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私たちの暮らしには欠かせない、キッチンに昔からあるものと言えば「ガスコンロ 」ですよね。
近年はIHコンロも広く普及してまいりましたが、「IHも気にはなるけど、やっぱり使い慣れたガスコンロが良い!」という方も実は多いんです。というのも、ガスコンロはIHより火力が強く、停電時に強い、使える調理器具の幅が広いというメリットがあるから。料理好きな方や料理をよくする主婦の方に、今もなお根強い人気があるのはこのためです。
そんな使い慣れたガスコンロですが、壊れてしまったり、引っ越しなどを機に処分しなければならないタイミングもあるかと思います。
しかし、「ガスコンロって何ゴミなの?」、「ガスコンロの処分は危なくないの?」など、処分方法がわからない方や処分するのを不安に感じる方も多くいらっしゃいます。
そこで今回は、「ガスコンロ」についてや、詳しい処分方法、処分する際の注意点、お得な情報などをまとめてご紹介していこうと思います!ぜひ参考にしてみてくださいね!
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・不要になったコンロは買い取ってもらえるってホント!?コンロの買取・処分の方法!
・どうにか売りたい!いらなくなった厨房機器の処分方法!
目次
皆さんご存知かと思いますが「ガスコンロ」とは、ガスを熱源として用いるコンロのことです。
ガスコンロには1~4口タイプのものがあり、家庭用では3口タイプのものをよく見掛けますよね。
また、現在のガスコンロには、「天ぷら油加熱防止センサー」や、「消し忘れ防止機能」などが付いたもの、天板がホーロー加工されキズや汚れに強いタイプのもの、天板が強化ガラスで加工され、掃除などの手入れが楽なタイプのもの(ガラストップ)などがあります。
なお、平成20年4月以降に製造するすべての商品には、「SIセンサー(温度センサー)」が義務付けられています。
ガスコンロの種類は置き型の「テーブルコンロ」と組み込む式の「ビルトインガスコンロ」の2種類があります。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
テーブルコンロは「置き型のガスコンロ」のことを指し、キッチンのコンロ台の上にテーブルガスコンロを乗せて使用するのが一般的です。
値段も1万円〜5万円程度と比較的安く購入することができ、ガス漏れなどの注意は必要ですが取り外しも個人でできてしまう場合が多く、処分などもある程度簡単にすることができます。
反対にビルトインガスコンロは「システムキッチンに組み込むタイプのガスコンロ」のことを指します。
テーブルコンロと比べるとその値段は高く安くて5万円から高いものになると20万円かかる場合もあります。
また、テーブルコンロの場合は買い替え時にガスコンロを自分で交換することができますが、ビルトインガスコンロの場合はガスホースの接続部分の工事をするため、専門的な資格を持った業者に依頼する必要があります。
明治時代から利用されてきた鋳物製の「ガス七輪」がコンロの元となったものです。昭和30年代に入り乾電池を使用した「自動点火コンロ」が広く普及し始めました。
その後、片方のコンロを切替えることでグリルが利用できる「グリル兼用コンロ」も登場するなど、暮らしの変化に合わせさまざまな機能を備えたガスコンロが各メーカーから発売されるようになりました。
そして、年月を経て1974年になるとIHクッキングヒーターが登場します。
これまでガスコンロによる加熱調理が主流だったキッチンに、大きな変化をもたらしました。
ガスコンロの種類や歴史について軽く触れたところで、次は「IH」との違いが気になりますよね。実際のところ、ガスを使うか電気を使うかというだけでなく、メリットやデメリットにも大きく違いがあるのです。
では早速、「ガスコンロ」と「IH」それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう!
