名古屋市で不用品を捨てるなら「自己搬入」がお得!メリット、ルールを徹底解説!

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大掃除や断捨離などをした際には、大量のゴミが出ますよね。

不用品は自治体指定の袋に入れ、回収日に指定の集積所へ持っていくことで簡単に処分することができますが、中には

  • 大量にゴミが出てしまって、個別回収では出すことができない
  • 回収日を待たずに急いで処分したい

という事情をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

そういった時にご家庭から出た不用品を処分するには、自家用車などで自治体運営のゴミ処理場へ直接搬入する「自己搬入」という方法が便利です。

今回は、名古屋市での家庭ゴミの持ち込み(自己搬入)についてご紹介したいと思います。
ルールやメリット、どこに持ち込めばよいかなどを詳しく解説しておりますので、不用品を急いで処分したいという時にはぜひご一読ください。

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名古屋市で自治体に粗大ごみを出す方法は2種類!

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名古屋市では、「30センチ角を超える大型のごみ」を粗大ごみとして廃棄することができます。

粗大ごみは

  • 専用のシールを購入し、指定の場所へ運び出す戸別回収
  • 自分でごみ処理施設へ運び込む自己搬入

という2種類の方法で処分が可能です。

どちらの方法も民間の業者に依頼するよりも費用が安いこと、自治体の運営になるため確実に処分できることが安心材料となりますが、費用が安い分少し手間がかかります。

戸別回収は予約が必要で、すぐには廃棄できない

まず、粗大ごみの戸別回収には必ず予約が必須となります。

自治体によって回収日が決まっていますので、その1週間前までには電話やWEBからの予約を行わなくてはいけません。

処分費用は品目によって異なるため予約の際に確認しておき、回収当日までにその費用分の「手数料納付シール」を購入しておきます。

名古屋市では品目によって250円、500円、1000円、1500円に分かれています。

必要事項を記入したシールを貼り付けておき、当日は集積場所に不用品を運び出せば完了となります。

数百円~千円台で不用品を処分できるのは助かりますが、予約やシールの購入が必要なことと、予約のタイミングによっては1ヶ月ほど待たなくてはいけないため急いでいる方には不向きな方法と言えるかもしれません。

自己搬入であれば好きなタイミングで処分ができる!

一方、不用品を積み込める自家用車などを用意できる方であればごみ処理施設への自己搬入での処分が可能です。

手順としては自家用車で不用品を持ち込んだら重量を測り、その重さによって決まる処分費用を支払えば完了と実にシンプル。
処分費用は10kgごとに200円で、戸別回収に出すよりもさらに安くなります。

この方法なら、ごみ処理施設の営業日時であれば持ち込めるため、月に一度以上の頻度で不用品を手放すことができます。

粗大ごみだけでなく、可燃ごみや不燃ごみもこの方法で処分ができますので、うっかり捨て忘れてしまった生ごみなども次の回収日まで手元に置いておく必要はありません。

次からは、名古屋市で自己搬入をするにはどのような条件があるのかを詳しく見ていきましょう。

自己搬入するために必要な条件とは?

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名古屋市でごみを自己搬入するには、

  • 名古屋市内に住んでいること
  • 持ち込む人自身が家庭で出した不用品であること
  • 車両で不用品の運び込み、積み下ろしができること

が最低条件となっています。

オフィスや事業所で出たごみは持ち込むことができず、また友人や知人の家で出たごみを代理として搬入することも認められていません。
さらに自己搬入する不用品は「車に載った状態」でなくてはならず、自転車や徒歩で持ち込むことはできないので注意しましょう。

産業廃棄物やパソコンや家電などリサイクルが指定されているもの、タイヤ、市のゴミ収集の対象外となっているもの、危険物や発火の恐れのあるものなどは残念ながら搬入できませんので他の方法で処分する必要があります。

自己搬入できるごみ処理施設

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名古屋市の場合は、次の5カ所の施設で、ゴミの自己搬入を受け付けています。

  • 猪子石工場(千種区)
  • 南陽工場(港区)
  • 鳴海工場(緑区)
  • 大江破砕工場(港区)
  • 愛岐処分場(岐阜県多治見市)

利用できる施設は、ゴミの種類、お住まいの地区により異なりますのでご注意ください。

可燃ゴミ(燃えるゴミ)を持ち込む場合

可燃ゴミは、次の3つの施設で自己搬入を受け付けています。お住まいの地区により受け入れ先が異なるので、ご注意ください。

◎ 千種・東・北・西・中・守山・名東

⇒ 猪子石工場(千種区)
住所:名古屋市千種区香流橋一丁目101番
電話:052-771-3539
搬入時間:月~金曜日8:45~12:00、12:45~15:40(年末年始を除く)

◎ 中村・昭和・瑞穂・熱田・中川・港

⇒ 南陽工場(港区)
住所:名古屋市港区藤前二丁目101番地
電話:052-303-0700
搬入時間:月~金曜日8:45~12:00、12:45~15:40(年末年始を除く)

◎ 南・緑・天白

⇒ 鳴海工場(緑区)
住所:名古屋市緑区鳴海町字天白90番地
電話:052-899-0388
搬入時間:月~金曜日8:45~12:00、13:00~15:40(年末年始を除く)

