愛知県の中心からやや西寄りに位置する緑豊かな豊明市は、名古屋市と隣り合っていて名古屋方面へも三河方面へも出やすいことから、ベッドタウンとして栄えてきました。
 
かつて織田信長が今川義元を奇襲戦法で打ち破った桶狭間の戦いの地である「桶狭間古戦場伝説地」が市内にあり、毎年6月には戦で活躍した戦国武将の鎮魂のために「桶狭間古戦場まつり」が開催されています。
海抜72m地点にある名勝「二村山」や「鎌倉街道」など、古戦場以外の史跡も多く残っています。
 
秋には高さ約12メートルのやぐらの上で獅子を舞う県指定無形民俗文化財「大脇の梯子獅子」や、市指定無形民俗文化財の「上高根の棒の手」、火縄銃の発砲音が轟く「警固まつり」が開催され、豊明の風物詩として親しまれています。
 
また豊明市には競馬ファンにはおなじみの中京競馬場もあります。
ミニチュアポニーと触れ合ったり大きな馬を模したすべり台で遊んだりと、親子で楽しめるスポットとしても人気です。

 
豊明市では、粗大ごみは毎週水曜日に収集します。
粗大ごみの収集を逃さないためにも地域の粗大ごみの出し方を把握しましょう。

各戸回収の粗大ごみの出し方

 
豊明市では「縦・横・高さのいずれかの1辺が60センチメートル以上のもの」が粗大ごみの対象です。
分解するなどして60cm未満にすることができれば、材質が木であれば「燃えるごみ」、プラスチックであれば「プラスチック」、金属であれば「資源」として出すことができます。
 
ですが、大きさに関わらず、オイルヒーター、物干し台、ファンヒーター、石油・ガスストーブ、電子レンジなどは粗大ごみの対象となります。
 
豊明市で粗大ごみを出す手順は以下の通りです。

 
粗大ごみの数え方は、指定の数え方があります。
セットで販売しているものは、セットで１点の扱いとなり、粗大ごみ処理券1枚で出すことができます。
例えば、ベットとマットレスはセットで1点、ゴルフバックとゴルフクラブは14本まで1点、ふすまは4枚で1点、布団・畳・物干し竿は3枚（本）で1点、など。
 
詳細は資源とごみの分け方・出し方パンフレット内の14ページをご確認ください。
 

自分で東部知多クリーンセンター（エコリ）へ搬入する粗大ごみの出し方

豊明市では各戸回収だけでなく、自分で東部知多クリーンセンター（エコリ）へ搬入して粗大ごみを出す方法もあります。
東部知多クリーンセンター（エコリ）へ搬入が出来るのは、豊明市又は大府市、東浦町、阿久比町にお住まいの方に限ります。
一部受入出来ないものもありますので詳しくは「受入できないもの」または「家庭ごみ搬入早見表」をご確認の上、持ち込むようにしましょう。
 
自分で東部知多クリーンセンター（エコリ）へ搬入する手順は以下の通りです。

ごみの計測時の荷下ろしは自分で行う必要があります。
基本、申し込んだご本人が搬入を行ってください。
時間短縮のため、必ず分別してから搬入してください。
平日の月曜から金曜が搬入可能日となっており、土曜・日曜・年末年始は搬入ができません。

＜東部知多クリーンセンター（エコリ）＞
住所：〒470-2101 東浦町大字森岡字葭野41番地
電話番号：0562-46-8855

粗大ごみで出せる物

豊明市の場合、家具類、寝具類、建具類、厨房用具類、電気器具類、石油器具類、ガス器具類、楽器類、遊具類などの「縦・横・高さのいずれかの1辺が60センチメートル以上」の大型ごみが粗大ごみの対象となっています。
 
収集して貰える粗大ごみの具体的な品目の例は「資源とごみの分け方・出し方パンフレット」内の19ページから26ページをご参考ください。

 
豊明市では、粗大ごみ1点につき粗大ごみ処理券（1,030円）が1枚が必要です。
処分したい品目が上記の表にない場合は、環境課（電話番号：0562-92-1113）へ相談しましょう。

粗大ごみで出せない物

豊明市の場合、処理困難物（市指定排出禁止物）、事業系一般廃棄物などは粗大ごみに出すことはできません。
また、家電リサイクル法の対象品目（エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機）、パソコン機器（本体・ディスプレイ・ノートPC）は対象外です。
 
