観葉植物の正しい処分方法6選!土の捨て方・注意点など徹底解説!

目次

窓際に並べられた観葉植物

部屋に緑を取り入れるだけで、空間がぐっとおしゃれになり、リラックス効果も期待できる「観葉植物」。
パキラやガジュマル、モンステラなどは特に人気があり、成長を見守る楽しさが魅力のひとつですよね。

しかし、そんな観葉植物も育て続けるのが難しくなったり、枯れてしまったりしたときに、どう処分すればよいのか悩むことはありませんか?

実は、観葉植物を処分する際には「植物本体」「植木鉢」「土」と、それぞれ適切な方法で分別する必要があります。手軽に捨てられると思いきや、複雑なルールがあり、処分方法を知らずに困ってしまう方も多いようです。

そこで今回は、観葉植物の正しい処分方法と注意点について詳しく紹介します!捨て方にお困りの方は、ぜひ参考にしてください!

▼この記事でわかること

  • 観葉植物の処分方法
  • 観葉植物を捨てる際の注意点
  • 休眠期の観葉植物の見分け方
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観葉植物の処分方法は6通り!

ベランダに置かれた観葉植物

観葉植物の処分方法は、以下の6通りです。

  1. 自治体で可燃ごみとして処分する
  2. 自治体の粗大ごみ回収を利用する
  3. ホームセンターに引き取りをお願いする
  4. 知人や友人に譲る・地元の掲示板を利用する
  5. 買取専門店・リサイクルショップに買い取ってもらう
  6. ネットオークション・フリマアプリへ出品する
  7. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

それぞれの方法について、解説していきます。

自治体で可燃ごみとして処分する

観葉植物の処分は、家庭ごみと同じように行えますが、「そのまま捨てればOK」というわけではありません。植物・植木鉢・土に分け、それぞれ自治体のルールに従って適切に処分する必要があります。

特に、枝や葉のサイズ制限がある自治体が多いため、決められた長さにカットしてから捨てることが大切です。規定サイズを超える場合は粗大ごみ扱いになることもあるので、事前に自治体のルールを確認しましょう。

自治体ごみ区分備考
愛知県名古屋市可燃ごみ50cm以下に切る
岐阜県岐阜市可燃ごみ枝や葉は30cm以下に切る
大阪府大阪市普通ごみ・30cmを超えるものは「粗大ごみ」
・苗木用のポッドは、土を取り除き
「容器包装プラスチック」
神奈川県川崎市普通ごみ一辺50cm以上、太さ10cm以上は「粗大ごみ」
埼玉県朝霞市可燃ごみ・直径30cm未満に束ねる
・長さ50cm以上180cm未満、
直径5cm以上10cm未満は「粗大ごみ」

枝や葉を可燃ごみとして捨てる際は、袋に詰める前にしっかり乾燥させるのがポイント。生ごみのように水分を含んでいると、袋が破れやすくなるばかりか、回収時に不快な臭いを発生させることがあります。

また、自治体によっては「束ねる」「切る」などの決まりがあるため、事前にルールをチェックしてスムーズに処分しましょう。

自治体の粗大ごみ回収を利用する

観葉植物が大きく、自分で切ったり運んだりするのが難しい場合は、自治体の粗大ごみ回収を利用するのが便利です。事前に申し込みをすれば、指定日に回収してもらえるため、大量の観葉植物を一度に処分する際にも適しています。

ただし、自治体によって「本物の植物」と「フェイクグリーン(人工植物)」で分類が異なり、料金や処分方法も違うため、事前の確認が必要です。
また、大きな木や幹が太いものは「処理困難物」として扱われることがあり、販売店や専門業者に相談するケースもあります。

自治体処理手数料備考
愛知県小牧市1,050円・イミテーションのみ
・60cm未満は「破砕ごみ」
・本物は「剪定枝類」として処分
岐阜県羽鳥市無料・平日は予約制
・「緑ごみ」として処理施設に搬入
大阪府守口市300円・長さ100cm未満、直径10cm未満に限る
・10kg未満に束ねる
神奈川県川崎市・600円(直径50-179cm)
・1,200円(直径180cm以上)
・直径15cm以上は「処理困難物」
のため販売店へ相談
東京都豊島区400円フェイクグリーン、人口植物が対象

