パソコンキーボードの処分方法6選!お得な捨て方とは?費用や注意点も解説

目次

パソコンキーボードの処分方法!故障のサインやお得な捨て方とは

パソコンを使うと必須になるキーボードですが、デスクトップパソコンに限らず、ノートパソコンでも外付けでキーボードを使用している方もいますよね。
キーボードはパソコンをよく使う人であれば頻繁に使うため、消耗品とも言えます。

しかしキーボードはそれほど大きくないため、故障や不具合で不要になったキーボードを捨てずにしまったままという人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、キーボードの処分方法について詳しく解説していきます。
故障のサインやお得な捨て方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

▼この記事でわかること

  • キーボードの処分方法
  • キーボードの売却方法
  • キーボードを捨てる際の注意点
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キーボードの処分方法は6通り!

パソコンキーボードの処分方法!故障のサインやお得な捨て方とは

キーボードの処分方法は主に以下の6通りです。

  1. 自治体でごみとして処分する
  2. 家電量販店で回収してもらう
  3. パソコンメーカーに回収してもらう
  4. パソコン機器を扱う買取店で売却する
  5. フリマサイトやネットオークションに出品する
  6. 不用品回収業者に回収・買取してもらう

それぞれの捨て方について、詳しく解説していきます。

処分方法1.自治体でごみとして処分する

キーボードはどの自治体でも「ごみ」として処分できますが、どの分別区分になるかは自治体によって異なります。
一般的には「不燃ごみ」が多いですが、地域によって「金属ごみ」になったり、大きさによっては「粗大ごみ」になったりと、分別方法が変わることもあるので注意しましょう。

また、キーボードは「小型家電リサイクル法」対象の品であるため、自治体で「小型家電」として回収をおこなっている場合もあります。
それぞれの捨て方について、詳しくみていきましょう。

不燃ごみで処分

キーボードを不燃ごみとして処分する場合は、自治体指定のごみ袋に入れ、回収日に出しましょう。この方法なら、普段のごみ出しと同じ手順で「無料」で処分できます。

たとえば奈良市では、キーボード、マウス、スピーカー、ケーブルなどの付属品は「不燃ごみ」で処分することになっています。

粗大ごみで処分

パソコンキーボードの長さが30㎝を超える場合、粗大ごみになる地域もあります。
粗大ごみで捨てる場合、事前に申し込みが必要だったり、処理手数料がかかったりするため、事前に自治体へ確認しておきましょう。

粗大ごみの出し方は以下のとおりです。

  • 自治体のホームページや電話から申し込みをする
  • 手数料納付券(シール)をスーパーやコンビニなどの指定販売店で購入する
  • シールに受付番号や氏名などの必要事項を記入し、キーボードへ貼る
  • 指定された日時に指定場所へ出す

キーボードに限らず、お持ちの不用品が粗大ごみの対象になるかどうかや、該当サイズなどは自治体によってルールが異なるため、ご注意ください。

「小型家電」として回収してもらう

パソコンキーボードは小型家電リサイクル法の対象品目です。
小型家電リサイクル法とは、小型家電に含まれる、鉄、アルミ、銅、貴金属、レアメタルなどの有用な金属を回収・リサイクルし、大切な資源を再利用するための法律。

キーボードをごみとして捨てるのではなく、小型家電として適切に処理することで、資源を有効活用でき、環境保護にもつながります。

小型家電を自治体で回収する方法は、各地域によってさまざまです。
一般的には「小型家電回収ボックス」を設置している自治体が多いため、利用してみましょう。

小型家電の回収方法は自治体によって異なりますが、多くの地域では「小型家電回収ボックス」が設置されています。市役所や役場、大型スーパーなどに設置されていることが多く、利用方法も簡単です。

  • 設置場所の開いている時間であれば、いつでも利用できる
  • 申し込みの手間なく、ボックスに入れるだけで無料回収
  • ボックスの投入口に入る大きさのものが対象

たとえば、名古屋市の小型家電回収ボックスでは、縦15cm以下・横40cm以下・奥行25cm以下のサイズ制限があり、この範囲内であればキーボードも回収可能です。それ以上のサイズ(30cm角を超えるもの)は「粗大ごみ」として扱われるため、事前にサイズを確認してから処分しましょう。

小型家電の捨て方についてはこちらの記事もご覧ください!

