【家庭用・業務用】コピー機の処分方法7選!どこで売れる?費用・注意点も解説

目次

用紙をセットしたコピー機

会社や自宅で仕事をする際に大きく役立つ「コピー機」。

多機能で便利なコピー機ですが、電化製品である以上いつかは寿命が訪れ、そして壊れてしまいます。

多くの方が頭を悩ませるのがその後の処分方法についてです。

実は、コピー機が家庭用なのか、業務用なのかでその処分方法が大きく異なります。
また近年利用されているコピー機は性能も高く、個人情報を保存していたりトナーの管理が複雑になっていたりと、処分の際に注意しなければならない点がいくつもあるのです。

そこで今回は「コピー機の処分方法」に焦点を当て、家庭用と業務用での違いや、処分時の注意点について詳しく解説します。

お得な捨て方についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

▼この記事でわかること

  • コピー機の処分方法
  • コピー機の売却方法
  • コピー機を捨てる際の注意点
まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

コピー機の処分方法は全部で7つ!

大きな業務用コピー機

コピー機の処分方法は以下の7通りです。

  1. メーカーに回収を依頼する
  2. 産業廃棄物業者へ依頼する
  3. 自治体を利用し処分する
  4. 家電量販店の下取りサービスを利用する
  5. リサイクルショップに買い取ってもらう
  6. ネットオークション・フリマアプリへ出品する
  7. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

1.メーカーに回収してもらう

メーカーによっては、自社製のコピー機を回収してくれる場合があります。確実な処分方法のひとつなので、まずはお持ちのコピー機のメーカーが対応しているか確認してみましょう。

回収費用はメーカーや機種によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

コピー機の大きさ1台あたりの回収費用
20kg未満の小型機6,000円〜
50kg程度の中型機21,000円〜
140kg以上の大型機50,000円〜

また、コピー機が高層階に設置されている場合は、階段作業やクレーン車の使用が必要となり、別途料金が発生することがあります。
安全な処分方法ですが、ほかの方法に比べて費用が高くなる点はデメリットといえるでしょう。

2.産業廃棄物業者へ依頼する

産業廃棄物業者は、事業活動で発生した廃棄物を処理する専門業者です。

業務用として使用していたコピー機は、粗大ごみや不燃ごみ、小型家電として処分できません。産業廃棄物として扱われるため、専門の業者に回収を依頼する必要があります。

費用の相場は10,000~15,000円程度と、メーカー回収と同様に比較的高めです。
また、オフィスからの運搬に対応している業者もあれば、持ち込みが必要な業者もあるため、依頼する前に運搬方法を確認しておきましょう。

3.自治体を利用し処分する

コピー機はサイズによって「粗大ごみ」「不燃ごみ」「小型家電リサイクル」のいずれかに分別します。
処分方法は自治体ごとに異なるため、事前に確認が必要です。

不燃ごみとして処分する場合

自治体の指定したサイズより小さいコピー機なら、不燃ごみとして処分できます。ごみ袋を購入すれば、予約不要で無料回収してもらえるため、手軽に処分できるのが特徴です。

ただし、自治体によっては回収頻度が月1回程度と少ないため、すぐに処分したい場合には不向きな場合があります。

粗大ごみとして処分する場合

名古屋市における粗大ごみの処分手順を例に紹介します。

【粗大ごみを出す手順】

  1. ネットまたは電話で回収を依頼し、処分料金を確認する
  2. 手数料納付券をスーパー・コンビニ・郵便局などで購入し、コピー機に貼る
  3. 収集日当日の朝8時までに、指定場所に運び出す

コピー機の処分方法は自治体によって異なるため、詳細は各自治体のホームページや窓口で確認してください。

回収場所まで自分で運ぶ必要があり、指定の回収日まではコピー機を保管しなければならない点がデメリットです。
しかし、処分費用は比較的安価で、自治体によりますが相場は250~1,200円程度となっています。

また、粗大ごみの収集日は月1回程度の自治体が多いため、すぐに処分したい場合は、直接処理施設へ持ち込むことも可能です。家庭用のコピー機であれば自家用車で運べるサイズのものもありますが、運搬や積み下ろしは自分でおこなう必要があります。

小型家電として処分する場合

コンパクトなコピー機に限られますが、自治体によっては「小型家電」としてリサイクルが可能です。不燃ごみとして廃棄せず、小型家電リサイクル法に基づき、適切な方法で処分する必要があります。

