実は売れない?桐箪笥(桐たんす) の処分方法を解説!無料で処分する方法もチェック

目次

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着物や衣類を保存するのに使われる桐箪笥(桐たんす)

嫁入り道具の一つとして愛されたお品ですが、近年ではクローゼットの需要が高まり、家にはない、という方も多いかもしれません。

しかし祖父母宅や実家となるとどうでしょう?

実は私の家にも桐箪笥(桐たんす)はなく、あまり慣れ親しんでいませんが、祖父母宅や実家には大きく立派な桐箪笥(桐たんす)が置かれています。

知り合いの中には同居を始めるにあたり引っ越しする際、桐箪笥(桐たんす)の処分方法に困った、遺品整理をするときにどう処分するか迷ったという話を聞くこともあります。

今回はそんな桐箪笥(桐たんす)はどんなものなのか、種類や利用するメリット、そして具体的な処分方法をいくつかお話しします。

桐箪笥(桐たんす)の処分をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

▼桐箪笥以外のタンスの処分方法はこちらのコラムもどうぞ▼

桐箪笥(桐たんす)には様々な種類がある

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一口に桐箪笥(桐たんす)といっても、サイズや形状、使われている素材はさまざまです。

種類によって中古需要や買い取られる金額も違ってきますので、売却前にはお手持ちの桐箪笥(桐たんす)がどのような種類のものなのか、軽くでいいので知っておいた方がいいでしょう。

桐箪笥(桐たんす)のサイズや種類について確認していきます。

桐箪笥(桐たんす)のサイズ

「桐箪笥(桐たんす)のサイズ」とは「横幅の大きさ」のことを指しています。

センチメートルではなく尺貫法で表記され、

  • 3尺3寸(約1m)
  • 3尺5寸(約1m6cm)
  • 3尺6寸(約1m9cm)
  • 3尺8寸(約1m15cm)
  • 4尺(約1m21cm)

一般的に流通している桐箪笥(桐たんす)は上記のサイズで作られていることがほとんどです。

サイズが大きくなるごとに価格も高くなっていきます。

収納する服や物、用途によって形状が異なる

一昔前は着物を収納することが多かった桐箪笥(桐たんす)ですが、着る服が洋服に変化してきたことや、洋風の住宅が増えてきたことからその用途も変化してきました。

収納する服や物によって異なる桐箪笥(桐たんす)の形状の違い、特徴は以下のようになっています。

和たんす(衣装たんす・兼用たんす)

上部に着物や和服を収納する「衣装盆」、下部に洋服を収納する引き出しを配置したたんす。

衣装盆を使用することで着物を収納しやすく、またシワになりにくいというメリットもある。

整理たんす(昇りたんす)

