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習い事の中でも常に上位の人気をキープしているピアノ。
子どもの習い事や自分の趣味でピアノを購入したけれど辞めてしまい、最近は弾かなくなったから手放したくても処分方法が分からずなんとなくインテリア化して放置したままにしている、なんて方も多いのではないでしょうか?
大きくて重いピアノは自分で持ち運ぶには大変だし、捨てるのはもったいないような、処分に困る品ですよね。
処分費用が高額になりがちなピアノですが、買取や無料引き取り、廃棄処分まで、具体的にいくらぐらいかかるのか、ピアノの状態に合わせた最適な処分方法などをお話しします。
また、ピアノと言っても色々ありますので、種類によっての適切な処分方法もご紹介します。
ピアノの処分を検討されている方は、是非参考にしてみてください。
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目次
処分費用や処分の方法は、ピアノの種類によっても変わってきます。
まずは、自分が処分したいと考えているピアノの種類が何か、確認してみましょう。
アップライトピアノは縦に長い黒い箱型のピアノで、フレームや弦、響版が上下に伸びるように作られ、弦を叩いて音を出すという仕組みです。
グランドピアノと比べると場所も取りません。
一般家庭に置いてあるピアノというと、多くの場合はこのアップライトピアノでしょう。
重量は200~250kg程度で持ち運びは大変ですが、グランドピアノと比べると処分費用も安価になる傾向があります。
グランドピアノとは、コンサートホールなどに置いてある大型のピアノのこと。
近年では個人の住宅にも置けるサイズのコンパクトなグランドピアノも見られますが、アップライトピアノよりは大きく、かなりのスペースを要します。
重量が250~400kg程度にもなる大型の楽器で、他のピアノと比べても重く運搬する作業人数も増えるため、処分する費用も高額になる場合が多いでしょう。
電子ピアノは音源部に電子回路を用いており、あらかじめ調律された音が収録されているので調律も不要で、場所も取りません。
重量は40~80kg程度と、グランドピアノやアップライトピアノと比べて軽量です。
運搬に必要な人数も少なくて済むので処分費用も安く、業者に依頼しなくても自治体で回収してもらえる場合もあり、通常のピアノよりも簡単に処分できます。
エレクトーンとは、ヤマハが開発を手がける電子オルガンの商品名です。
出すメーカーによって呼び名が異なり、カワイ製品だと「ドリマーン」、ナショナル(現パナソニック)製品だと「テクニトーン」と呼ばれました。
実は日本発祥の楽器でもあります。
一見すると電子ピアノのような外見ですが、細かいボタンがたくさんついていて、さまざまな効果音を出すことが可能でエレクトーンひとつで合奏しているような演奏も可能。
重量は20kg~100kg程度ですが、自治体によっては粗大ごみとして回収してもらえる場合もあります。
アップライトピアノやグランドピアノのことをアコースティックピアノというのですが、アコースティックピアノに消音機能が搭載されたピアノをサイレントピアノと言います。
鍵盤の下にある消音ユニットが、押された鍵盤と同じ音を電子音で出すという仕組みになっています。
重量はアップライトピアノやグランドピアノと同じくらいです。
処分したいピアノの種類が確認出来たら、今度はそのピアノは買取可能なピアノであるか見てみます。
ピアノは決して価格の安い楽器ではありません。
廃棄処分を考える前にまずは買取処分出来ないか調べてみましょう。
買取されやすいピアノは・・・
上記のようなピアノです。
「傷みが少ない、見た目が綺麗」「比較的新しい」のはピアノに限らず、リユース時にはよく言われることですが「買取されやすい有名メーカー」というと、具体的にどのメーカーが買取されやすいのか気になります。
「買取されやすい有名メーカー」について、もう少し詳しく解説していきますね!