申し込みから回収までの流れは以下の通りです。

  1. 自治体のホームページまたは電話で受付
  2. 手数料納付券(粗大ごみシール)を購入
  3. シールに必要事項を記入し、植物に貼り付ける
  4. 指定の日時に指定場所まで運び出す

予約なしで出せる家庭ごみとは異なり、回収日は自治体のスケジュールに沿って決まるため、急いで処分したい場合は事前に確認しておきましょう。

直径が太い木や大きな鉢植えは、自治体で回収不可となるケースがあるため、その場合は別の方法を検討する必要があります。
なお、観葉植物より大きい植木の処分についてはこちらの記事で詳しく解説しております!

ホームセンターに引き取りをお願いする

不要になった観葉植物の処分には、ホームセンターの引き取りサービスを利用する方法があります。なかでも、植木鉢や古い土の処分に困ったときに便利な手段です。

観葉植物を育てる際、土の入れ替えは避けられませんが、自治体では土を回収できないことが多いため、こうしたサービスを利用するとスムーズに処分できます。

販売店引き取り条件対象品目
ビバホーム・持ち込み
・1点購入につき1点引き取り
・無料
・プラスチックプランター
島忠・持ち込み
・1点購入につき1点引き取り
・無料
・店舗によりレシートが必要
・古い土
・植木鉢
コーナン・サービスカウンターに持ち込み
・お買い上げ1点につき同等品1点回収
・無料
・鉢
・プランター

一部のホームセンターでは、観葉植物の古い土を回収し、リサイクルする取り組みを行っている店舗もあります。たとえば、島忠では「使用済の土」の回収サービスを用意しており、購入時の袋に入れて持参すれば無料で引き取ってもらえます。回収された土は、殺菌処理が施され、新たな「リサイクル用土」に。
また、ユニディの一部店舗でも土回収をおこなっているようです。

ただし、すべての店舗で回収しているわけではなく、新しいガーデニング用品の購入が条件となる場合もあるため、事前に利用予定の店舗へ確認することをおすすめします。

「観葉植物を処分したいけど、鉢や土の扱いに困る…」という方は、ホームセンターの引き取りサービスを活用し、処分してみてはいかがでしょうか?

知人や友人に譲る・地元の掲示板を利用する

処分を考えている観葉植物がまだ元気なら、新しい持ち主を探して譲るのも良い方法です。知人や友人に声をかけるのはもちろん、地域密着型の掲示板「ジモティー」などを活用すれば、近隣で欲しい人を見つけやすく、直接引き取りに来てもらえるため、梱包の手間もかかりません。処分費用をかけずに手放せるのが大きなメリットです。

ただし、譲る前には最低限のお手入れをして、相手が気持ちよく受け取れる状態にするのがマナー。
また、水やりの頻度や育て方のポイントを伝えておくと、より親切です。個人間の取引にはトラブルのリスクもあるため、慎重に対応することをおすすめします。

買取専門店・リサイクルショップに買い取ってもらう

まだ元気な観葉植物を処分するなら、リサイクルショップの出張買取を活用するのがおすすめです。大型の観葉植物や鉢植えの数が多い場合は、持ち運びの手間を省けるのがメリットです。
また、観葉植物を専門に取り扱うリサイクル店もあり、状態の良いものは高値で売れる可能性があります。たとえば以下のような観葉植物は、オフィスや自宅のインテリアグリーンとして人気です。

  • モンステラ
  • フィカス・ウンベラータ
  • パキラ
  • サンスベリア
  • ユッカ

また、陶器鉢や高級鉢に植えられたものは、通常の鉢植えよりも評価が高くなります。
一方で、「病気や害虫の被害があるもの」「枯れかけているもの」は、買取が難しい場合が多いため注意が必要です。落ち葉を取り除き、見た目を整えたうえで査定に出しましょう。

ネットオークション・フリマアプリへ出品する

観葉植物の処分を考えているなら、ネットオークションやフリマアプリに出品するのもひとつの方法です。インテリアグリーンの需要は高く、多少の傷や葉の枯れがあっても売れることがあります。
取り扱いの少ない珍しい品種や育ちすぎた大型植物は、個人取引のほうが高値で売れる可能性があるでしょう。

