したい」「できるだけ早く処分したい」という方におすすめなのが「不用品回収業者に依頼する」方法です。

不用品回収業者であれば、介護ベッド本体やマットレスはもちろん、そのほかの介護用品、要らない家具や家電、衣類や小物などをまとめて回収可能。介護ベッドの解体や運び出しはすべてスタッフがおこなってくれるので、手間が一切かかりません。

また、粗大ごみで介護ベッドを捨てる際には月に一回程度の回収日を待たなければなりませんでしたが、不用品回収業者であれば自分が処分したいタイミングに処分が可能です。即日対応可能な業者を選べば、その日のうちに場所を取る介護ベッドをスッキリ処分できます。

メリットの多い不用品回収業者ですが、便利なぶん、自治体でのごみ回収よりも費用が割高になってしまうというデメリットもあります。

できるだけオトクに不用品回収業者を利用したいなら、

  • 不用品をまとめて回収してもらい、定額パックや積み放題プランを利用する
  • 不用品を買い取ってもらい、買取金額を処分金額から引いてもらう

といった方法を試してみてください!業者によって基本プランやサービス内容は異なっていますので、ぜひ一度、無料の見積もりを受けてみることをおすすめします。


業者選びは慎重に!

便利な不用品回収業者ですが、業者の中には

  • 無料と言っておきながら作業後に高額な費用を請求する
  • 回収してほしくないものまで無理やり持って行ってしまう
  • 回収した不用品を不法投棄する

といったトラブルを起こす悪徳業者も残念ながら存在しています。

(参考:国民生活センター不用品回収サービスのトラブル

せっかく不用品を手放せたと思ったのに高額な費用を取られてしまった、警察沙汰になってしまった・・・なんてことにならないよう、以下のようなポイントをチェックして慎重に業者選びをおこなうようにしましょう。

  • 複数の業者から見積もりを取る
  • 会社の住所が実在のものか確認する
  • 口コミを確認する
  • 無料見積もりできるかどうかを確認してみる
  • 電話口のスタッフの対応を判断材料にする
  • 作業実績を確認する
  • 業者のブログや作業動画を見てみる
  • 作業スタッフの顔を確認する

上記したポイントの中でも特におすすめしたいのが、複数の業者から見積もりを取る、いわゆる「相見積もり」と呼ばれる方法です。

相見積もりを取り、複数の業者のサービスと費用を見比べると、以下のようなメリットがあります。

  • 同じ作業内容でも費用がより安い業者を探すことができる
  • 費用が高額すぎる、または安すぎる、項目がざっくりとしか書かれていない、といった見積書の不審な点に気づくことができる
  • 他社の見積もりの金額を参考にして、値引きの交渉ができる場合もある

複数の業者と連絡を取るのが面倒ではあるのですが、相見積もりをするとしないのでは数千円~数万円費用に差が出ることも。

上記のポイントを意識しつつ、オトクに、安全に不用品回収業者を利用できるようにしてくださいね。

▼業者選びについてもっと詳しく知りたい方はこちらのコラムもどうぞ!▼


まとめ

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今回のコラムでは、そのサイズ・重さゆえに処分が難しい介護ベッド・電動ベッドの処分する際の注意点や実際に処分する方法を解説しました。

今回ご紹介した7つの処分方法の手間・時間・費用を比較した表が以下になります。

処分方法手間時間費用
自治体のごみ回収を利用して処分
収集場所まで持ち運ぶ手間
粗大ごみの事前予約
解体にかかる手間 など

回収までに時間がかかる場合も

数百円~数千円
販売店やメーカーの引取サービス
新しいものを購入した場合、古いものを同時に処分できる

新しいベッドや家具を購入するまで不要な介護ベッドを持ち続ける必要がある
×
新しい家具の購入とは別に、処分にも費用が必要
引っ越し業者に回収を依頼する
引越と同時に処分できる

引越と同時に処分できる
×
オプション扱いになり高額な費用が必要
介護用品専門店で売却する×
持込や発送する手間がかかる

持ち込めるのであればその日に売れる

現金化できる
買取不可であれば逆に処分費用を請求される場合も
フリマアプリ・ネットオークションに出品する×
出品・発送の手間

すぐに購入されるとは限らない

無料
人に譲る・寄付する×
寄付先を探す手間
発送の手間 など

すぐに寄付先が見つからない場合がある

送料負担(数千円~)
不用品回収業者
すべてスタッフにお任せ

即日対応可能な場合も

介護ベッドだけを回収すると割高

かかる手間や時間、費用を比較してみて一番自分に合った方法を選んでみてくださいね。

  • 介護ベッドを持ち運べない
  • できるだけ早く処分がしたい
  • 近くに介護用品買取専門店がなく、買い取ってもらえない
  • 住んでいる地域では介護ベッドが粗大ごみで捨てられない

といったお悩みがあるなら、買取と回収を一度におこない、搬出から処分まですべてスタッフにお任せできる「不用品回収業者」を利用してみてはいかがでしょうか?

即日対応可能な業者の場合、早ければその日のうちに、場所を取る介護ベッドの処分をすることも可能。急ぎの場合に特におすすめしたい手段となっています。

出張回収センターでも介護ベッド・電動ベッドをはじめとした不用品の回収・買取をおこなっています。

介護ベッド・電動ベッドの処分にお困りでしたら、ぜひ一度ご相談ください!

対応可能品目数、業界随一!

不用品回収対応品目一例