時計やバッグ、服などと同じように、ピアノにもさまざまなメーカーが存在します。
音がいい、品質がいい、信頼がおける、という点から中古市場でもメーカー品のピアノが人気なので、買取されやすいのもメーカー品のピアノになってきます。
以下では国内、国外の買取されやすいピアノメーカーをいくつかご紹介します。
日本の国内シェアNo.1のピアノブランドであるヤマハ。
ヤマハのピアノは日本の2大ピアノメーカーとして国内だけでなく、海外でも人気の高いピアノです。
ヤマハピアノの特徴は高音から低音まで、全体的にバランスの取れた音色であること。
特に高音部はキラキラとした明るく華やかな音色で、学校の音楽室に置いてあるピアノの多くはヤマハのピアノです。
高い木材加工技術と安定した生産体制から、品質が一定であることが大きな強みでもあります。
ヤマハと並んで 日本の2大ピアノメーカーであるカワイ。
カワイのピアノは柔らかく温かみのある音色が特徴で、重厚感のある低音は「カワイトーン」と呼ばれ、海外でも高く評価されています。
アクション部分でプラスチックを採用しているものも多いため、木製にこだわりがある方はヤマハを選ぶ傾向にあります。
世界最大規模を誇り「森の中の緑の工房」ともいわれる竜洋工場で生産され、良い設計、良い材料、良い加工を満たし、安定した高品質なピアノを作り続けています。
ディアパソン(DIAPASON)
「日本でヨーロッパ製のピアノに負けない理想的なピアノ」を目指して、ドイツのベヒシュタインピアノをモデルにして製造していたディアパソン。
質の高いピアノを世に送り出してきたブランドでしたが、2017年6月1日に河合楽器製作所と合併し現在はカワイの1ブランドとして販売されています。
125、126、132シリーズは買取査定が付きにくい傾向にあります。
アポロ(APOLLO)
東洋ピアノ製造株式会社が製造するピアノ、アポロ。
SSS(スライド・ソフト・システム)を搭載したアップライトピアノは、グランドピアノに劣らない打弦スピードで演奏できるとしており、コンセプトに「世界で最もグランドピアノに近づいたアップライトピアノ」 を掲げています。
現在も東洋ピアノ製造株式会社において現行モデルが販売されていますが、ヤマハ、カワイと比べると知名度が低く、買取業者によっては無料回収なら引き受ける、と言われてしまう場合もあります。
「世界三大ピアノ」のひとつで、世界一のピアノメーカーというとスタインウェイ&サンズが挙げられるでしょう。
最高級グランドピアノ市場のスタインウェイ社の市場占有率は80%を超えます。
名実ともに世界トップクラスであり、日本国内においても高い人気を誇っています。
アメリカ(ニューヨーク工場)とドイツ(ハンブルグ工場)のいずれかで自社製造されています。
ベーゼンドルファー(Bösendorfe)
「世界三大ピアノ」のひとつでオーストリアのメーカーであるベーゼンドルファー。
打鍵した後の持続音が長く、柔らかくて多彩、暖かい音色が特徴で「ピアノの魔術師」と呼ばれたフランツ・リストの激しい演奏に対応したピアノとして一気に名声を上げました。
2008年からはヤマハの完全子会社となっています。
C.ベヒシュタイン(C.BECHSTEIN)
1853年にベルリンで創業された「世界三大ピアノ」のひとつであるベヒシュタイン。
音の立ち上がりが速くタッチに瞬時に反応し、打弦ピーク音からの減衰が早く音が消えてゆく時の美しさを表現できる特徴があります。
リストやワーグナー、ブラームスといった作曲家が愛用していたとか。
買取されやすいピアノのメーカーは分かりました。
今度はピアノの買取の査定を少しでも上げるコツをご紹介します!
上記3点がポイントです!