処分方法2.家電量販店で回収してもらう

「小型家電回収ボックス」は、一部の家電量販店にも設置されている場合があります。自治体の回収ボックスと同じように、対象品目であれば無料で利用できるため、買い物のついでに処分したい方におすすめです。

また、回収ボックスが設置されていなくても、店頭で回収を受け付けているケースがあります。特に買い替え時には無料で引き取ってもらえることもあるため、事前に店舗へ確認すると良いでしょう。

ただし、販売店によってはキーボードの回収を受け付けていない場合や、有料となることもあります。
たとえば「ケーズデンキ」では、ノートパソコンのキーボード部分は無料回収対象ですが、デスクトップ用のキーボードは有料回収(1,100円)となるなど、条件が異なります。

ほかにも「キーボードの買い替え時のみ回収可能」や「回収は宅配回収のみ」など、店舗によって条件が異なる場合もあるため注意しましょう。

処分方法3.パソコンメーカーに回収してもらう

パソコンメーカーでは、不要になったパソコンの回収をおこなっています。

ただし、メーカー回収には以下の条件があります。

  • キーボード単体の回収は難しく、パソコン本体とセットで回収
  • デスクトップパソコンや液晶モニターとセットで購入した純正キーボードであること
  • 2003年10月1日以降に販売され、「PCリサイクルマーク」がついている製品であること

メーカーごとに回収可否や費用が異なるため、公式サイトで事前に確認しましょう。

リネットジャパンのパソコン宅配回収

メーカー回収以外の選択肢として、「リネットジャパン」の宅配回収サービスを利用する方法もあります。
古いパソコンと一緒にキーボードを処分する場合は無料で回収可能です。キーボード以外にもマウスや電源ケーブル・モニターなども対象です。

回収を依頼する際は、公式サイトから申し込み、宅配便で送るだけなので、手間をかけずに処分できます。

処分方法4.パソコン機器を扱う買取店で売却する

キーボードは、リサイクルショップやパソコン専門の買取店で売却できます。

一般的なリサイクルショップは衣類や雑貨なども扱うため、キーボードの査定額が低くなりがちですが、専門店なら知識のあるスタッフが適正価格で査定してくれます。そのため、少しでも高く売りたい場合は、パソコン専門の買取店がおすすめです。

近くに店舗がない場合でも、「宅配買取」や「出張買取」に対応している店舗を選べば、自宅にいながら売却可能です。ただし、キーボード1点のみでは買取不可の場合もあるため、事前に条件を確認しましょう。

また、「ハードオフ」や「ゲオ」など、大手リサイクルショップでもPC機器の買取に力を入れている店舗があります。店舗を選ぶ際は、ホームページで買取実績を確認することをおすすめします。

パソコン買取店では、以下のような不用品も買取可能です。詳しくはこちらの記事をご覧ください!

処分方法5.フリマサイトやネットオークションに出品する

「メルカリ」や「ラクマ」といった、フリマサイトやネットオークションを利用して、キーボードを売却する方法もあります。
リサイクルショップや買取専門店と違うのは、「自分で販売価格を決められる」ということ。
好きな価格で出品し、購入希望者がいれば売却できるシステムです。

そのため、多少傷や汚れがあってもキーボードのモデルや価格次第では売れることも。
買取店で断られたキーボードであっても、まだ使えるものなら購入希望者が見つかることがあります。

フリマサイトやネットオークションでの出品方法は以下の通りです。

  1. アカウントを取得
  2. キーボードの写真を撮影
  3. メーカー・傷・汚れ・使用期間などの情報を入力
  4. 販売価格を設定し出品
  5. 購入者とやり取りし、発送
  6. 商品到着後、購入者からの評価を受け取る

ただし、出品や発送には手間がかかる点に注意しましょう。
送料を出品者負担にする場合は、事前に料金を確認し、損をしないよう価格設定を工夫することが大切です。

また、希望価格で出品はできますが、一定期間売れなければ値下げが必要になる場合もあります。購入者が見つからない場合は、別の方法での処分も検討しなくてはなりません。

処分方法6.不用品回収業者に回収・買取してもらう

不用品回収業者は、家庭やオフィスで不要になったパソコン機器や家電、大型家具などを回収・処分してくれる民間の業者です。
自宅まで引き取りに来てくれるため、処分の手間がかからず、都合の良い日に依頼できるのが大きなメリットです。

  • 自宅まで回収に来てくれる
  • 不用品の分別や回収日を気にしなくてOK
  • 即日回収にも対応している場合がある
  • 夜間・早朝の依頼も可能

キーボード1点のみで依頼するのはためらうかもしれませんが、ほかの不用品とまとめて処分するなら便利でお得な方法です。
通常のごみ回収では、品目ごとの分別が必要で、回収日も異なるため、すべて捨てるのに時間がかかることがあります。
一方、不用品回収業者を利用すれば、一度にまとめて処分できるため、引っ越しや大掃除の際に便利です。

不用品回収業者では、キーボード以外にもさまざまな不用品を買取・回収しております!詳しくは以下の記事もご覧ください!