主な回収方法は以下の4つです。

回収方法詳細
ボックス回収公共施設や家電量販店に設置された回収ボックスに投入
イベント回収期間限定の回収イベントでリサイクル
ステーション回収ごみ収集所で資源ごみとあわせて回収
ピックアップ回収不燃ごみとして処分後、清掃工場で選別・回収

近隣で実施されている回収方法を確認し、利用できる場合は持ち込んで回収してもらいましょう。ボックス回収なら、ごみ収集日を待たずに処分できるため便利です。

ただし、回収ボックスに入らないサイズのコピー機や業務用コピー機は、小型家電として処分できません。その場合は、ほかの方法を検討しましょう。

4.家電量販店の下取りサービスを利用する

新しいコピー機を購入する予定がある場合、家電量販店の下取りサービスを利用すれば、古いコピー機を簡単に処分できます。

回収料金や利用条件が異なるため、費用を抑えたい方は事前に比較しておくのがおすすめです。

店舗名条件費用(税込)
ヤマダ電機・ネットおよび店頭でコピー機を購入する
・家庭用コピー機のみが対象
1,100円〜2,200円
※店頭持ち込みの場合
エディオン・縦+横+高さの合計が370cm以下で重さが90kg以下550円〜4,400円
ヨドバシカメラ・150cm以下で20kg以下の家庭用コピー機のみが対象1,100円
※店頭持ち込みの場合
回収サービスの利用は別途2,200円かかる
ケーズデンキ・商品を購入せず引き取りのみの利用が可能
・家庭用コピー機のみが対象
出張費3,300円
回収費1,100円
ビックカメラ・店頭でコピー機を購入した場合
・家庭用コピー機のみが対象
無料
2025年3月時点

一部の家電量販店では、新しいコピー機を購入しなくても、回収のみの対応が可能な場合もあります。下取りを検討している方は、最寄りの店舗に問い合わせてみると良いでしょう。

ただし、ほとんどの店舗で対象となるのは家庭用コピー機のみです。業務用のコピー機を処分したい場合は、別の方法を検討する必要があります。

5.オフィス機器買取業者・リサイクルショップに買い取ってもらう

比較的新しいコピー機であれば、買取業者やリサイクルショップを利用するのも選択肢のひとつです。

オフィス機器買取業者は、業務用コピー機や複合機の買取に特化しているため、専門的な査定が受けられます。出張買取に対応している業者も多く、搬出や運搬の手間を省ける点もメリットです。

一方で、リサイクルショップでは家庭用コピー機を中心に買取をおこなっており、「店頭買取」「宅配買取」「出張買取」といった方法を選べるのが特徴です。店頭買取なら手軽に利用でき、即日現金化できる点も魅力ですね。

ただし、リサイクルショップは幅広いジャンルの品物を取り扱うため、コピー機に関する専門知識が不足していることもあります。そのため、本来より低い査定額になる可能性や、買取対象外となるケースがあることに注意しましょう。

買取が難しい場合は、他の処分方法も検討するのがおすすめです。

買取専門業者・リサイクルショップでは、以下のような不用品も買取可能です。詳しくはこちらの記事をご覧ください!

6.ネットオークション・フリマアプリへ出品する

ネットオークションやフリマアプリを利用すれば、家庭用・業務用のコピー機を売却し、無料で処分できます。有名メーカーの製品や高性能なモデルであれば、多少の傷や型落ちでも売れる可能性があるのがメリットです。
また、自分で価格設定できるため、需要に合わせて高値でも販売できます。

【ネットオークション・フリマアプリに出品する手順】

  1. 事前にコピー機の相場を調べ、販売価格を決定する
  2. 使用年数や状態などをわかりやすく商品説明に記載する
  3. コピー機の写真を撮影し、商品ページに掲載する
  4. 梱包・発送する
  5. 取引を完了する

ただし、出品後すぐに売れるとは限らないため、売れるまで不要なコピー機を保管しておく必要があります。

また、配送料は出品者負担が一般的です。送料込みの価格を設定しておかないと、高く売れたとしても、送料の負担で結果的に利益が減ってしまう可能性があります。

さらに、業務用コピー機の場合は大きさや重量があるため、梱包・発送の手間がかかるのもデメリットです。
発送中に傷や破損が発生するとトラブルにつながる可能性もあるため、慎重に梱包・発送まで対応するのはそれなりの労力がいるかもしれません。