こちらももう少し詳しく解説していきます。
信用できる業者選びは買取査定アップの鍵。
そして知識が豊富なスタッフがいる業者を選ぶことが大切です。
中には、見積りを頼むだけで高い出張費を請求する悪質な業者もいますので、出張費用などがかからないか必ず確認しておきます。
業者によっては買取価格もまちまちですので、見積もりは一括査定サイトなどを使って5社以上取ると大まかな相場を知ることが出来ます。
値段の交渉をする際に、ある程度の相場を知っておくと安く買い叩かれにくくなりますのでお勧めです。
買取業者が査定するには、どこのメーカーのどのモデルのピアノであるかわからないことには査定できません。
査定依頼をする前に、処分したいピアノの情報をまとめておきましょう。
多少の違いはありますが、一般的に業者が知りたい査定時の情報は以下の通りです。
手入れされていないピアノよりも普段から手入れされているピアノの方が査定額もアップします。
業者に査定して貰う前に、出来る限りピアノを綺麗にしておきましょう。
まずはピアノの塗装面を綺麗にしていきます。
1.表面についている埃を、羽毛かピアノ用の柔らかい布で払います。
2.鏡面ツヤだし塗装のピアノの場合は、専用溶剤をムラなく塗布しましょう。
3.どんな仕上げのピアノでも、専用の柔らかい布でから拭きして仕上げます。
一般的なぞうきんや洗剤は、ピアノの輝きを失わせたり、表面をキズつける恐れがあるので避けましょう。
普段触ることの多いピアノの鍵盤部分も綺麗にします。
1.柔らかい布などで、鍵盤についている指紋や汚れを拭き取ります。
2.目立つ汚れがある場合は、水や石鹸水で湿らせて固く絞った柔らかい布で拭きます。
3.最後に乾いた布でから拭きをしましょう。
アルコール溶剤や洗剤を使うとひび割れすることもあるので使用は避けてください。
付属品も査定額を左右する重要なものですので、買った時についていた付属品は出来るだけ揃えておきましょう。
特に椅子は、ピアノとデザインが統一され、ピアノの鍵盤面と椅子の高さが細かく計算してデザインされていますので重要な付属品です。
トップカバーや鍵盤の上にのせる布、また調律で使用するナットなど、全て揃っていれば査定額アップも期待できます。
長く使えそうな印象のあるピアノですが、ピアノにも寿命があります。
ピアノは一般的には30年~40年が寿命と言われます。
弦が切れない限り半永久的に音は出るのですが、ピアノの中の響板と呼ばれる部品には寿命があり、音が狂わず綺麗に出る状態を維持するにはどうしても限界があります。
もともとの品質の違いでも寿命は大きく異なり、近年販売されている低価格なピアノの中には5~10年で響板が寿命を迎えてしまうこともあるとか。
またピアノに使われる木材が床暖房などの暖房器具により過剰に乾燥してしまい、木が痩せてダメージを負うことも。置かれた環境が悪いと大幅に寿命を縮める原因となります。
一方で、100年以上経過しても弾けるピアノもあります。
多くの場合、中の部品の交換、響板の修理をしたりするオーバーホールを行い寿命を延ばしています。
購入額が安価なピアノでしたら修理をせず新しいピアノへ買い換えたほうが安いくらいの修理費がかかりますので、オーバーホールを希望されるのは海外製のピアノや高級なピアノが多いでしょう。
全てのピアノが買い取って貰えるわけではなく、買取を断られてしまうピアノもあります。
以下のようなピアノは買取を断られるか、無料でよければ引き取る、といった条件を出されることが多いピアノです。
もう少し詳しく解説していきます。
ピアノは楽器ですから、音が狂ってしまう状態では高い金額での買取は見込めません。
とはいえ外装が正常であれば、響板を交換すると正常に演奏できるようになりますので、響板を交換するのにかかる費用分だけ差し引かれた価格での買取か、もしくは無料でなら引き取って貰えるかもしれません。
ピアノの外装が傷だらけだったり、破損部分が大きいと買取を断られてしまう場合があります。
例えば地震や火事で破損していたり、ボディの内部まで割れている場合や、浸水などで大部分が水に浸かった過去があると買取は難しくなります。
自動演奏や消音機能など電子部品が搭載されたピアノは購入価格は高額ですが、買取の場合、買取を断られたり査定額がぐっと下がることがあります。
というのも、電子部品が搭載されたピアノでも管理・修理を行うことで半永久的に使用できますが、自動演奏や消音機能といった電子部品は長く使うほど故障する可能性があるからです。
