
自宅で手軽に焼肉や鉄板焼きを楽しめる「ホットプレート」。
近頃はおしゃれなデザインのものも随分と増え、焼肉に特化した網目状のものから、たこ焼き用プレート、鍋プレートなどさまざまな料理に対応したホットプレートが数多く売られています。
そんな便利なホットプレートですが、意外と知られていないのが処分方法です。
国税局によるホットプレートの耐用年数は5年程度とされていますが、実際の寿命とは大きく異なり、10年近く使用しても問題ないことがほとんど。
また使用頻度によっても寿命にバラつきがあるため、ご家庭によってはあまり出番がなく、処分したことがこれまで一度もないというケースも少なくありません。
ホットプレートはサイズによって処分方法が異なりますし、そもそもどう捨てたら良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は「ホットプレートの処分方法」を詳しく解説しながら、処分の際に一体どれくらい費用がかかるのかを紹介していきたいと思います。
別ページにて電化製品は無料で処分できるのか?についても詳しく解説していますので、気になる方はこちらもあわせてご覧ください。
▼この記事でわかること▼
- ホットプレートの処分方法
- ホットプレートを処分する際の費用
ホットプレートの処分方法は全部で8つ!

ホットプレートの処分方法として考えられるのは、以下の8とおりです。
- 不燃ごみとして処分する
- 粗大ごみとして処分する
- 小型家電として処分する
- 家電量販店に引き取ってもらう
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- ネットオークション・フリマアプリに出品する
- 支援団体に寄付する
- 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する
ホットプレートのサイズによって選択できる処分方法が異なるため、注意しながら確認していきましょう。
1.不燃ごみとして処分する
最大辺が30cm以下の小さなホットプレートであれば「不燃ごみ」として処分できることがほとんどです。
不燃ごみで処分する際には指定のごみ袋を購入する必要がありますが、そのほかの費用は無料で、予約は必要ありません。
ただし、自治体によっては収集日が月1回と少ないため、すぐにホットプレートを処分したい方には向いていないでしょう。
2.粗大ごみとして処分する
最大辺が30cm以上のホットプレートは「粗大ごみ」として捨てることになります。
以下に、名古屋市の場合の処分手順を紹介します。
【粗大ごみを出す手順】
- ネットか電話で回収を依頼する(その際に処分料金が確定)
- 料金分の手数料納付券をスーパー・コンビニ・郵便局などで購入し、処分するホットプレートに貼っておく
- 収集日当日の朝8時までに指定の場所に運び出して完了
回収場所まで自分で運び出さなくてはならないこと、指定された回収日まではホットプレートを手元に置いておかないといけないことが難点ですが、費用は500円〜1,000円と比較的安価に済むのがメリットでしょう。
なお、不燃ごみと同様に粗大ごみの収集日は月1回程度しかないため、早く捨てたい場合はご自身で処理施設に持ち込んで処分してもらうことも可能です。
ホットプレートは自家用車があれば気軽に運べるサイズではありますが、積み下ろしと運搬をご自身で行う必要があります。
3.小型家電として処分する
ホットプレートは「小型家電リサイクル法」の対象品目であり、自治体によっては不燃ごみではなく「小型家電」としてリサイクル回収しています。
リサイクル回収されたホットプレートは有用な金属が取り除かれ、資源として再利用されるため地球環境にやさしい手段です。
また、この方法は無料で処分できるうえ、ボックス回収であれば好きなタイミングで利用できます。ホットプレート以外の小型家電を同時に捨てられるというメリットもあるため、積極的に利用してみましょう。
回収方法は以下の4つです。
回収方法 | 詳細 |
---|---|
ボックス回収 | 公共施設や家電量販店に設置してある回収ボックスから回収する |
イベント回収 | イベントの実施期間内でリサイクル回収する |
ステーション回収 | ごみ収集所で資源ごみとあわせて回収する |
ピックアップ回収 | 不燃ごみとして処分後、清掃工場で選別して回収する |
小型家電の対象品目や、どの方法で回収しているかは市町村で定められているため、お住まいの地域の回収方法を確認してください。
愛知県名古屋市では「回収ボックス」にて回収しています。
回収ボックスの投入口は自治体によって異なり、名古屋市は「縦15㎝以下かつ横40㎝以下かつ奥行25㎝」です。これより小さな家電であれば利用できるため、お持ちのホットプレートのサイズを確認してから利用しましょう。
4.家電量販店に引き取ってもらう
新しいホットプレートを購入する予定がある方は、古いホットプレートを家電量販店に下取りに出すことで簡単に処分できます。
店舗名 | 条件 | 費用 |
---|---|---|
ヤマダ電機 | ・小型家電に該当する品目のみ | 1,100円〜2,200円(税込) ※ 店頭持ち込みの場合 |
エディオン | ・縦+横+高さの合計が120cm以下で重さが10kg以下 | 550円(税込) |
ヨドバシカメラ | ・3辺合計サイズが240cm以下で30kg以下 | 2,200円(税込) ※ 店頭持ち込みの場合 回収サービスの利用は別途2,200円かかる |
ケーズデンキ | ・商品を購入せず引き取りのみの利用が可能 | 550円(税込) ※ 引き取りのみの場合は別途出張料金がかかる |
ビックカメラ | ・同一商品を同数購入 | 無料 |
ただし、店舗によって条件や費用が大きく異なる点には要注意です。もし下取りが難しい場合は別の処分方法を検討しましょう。
5.リサイクルショップに買い取ってもらう
比較的新しいホットプレートであれば、リサイクルショップ で買い取ってもらうのも良いかもしれません。
買い取ってもらえればもちろん処分費用は無料ですし、「出張買取」「宅配買取」「店頭買取」を利用できるのも魅力のひとつですね。
しかし数多くのジャンルを幅広く取り扱う便利なお店である一方で、専門性に欠けるというデメリットがあります。本来なら価値のあるものでも、相場の半分以下の値段で査定される場合も。
また、買取できないものの場合、引き取り不可になってしまうことも考えられます。その場合は別の処分方法を検討し直す必要が出てくるため注意しましょう。
6.ネットオークション・フリマアプリに出品する
状態が良いホットプレートならネットオーションやフリマアプリに出品するのも良いでしょう。
ネットオークションやフリマアプリの大きなメリットは、古い型や傷のあるホットプレートであっても、需要があれば売れる点です。
とくに有名メーカーのものや性能が優れたものは売れる可能性があるでしょう。
ネットオークション・フリマアプリに出品する手順
- 事前にホットプレートの相場を調べた上で、販売価格を決定する
- 購入からどれくらい経過・使用しているのか、商品説明を分かりやすく書く
- ホットプレートの商品画像を自分で撮影し、商品ページに掲載する
- 自宅からの運び出しと発送手続き
- 購入者とのやり取り
業者では買取不可のホットプレートも売れる可能性があるのがメリットですが、いつ売れるの分からないため売れるまでホットプレートを保管し続ける必要があります。
また、配送料はこちらが負担するのが一般的です。出品時に送料込みの価格を設定しておかないと、高額で売却できても送料でマイナスに…ということ考えられます。
さらに、商品に傷や汚れがついてはトラブルに発展し兼ねませんし、出品から梱包・発送までをご自身で行うにはそれなりの労力がいるかもしれません。
お得な売却方法の一つですが、手間や労力がかかる方法でもあります。
7.支援団体に寄付する
ボランティア団体やNPO団体などへ寄付するのも、不要なホットプレートを無料で処分できる方法の一つです。
発展途上国や被災地域への物資支援として物品募集をしている団体が世の中には数多くあり、日本国内の女性・子供向けのシェルターやグループホームなどでは、ホットプレートを施設の寄付募集品目に入れているケースもみられます。
国内であればホットプレートを現物のまま寄付することが多い一方で、国外の場合は電圧の違いがあるためそのまま電化製品を寄付することはあまり多くありません。
現地への輸送が難しい場合は寄付されたものをリサイクル・現金化し、そのお金を発展途上国への支援や活動資金などに活用しています。
ただし、基本的に送料はこちらで負担する形となりますので、遠方の団体に寄付する場合にはいくらかかるのか確認しておく必要があるでしょう。
弊社でも「ユースマイル」という世界の恵まれない人達に寄付する取り組みをしています。ご興味のある方はぜひ一度ご覧になってみてくださいね。