ガスコンロを使用するメリットとして挙げられるのは、
この3つです。
ガスをエネルギー源としているので、万が一停電になってしまっても使用可能なのが心強いです。
停電中は不安な気持ちになってしまいますが、そんな時こそ作り立ての温かい料理は身に染みますよね。
災害時に停電しお湯が欲しくても電気ケトルやポットが使えない…という状況でも、ガスコンロなら沸かすことができます。炊飯器が使えなくても、お鍋でご飯を炊くことだって可能なんです。
※ ただし、ガスコンロも点火の際に電気を使います。乾電池タイプと100V電源タイプがあり、100V電源タイプでも万が一の時には乾電池で点火できるようになっています。(一部、別売り)
最近では、火を見たことがないお子さんが増えてきているそうです。
キャンプなどのアウトドアを楽しむご家庭ならそんなことはないでしょうが、日常生活でマッチを使う機会はほとんどなく、禁煙や電子タバコを推奨する時代なのでライターを見る機会もぐっと減りましたよね。
そういった身近に「火」がない生活で育ったことで、「火」が危ないものだという認識がないまま大人になってしまうこともあるのです。
身近でガスコンロを使うことで「正しい火の扱い方」をお子さんへ教育することができます。火への正しい知識が防災にもつながりますし、災害時には電気やガスの代わりに火が活躍します。
危ないからと遠避けるのではなく、きちんと教育し火を知ることでお子さんの「生きる力」を育むことにもつながっていきます。
ガスコンロは使用する調理器具を選びません。
ほとんどの鍋やフライパンを使用することができるので、長く使っていて愛着のあるものや、実家から譲り受けたものなども問題なく使うことができるのは料理好きには嬉しいですよね。
続けてガスコンロを使用するデメリットには、
この3つがあります。
直接火を使って調理をするので、常日頃から火災の心配があります。したがって、コンロ付近に燃え移りそうなものを置かない、使用の際はそばを離れないなど、日常的に注意をする必要があるでしょう。
特に、小さなお子さんや高齢者がいるご家庭だと一瞬目を離した隙の事故が心配になりますよね。
今ではコンロの安全センサー搭載は法律で義務付けられているため、自動センサーの「消し忘れ防止機能」や「安全機能」などもついています。
しかし、火災などの危険性は常に隣り合わせという意識は持っておくと安心かもしれません。
ガスコンロは凸凹した部品やパーツがあり、掃除が少し面倒かもしれません。「五徳(火などの上に設置し、鍋やヤカンなどを置くための器具)」を取り外して掃除できるタイプもありますが、やはりフラットなIHと比べるとお手入れが大変と感じるでしょう。
皆さんも経験済みだとは思いますが、夏の暑い時期に火を使って調理をするのはとにかく暑いです。長時間の料理となると、暑い空気がキッチンだけではなくリビングやダイニングにも広がってしまうことも…。
暑いからといって扇風機を使用すると、風で火が揺れてセンサーが作動してしまいコンロが消えてしまったり。夏のガスコンロの使用はなかなか大変かもしれません。
続いてIHを使用するメリットをご紹介します。
以上の3つです。
IHの形状はフラットなガラス天板です。ガスコンロと違い、凸凹した備品やパーツがないので、調理後の掃除は汚れや吹きこぼれを布巾で拭き取ればOK。
掃除の時間も手間も少なく済んで助かりますよね。
調理に火を使わないのもメリットのひとつでしょう。衣服や近くに置いた布巾へ火がついてしまったり、うっかり触って燃え移ってしまったりなどの直接的な火災の危険性が大幅に低くなります。
お子さんや高齢者、ペットなどがいるご家庭でも安全に使いやすい印象があるかもしれません。
ただし、IHの使用であっても、油の温度が上がると油自体からも発火してしまうため、IHもガスコンロ同様に火災などの危険性はあります。
「火を使わない=安全」ではないので、十分に注意は必要です。
IHは空気を熱さずに調理器具へ直接熱がいきやすいため、実はキッチンの温度に変化が少ないんです。
独立タイプのキッチンで長時間調理をすると熱がこもりがちになるのですが、IHなら夏場も快適に料理ができるでしょう。
では最後に、IHを使用するデメリットのご紹介です。
この4つです。
言わずと知れたデメリットですが、停電時にはIHは使えません。
日本は災害の多い国です。最近は地震や台風などが頻発していることもあり、停電時に使用不可になってしまうのは不安があるかと思います。
そういった災害時に日頃から備えて、カセットコンロなどを用意しておくと安心かもしれませんね。
多くのIHは、総消費電力が設定値から超えないように、2つ以上のヒーターを同時に使用すると火力が自動的に制御されるようになっています。