それぞれ該当する方法で処分することになります。

家電リサイクル法対象

テレビやエアコンなどは家電リサイクル法により、市では回収ができません。
家電量販店か、専門の回収業者に依頼する必要があります。

家電リサイクル法とは

一般家庭や事務所から排出された家電製品（エアコン、テレビ（ブラウン管、液晶・プラズマ）、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機）から、有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。

この家電リサイクル法の対象となるのは「家電4品目」です。
家電4品目とは

上記4種類の家電のことです。
家電リサイクル法対象機器の処理方法は、新しく購入する場合は買い替えする購入店舗へ、不要となった場合は不要な家電4品目を購入した店舗へ連絡して引き取り依頼することになっています。 

新しく購入する、または購入した家電量販店へ持ち込む方法

新しく購入する予定がある、または過去に購入した店舗が分かっている場合、その店舗へ持ち込みます。
家電量販店で回収を依頼すると、リサイクル料金 + 収集運搬料金が必要です。
リサイクル料金はメーカーやサイズによって金額が変わり、収集運搬料金は各小売店によって差があります。

自治体の指定取引所まで持ち込む方法

 
購入する予定がない、または覚えていないなど、購入元が不明な場合は自治体に問い合わせて指定取引所まで持ち込みます。
自分で持ち込む手間はかかりますが、自分で持ち込む分、収集運搬料金はかからずリサイクル料金のみで処分できます。
手順は以下の通り。

 
＜西濃運輸(株)　名古屋東支店＞
住所：〒470-0124 愛知県日進市浅田町美濃輪1-12
電話番号：052-678-4303
受付時間：午前9時から正午、午後1時から午後5時
休業日：日曜・祝日、年末年始、お盆
 
その他の指定取引場所は指定引取場所検索か以下をご参考ください。
 
＜岡山県貨物運送(株)　名古屋南営業所＞
住所：〒476-0005 愛知県東海市新宝町507−39
電話番号：052-603-3011
受付時間：午前9時から正午、午後1時から午後5時
休業日：祝日、年末年始、お盆

パソコン・ディスプレイ

パソコンやディスプレイなどは、資源有効利用促進法（改正リサイクル法）の対象品となっており、多くの行政では回収していません。

資源有効利用促進法とは

循環型社会を形成していくために必要な3R（リデュース・リユース・リサイクル）の取り組みを総合的に推進するための法律です。

家電量販店か、専門の回収業者に依頼し、回収・リサイクルして貰うことができます。
リサイクルの対象となるのは以下の製品です。

プリンタ、スキャナ、外付けドライブ、ワークステーション、サーバーなどはリサイクルの対象外ですので、通常の粗大ごみ収集などに出して処分します。

2003（平成15）年10月以降に販売された製品であれば無料で回収して貰えますが、それよりも古いパソコンの場合は回収費用が掛かります。

メーカーの回収・リサイクルの流れ

自分で回収場所へ持ち込みする場合

 
豊明市では、ブラウン管のモニター以外のノートパソコン、デスクトップパソコン、キーボード、プリンター等の周辺機器を自分で持ち込むことも出来ます。
豊明市には回収場所が3か所あり、直接持ち込んで回収して貰えます。
回収場所は以下を参考にしてください。
 

危険物・処理が困難なもの

ピアノ、オートバイ、原付き、耐火金庫などは危険物・処理が困難なものに該当します。
これらは豊明市では収集対応していません。
不明なものについては「資源とごみの分け方・出し方パンフレット」内の17ページをご確認いただき「環境課」へ相談しましょう。

事業系粗大ごみ

事業系の大型ごみは、豊明市では取り扱っていません。
各事業者自身で処分をするか、豊明市が許可を出している以下の業者と契約し収集を依頼してください。

事務所や店舗などからでるごみは事業系ごみとなります。
事業活動に伴って生じた事業系ごみは、事業者自身で責任をもって処分・処理をお願いします。

もし仕事場と住居が一緒の場合は、事業所から出るごみは「事業系ごみ」、家庭から出るごみは「一般家庭ごみ」に分けて出しましょう。
 
豊明市が提示している許可専門業者は以下をご参考ください。
 
事業系一般廃棄物許可業者 一覧表

粗大ごみについての問い合わせ先

 
＜粗大ごみ受付センター＞
電話番号（フリーダイヤル）：0120-530-415
受付時間：平日 午前9時から午後5時まで（土曜日・日曜日・祝休日・年末年始を除く）

 
＜市民生活部　ごみ政策課　収集美化係＞
住所：〒485-0046 愛知県小牧市堀の内3丁目 1番地
電話番号：0568-76-1147
受付時間：平日 午前8時30分から午後5時15分まで（土曜日、日曜日、祝日、年末年始を除く）