大小さまざまな引き出しがついた桐箪笥(桐たんす)。

上部に引き戸が付いていてバッグなどの小物を収納するのにも適している。

パーツが2~3分割する構造となっているので、持ち運びもしやすい。

洋服たんす

洋服を収納するためのたんす。他のタンスよりも奥行きがある。

クローゼットと同じようにたんすの中にハンガーをかけるためのパイプが通っている。

小袖たんす

通常の桐たんすより背が低い構造のたんす。

押し入れやクローゼットなどにも入れることが可能。

収納力は他のものよりは劣るが、背が低く安定しているので地震の際も倒れにくい。

チェスト

通常の桐箪笥(桐たんす)にはない表面の塗装を行い、現代の洋室に合わせてデザインを変えた桐たんす。

ご紹介した以外にも帯だけを収納する「帯たんす」や「大戸和たんす」、「桐衣装箱」「開きたんす」などさまざまな形状のタンスが流通しています。

お盆の違いで値段が違う

お盆とは「着物を収納する部分」のことを指し、その削り出し方やデザインによって呼び方や価格が異なります。

お盆を価格の安い順に並べると以下のようになります。

  • 普通盆(角盆)
  • 先留盆
  • 前くくり盆
  • 板盆
  • つけ丸盆
  • 亀盆(びく盆)
  • つけ亀丸盆
  • 本丸盆

一般的に多く流通しているとされているのが「普通盆」で、比較的作りやすいことから価格も安いですが、強度が高いという特徴があります。

その一方で作るのに手間と高度な技術が必要になり、最高級品にしか使用されないのが「本丸盆」です。

「本丸盆」を作ることのできる職人が少なくなっているので、そのぶん価格も高くなっています。

そのほかにも、盆に透かし彫りがされているものなど特殊な加工のされている盆はその分価格が高くなります。

使われている木材の違い

桐箪笥(桐たんす)というくらいだから、使われている木材は「全て桐材」と思ってしまいがちですが、実は一昔前はそうでないもののほうが多く流通していました。

桐箪笥(桐たんす)は桐箪笥でも、桐が使われている部分によって呼び方も異なり、また、使われている桐の量が多ければ多いほど価格が高額になってきます。

「桐箪笥(桐たんす)」というだけで高く売れるというわけではないので注意しましょう。

呼び方と、桐が使われている部分、特徴については以下のようになっています。

呼び方桐が使われている部分特徴
前桐たんす表面にくる前板のみ桐材を使用前板以外の部分には杉など他の木材が使われる。
安価で流通量が多い。
三方桐たんす前板と側面のみ桐材を使用前板と側面以外の部分には他の木材が使用される。
安価で流通量が多い。
四方桐たんす前板と側面、裏面に桐材を使用前桐たんす、三方桐たんすと比べて価格が高くなる。
造りがしっかりしていて長く使用できる。
総桐たんす桐材のみを使用最高級品で価格も高い。
富裕層が使用。
量産製・職人製のものがある
総桐たんす
(職人製)
桐材のみを使用総桐たんすの中でも職人が手がけたもので、特に価値が高い。

桐箪笥(桐たんす)が選ばれる理由

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和服を保存するのに選ばれることが多く、嫁入り道具とされた歴史もある桐箪笥(桐たんす)のさまざまな種類をご紹介しました。

次はそんな桐箪笥(桐たんす)が、どうして昔から愛されてきたのか、その理由を見てみましょう。

軽くて丈夫

まず桐箪笥(桐たんす)が優れている点として挙げられるのはその軽さと丈夫さです。

桐は国産材の中で最も軽い木材(世界では2番目の軽さ)と言われています。

箪笥というと重たくて運びづらいイメージがありますが、桐箪笥(桐たんす)であれば非常に軽いので、女性の力でも持ち運びやすいです。

それだけ軽いなら、すぐに割れたり欠けたりしてしまうのでは?と思ってしまいますよね。

しかし桐の強度は杉の3分の2程度ともいわれており、とても丈夫なんです。

軽くて丈夫というメリットを併せ持つ桐箪笥(桐たんす)は、非常に優れた収納家具と言えるでしょう。

防湿性に優れている

箪笥に洋服や着物を収納する際、気になるのは保存状態です。

じめじめしていても乾燥しすぎていても中の衣類が傷む原因となってしまいます。

桐の中には空気が多く含まれており、湿度が高くなると水分を吸収して膨張します。

箪笥内にそれ以上の湿気が入らないようになり、桐箪笥(桐たんす)内の湿度が一定に保たれます。

終日雨が降り続けると桐箪笥(桐たんす)の開閉がきつくなるのはそういった性質から。

実際に桐箪笥(桐たんす)を愛用されている方なら経験したことがあるのではないでしょうか?