このことによって最大火力が出せなくなり、メニューによっては調理時間がかかってしまうことも多いようです。
制御がかからなければ十分強い火力で使用できますので、単体で使うか複数使うかを考えた上で調理し始めることをお勧めします。
IHを使用する上でもっとも注意したいデメリットが、「熱くなっているのか分かりにくい」という点。IHは火がない安心感もありますが、一見熱くなっているのか分かりにくいものです。
電源を切ったとしても熱さは続くので、うっかりプレート面に触れてしまったり、物を置いて焦がして(溶かして)しまうというケースも多く見られるようです。
熱いうちは警告ランプがつく製品も多いので、しっかりと確認するようにしましょう。
実はIHの仕組み上、アルミや銅の調理器具は使えません。冬に活躍する土鍋も使用不可なものが多いです。
鍋底の直径が小さすぎたり、鍋底が丸くなっていたり反っているものも使用できないので、購入の際には形状にも注意が必要です。
せっかく調理器具を購入しても、いざ使おうと思ったらIH対応じゃなかった…なんてことにならないよう「IH対応」などの記載を必ず確認しましょう。
以上が、「ガスコンロとIHのメリット・デメリット」でした。こうして見てみると、正反対のガスコンロとIHですが、どちらにも使いやすさや使いにくさがあるようです。
どちらにしても、ご自身の生活スタイルに合ったものを使用することが一番です。新しくガスコンロやIHの購入で悩まれている方の参考になれば幸いです。
ここまでは、「ガスコンロ」について「IH」と併せて歴史や使用するメリット・デメリットなどをご紹介してまいりましたが、ここからはガスコンロを処分する際の注意点をお話ししていこうと思います。
置き型のガスコンロの場合は、処分の際に自分で取り外すことができます。そして、廃棄処分や売却の際など、多くの場合自力でガスコンロを取り外す必要が出てきます。
ただし、ガスは引火する恐れがあり、一歩間違えれば火災を引き起こす可能性もあるため、注意して作業しなければなりません。特に、作業する際にタバコを吸うのは大変危険です。
ガスコンロは危険物です。取り扱いには十分注意が必要になるので、これからお話しする内容を、処分の際にぜひ参考にしてみてください。
<ガスコンロを取り外す際の注意点>
ガスコンロの取り外しで気を付けたいポイントはこの4つです。では詳しく見ていきましょう。
ガスコンロを取り外すときは、万が一ガス漏れが起きても火災が起きないように、火気には十分に注意してください。
特に注意したいのが、タバコの火です。タバコを吸いながら作業をしたり、火が消えていないタバコを灰皿に放置したりすることは絶対にやめてください。
ガスコンロを取り外す際にはまず「ガスホース」を外す必要があります。
この際、元栓が開いているとガス漏れや火災につながる危険があるため、必ず元栓を閉めてからガスホースを取り外しましょう。
つまみを捻るタイプの一般的な元栓であれば、つまみを横向きにすることでガスを閉めることができます。
ガスホースを抜く時は、力任せに無理に抜こうとしないように注意してください。
というのも、ガスホースはガス漏れを防ぐために簡単には抜けない仕様になっており、また長年使ったホースは硬化してしまい、さらに抜けにくくなっている可能性があるからです。
ガスホースを抜く際は、無理に引き抜こうとせず、まずハサミやカッターで切れ目を入れて抜きやすくしましょう。ケガをしないよう「防刃グローブ(刃物による切りキズを防ぐ手袋)」を付けて作業すると、より安全です。
ガスホースを抜いたら、ホースの中のガス抜きも忘れずに行ってください。
抜いたガスホース内には、ほとんどの場合ガスが残っています。そのままタバコなど火に近づけてしまうと引火する危険性があります。
ガス抜きを行う際は、必ず換気の良い場所で行ってください。
ガスコンロの処分前の注意点を理解していただいたところで、次は具体的な処分方法を見ていきましょう。
ガスコンロの処分方法として挙げられるのは、
以上7つです。では詳しく説明していきます。
ガスコンロの処分方法としてもっとも一般的なのは「粗大ゴミ」としての処分です。
手続きが必要になったり、手数料はかかってしまいますが比較的安く処分できる方法です。
ガスコンロを粗大ゴミとして処分する場合、以下のような手順が必要になります。
<粗大ゴミの申し込み手順>
※ 一般的な、粗大ゴミの申し込み手順です。
<ガスコンロの粗大ゴミ手数料>
名古屋市 | 500円 |
大阪市 | 400円 |
東京都港区 | 400円 |
※ 2022.10月現在
このように自治体によって金額が異なるので、事前にHPや窓口で確認してから間違いのないように処分しましょう。
粗大ゴミとして処分が必要な場合に注意が必要なのは、日程を自由に選べない点。例えば、名古屋市が実施しているインターネット受付の締め切りは、収集日の10日前までとなっています。