7.不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

コピー機の処分方法はさまざまですが、家庭用しか対応していなかったり、手間や時間がかかったりと、不便に感じることも多いのではないでしょうか。

「手間なく確実に処分したい」そんなときは、不用品回収業者の利用がおすすめです。

不用品回収業者に依頼するメリットは、以下の通り。

  • 家庭用・業務用を問わず処分できる
  • 自宅まで回収に来てくれるため、運び出しの手間が不要
  • 買取対応の業者なら、査定額を差し引いてお得に処分できる
  • 買取不可な場合でも、引き取りに応じてくれる
  • 複数の不用品をまとめて処分でき、点数が多いほどお得になることも

回収日時も自分の都合に合わせて選べるため、「土日しか時間がない」「急いで処分したい」といった方にも便利です。

不用品回収業者では、コピー機以外にもさまざまな不用品を買取・回収しております!詳しくは以下の記事もご覧ください!

気になる費用は?

不用品回収業者を利用する際、「費用がどれくらいかかるの?」と気になりますよね。

通常、不用品回収業者へ依頼すると、

基本料金 +  回収費用 = 支払い料金

という料金形態になっていることが多く、基本料金相場が3,000円〜とコピー機の回収費用相場が5,000円〜となっているので、

3,000円 + 5,000円 = 8,000円〜

この程度が妥当でしょう。
ほかの方法と比べると少し割高に感じるかもしれませんが、もちろん労力は一切かかりませんし、多少費用を払ってでも急いでコピー機を処分したい方にはおすすめの方法です。

なお、まとめて不用品を処分する場合にはお得になる料金形態もあるため、オフィスで使用していたコピー機を何台かまとめて処分したい!という場合にはメーカーに依頼するよりもずっとお得に処分できるでしょう。

そして、不用品回収業者の中には、「買取」により力を入れ、各ジャンルの専門知識を持った査定士が常駐している業者もあるのも大きな魅力です。
買取可能な場合は費用がかかるどころか無料で利用できる場合もあります。

悪徳業者に要注意!

不用品回収業者には、多くのメリットがありますが、なかには悪徳業者も存在するため注意が必要です。

どういった点に気を付けるべきなのかというと、

  • 「無料」を謳い文句にする
  • チラシ投函を積極的にしている
  • トラックで町を巡回している

こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求する業者も少なくありません。

不法投棄は、依頼主も罰則対象となる可能性があるため、決して他人事ではないのです。

  • 対応が丁寧
  • 訪問見積もりに対応している
  • 口コミが高評価
  • 見積もり書が明解
  • 値段交渉に応じてくれる

これらの条件に当てはまっている業者であれば、安心して利用できます。

当社では無料の見積もりを実施中!
「コピー機を処分したい」「売れるか知りたい」など、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

信頼できる不用品回収業者の選び方については、こちらの記事で詳しく解説しております!

家庭用とは異なる?業務用コピー機の正しい捨て方

クエスチョンマーク

業務用コピー機の処分方法は、入手方法によって異なります。
まずは、お手持ちのコピー機をどのように入手したのかを確認しましょう。

オフィスや事務所などにコピー機を置く場合、

  • リース
  • レンタル
  • 購入

これら3つの方法で入手するのが一般的です。

リース・レンタルの場合、コピー機はリース会社やレンタル会社の所有物のため、処分する際は各社へ返却する必要があります。一方、購入したコピー機は、適切な方法で処分しなければなりません。

なお、リースの場合は契約期間中に処分または破棄する場合、残リースを一括で支払う必要が出てくるでしょう。基本的にコピー機の所有権はリース会社にあり、無断で処分すると損害賠償を請求されることもあるため要注意です。

業務用コピー機の処分は不用品回収業者が便利!

購入した業務用コピー機は、自治体のごみ回収では処分できないため、「産業廃棄物収集運搬業許可」を持つ業者に依頼する必要があります。

サイズが大きく、運搬の手間もかかるため、プロにまとめて依頼するのが確実です。

不用品回収業者なら、コピー機だけでなく、パソコンやFAXもまとめて回収可能。
オフィス移転や廃業時にも便利なため、まずは無料の見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか?