また、乾燥している時は湿気が自然と蒸発し、桐が元通りの状態となるので一定の湿度を保つことが出来ます。

晴れると桐箪笥(桐たんす)の開閉がスムーズになるのもこのせいです。

このような特徴から桐箪笥(桐たんす)は日本特有の高温多湿の気候風土にとても適しているといえます。

防虫効果に優れている

桐にはタンニン、パウロニン、セサミンなど虫を寄せつけない成分が含まれています。

そのため防虫効果に優れ、収納家具に最適な材と言われています。

その威力は本物の総桐箪笥の場合、基本的に防虫剤は必要ないほどだとか。

腐食、防カビ性に優れている

桐に含まれるタンニンという成分には高い抗菌作用があり、古くから利用され法隆寺や薬師寺の建材にも防腐剤として使われたといわれています。

カビなどの菌を寄せつけないため、腐りにくく長い期間使用できるのも桐箪笥(桐たんす)の魅力です。

耐火性に優れている

桐は他の木材と比べると、着火点(火がつく温度)と発火点(炎となって燃える温度)が高くて燃えにくい木材です。

火事で箪笥の表面は黒く焦げていても、中は全く燃えずに無事だったいう話もあるほど。

桐箪笥(桐たんす)はとても耐火性に優れている箪笥だと言えます。

買い取って貰えない?桐箪笥の買取事情

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ここまで桐箪笥(桐たんす)のさまざまな種類や使用するメリットをお伝えしてきました。

お伝えしてきた通り、桐箪笥(桐たんす)の中には非常に高価なものや、造りが丈夫で長く使えるものも多くあります。

そのため不要になったからといってすぐに捨ててしまうのはもったいない・・・ということで売却を検討している方もいらっしゃるかもしれません。

しかしそんな桐箪笥(桐たんす)、実は買い取って貰いにくいのが現状ということをご存じでしょうか?

その理由には、

  • 新品の需要が高く中古品の人気がない
  • クローゼットの増加で箪笥の需要が減っている
  • ひと昔まではどこの家にもあったものなので希少価値はない
  • 桐の特徴から、傷や汚れが付きやすい

などがあります。

作りの良い桐箪笥(桐たんす)であっても、無名の作家やノーブランドとなると次の買い手のつきにくさから買取が敬遠されてしまうというのが現状のようです。

どんな桐箪笥(桐たんす)なら売れる?

とはいえ、桐箪笥(桐たんす)は全く売れない、というわけではありません。

売れる桐箪笥(桐たんす)には特徴がありますので確認してみましょう。

伝統工芸品として作られた桐箪笥(桐たんす)

量産品ではなく、伝統的工芸品に指定されている桐箪笥(桐たんす)は価値が高いため売却が可能です。

「伝統的工芸品」とは、

  • 主として日常生活の用に供されるもの
  • その製造過程の主要部分が手工業的
  • 伝統的な技術又は技法により製造されるもの
  • 伝統的に使用されてきた原材料が主たる原材料として用いられ、製造されるもの
  • 一定の地域において少なくない数の者がその製造を行い、又はその製造に従事しているもの

上記5つの項目を全て満たし、伝統的工芸品産業の振興に関する法律(昭和49年法律第57号、以下「伝産法」という)に基づく経済産業大臣の指定を受けた工芸品のことをいいます。

経済産業省伝統的工芸品 より引用


「伝統的工芸品」として指定を受けている桐箪笥(桐たんす)の産地は5つあります。

  • 加茂桐箪笥(新潟県加茂市)
  • 春日部桐箪笥(埼玉県春日部市周辺)
  • 名古屋桐箪笥(愛知県名古屋市、春日井市)
  • 大阪泉州桐箪笥(大阪府泉市、堺市)
  • 紀州箪笥(和歌山県和歌山市)

お手持ちの桐箪笥(桐たんす)が正規品であるかどうかは、箪笥の引き出しの内側などに伝統証紙が貼られているかどうかで判断することができます。

もし正規品をお持ちでしたら、和家具専門の買取業者などその価値を理解してくれる業者に査定を依頼するのをおすすめします。

伝統工芸士が作った桐箪笥(桐たんす)

ご紹介した伝統的工芸品の桐箪笥(桐たんす)の中でも著名な伝統工芸士が作った桐箪笥(桐たんす)は特に高い金額で取引されることがあります。

買取専門店などでは、伝統工芸品であることに加えて、その伝統工芸士が作った家具ということで査定金額がより高くなる、ということも。

伝統証紙が貼られているそばにサインや押印が入っていることがあるので、そちらも併せて確認してみましょう。

また、上記したような伝統的工芸品になっているわけではありませんが、買取してもらいやすい有名メーカーの桐箪笥(桐たんす)には以下があります。

  • 府中桐箪笥(桐たんす)
  • 岩谷堂箪笥の桐箪笥(桐たんす)
  • 藤枝桐箪笥(桐たんす)
  • 会津桐箪笥(桐たんす)
  • 仙台箪笥の桐箪笥(桐たんす)
  • 佐渡桐箪笥(桐たんす)
  • 庄内桐箪笥(桐たんす)