その他多くの自治体で月に1〜2回しか行われていないため、タイミングが合わないと1ヶ月処分が先延ばし…なんてことも。
また、処分する際のガスコンロの取り外しは自力で行う必要があり、取り外し作業が不安な場合や今すぐ処分したいときは、他の方法を選んだ方が良いかもしれません。
自治体でガスコンロを処分する方法のひとつに、「処理施設に持ち込む」自己搬入という手段があります。
<ゴミ処理施設に自己搬入する手順>
自治体により、自身であらかじめゴミ処理券を購入して貼る必要がある場合と、当日処理場にて現金で処分費用を支払う場合があります。ゴミ処理券の購入の必要がある場合は料金などの確認が済み次第、粗大ゴミ同様にスーパーやコンビニなどで購入し掃除機に貼っておきましょう。
回収・持ち込みのどちらの方法でも言えますが、自治体の処分は費用面では安くなるのは嬉しい反面、「回収・持ち込みの曜日が決められている」「自身で運ぶ手間が必要」な点が不便であり、引っ越しの都合などで急いでいる場合や手軽に処分したい方には不向きかもしれません。
中には費用がかかる店舗もありますが、買い替え時になら無料で引き取ってくれる店舗も数多くあります。
<ガスコンロの引き取り可能店舗とその費用>
店舗名 | 費用 | 引き取り条件 |
---|---|---|
エディオン | 550円 | ・購入時のみ |
ケーズデンキ | 1,100円 | ・購入関係なく引き取り可能 |
ヤマダ電機 | 無料 | ・購入時のみ |
ビックカメラ | 無料 | ・購入時のみ |
カインズホーム | 無料 | ・購入時のみ |
※ 2022.10月現在
この他にも引き取り可能な店舗はありますが、どの店舗でも新品購入やガスコンロを直接持ち込む必要があることがほとんどです。
処分費用は比較的抑えられますが、ご自身でガスコンロを取り外しが難しい場合や持ち込みが難しい場合などには不向きな処分方法かもしれません。
引っ越し費用とは別に費用がかかることになりますが、引っ越しの際に出た不要なガスコンロならそのまま回収・買取してもらえることも。
最大のメリットは引っ越しの当日まで転居前の家でガスコンロを使うことができ、引っ越しと同時に引き取ってもらえるという点。また、業者スタッフが運び出しもしてくれるので、粗大ゴミで出す場合のように家の外に自分で持ち出す必要もありません。
さらに引っ越し業者は、回収・買取をしていない場合も安全な方法でガスコンロの取り付け・取り外しが可能なんです。
しかし、引っ越し業者によっては家具・家電の種類によって引き取りを断る場合もあります。引っ越し当日に断られてしまった…なんてことにならないよう、あらかじめガスコンロの引き取りが可能か細かく確認をとっておくことをお勧めします。
家具家電など数多くのジャンルを取り扱うリサイクルショップなら、もちろんガスコンロも買い取ってもらうことができます。処分に費用がかかるどころか、逆にお金を得ることができるのは嬉しいですよね。
ただし、ガスコンロの処分は重く、危険を伴う作業です。うまく取り外せたとしても、リサイクルショップなどに持ち込むのはかなり大変な作業になります。
そんな場合に、「出張買取」や「宅配買取」を利用することで、直接持ち込む必要はなくなります。
ただし、リサイクルショップは再販を目的としているためどんなガスコンロでも良いというわけではなく、製造年数が新しめで状態の良いものでないと買取不可になる場合も。主に2008年以前のガスコンロは買取対象外となっているため、注意が必要です。
その場合、引き取ってもらえないことがほとんどなので、確実に処分したい場合には不向きな方法かもしれません。
ネットオークションやフリマアプリでは、出品者が設定した販売価格にて販売できるシステムとなっており、リサイクルショップや買取業者よりも高値で売ることができます。また、購入者とのやり取り、代金の受け取りなどはアプリの提供事業者を介して行われるので個人情報などが漏れる心配がなく、安心して利用することができますよね。
家具家電から文房具までさまざまな出品が見られ、老若男女問わず多くの方から支持を得ています。見た目がキレイで目立ったキズがなく、壊れている部分がない場合は価格が少々高くても売れやすい傾向にあり、さまざまなガスコンロがすでに出品され取り引き成立したものも多く見られます。
実際にフリマアプリを利用する手順は以下のとおりです。
スマホひとつで簡単に出品でき、価格も好きに設定できるという点はメリットですが、こうして手順を見てみると、自分自身で行わなければならないことが多い印象です。
また、ガスコンロは危険物なため、配送途中に破損などがないように厳重に梱包する必要があります。