買取査定時に古い自動演奏機能や消音機能が付いていると「業者が売る時に部品を交換する費用」も含めて査定されるので、自動演奏機能が付いているピアノは買取後のトラブルを防ぐ名目で買取ができないか、もしくは自動演奏装置が古いものであると評価額が下がる傾向があるのです。
専門業者に依頼してピアノを処分すると、ピアノの種類を問わず以下の3つの費用がかかります。
解体・組み立て費に関しては運搬時に必要なければかかりません。
以下は各費用の相場を一覧表にしたものです。
費用 | グランドピアノ | アップライトピアノ | 電子ピアノ・エレクトーン |
---|---|---|---|
解体・組み立て費 | 30,000円~ | 30,000円~ | – |
搬出費 | 20,000円~ | 10,000円~ | 10,000円~ |
運送費 | 30,000円~ | 18,000円~ | 13,000円~ |
※掲載している料金は一般的な金額の目安であり、設定金額は各事業者で異なりますのでご了承ください。
それぞれ詳しく解説していきます。
グランドピアノや、アップライトピアノなどは、設置場所次第でそのまま屋外に運び出せない場合は一度解体して運び出し、組み立て直す作業が発生します。
グランドピアノ・アップライトピアノともに30,000円~が相場となっています。
解体・組み立てが必要ない場合には、解体・組み立て費は発生しません。
運び出すときに必要な人件費が搬出費にあたります。
ピアノの大きさや重量によって変わりますが、相場は10,000円~20,000円ほど。
例えば、重量400kgのグランドピアノを運ぶ場合、作業員は4名程度必要となります。
半日ほどで作業が終了すると考えて1日当たり10,000円の作業員が4人、半日拘束で、費用は20,000円の計算ですね。
また、設置場所によっては階段で運ぶのか、クレーン車が必要になるのかなどの条件に応じた追加費用がオプションとして加算される場合もあります。
通常の戸建て住宅やマンションで階段を使ってピアノを搬出する場合は、階段1階ごとに2,500円~9,000円程度の費用が加算されます。
階段からピアノを搬出できない場合はクレーン車や手吊りと呼ばれる人力を使った方法でベランダから運び出すこともあります。
こういった作業が必要な場合、特殊作業費として追加で10,000円~30,000円が発生します。
作業内容 | グランドピアノ | アップライトピアノ | 電子ピアノ・エレクトーン |
---|---|---|---|
階段(1階ごとに) | 5,000円〜9,000円 | 5,000円〜8,000円 | 2,500円〜8,000円 |
クレーン車の利用 | 10,000円〜25,000円 | 10000円〜 | 10000円〜 |
手吊り | 10,000円〜25,000円 | 10,000円〜30,000円 | 10,000円〜30,000円 |
運送費はピアノの種類と距離によって距離が遠くなるほど高額になり、重量によっても費用が変わります。
例えば、移動距離が100kmを超えた場合、グランドピアノで67,340円、アップライトピアノで37,700円、電子ピアノで31,525円と、料金が約2倍ほど上がります。
移動距離 | グランドピアノ | アップライトピアノ | 電子ピアノ・エレクトーン |
---|---|---|---|
〜10km | 31,417円 | 18,200円 | 13,000円 |
〜20km | 33,800円 | 20,150円 | 14,300円 |
〜30km | 39,260円 | 22,100円 | 17,333円 |
〜40km | 39,867円 | 23,400円 | 17,550円 |
50km〜79km | 49,400円 | 27,950円 | 22,100円 |
80km〜99km | 61,100円 | 34,450円 | 27,300円 |
100km〜120km | 67,340円 | 37,700円 | 31,525円 |
ピアノの運搬には最低でも2~3人の大人と2トン以上のトラックが必要となります。
家庭用のアップライトピアノでも重量は200kgから250kgほどあり、大人2人で運んでも大変な重量です。
軽トラックで運べるのでは?と思われるかもしれませんが、軽トラックの最大積載重量は350kgと決められています。