より高く買い取ってもらうコツ

ご紹介したような桐箪笥(桐たんす)であれば、高値で売却できる可能性は高いです。

ここからはそんな桐箪笥(桐たんす)を、さらに高く買い取ってもらうためのコツをお伝えします。

修理はせずに査定に出す

引手が取れていたり、傷が入った状態では買い取ってもらえないかも?査定前に修理に出した方がいいの?と悩むこともあるかもしれませんが、若干の不具合がある桐箪笥(桐たんす)であればそのまま査定に出しましょう。

桐箪笥(桐たんす)の修理代は非常に高額なので、修理したものを買い取ってもらえても結果的に修理費用の方が高くついてしまい損になる、ということも考えられます。

買取業者の中には少しの不具合であれば買い取り、修理をして再販するいう業者もありますので、状態に不安があるのであればそのような業者を利用するのがおすすめです。

買取専門店に査定を依頼しよう

家具の買取、というとリサイクルショップを思いつく方もいるかもしれません。

しかしお手持ちの桐箪笥(桐たんす)が高価なものや伝統的工芸品である場合は、ちょっと面倒でも和家具の買取を専門で行う買取専門店などの査定を受けるのをおすすめします。

リサイクルショップは専門店ではないので、桐箪笥(桐たんす)の価値がわからず安く買い取られたり、傷があるからと言って買取不可になってしまうケースもあります。

買取専門店であれば、製品知識があるスタッフが査定をしてくれるので安心して依頼ができますし、修理もしている店舗であれば多少の傷がある桐箪笥(桐たんす)でも買い取ってもらえる可能性があります。

複数の買取業者から査定を受ける

査定を受ける際は、どこでも同じくらいの買取価格だろうと思って、1社だけの査定で売却を決めてしまわないようにしましょう。

複数の業者の査定を受けることで、提示された金額が相場に合っているのか、状態に対して適切な金額なのか、というのを判断することができます。

ちょっと面倒ですが、そのひと手間で買取金額が大きく変動することもあるのでできれば3社以上から査定を受けるのが望ましいでしょう。

査定前にはインターネットで大体の買取相場を調べておくと、大体の価格がわかるので安く買い取られるのを防ぐことができます。

また、実家のお片付けなどで桐箪笥(桐たんす)以外にも買い取ってもらいたい骨董品や美術品、工芸品がたくさんあり、まとめて査定を受けるという場合は特に注意が必要です。

桐箪笥(桐たんす)も査定すると言いつつも、実は需要も高く売りやすい骨董・美術・工芸品の買取が目当てで、持ち出しや修理が手間な桐箪笥(桐たんす)は最初から買い取る気がない、といった業者も存在しているからです。

残された桐箪笥(桐たんす)は結局売ることもできず、費用をかけて処分するしかなくなってしまいます。

骨董・美術・工芸品もまとめての買取を依頼する場合は、ブランド・ノーブランドに関わらずどんな状態の桐箪笥(桐たんす)も一緒に回収してくれる業者へ依頼するか、桐箪笥(桐たんす)を含め引き取ってもらえる交渉をしましょう。