商品写真の撮影や細かな説明、個人間でのやり取りや配送手続きが不安に感じる方は少々難しい方法かもしれません。
ガスコンロの取り外し、店舗に持ち込んだり自分で運び出す労力や、手間と時間をかけずにガスコンロを処分したいのであれば、不用品回収業者がオススメです!
不用品回収業者であれば、危険なガスコンロの取り外し作業から回収・買取まで依頼することができます。
不用品回収業者に回収をしてもらうメリットはいくつかあります。
不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方、中には悪徳業者もあるので注意が必要です。
どういった点を気を付けるべきなのかというと、
こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も結構あるんです。
ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も法で裁かれるので他人事ではありません。
不用品の回収や処分には、一般廃棄物収集運搬業許可などの資格が必要になります。資格を取得している業者であれば、まず安心して大丈夫です。
HPに記載されているはずなので、不用品回収業者に依頼を検討する場合、まず資格を持った業者なのか、見積もりはどうか、さまざまな方向から調べましょう。
ガスコンロの処分方法7つを見てきたところで、次に知りたいのは「いつ処分すれば良いのか?」ではないでしょうか。引っ越しや急な故障とかでない限り、ガスコンロを自ら処分する機会はなかなかありませんよね。
では、ガスコンロにも、寿命があることはご存知ですか?
多少火が付きにくくなっても、火力が弱くなったように感じられても、「まだ使えるから大丈夫!」と安易に判断して使用を続けるのは大変危険なんです。
ここからは、ガスコンロの寿命と処分するタイミングについて見ていこうと思います。
一般的なガスコンロの寿命は10年ほどと言われています。
古くなったガスコンロを使い続けると、ガス漏れや不完全燃焼による事故のリスクが高くなってしまいます。10年前後使い続けたガスコンロに、「火がつきにくい」、「異音や異臭がする」などの症状があれば処分・交換のタイミングと判断しましょう。
また、ガスコンロを処分するタイミングでもっとも多いのが「引っ越し」の時です。
ガスコンロのサイズが転居先のガス台のサイズと合わなかったり、新居にビルトインガスコンロが設置されていたりといった理由で、転居先に持って行かず処分するというケースは案外多くあるのです。
古いガスコンロを使い続けている場合に注意したいのが、安全装置の有無です。
2008年10月から全口に安全装置のついていないガスコンロは製造販売禁止になりました。そのため、比較的新しいガスコンロには、全口に火災防止のための安全装置が付けられています。
一方で、2008年10月以前のガスコンロは安全装置が全口についていない可能性があり、安全性に欠けると言えます。リサイクルショップなどの買取市場では2008年以前のガスコンロが買取対象外となっているのはそのためです。
安全装置がついていないガスコンロは火災のリスクも高まるので、使用し続けるのは大変危険です。なるべく早く処分をし、買い替えがオススメです。
このように寿命がきてしまっていたり、劣化が激しいものは問題外ですが、どうせ処分するなら「できれば買い取ってもらいたい!」と考えると思います。
これまでで何度もお伝えしたようにガスコンロはガスや火を扱う危険物なため、内部の安全装置などの状態も重要になります。ただ見た目がキレイというだけでは買取は難しいのが現状なのです。
ひとことに「ガスコンロ」と言っても、1~4口タイプのものと大きさもメーカーもさまざまな種類があります。そして見た目だけでなく、安全装置など動作に問題がないかも買取において重要となってきます。
では、一体どんなガスコンロなら売れやすいのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
買い取ってもらいやすいガスコンロは年式が新しいものです。ガスコンロは、長く使えば使うほど劣化しやすくなっていくので当然新しいもののほうが売れやすいのです。
その中でも製造日から5年以内のガスコンロは、特に売れやすい傾向にあります。稀に5年以上の古いガスコンロであっても、正常に動作して見た目がキレイな状態であれば売れる場合があります。
ただし、前章で説明したとおり2008年よりも前に発売されたガスコンロに関しては、安全センサーが付いていないため状態が良かったとしても買取を断られると思っておきましょう。
未使用品、あるいは、新品に近い状態のガスコンロも買取してもらいやすいです。
まったく使っていない美品で、かつ、年式が新しいモデルであれば、もしかしたらかなりの高値が付く可能性も!