メルカリでの実際の取引事例は以下の通りです。

  • 大型 サボテン:6,900円
  • パキポディウム グラキリス 実成株:6,000円
  • ミックスベリア 桜鬼(土付き):5,999円

出品時のメリットは、自分で価格を設定できる点と、直接「欲しい人」に販売できる点です。リサイクルショップでは値がつかなかった観葉植物でも、興味を持ってくれる人が見つかればすぐに売れる可能性があります。

一方で、個人取引ならではのデメリットもいくつかあるので、把握しておきましょう。

  • 売れるまでの時間が読めない
  • 梱包・発送の手間がかかる
  • 送料・販売手数料がかかる

このほか、植物の状態には注意が必要です。掲載写真を頼りに購入するため、実際に届いたときにイメージと異なるとトラブルの原因に。出品時は、葉の状態や傷の有無を正直に記載し、必要であれば複数の角度から撮影した写真を掲載すると安心です。

フリマアプリでの販売は、売れるまでの時間や発送作業の負担があるため、すぐに処分したいなら、ほかの方法も検討することをおすすめします。

不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

観葉植物を自治体やホームセンターで処分しようとすると、「鉢と土は分けて捨てる必要がある」「回収できるサイズが決まっている」など、意外と手間がかかるもの。
さらに、大型の鉢植えや土の量が多いと、自分で運び出すのも大変ですよね。

「まとめて処分したい」「とにかく手間をかけずに終わらせたい」そんな方におすすめなのが、不用品回収業者の利用です。

不用品回収業者を利用するメリットは、以下の通り。

  • 土や鉢植えの分別不要でそのまま引き渡せる
  • 重い鉢も、大型の観葉植物も一度に処分可能
  • 都合の良い時間に回収に来てくれる
  • 買取査定で現金化できることも
  • ほかの不用品も同時に片付く

不用品回収業者の利用は、自治体の粗大ごみ回収やリサイクルショップに比べると費用はかかりますが、手間を一切かけずに処分できるのが最大のメリットです。

また、業者によっては一律料金の「トラック積み放題プラン」を用意しているところも多く、大量の植物や鉢・そのほかの不用品を一度に処分したい場合には、むしろコスパの良い選択肢となることもあります。

「まだ元気な植物をただ捨てるのはもったいない」と売却を希望する方は、買取査定に対応している業者を選び、お得に手放しましょう。

詳しい費用については、無料見積もりにて案内されるので、お気軽に相談してください。

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

安心して依頼できる不用品回収業者については、こちらの記事で詳しく解説しております!

観葉植物が枯れた?それとも休眠期?見分け方

枯れた葉っぱと手

観葉植物を手放す理由の多くは、「枯れたから」や「お世話ができなくなったから」ではないでしょうか?確かに、完全に枯れてしまった植物は処分するしかありませんが、まだ生きている植物を誤って捨ててしまうのはもったいないですよね。

実は、観葉植物が枯れているのか、休眠期に入っているだけなのかは、見た目だけでは判断できません。まずは、状態をよく観察し、本当に処分すべきかどうかを見極めましょう。

休眠期=一時的な「お休み」状態の植物もある

観葉植物に限らず、多くの植物は気温が下がると「休眠期」に入ることがあります。
休眠期とは、冬や乾季など成長に適さない環境下で、生き残るために活動を一時停止すること。葉が落ちたり成長が止まったりするため、枯れたように見えてしまうのです。

「根」や「枝」を見れば休眠期かどうか判断できる

観葉植物が休眠期なのか、それとも枯れてしまったのかを判断するには、「根」と「枝」の状態を確認しましょう。

休眠期の状態枯れている状態
根:みずみずしさを保っている根:乾燥して黒ずみ、悪臭がする
枝:柔らかくしなる枝:乾燥して折れやすい

このように、根や枝の水分量が見分けるポイントになります。
もし休眠期であれば、そのまま育て続けることで春には再び元気を取り戻すかもしれません。

ただし、水を与えすぎると根腐れの原因になるため、休眠期の水やりは控えめにするのがベスト。本当に枯れているかどうかを慎重に見極めてから、処分するかどうかを決めましょう。

観葉植物を処分する際の注意点

土を運ぶ様子

ここでは、観葉植物を処分する際の注意点について確認しておきましょう。

観葉植物を公園や山に捨てるのはNG!