付属品は揃えておく

伝統的工芸品の場合、保証書や検査済証、取扱説明書や引き戸の鍵などが購入時に付属している場合があります。

それが付いていることで正規品であるという証明になりますし、あるとないとでは金額に大きな差が出ますので大切なポイントです。

年代物になると購入したのがかなり前なので、どこにやったかわからない・・・ということも多いかと思いますが、なるべく探し出して揃えて査定に出しましょう。

日頃から大切に使うことが大切

桐箪笥(桐たんす)がいかに丈夫で、防虫効果や防カビ効果に優れているとしても、取り扱う方法や置いている環境が悪ければそのぶん状態は悪くなります。

状態の悪い桐箪笥(桐たんす)は伝統的工芸品であったとしても安値で買い取られたり、買取不可になってしまうことも考えられます。

大切に使えばそのぶん長く使え、売るときも高く売れるので結果的にお得になります。

売る前のメンテナンスだけでなく、普段から大切に桐箪笥(桐たんす)を使うようにしましょう。

桐箪笥(桐たんす)は直射日光や冷暖房の風が直接当たらない場所に、通気性が悪くならないよう壁から少し離した位置に置くようにします。

直射日光にさらされることで変色したり、冷暖房の風が当たることで木材が歪む可能性があるからです。

可能であれば使用していないときは油単(カバー)をかけるのが望ましいでしょう。

また、桐箪笥がいくら日本特有の高温多湿の気候風土に適している丈夫な木材であるとはいえ、木材なので水に触れると劣化が早まりますし、強い力が加われば歪みも生じます。

濡れた衣服をたんすのなかに入れたり、濡れた手で触ったり強い力を加えたり重たいものを乗せることのないように注意してください。

同じ理由で、お手入れに水を使用したり薬品を使用するのはNGです。

手入れをするのであれば、乾いた柔らかい布でやさしく表面をぬぐう程度にしておきましょう。

桐箪笥(桐たんす)を捨てずに処分する方法は4つ

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桐箪笥(桐たんす)は買い取って貰いにくいというお話をしましたが、それはあくまでも専門業者に買い取って貰う場合の話です。

別の手段であれば、伝統的工芸品でない桐箪笥(桐たんす)を捨てずに処分することができる場合もあります。

専門業者に買い取って貰う以外の方法で、捨てずに処分出来る方法を具体的にご紹介します。

①リサイクルショップに持ち込む

まずはリサイクルショップで桐箪笥(桐たんす)を買い取ってもらう方法です。

専門業者と比べると買取価格は安価になってしまうものの、状態がいいものであればノーブランドでも買い取って貰えるなど、買い取って貰えるハードルが下がります。

取り扱いがないといった場合もありますので、持ち込む前に店舗へ連絡し、桐箪笥(桐たんす)が買取可能か相談してみてください。

また自分で持ち運んで持ち込むのが難しい場合は、無料で出張買取を行うリサイクルショップを利用すると便利に処分することが出来ます。

②フリマアプリ・ネットオークションに出す

気軽に売買できることから近年需要が高まっているフリマアプリ・ネットオークションを利用して、売却先を探すのもおすすめです。

自分で出品から発送まで行う手間がかかりますが、リサイクルショップに持ち込むより高額で処分できることも。

また近年ではレトロブームから、桐箪笥(桐たんす)に慣れ親しんでいない若い層からの需要があり、専門業者が敬遠しがちな風合いのある桐箪笥(桐たんす)でも、フリマアプリ・ネットオークションなら売れるといったこともあるようです。

フリマアプリ・ネットオークションのやり取りの手順は以下の通りです。

  1. アプリをスマホにダウンロードしアカウント登録する
  2. 出品したい桐箪笥(桐たんす)を撮影する
  3. 出品したい桐箪笥(桐たんす)の状態や素材を説明した文章を入力し出品
  4. 購入されたら購入者とのやり取りを行い、梱包して発送
  5. 到着連絡を受けたら評価を入れる

フリマアプリ・ネットオークションを利用する上で大変なのはなんといっても発送作業です。

桐箪笥(桐たんす)は軽いとはいえサイズがあるので梱包も大変ですし、家から持ち出して発送するのも一苦労です。

家財・大型商品の梱包まで頼める発送サービスを用意しているフリマアプリ・ネットオークションもありますので、桐箪笥(桐たんす)をフリマアプリ・ネットオークションで処分する際にはそういったサービスがあるか確認してから行うようにしましょう。