車にピアノを載せて大人が2人乗ると、過積載の可能性があります。
2トントラックをレンタルして自分たちで運ぶのも廃棄処分目的であればいいのですが、買取を依頼するつもりであれば、慣れない人間が作業すると振動で調律に影響が出たりぶつけて壊してしまう恐れがあります。
ある程度の費用がかかっても、専門業者に依頼しましょう。
「ピアノを処分する時、どんな費用がかかる?」であったように、ピアノを処分するには高額な費用がかかってしまいます。
とはいえ、ピアノの種類・状態や方法によってはお得に処分することも出来ます。
上記の処分方法を順番に詳しく解説していきますね。
アップライトピアノやグランドピアノなどのアコースティックピアノの処分は、各自治体では処分対象外で収集は行わないとしているところが多いのですが、処分したいピアノが100kg以下のコンパクトな電子ピアノ・電子オルガンの場合は粗大ごみの対象となっている自治体も多く、粗大ごみとして収集して貰えるかもしれません。
お住まいの市役所のホームページなどを参考に対象となっているか調べてみてください。
粗大ごみとして出すまでの手順は以下の通り。
1.電話やインターネットで粗大ごみ収集の申し込みをする
2.必要な手数料分の粗大ごみ処理券を購入する
3.電子ピアノ・電子オルガンに粗大ごみ処理券を貼る
4.指定の日の朝に指定された場所に出しておく
自治体によっては、立ち会いが必要で事前に粗大ごみシールを購入するのではなく処分手数料を現金で支払う場合もあります。
メーカー品のピアノである、まだ見た目も綺麗、そんなピアノを処分するならピアノ専門の業者へ買取を依頼するのがおすすめです。
ネットで「ピアノ 買取 一括査定」などで検索すると、複数の買取業者へ一括で査定依頼が出来るサイトが出てきますので、そちらを利用すると相見積もりをする手間が省けます。
一括査定をすると複数の買取業者から連絡を受けることになるので少々面倒に感じるかもしれませんが、条件の良い業者がわかるのと、大まかな買取相場を把握することが出来るので試してみてください。
買取査定に出されるピアノで最も数の多いヤマハアップライトピアノの買取参考価格をご紹介します。
ざっくりとした相場価格ですが、以下の通りです。
もし買取が難しいピアノであっても無料引き取りなら出来る、という場合もあります。
ピアノの処分費用は前述したように結構な高額となりますので、出来るだけ費用をかけたくない場合はピアノ専門の業者へ買取を依頼することをおすすめします。
洋服やおもちゃなどさまざまなものが売り買いされているフリマアプリ・ネットオークションですが、ピアノも売買されています。
検索に多く引っかかるのは電子ピアノやアップライトピアノですがグランドピアノの出品もあり、電子ピアノは~50万円、アップライトピアノは~200万円、グランドピアノは最高で~260万で購入されています。
フリマアプリ・ネットオークションはコレクションとしての需要もあり、珍しいピアノやアンティークピアノが高値で購入される場合があります。
ピアノ専門の業者では買取が断られたり安価な買取額を提示されても、フリマアプリ・ネットオークションでは需要がある場合もあるので、自分でやる手間がかかりますが、ピアノの価値に対する知識がある方にはお勧めしたい処分方法です。
フリマアプリ・ネットオークションでピアノを出品する際に注意したいのは、ピアノの状態など詳細をしっかりと記載することです。
演奏時に少しでも気になる部分があればそれを記載しておくと、次の持ち主の方も把握でき、安心して購入することが出来ます。
フリマアプリ・ネットオークションで出品するまでの手順は以下の通りです。
1.アカウント登録をする
2.出品したい品を撮影する
3.瑕疵情報(傷や汚れの箇所)を文章で入力
4.販売価格を決める
5.購入されたら購入者へ連絡をする
6.指定した発送方法で発送する
7.購入者へ到着したら評価をする
さまざまなフリマアプリやネットオークションがありますが、大まかにいうとどれも上記のような手順となっています。
また、フリマアプリやネットオークションを利用するには、手数料がかかります。
現在多く利用されているフリマアプリやネットオークションの利用手数料を一覧表にしましたので、ご参考ください。
アプリ名 | 手数料 |
---|---|
メルカリ | 販売価格の10% |
楽天ラクマ | 商品価格の6.0%(税抜) |
PayPayフリマ | 販売価格の5% |