廃棄してしまう前に買取業者やリサイクルショップに相談してみることをお勧めします。
正常に動作するガスコンロも、買取してもらえる確率が高くなります。
査定に出す前に実際に火をつけてみて点火できるか、火力は調節できるか、異常な臭いがしないかなど、細かく状態をチェックしてみてください。
もしも、正常に動作しなかった場合や問題があった場合には、買取業者に依頼しても拒否されてしまいますので、その場合は残念ですが廃棄処分してしまったほうが良いでしょう。
「ガラスコート加工」がされているガスコンロ、もしくは「ガラストップ」のガスコンロも売れやすいです。
というのも、ガラスコートやガラストップですと汚れが簡単に落ちやすいことから人気がとても高いためです。ガラスコートやガラストップのガスコンロで年式が5年以内の新しいモデルであれば、高額査定が期待できるかもしれませんよ!
買取市場全般に言えることですが有名メーカー品のガスコンロも買取してもらいやすいので、売却する前にメーカー名についてもよく調べておくと良いかもしれません。
特に、リンナイ、ノーリツ、パロマなど、大手のガスコンロメーカーの製品であれば、良い価格で取り引きされることも多いです。
反対に、無名のガスコンロメーカーだと、状態が良くて年式が新しいものであっても売れない場合があります。メーカー名は、ガスコンロ本体、保証書や取扱説明書、領収書などに記載されている場合がありますのでよく確認しておいてください。
<人気ガスコンロメーカー3選>
基本的に、ビルトインガスコンロの場合は、売却が難しいと思っておいたほうが賢明です。
どうしても、ビルトインガスコンロを売却したい場合には、専門の業者に連絡して取り外してもらえるかどうか相談してみてください。
業者やショップの中には、テーブルコンロは買取可能だけれど、ビルトインガスコンロは買取不可とあらかじめ指定されている場合もあります。売却する前に、業者やショップに問い合わせて、お持ちのガスコンロの種類が買取対象となるかどうかも確認しておいたほうが良いかもしれません。
ガスコンロの点火方式は、ダイヤル式とプッシュ式の2種類があります。
プッシュ式のほうが使い勝手が良いため、売却する際に高値になりやすいです。できるだけ良い値段でガスコンロを売りたいと思っている方は、ガスコンロの点火方式についても、事前によく確認しておくようにしてください。
ガスコンロを使用する際には、「プロパンガス」もしくは「都市ガス」のどちらかが必要です。
お持ちのガスコンロがどちらのガスに対応しているかどうかも、売却前によく確認しておいてください。
対応しているガスの種類に関しては業者やショップで買取の指定されていないことが多いですが、実はプロパンガスのほうが高く売れやすい傾向にあります。
というのも、都市ガスとプロパンガスでは使えるガス機器も変わってくるからです。
具体的に説明すると、プロパンガスは全国どこへ行ってもガスの成分はほぼ同じなので「LPガス用」のガス機器ならどこででも使えるようになっています。
それに対し都市ガスは取り扱い会社によってガスの原料や発熱量が違うため、それぞれのガス種に対応した専用のガス機器を使わなければならないのです。
そのため、使い勝手の良い「プロパンガス」用のガスコンロの方が需要が高い…という傾向にあります。
どんなガスコンロなら売れやすいのかお分かりいただけたところで、次は「少しでも査定額を上げるコツ」を見ていきましょう。
ほんの少しの手間や工夫でガスコンロの査定額は高くも低くもなります。売却を考える際の参考にしてみてくださいね!