ただ上記のようなサービスを利用すると費用が高額になりがちです。

サービスを利用した場合の費用や、送料、売却できた場合にかかる手数料などをすべて計算したうえで売却額を決める必要があります。

また、出品したからと言ってすぐに売れるわけではないので、急ぎの場合には利用が難しい手段といえるでしょう。

③友人・知人に譲る

友人や知人に桐箪笥(桐たんす)が欲しいという人もいるかもしれません。

購入するほどではないけど、貰えるなら欲しいと思っている人も意外といるものです。

「処分予定があるけど、もし欲しい人がいたら・・・」といった感じで軽く聞いてみましょう。

とはいえ、親しき中にも礼儀あり。決して無理強いはせずあくまでももし必要なら、という相手を尊重したスタンスでお譲りするようにしましょう。

身近に引き取ってくれる人がいないのであればSNSや、ジモティーといった地域掲示板を使い譲り先を見つけることもできます。

ジモティーでは無償で譲り先を探すこともできますし、値段をつけて売ることも可能です。

ジモティーはフリマアプリ・ネットオークションと違い売却したとしても手数料がかからず、また、最寄り駅や玄関先まで桐箪笥(桐たんす)を引き取りに来てもらった場合は送料もかからないのでお金をかけずに処分ができるのがメリット。

そのぶん個人情報を譲り先に伝えなければならないため、トラブルが起こらないよう配慮する必要があります。

こちらも譲り先がすぐに決まるわけではないという点で、急ぎの場合には向いていない手段となっています。

④寄付する

不要になった桐箪笥(桐たんす)を、支援団体を通して国内の施設や発展途上国に寄付するという選択肢もあります。

寄付した品がどう活用されるかは支援団体によって違いがありますが、寄付されたものは中古品として販売され、その売上金で購入したワクチンなどを発展途上国に寄付するといった形になることが多いようです。

そのため傷や汚れ、匂いのついていない状態の良い桐箪笥(桐たんす)のみ寄付することができます。

そもそも大型家具は受け付けていないという団体も中にはありますし、どの程度の傷や汚れであれば寄付できるのかという判断は難しいので、迷った場合は事前に問い合わせておくと安心です。

また、寄付する際の送料は基本的に自己負担です。

桐箪笥(桐たんす)はサイズが大きいことから送料が高額になるため、それでは寄付できないという方もいらっしゃるかもしれません。

その場合は、お住まいの近くで活動している団体を検索してみて、持込で寄付ができるかどうか問い合わせてみてはいかがでしょうか。


弊社でも「ユースマイル」という、使わなくなったものを発展途上国の子どもたちに寄付する取り組みを行っています。

ユースマイルに寄付された不用品は、

  • そのまま使用できるものは発展途上国で再利用される
  • 輸出ができない不用品は中古品として販売され、その売上で購入したワクチンを寄付する

という形で寄付されており、ホームページでは詳しい内容や寄付実績などを見ることができます。

桐箪笥(桐たんす)のほかにも、断捨離で出た不用品を寄付したい方、寄付活動に興味のある方はぜひご覧になってみてください。

「ユースマイル」詳しくはこちらから

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⑤桐箪笥(桐たんす)をリメイクして使う

買取が難しい桐箪笥(桐たんす)は思い切って処分せず、リメイクして使い続けるのも素敵です。

色を変えたり、現代風な家具とも馴染むデザインに変えたり、段数を替えTV台にしたりとリメイク方法はさまざま。

新品のモダンテイスト家具を購入するより、質の良い家具を手にすることが出来るかもしれません。

例えば、シンプルな桐箪笥(桐たんす)をローボードテレビ台にリメイクした場合。

リメイク業者によって金額も変化しますが、ガラス戸の付いたお洒落でアンティークなローボードテレビ台へ約9万円代でリメイクできます。

祖父母や親の思い出が詰まった桐箪笥(桐たんす)を処分するのは忍びないという方にもおすすめしたい方法です。

桐箪笥(桐たんす)をゴミとして処分する場合

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いろいろ検討したものの、やはり桐箪笥(桐たんす)をごみとして処分することになったという方もいらっしゃるかと思います。