コピー機の処分にかかる費用

コピー機を操作する様子

コピー機の処分費用は、捨て方によって異なります。

処分方法費用相場
メーカーに回収を依頼する小型:6,000円~
中型:21,000円~
大型:50,000円~
産業廃棄物業者へ依頼する10,000~15,000円
自治体を利用し処分する250~1,200円
※地域によって異なる
家電量販店の下取りサービス1,100~4,400円
※店舗により異なる
オフィス買取業者・リサイクルショップ無料
※買取の場合
ネットオークション・フリマアプリ無料
※販売手数料・送料負担あり
不用品回収業者に依頼する1点8,000円~
トラック積み放題33,000円~
※要お見積もり

コピー機の処分費用は、本体の大きさや業務用・家庭用の違いによって変動します。
大型コピー機や業務用コピー機を手放したい場合は、多少費用がかかっても専門業者に依頼するのが安心です。

また、複数の不用品を処分したい場合は、不用品回収業者の料金プランも確認してみましょう。まとめて依頼すれば、手間なくコストを抑えられる可能性があります。

コピー機を処分する際の注意点

注意

コピー機の処分方法について確認してきましたが、実は処分する前に注意するべきポイントもいくつかあります。

処分前のこの処置を怠ってしまうと思わぬトラブルになってしまうこともあるので、最後に以下の内容をきちんと確認しておきましょう。

① 本体内部のデータを完全に消去する

最近のコピー機にはHDD(ハードディスク)が内蔵されているものが多く、電話帳データや機密情報が記録されていることもあります。
HDDが付いたまま処分すると、情報漏洩のリスクが高まるため、適切なデータ消去が必要です。

データの初期化・消去方法は機種によって異なるため、説明書を確認し必ず実施しましょう。
また、手動での消去や初期化では復元される可能性があるため、専用ソフトを使うか、メーカーや専門業者に依頼すると確実で安心です。

② USBメモリ・SDカードの抜き忘れに注意

コピー機本体に保存されているデータだけではなく、USBメモリやSDカードを挿入したまま処分してしまうケースも非常に多いです。

こちらも処分前にUSBメモリやSDカードの抜き忘れがないか、必ず確認するように徹底しましょう。

③ ガラス面に原本の取り忘れがないか確認

コピー機の処分時には、スキャナーのガラス面や給紙トレイに原本を残したまま捨ててしまうケースがあります。

個人情報の漏洩や重要書類の紛失といったトラブルにつながる可能性があるため、スキャナー部分や給紙トレイを忘れずにチェックしましょう。

コピー機を処分する際に出やすい不用品

オフィスに設置された業務用コピー機

コピー機のように、意外と知らない「パソコン・通信機器」の捨て方については、こちらの記事も参考にしてください!

コピー機の処分でよくある質問

Q&A

Q.土日や祝日にも対応してもらえますか?

A.もちろん対応可能です。

当社は年中無休で不用品の回収をおこなっておりますので、土日や祝日のご依頼も大歓迎です。平日は仕事が忙しく時間が取れないという方も、ぜひお気軽にご連絡ください。

Q.高層階にあるコピー機を回収してもらえますか?

A. はい、対応可能です。高層階からの搬出もおまかせください。

エレベーターがない場合でも、経験豊富なスタッフが効率的に回収いたします。まずは、お電話やメールでご相談ください。

Q.壊れたコピー機でも回収してもらえますか?

A.はい、故障していても問題ございません。

状態を問わず回収いたしますので、安心してご依頼ください。

Q.コピー機は買い取ってもらえますか?

A. 状態が良く、まだ使えるようなものであれば買取できる可能性もございます。当社には買取専門事業部があり、さまざまな品目の買取をおこなっております。

買取可能な場合は回収費用と相殺しお得に利用していただけますので、まずはお見積もりからお気軽にご相談ください。

コピー機の処分方法まとめ

コンパクトなコピー機

今回は「コピー機の処分方法」について詳しく解説しました。

家庭用のコンパクトなコピー機は、自治体や家電量販店の引取サービスを利用して手軽に処分できますが、業務用コピー機は「産業廃棄物」として扱われるため、一般ごみとして捨てることはできません。

買取が可能な場合は、リサイクルショップやネットオークションの活用も選択肢のひとつですが、状態によっては売却が難しく、再度処分方法を検討する必要があるでしょう。
また、メーカーや産業廃棄物業者に依頼すれば確実に処分できますが、台数が多いと費用がかさむ点がデメリットです。

手間なく、まとめてお得に処分したいなら、不用品回収業者の利用がおすすめです。
家庭用コピー機はもちろん、業務用の大型コピー機まで幅広く対応可能。ほかの不用品と一緒に依頼すると、割安になる料金プランも利用できます。

愛知県名古屋市の「出張回収センター」では、コピー機を含むさまざまな製品の買取・回収を承っております。お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください!

ーこちらの記事もおすすめですー

対応可能品目数、業界随一!

不用品回収対応品目一例