8.不用品回収業者へ買取・回収を依頼する
ホットプレートにはさまざまな処分方法がありますが、条件があったり手間や時間がかかったりと、少々不便な方法も多いです。
「手間なく確実に処分したい」というときは、不用品回収業者がおすすめです。
不用品回収業者に依頼するメリットは、以下のとおり。
- 自分の都合に合わせて自宅まで回収に来てくれる
- 不用品回収・買取をすべてワンストップで行える
- 回収・買取をしてくれる業者なら、査定額を差し引いてお得に処分できる
- 買取不可な場合でも、引き取りに応じてくれる
- 自分で運び出す必要がない
- ほかの不用品もまとめて処分してもらえる(まとめて処分する方がお得になる)
不用品回収業者では、ホットプレート以外の大きな家具や家電、細かな日用品や衣類などもすべてまとめて回収してもらえます。分別や運搬などの手間がいらないため、大掃除や引っ越しなどで大量に不用品があるときにも便利です。
また、業者によっては買取サービスがあるため、まだ新しいホットプレートであれば売却できるかもしれません。
不用品の買取と処分が同時にできるため複数の業者へ依頼する手間も省けます。
当社「出張回収センター」でも、ホットプレートをはじめ電化製品や家具など、幅広い品目の買取、回収を行っています。お気軽にお問い合わせください。
不用品回収業者について詳しく知りたいという方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
ホットプレートの処分費用はどのくらいかかるの?