ガスコンロは油や調味料などがこびりついて汚れやすいので、事前にキレイに掃除しておくことも査定額アップのコツです。
食べ物の調理で使用するガスコンロは、当然衛生面も気になるポイントです。そのため、汚い状態のガスコンロを欲しいと思う人はおらず、再販が難しくなってしまうのです。
見える範囲内で構わないのでキレイにガスコンロを掃除しておくことで、業者がクリーニングする手間がかからなくなるので、その分査定額も上がる可能性も。
<ガスコンロの掃除方法>
※ ステンレス製の場合はキズがつきやすいため、スポンジの固い面などの使用は要注意。
エアコン、給湯器など、ほかにも売りたい住宅用建材や住宅設備がある場合には、ガスコンロと一緒に買取に出すのがオススメです!
実は買取業者としても、一度にたくさんの品目を買取したほうが利益になるのです。そのため、ガスコンロ1点だけよりも、ほかの住宅用建材や住宅設備もまとめて査定に出した方が金額をアップしてもらえる確率が高くなります。
ただし、買取業者によって住宅用建材や住宅設備の買取品目は異なっており、自分が売りたいものが対象となるとは限りません。
ガスコンロ以外のものも一緒に売る際には、その業者の買取対象品目についてもあらかじめ確認しておく必要があります。
ガスコンロを査定に出す際には、複数の業者で見積もりするのも査定額を上げるコツです。
買取金額は業者によって差があるので、少なくとも3社程度可能ならより多くの業者で査定を受けておくことをお勧めします。
1社だけで判断せずに複数の業者の査定額をよく見比べるようにすれば、スタッフの対応なども比べることができ依頼した業者が優良か悪徳か判断することもできます。そして、より高値でガスコンロを買取してくれる業者が見つかるかもしれません。
中には、他の業者の方が金額が高かった場合には査定額をアップしてくれる業者もあります。査定額が不満だった場合には、他の業者の査定額を見せて交渉してみてはいかがでしょうか?
今回は、私たちの身近にある「ガスコンロ」について、種類や使用するメリット・デメリット、ガスコンロの詳しい処分方法とお得な情報などをご紹介してまいりました。
「ガスコンロ」の処分方法をおさらいすると、
以上の7つでしたね。
IHコンロが普及した現代でも、根強い人気のあるガスコンロ。その人気は中古市場でも変わりません。人気のメーカーや年式の新しいものは高価買取も期待できます。
しかし、何度もお伝えしたように、ガスコンロはガスや火を扱う危険物であるため、その取り扱いは厳重に行う必要があります。テーブルコンロだから自分で取り外そう…と無理をせず、引っ越し業者や不用品回収業者などのプロにお任せしてしまった方が安心かもしれません。
出張回収センターなら、ご依頼から最短30分!ガスコンロの即日回収・買取が可能です。
自力で取り外すのが不安なガスコンロも、出張回収センターなら取り外しから回収までスタッフが全て行うので余計な手間は一切無し!安心してお任せください!
もちろんお見積もりに費用は一切かかりません!作業前であれば、いつでもキャンセルを受け付けております。
名古屋市近郊のエリアで15年、出張回収センターは、地域に密着したくさんのお客様から信頼を得てまいりました。
世の中には不用品回収業者がたくさんある中、当社が多くのお客様から評価も頂いている理由の一つは地域に根ざしたサービスにあります。地域に密着した効率的な回収によるコストカットにも成功し、他社よりも安くご利用しやすい価格設定も実現しております!
当社は一般廃棄物収集運搬業許可を始め、その他不用品回収に必要な資格も取得しておりますので、胸を張ってオススメできます!
ガスコンロの処分でお悩みなら、出張回収センターにご相談ください!
年中無休でお客様からのご依頼をお待ちしております!
回収内容についてお教えください。詳しくご記入いただくほど、精度の高いお見積もりが可能です!
不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。