観葉植物は、外に捨てても問題ないと思われる方も多いですが、公共の場所に放置するのは、法律違反になる可能性があります。

すでに枯れた観葉植物は「廃棄物」とみなされ、私有地以外に捨てると「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(第16条)」に抵触する恐れがあります。
つまり、善意で「自然に返す」つもりでも、不法投棄とみなされてしまうのです。

観葉植物の処分は、必ず自治体の分別ルールに従い、適切な方法で処分しましょう。

土の処分は慎重に!

観葉植物と同じく、土も公園や山などに捨ててはいけません。
公園や山などの公共施設や自然環境には、それぞれ所有者がいます。無断で土を捨てることは「不法投棄」とみなされ、「廃棄物処理法(第25条)」に違反する可能性があるのです。

違反すると、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、またはその両方が科せられることも。
さらに、未遂であっても処罰の対象となる場合があります。

土の処分はホームセンターで実施されている引き取りサービスを利用するか、自宅の庭に撒きましょう。土だけでなく、全部まとめて確実に処分したいのであれば、不用品回収業者がおすすめです。

観葉植物を処分する際に出やすい不用品

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観葉植物のように、リビングのインテリア用品を片付ける際に出やすい不用品の捨て方については、こちらの記事も参考にしてください!

観葉植物の処分でよくある質問

Q&Aを象徴する木製ブロック

Q.観葉植物を今日中に回収してもらえますか?

A.はい、最短30分でお伺いできます!名古屋市内や近郊エリアであれば、近くのトラックをすぐに手配し、スピーディーに回収いたします。

ただし、ご予約状況によっては少しお時間をいただくこともございますので、お早めにご連絡いただけると安心です。

Q.土日や祝日にも対応してもらえますか?

A.年中無休で対応しております!土日や祝日も通常通り回収可能です。

お仕事で平日が忙しい方も、お好きなタイミングでご依頼いただけますので、どうぞお気軽にご相談ください。

Q.枯れた観葉植物も回収してもらえますか?

A.もちろん、枯れた観葉植物も回収いたします!

植物・鉢・土を分ける必要はなく、そのままの状態でお引き取りいたします。手間なく処分できるので、ぜひご利用ください。

Q.観葉植物は買い取ってもらえますか?

A.状態が良ければ買取も可能です!
元気な観葉植物であれば買取対象となることもあります。もし植物の状態が悪くても、「鉢植えのみ買取」「植物・土は回収」といった柔軟な対応も可能です。

買取金額は回収費用と相殺できるため、よりお得に処分できます。まずは無料見積もりをご依頼ください。

観葉植物の処分は出張回収センターにおまかせください!

窓際に並ぶ観葉植物

今回紹介した、観葉植物の処分方法は以下の6通りです。

  1. 自治体で可燃ごみとして処分する
  2. 自治体の粗大ごみ回収を利用する
  3. ホームセンターに引き取りをお願いする
  4. 知人や友人に譲る・地元の掲示板を利用する
  5. 買取専門店・リサイクルショップに買い取ってもらう
  6. ネットオークション・フリマアプリへ出品する
  7. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

観葉植物を手放す場合、植物・鉢植え・土に分けて処分する必要があり、ごみとして処分するのは想像以上に時間がかかります。
まだ元気で状態が良い観葉植物なら、譲渡や売却が適していますが、必要な方がすぐに見つかる保証はなく、早く手放したい場合には不向きな方法といえるでしょう。

  • 鉢や土の分別が面倒で、処分する気になれない
  • 重くて運べない、大きすぎて車に積めない
  • 自治体の回収日が合わず、すぐに処分できない
  • 「まだ元気な植物なのに…」と捨てるのに罪悪感がある

このようなお悩みがある場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。
不用品回収業者であれば、枯れてしまった観葉植物はもちろん、土や鉢植えの処分もすべてまとめておまかせいただけます。

愛知県名古屋市の「出張回収センター」でも観葉植物を含め、さまざまな不用品の買取・回収を承っております。お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください!

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