ここまでホットプレートの処分方法について解説してきましたが、改めて処分に一体どのくらいかかるのか、以下の表で確認してみましょう。
処分方法 | 費用目安 |
---|---|
不燃ごみとして処分する | 無料 ※ ごみ袋代のみかかる |
粗大ごみとして処分する | 500円〜1,000円 |
小型家電として処分する | 無料 |
家電量販店に引き取ってもらう | 無料〜2,200円 |
リサイクルショップに買い取ってもらう | 無料 ※ 出張費がかかる場合がある |
ネットオークション・フリマプリに出品する | 販売手数料+配送料 ※ 上記を含めて価格設定すれば実質無料 |
支援団体に寄付する | 無料 ※ 遠方の場合は配送料がかかる |
不用品回収業者へ買取・回収を依頼する | 4,000円〜 ※ 買取可能な場合は費用を相殺しお得になる |
ホットプレートは電化製品の中でもそこまで大きくありませんし、上記のとおり処分方法によっては無料、あるいは安価で処分できる場合が多いでしょう。
しかし、費用がかからない代わりに処分までに時間や手間がかかったり、持ち込む必要があったりと処分を急ぐ場合には不便なことも。
費用を抑えたいのか、それとも急いで処分したいのかで選択する方法は変わってきます。
ご自身の状況にあわせて、どの方法が負担なくホットプレートを処分できるのか検討しましょう。
ホットプレートの処分の際に出やすい不用品

ホットプレート以外にもさまざまな調理家電があるため、掃除の際や断捨離などでまとめて処分することもあるかもしれません。以下の記事では処分方法について詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
- コーヒーメーカーの処分方法7選!無料回収の手順や処分費用も解説
- 電気ケトルの捨て方は?お得な捨て方・簡単な捨て方を徹底紹介!
- 炊飯器の正しい処分方法!無料での捨て方や注意点なども解説
- トースターの処分方法7選!処分の手順やお得な売却について解説
ホットプレートの処分でよくある質問

「出張回収センター」で、ホットプレートの回収時によくいただく質問についてまとめました。
Q.壊れたホットプレートでも回収してもらえますか?
A.もちろんです。汚れたものや壊れたもの、どんなホットプレートでも回収いたします。
ご自宅に直接お伺いして運び出しますので、どうぞ安心してお任せください。
Q.ホットプレートだけを回収してもらうことは可能ですか?
A.1点のみのご依頼も可能です。点数に関係なく即日回収できますので、お急ぎの際もぜひご利用ください。
単品のみの回収はごみとして廃棄するよりも高く費用がついてしまう可能性があります。
ほかにまとめて処分したい不用品があれば一緒に処分されることをおすすめします。
Q.仕事終わりにホットプレートを回収してもらいたいのですが、夜遅くに対応してもらうことはできますか?
当社の営業時間は9時〜20時までとなっておりますが、どうしてもお客様のご都合が合わない場合には、時間外でも対応いたします。
ただし、スタッフのシフトを調節する必要がございますので、営業時間外での回収をご希望の際はなるべく早めにご相談くださいますようお願いいたします。
Q.見積もり後のキャンセルは可能ですか?
当社ではお客様に安心してご利用いただくため、お見積もりのみのご依頼も可能です。
キャンセル料は一切いただいておりませんので、見積もりをご確認いただいた後、キャンセルしたい場合はご遠慮なくお伝えください。
Q.まだ使えるホットプレートは買い取ってもらえますか?
A. 基本的に電化製品は製造されてから5年以内のものが買取対象となっております。
基準を満たした上で状態が良いホットプレートであれば買取できる可能性が高いでしょう。
当社には買取専門事業部があり、さまざまな品目の買取を行っております。
買取可能な場合は回収費用と相殺しお得に利用していただけますので、お気軽にご相談ください。
まとめ

今回は「ホットプレートの処分方法」について解説してきました。
ホットプレートの処分方法をおさらいすると、
- 不燃ごみとして処分する
- 粗大ごみとして処分する
- 小型家電として処分する
- 家電量販店に引き取ってもらう
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- ネットオークション・フリマアプリに出品する
- 支援団体へ寄付する
- 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する
これら8つの方法がありましたね。
どのご家庭にも一台はある身近な家電ではありますが、なかなか処分する機会がなく、その処分方法について知らない方も大勢いらっしゃいます。
自治体を利用してごみとして処分するのが一般的ですが、状態の良いホットプレートであれば寄付やリサイクルショップ・オークションの利用も良いかもしれません。
しかし状態によっては寄付や売却が難しく、その場合は再度処分方法を検討し直す必要もあり、急いで手放したい方には不向きでしょう。
「なるべく早く処分したい」「ホットプレートのほかにも捨てたいものがある」「楽してお得に処分したい」という場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。
不用品回収業者であれば、壊れてしまったホットプレートの回収はもちろん、状態が良ければ買取まで一度にお任せいただけます。
弊社「出張回収センター」でもホットプレートを含め、さまざまなジャンルの製品の買取・回収を行っています。お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください!
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