ヤフオク! | Yahoo!プレミアム会員 8.8%(税込) Yahoo!プレミアム会員登録なし 10%(税込) |
モバオク | 月額利用料330円 または 360円/月(税込)が必要 販売手数料、売上金の振込(入金)手数料は不要 |
販売価格が高額になるほど、支払う手数料が高くなるアプリもあれば、一定額の手数料ですむアプリもあります。
手数料で選ぶのも一案ではありますが、多くの人の目に触れるほど希望者に巡り合いやすくなるので、利用者が多いアプリを選ぶのがいいでしょう。
これからピアノを習おうとしている、中古のピアノを探しているという友人・知人がいたら譲ってあげるのも処分方法の一つです。
アップライトピアノやグランドピアノなどの重量のあるアコースティックピアノを友人に譲るには結局運搬費用などがかかり、処分費用と変わらない額の費用がかかってしまいますが、軽量な電子ピアノ・電子オルガンでしたら自分たちで持ち運ぶのも簡単です。
もしくはアコースティックピアノを譲る場合は「ピアノの代金は無料でいいから運搬費用を負担して欲しい」というのも譲って貰える側からするとピアノを買うより安価ですから、条件のいい交渉になるかもしれません。
有名メーカーではないせいで音や状態に問題はないのに、買い取って貰えなかったり、安価な買取額で納得いかなかった場合は友人・知人に譲ることも視野に入れていいでしょう。
不要なピアノは施設や支援団体にへ寄付する手もあります。
施設へ寄付したい場合は、ネットで「施設 ピアノ 寄付」などで検索をするといくつかヒットしますので、 高齢者施設、児童養護施設、公共施設等に贈っている団体に連絡をしてピアノを引き取って貰います。
支援団体に寄付したい場合はまず、ピアノが対象となっているか調べてみましょう。
支援団体に寄付するには、寄付支援活動は寄付したピアノを直接お届けする方法と、ピアノの売却による売上からワクチン支援団体(認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会)を通じてワクチンにて現地にお届けする方法の2つの方法を利用することができます。
寄付した側がどちらかを選択するのではなく、不用品の専門家が選定後、選択します。
現地に必要なものは直接現地へ届け、現地では再利用できないもの・輸送コストが大きいものに関してはワクチンにて支援する流れとなっています。
ただし、支援団体に寄付する際に必要となる運搬費などはこちら持ちとなり、遠方から配送を利用する場合は、無料で処分できるわけではありません。
しかし、廃棄処分してしまうと無駄になってしまう資源で社会貢献できるのは素晴らしいことです。
費用は掛かりますが、自宅まで引き取りにきてもらえるサービスもありますので、ピアノなど自力での運搬が難しい品である場合や、忙しくてなかなか時間が作れない方は利用してみても良いかもしれません。
弊社でも「ユースマイル」という世界の恵まれない人達に寄付する取り組みをしています。
画像からリンク先に飛ぶことができますので、ぜひ一度ご覧になってください。
家電や家具の回収イメージが強い不用品回収業者ですが、ピアノの回収も行っています。
▶出張回収センターの回収品目「電子ピアノ」
▶出張回収センターの回収品目「オルガン」
▶出張回収センターの回収品目「エレクトーン」
不用品回収業者の場合、他の回収方法と大きく違うのは「ピアノ以外の不用品の回収も可能」という点です。
「不要だけどどう処分したらいいかわからないから置いてある」ものがあるなら、ピアノを回収依頼するついでにそれも一緒に回収依頼することが出来ます。
というのも、不用品回収業者は「不用品1点につきいくら」という料金形態ではなく「トラック1台に入るだけなら何個でも同じ料金」であることが多いので、トラックに乗る分だけなら増やした方がお得なのです。
不用品回収業者へ依頼した際に、ネックとなるのは費用です。
ピアノを廃棄処分する際の運搬費用と変わらないくらいの費用がかかるかもしれませんが、ピアノ以外の不用品も一緒に処分できる、と考えるとお得なのではないでしょうか。
また、買取を行う不用品回収業者へ依頼した場合、不用品がお金にかわるかもしれません。
例えばピアノ以外にも不要な家具を回収すると想定した場合、不要な家具がどこかのメーカー品であったなら思わぬ買取価格となることも。
ごみとして処分する筈だったものが、お金にかわるかもしれないのは嬉しい誤算ですよね!