粗大ゴミ、不燃ゴミ(燃えないゴミ)を持ち込む場合

粗大ゴミと不燃ゴミは、次の施設でのみ自己搬入を受け付けています。サイズが大きすぎるものなどについては、岐阜県の愛岐処分場での受け入れになります。

◎ 大江破砕工場

住所:名古屋市港区本星崎町字南4047番地の13
電話:052-611-8313
搬入時間:月~金曜日8:45~12:00、12:45~15:40(年末年始を除く)
※水曜日、祝日は混雑します

◎ 愛岐処分場

住所:岐阜県多治見市諏訪町川西75番地
電話:052-611-8313
搬入時間:月~金曜日9:15~12:00、12:45~16:10(年末年始を除く)

愛知県内のゴミの自己搬入について

愛知県内の他の市町村でも、ゴミの自己搬入を受け入れています。申し込み方法、搬入方法は市町村によって異なるので、各自治体のHPなどでご確認ください。

次の項目で、名古屋市のゴミの自己搬入について、詳しい利用方法をご紹介していきます。

自己搬入する前に!まずは環境事業所へGO

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わざわざ自分で直接ゴミ処理施設に持って行くんだから、特に手続きなんていらないでしょ?と思う方もいるかもしれません。

しかし残念ながらそうではありません。自治体の中には、ゴミ処理施設の運営時間であれば予約もなしに直接持ち込んで終わり・・・という分かりやすいシステムのところもありますが、名古屋市においては違います。

名古屋市の場合、可燃ゴミ・不燃ゴミ、粗大ゴミとゴミの種類は問わず、処理施設に搬入する前にまずは「環境事業所」で手続きを行う必要があります。

「環境事業所」とは、ゴミを自分で処理施設に持ち込む場合に手続きを担当する事業所のことです。

名古屋市の場合は、各区に環境事業所があるので、処理施設へ搬入する前に、必ずゴミが発生した区の環境事業所へ行く必要があります。(前処理が必要な物や搬入できない物もあるので、できれば事前に電話で問い合わせをするのがオススメです。)

ゴミとして出したい物が搬入できることを電話で確認した後、ゴミを車両に積んだ状態で受付時間内に環境事業所を訪れましょう。職員が車に積まれたゴミを確認するなどの手続きを行います。
その際に、どこへ搬入すれば良いのか教えてもらえるので、その指示にしたがってください。

こうして、環境事業所でゴミの確認をし、初めて「自己搬入」ができるようになるのです。

自己搬入するメリット

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家具や家電製品(リサイクルが必要なものは除く)は、粗大ゴミの有料個別収集を利用して処分することもできますが、わざわざ自分で運ぶことには、どのようなメリットがあるのでしょうか?

それは、手数料が安く済むことです!

例えば名古屋市の場合、テーブルに椅子が4脚揃ったダイニングセットを粗大ゴミとして処分する場合、有料の戸別収集を利用すると、5点で合計2,000円の手数料が必要になります。(この費用は各自治体で異なるので詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。)

これを自己搬入で処分する場合、処分するものすべての重さに対し、10kgにつき200円の手数料を支払うことになります。材質によって重さが変わるので金額は多少変わりますが、数百円程度でダイニングセットを処分することができるというわけです。
複数の粗大ゴミなどを処分したい場合には、とてもお得になることがわかりますよね。

また、一度に大量のゴミを搬入することができるので、引っ越しや模様替えなどでたくさんのゴミが出た場合や、引っ越しなどの都合ですぐにゴミを処分したい場合にもとても便利です。

自己搬入のデメリット

自己搬入することには少なからずデメリットもあります。

「車両に不用品を積み込めること」が必須条件としてありますので、車両を持っていない・用意できない人には使えない方法であること、積み込み・積み下ろしを自力で行わなくてはいけないことが大きな障壁と言えるでしょう。

また、名古屋市の場合はまず環境処理場への手続きが必要であったり、住んでいる場所によっては何度も往復できないことなどです。

自己搬入についての注意点

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自己搬入できるのは、月~金曜日。祝日も利用できます。受付時間は15:45までとなっているのでご注意ください(愛岐処分場のみ、16:10まで)。

「可燃ゴミ」、「不燃・粗大ゴミ」はそれぞれ処理施設が異なるので、同時に自己搬入することはできません。それぞれについて環境事業所で手続きをすませ、指定された各施設に搬入します。

名古屋市のゴミの自己搬入は、(1)受付、(2)搬入。という、2段階の手続きが必要になりますので、ご注意ください。

お住まいの地区ごとに指定された「環境事務所」で受付を行い、その後、ゴミの種類やお住まいの地区により指定された処理施設にゴミを搬入します。

名古屋市が発行する、自己搬入制度についてのお知らせのチラシ

自己搬入制度についてのお知らせ

自己搬入の申し込みについて

名古屋市でゴミの自己搬入をする場合、自己搬入の当日、環境事業所で受付をしてから、各処理施設に運びます。

お住まいの地区の環境事務所の場所については、名古屋市のHPにてご確認ください。

各区の環境事務所

自己搬入の申し込みについての受付時間は、地区ごとに決まっています。詳しくは名古屋市のHPにてご確認ください。

自己搬入の受付時間

まとめ

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粗大ゴミや大量のゴミなどをまとめて、安く処分できる、自己搬入についてご紹介しました。お住まいの地域によって利用方法が異なりますので、詳しくは地域のHPやゴミ処理ガイドなどでご確認ください。

自己搬入する車がない方、大量に不用品がある方はぜひ出張回収センターへご依頼ください!
年中無休でお客様からのご依頼をお待ちしております!

対応可能品目数、業界随一!

不用品回収対応品目一例