不用品回収業者の買取サービスでお得に処分

不用品回収業者を利用する際に注意したいのが、処分費用がかかることです。
業者によってサービス内容や料金体系が異なるため、事前に見積もりを取って比較するのがおすすめです。

ただし、買取サービスをおこなっている業者なら、処分費用を抑えられる可能性があります。
買取サービスとは、「回収依頼をした不用品の中から、買取できるものがあれば、その分の費用を差し引ける」サービスのこと。
たとえば、処分費用が3万円でも、買取額が1万円あれば、実質2万円で依頼できるため、お得に手放せます。

万が一、買取対象にならなかった場合でも、そのまま回収・処分してもらえるので安心です。

当社では無料の見積もりを実施中!
「キーボードを処分したいけれど、どこに頼めばいいかわからない」「費用がどれくらいかかるか知りたい」など、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

信頼できる不用品回収業者の選び方については、こちらの記事で詳しく解説しております!

キーボードの処分にかかる費用

電卓で費用を計算する

キーボードの処分費用は、捨て方によって異なります。以下の一覧を参考に、自分に合った方法を選びましょう。

処分方法費用の目安
自治体でごみとして処分する無料~500円
※自治体により異なる
家電量販店で回収してもらう無料~1,100円
※販売店・条件により異なる
パソコンメーカーに回収してもらう無料
※メーカーに確認
パソコン機器を扱う買取店で売却する無料
※買取可能な場合
フリマサイトやネットオークションに出品する無料
※販売手数料・送料負担あり
不用品回収業者に回収・買取してもらう単品:4,000円~
トラック積み放題:33,000円~

不用品回収業者では、キーボード単体での回収費用は割高になりがちですが、他の不用品と一緒に処分すると効率的です。

「トラック積み放題プラン」を利用すれば、大量の不用品でも一律料金でまとめて処分できます。詳しい料金については、事前に見積もりを取って確認しましょう。

パソコンキーボードの寿命は約3~5年!故障のサインは?

パソコンキーボードの処分方法!故障のサインやお得な捨て方とは

パソコンのキーボードは電化製品のため、長年使用すると不具合が発生することがあります。一般的な寿命は約3~5年ですが、使用環境によっては10年以上使えることもあります。

以下のような症状が見られたら、故障のサインかもしれません。

  • 一部のキーが反応しない
  • 強く押さないと入力できない
  • テンキーが反応しない
  • すべてのキーが動作しない
  • 押したキーが戻らない

有線キーボードの場合、接続不良やUSB端子の異常が原因のことも。無線キーボードなら、電池切れやBluetooth接続の問題が考えられます。

ただし、物理的な破損や水濡れなどがある場合は修理が難しいため、買い替えを検討しましょう。

高価買取が期待できるPCキーボードの特徴

バックライトが光るゲーミングキーボード

まだ使えるパソコンキーボードであれば、売って処分することも検討してみましょう。
特に、パソコンやマウス、ヘッドフォンやモニターといった、ほかのPCパーツもある場合は、揃えて査定に出すと高値で買い取ってもらえる場合があります。

ここでは売却できるキーボードの特徴や、査定額アップのポイントをお伝えします。

メカニカルキーボード

メカニカルキーボードは、個々のキーに独立したスイッチが搭載されているため、耐久性が高く、タイピングの快適さから人気があります。

  • 赤軸・青軸・茶軸、Razerなどのスイッチを採用
  • テンキーレスやコンパクトなレイアウトの人気モデル
  • アルミフレームやPBTキーキャップなどの高品質素材を使用
  • カスタム可能なホットスワップ対応モデル
  • マニアの間で評価が高い海外メーカー(Ducky、Leopold、Keychronなど)

上記のような条件を満たすメカニカルキーボードは買取価格が高くなる傾向があります。

ゲーミングキーボード

ゲーマー向けのキーボードは、応答速度や耐久性に優れ、ライティング機能を搭載しているものは需要が高いです。

  • Logicool(ロジクール)・エレコム(ELECOM)といったブランド製品
  • アンチゴースト機能、Nキーロールオーバー対応
  • ワイヤレス・Bluetooth対応モデル

限定モデルやコラボ商品は、希少性が高いため、高値で買い取ってもらえる可能性があります。

キーボード査定前のポイント

キーボードをできるだけ高く売るためには、事前の準備が重要です。以下のポイントを押さえて、査定額アップを目指しましょう。

  • キーの隙間や表面をクリーニングする
  • 外箱・説明書・USBレシーバーなどの付属品を揃える
  • キーが正常に反応するかチェックする
  • 類似のキーボードの買取相場を調べる
  • 専門の買取業者に複数査定を依頼する