桐箪笥(桐たんす)をゴミとして処分するには、どのような処分方法があるのか具体的に見ていきましょう。

自治体で処分して貰う

最も一般的な方法は自治体で処分して貰うことでしょう。

ただ、自治体で処分を依頼するにもいくつか方法がありますので順番にご紹介します。

粗大ごみに出す

30cm角、または50cm角を超える物は、粗大ごみとして扱われます。

殆どの桐箪笥(桐たんす)は粗大ごみに該当するサイズですから、粗大ごみとして処分依頼をします。

今回は名古屋市の粗大ごみ依頼を例に挙げてご説明します。

  1. 自治体のホームページなどに記載された電話番号、または申請フォームで収集依頼をする
  2. 所定の場所、収集日時などを確認
  3. コンビニやスーパーなどで手数料納付券(シール)を購入する
  4. 指定された日付の当日の朝に所定の位置へ運び出す

粗大ごみの申し込みの締切日は収集日の7日前です。かかる費用は高さ120センチ未満かつ幅90センチ未満のたんすであれば1,000円、それ以上のたんすになると1,500円となっています。

(参考:名古屋市粗大ごみ手数料のめやす

粗大ごみとして出す場合、指定場所まで自分で桐箪笥(桐たんす)を運ばなければいけません。

中身がなければ女性一人で持ち運べるほど軽い桐箪笥(桐たんす)とはいえ、大きなサイズの箪笥を家から持ち出して運ぶのは一苦労です。

また、月1回しか回収がないことから急いで処分したい方には向いていない手段となっています。

持ち運びに自信がない場合や急ぎの場合は、他の方法を考える必要があるでしょう。

自分で処理施設へ持ち込む

急いで桐箪笥(桐たんす)処分したい場合は自分で処理施設へ持ち込むという方法もあります。

こちらも名古屋市を例に挙げて手順を説明します。

  1. 事前に処分するものを「可燃ごみ」と「不燃・粗大ごみ」に分別する
  2. 車に処分するごみを積んだ状態で、お住まいの区の環境事業所で受付を行う
  3. 環境事業所で自己搬入する処理施設を教えてもらう
  4. 指示された場所まで自分で搬入を行い、ごみも自分で車から降ろす
  5. 計量を行い、10kgまでごとに200円の処理手数料を現金にて支払う

自転車や徒歩ではなく、必ず車で搬入が条件となるので車を用意できる方に限り利用できる手段です。

月曜日から金曜日であれば祝日でも搬入できます(年末年始は除く)が土曜日、日曜日は搬入ができません。

祝日や年末などは物を処分したい人が一気に押しかけ大変込み合うため、出来るだけ平日に持ち込むのをおすすめです。

解体して可燃ごみに出す

粗大ごみに出すまで待てない、自分で処理施設へ持ち込むのも難しい、もっと気軽に捨てたい、という場合は桐箪笥(桐たんす)を解体して一般ごみに出すという方法もあります。

一般的に粗大ごみとして扱われるサイズは30cm角または地域によっては50cm角サイズ。

そのサイズ以下であれば一般ごみの可燃ごみとして出すことが出来ます。

とはいえ桐箪笥(桐たんす)の解体は、普段からDIYなどで慣れている方ならスムーズにいくかもしれませんが、慣れていない方にとっては重労働です。

道具も必要となり、処分費用はかからずとも出費と労力が非常に大きくなる結果となるかもしれません。

特別な理由がない限りは解体する以外の方法で処分することをおすすめします。

▼解体して処分するのに興味がある方は以下のコラムも一度ご覧ください▼

不用品回収業者へ依頼する

回収費用がかかるものの、傷が多く壊れていても、解体途中であきらめてしまったものでも、必ず回収して貰えるのが不用品回収業者です。

桐箪笥(桐たんす)だけではなく、他にも不用品がある場合も不用品回収業者ならまとめて回収が可能です。

不用品の中にもし買取可能な品があれば、買取を行い回収費用から差し引きし、お安く回収となる場合も。

桐箪笥(桐たんす)をごみとして出すか買取依頼をするか悩んでいる場合は、不用品回収業者へ依頼するとどちらの結果になっても必ず回収され処分できるので安心です。

また、処分に急いでいる場合でも不用品回収業者なら早急に対応可能。

連絡したその日に回収となる場合も多く、また営業時間外の深夜でも対応しているので仕事で忙しい方にも対応できます。

悪徳業者に注意!