家具を粗大ごみの収集場所まで移動させるのは、意外と重労働です。
バッグの他にも処分したい不用品があるなら、不用品回収業者へ依頼するのを視野に入れてもいいでしょう。
とはいえ、メリットばかりではありません。
そのあたりの詳しいことは次の項目でお話ししていきます!
▼不用品回収業者について詳しく知りたい方はこちらのコラムもどうぞ▼
「無料回収」は危険!悪徳不用品回収業者の特徴や依頼時のチェックポイントとは
不用品回収業者に回収を依頼するとピアノ以外の不用品も処分できてお得なことはわかりましたが、どんなことにもデメリットがあるものです。
不用品回収業者を利用する時にチェックしておくべき点をお話しします。
順番に詳しくお話ししていきます。
前述した通り、不用品回収業者へ依頼した場合、そこそこの費用が掛かります。
例えば、ピアノの買取業者と比べてみましょう。
買取可能なピアノはもちろん、無料回収の対応をしてくれるピアノであればピアノの買取業者に依頼することをおすすめします。
ですが買取不可で無料回収も対応外、ピアノの買取業者には有料回収になるといわれたピアノの場合。
もしピアノ以外にも処分したい不用品があるなら、トラック1台分に入るだけ回収してくれるプランのある不用品回収業者へ依頼した方が、結果お得になる場合もあります。
ピアノの状態やピアノ以外にも処分したいものがあるか、など状況で見定めるのがポイントです。
まずは見積書を残る状態で無料で出してくれるかどうかを確認してください。
紙やデータで見積書を出さず、口頭で費用を伝えてくるだけの業者は避けましょう。
不用品回収業者を利用したことがない、一般の方でも見積もりを見れば明確で何にいくらかかるのか、オプションはどういったものだといくらかかるのかが分かる見積書かどうかも大切です。
分からない部分を質問した時に丁寧に対応してくれるかどうかも見ておきましょう。
高圧的な態度を取ったり、質問にも曖昧に答えごまかされる場合は、その業者に依頼するのは避けるのが正解かもしれません。
どういったものだとオプションとして追加料金がかかるかが明確であることも良質な業者かどうかを見定めるポイントになります。
例えば・・・
上記の作業は多くの不用品回収業者がオプションとして追加料金がかかると案内している作業例です。
ピアノの場合、グランドピアノなど大型なピアノだと解体が必要となる場合も。
このような詳細を記載せず見積書内に「一式」としか書いていないなど、不明瞭な点が多い業者は避けるのが無難です。
ホームページがないという業者も中にはありますが、殆どの不用品回収業者はホームページ上で過去の実績や不用品の事例を紹介しています。
その中で実際に作業に来てくれるスタッフや、社長などの顔写真や作業風景などが載っているかどうかをチェックしてみてください。
例えば、出張回収センターではこのように回収実績を紹介しています。
日常的に利用する業者ではない分、不用品回収業者としてもお客様に不安を与えないよう、スタッフや社長の写真を掲載し親しみやすくなるよう工夫しています。
最近ではブログやYouTubeに作業動画を載せている業者も増えています。
不用品とはいえ、依頼品をどのような手順や扱い方で作業していくのかなども見ることができますので、一度目を通しておくのもおすすめです。
所持している家庭も珍しくないピアノですが、買取に出せるピアノであれば手間も処分費用もかからずお得に処分できますが、買取も回収も断られてしまった場合、自治体の粗大ごみではピアノは収集対象外であることが多く、サイズも重量もあり自分たちで処分するには難しい楽器です。
寄付をするにも、都市部では住環境と少子化でピアノが余っているという声も聞いたことがあります。
この記事が「自分の家にある処分したいピアノに適した処分方法はどれか」判断する参考になれば嬉しいです。
条件に合う処分方法が見つかりますように。
ピアノだけでなく他にも処分したいけれどどう処分すればいいか困っているものがある、自分達では持ち出せないごみがある、そんな方は出張回収センターへご相談ください。
正しく処理・分別して、リサイクル可能なものはリサイクル、買取が可能なものは買取いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
回収内容についてお教えください。詳しくご記入いただくほど、精度の高いお見積もりが可能です!
不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。