キーボードは、清潔な状態で付属品が揃っていると査定額が上がりやすくなります。
メカニカルキーボードやゲーミングキーボードは需要が高いため、相場を確認しておくのが重要です。

また、一般的なリサイクルショップよりも、PC専門の買取業者を利用するほうが、高値がつきやすい傾向にあります。査定前にしっかり準備して、できるだけ高く売却しましょう。

パソコンキーボードを捨てるときの注意点

パソコンキーボードの処分方法!故障のサインやお得な捨て方とは

パソコンキーボードは自治体でも簡単に処分できますが、注意点がいくつかあるので紹介します。

電池式のキーボードは電池を抜いてから処分する

ワイヤレスキーボードには、アルカリ電池やリチウムイオン電池が使用されていることがあります。自治体で処分する際は、必ず電池を抜いてから廃棄しましょう。

取り外した電池は、自治体のルールに従うか、家電量販店の回収ボックスを利用して処分します。その際、端子部分にテープを貼ることを忘れずに。端子がむき出しのままだと、接触による発火の危険があり、回収時のトラブルにつながる可能性があります。

安全に処分するためにも、回収ルールを確認し、適切に対応しましょう。

会社やオフィスで使用したキーボードは「事業ごみ」扱い

会社やオフィスで使用したキーボードは「事業ごみ」に分類され、家庭ごみとして処分できません。事業ごみは、営利・非営利を問わず、公共施設・病院・農家・NPOなどの事業活動で使用されたものも対象となるため注意が必要です。

事業ごみとしてキーボードを処分する場合、「事業系一般廃棄物」または「産業廃棄物」に分類されます。処分する際は、都道府県から「産業廃棄物収集運搬業許可」を受けた「委託業者」に依頼しましょう。

パンタグラフ式・メンブレン式キーボードは中古買取が難しい

パンタグラフ式やメンブレン式のキーボードは、中古市場での買取が難しい傾向にあります。理由として、流通量が多く希少価値が低いこと、耐久性が低く消耗しやすいこと、再販時の需要が限られていることが挙げられます。

元の販売価格が安価なものや、劣化や変色が見られるものは買取対象外となるケースがほとんどです。
ただし、使用・動作に問題がなく、外観がきれいなものや高価なモデルは買取の可能性があるため、売却前に買取店へ問い合わせてみると良いでしょう。

もし買取が難しい場合は、メーカーのリサイクルプログラムや自治体の小型家電回収ボックスを利用するなど、適切な処分方法を検討してください。

キーボードを処分する際に出やすい不用品

パソコンキーボードの処分方法!故障のサインやお得な捨て方とは

キーボードのように、意外と知らない「パソコン・通信機器」の捨て方については、こちらの記事も参考にしてください!

キーボードの処分でよくある質問

Q&Aを象徴する木製ブロック

Q. 古いキーボードは買取してもらえますか?

A. 状態や種類によっては買取が可能です。お見積もりは無料ですので、まずはご相談ください。

Q. 会社で使っていたキーボードは回収できますか?

A. 事業で使用したキーボードも回収可能です。

オフィス内の不用品をまとめて回収することもできますので、処分を検討しているものがあれば一緒にご依頼ください。

Q. ワイヤレスキーボードと一緒にパソコンも処分できますか?

A. はい、パソコンも対応可能です。

データ消去の代行も可能ですので、情報漏洩が心配な方も安心してご依頼いただけます。

Q. できれば本日中にキーボードを回収してほしいのですが…

A. はい、対応可能です!名古屋市近郊なら最短30分でお伺いできる場合もございます。

スタッフやトラックを手配しますので、お急ぎの方はなるべくお早めにご連絡くださいませ。

キーボードの処分方法まとめ

パソコンキーボードの処分方法!故障のサインやお得な捨て方とは

今回はパソコンキーボードの処分方法について、解説してきました。
キーボードは基本的には自治体で「無料」で処分できますが、大きさによっては「粗大ごみ」となり、費用がかかることもあります。
そのため、まだ使えるものであれば売って処分することも検討してみましょう。

ただし、破損があったり劣化が激しかったりした場合や、元の販売価格が低価格のものは売って処分できない場合も。
キーボード以外にもパソコン、PC機器などの処分がある場合や、不用品品をまとめて急いで捨てたい場合などは、不用品回収業者を活用するのもおすすめです。

愛知・名古屋市の「出張買取センター」では、パソコンキーボードを含め、液晶モニターやパソコンデスクといった大きなものもまとめて回収・処分できます。
また、買取専門部署があるほど買取サービスにも力を入れており、査定のプロによる本格買取が可能。
「産業廃棄物収集運搬業」の許可も持っているため、オフィス・事業所のごみもおまかせください。

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