便利な不用品回収業者ですが、中には悪徳業者もいるので業者選びは慎重に行ってください。

「無料」「格安」で不用品を回収すると呼びかけながら町を巡回する軽トラックや、チラシを配り、空き地で不用品を回収すると呼びかけている業者を見かけたことがある方は多いのではないでしょうか?

せっかく家の近くに来てくれているし、無料なら依頼してみよう、といった消費者心理を逆手にとって家に上がり込んだ悪徳業者によって、

  • 売れるはずの貴金属まで勝手に持って行かれた
  • トラックに積み込んだ後で高額な「積込料」「作業費」を請求された
  • 大切なものまで勝手に捨てられてしまった・・・

といった被害に遭うケースが国民生活センターには多数報告されています!

(参考:国民生活センター不用品回収サービスのトラブル

悪徳業者が家に訪ねてきて、貴金属などの貴重品を安い価格で無理やり買い取る「押し買い」といった犯罪行為も増えているようです。

また、無料で回収された不用品がちゃんと処分されずに不法投棄された場合は、元の持ち主にまで罪が及ぶ場合もあります。

悪徳な業者に依頼することのないよう、依頼の前には必ずホームページなどで業者が必要な資格を持っているかを確認しましょう。

不用品回収業者に必要な資格は以下の通りです。

一般廃棄物収集運搬業許可一般家庭から家具や家電、ゴミなどを回収する場合に必要
産業廃棄物収集運搬業許可法人からゴミを回収する場合に必要
古物商の許可回収した不用品を売ったり、リサイクル品の買い取りをする場合に必要

上記したような資格はホームページ上の「会社概要」のページの中に、「許認可」や「取得許可番号」などという項目で書かれていますので、依頼する前にはまずそちらを確認してみてください。

また、正規の業者をなるべく安く利用したい!ということでしたら複数の業者に見積もりを依頼するのがおすすめ!

手間はかかりますが、業者それぞれの費用を比較できて相場がわかりやすく、自分の捨てたい荷物の量に合ったプランを見つけることができます。

やるとやらないでは数千円~数万円の差が出ることもあるので大切なポイントです。

電話やメールでの見積もりの場合、当日、荷物の量が聞いていた量と違ったということで追加費用を請求されてしまうことがあります。

できれば現地まで来てくれ、実際の荷物の量を見て見積もりをしてくれる業者を選びましょう。

見積もりを提示された際は、追加料金が発生しないか、または追加料金が出る場合の条件などを確認しておくと回収当日のトラブルを防止できます。

あとは、過去の実績や口コミをチェックしてから依頼するようにしたり、見積もり時のスタッフの対応などを判断材料にできれば、より安心です。

▼もっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ▼

まとめ

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今回のコラムでは、桐箪笥(桐たんす)を選ぶメリットやその種類、実際に処分する方法までさまざまな内容をお伝えしました。

その機能性の高さで昔から愛され続ける桐箪笥(桐たんす)ですが、最近では需要があまりなく売却が難しいことも多いです。

ただ、専門業者への売却は難しくても、近年ではリサイクルショップやフリマアプリ・ネットオークションなどさまざまな売却方法があるため、捨ててしまう前に一度、それらの方法を試してみるのがおすすめです。

記事の中では売れなかった桐箪笥(桐たんす)をごみとして処分する方法もお伝えしています。

粗大ごみは費用が安いというメリットがあるものの、その反面、回収場所まで桐箪笥(桐たんす)を持ち運ぶ必要があったり、回収頻度が少ないといったデメリットもありました。

桐箪笥(桐たんす)の持ち運びが難しい、急いで処分したいというお悩みがありましたら、不用品回収業者の利用が便利です。

不用品の搬出・回収はもちろん、買取もしてくれるので、ごみとして処分するしかないと思っていた品に値が付き、お得に不用品を処分できる可能性もありますよ。

弊社「出張回収センター」でも桐箪笥(桐たんす)をはじめとした不用品の回収・買取を行っています。

桐箪笥(桐たんす)をどう処分したらいいかお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください!

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時