
「卓球台は何ごみとして処分するの?」
「ほとんど使っていない卓球台は売れる?」
このようなお悩みはありませんか?
家族や友人とコミュニケーションを取りながら楽しめるスポーツ、卓球。
最近では、自宅に卓球台を設置する方も珍しくなく、運動不足解消のアイテムとしても人気です。
しかし、大きくて重たい卓球台は、使う機会が減ると邪魔になり困ってしまいますよね。
実は、卓球台は中古でも需要があります。
ごみとして廃棄してしまうよりも、売却できる可能性もあるのです。
この記事では、卓球台の正しい処分方法や注意点、気になる処分費用を紹介します。ご自身に合った方法を見つけ、楽してお得に手放しましょう!
▼この記事でわかること
- 卓球台の処分方法
- 卓球台を処分する際の注意点
- 卓球台の処分にかかる費用
卓球台の処分方法は全部で7通り!

卓球台の処分方法は以下の7つです。
- 粗大ごみ収集を利用する
- ごみ処理施設に自分で搬入する
- スポーツ用品専門買取業者で売却する
- フリマアプリやネットオークションに出品する
- 人に譲る・ジモティーを利用する
- 支援団体へ寄付する
- 不用品回収業者へ依頼する
それでは早速、各処分方法について詳しく見ていきましょう。
①粗大ごみ収集を利用する
壊れた卓球台は粗大ごみとして処分しましょう。
自治体の多くは一辺30cm〜50cm以上のものを粗大ごみとしているため、家庭用のものでも幅120cm×長さ240cm×高さ75cmほどの大きさである卓球台は「粗大ごみ」に分別されるのが一般的です。
電話やネットで予約が必要になり、収集日時とごみ出しの場所を確認することが必要です。
愛知県名古屋市では、品目一覧表に「卓球台」が見当たらないため、粗大ごみ受付センターに電話をして予約を済ませましょう。
以下は卓球台の手数料について記載のあった地域の一例です。
- 東京都墨田区:3,200円
- 東京都日野市:2,600円
- 宮城県石巻市:1,000円
- 大阪府豊能町:競技用900円・ミニサイズ300円
このように自治体によって手数料は異なるものの、専門業者での処分より費用を抑えて処分することが可能です。
なお、処分の際には卓球台を収集場所まで自力で運び出さなければならないため、折りたためないタイプの卓球台の場合は搬出が難しく、高齢者や体力に自信のない方にとってはかなりの負担となるでしょう。
また、予約が集中してしまうと収集までに1ヶ月以上待つこともあります。
粗大ごみ収集日は地域によって日程が限られる場合がありますので、まずはホームページで直近の予定をご確認ください。
②ごみ処理施設に自分で搬入する
不要になった卓球台を急ぎで処分したい場合は、地域のごみ処理施設に持ち込んで処分することが可能です。
岐阜県多治見市では卓球台は「破砕ごみ」として、指定センターに持ち込むことがルールとなっており、愛知県名古屋市では、予約は要らず、当日に環境事業所で受付を済ませることで搬入可能です。
以下はごみ処理施設への自己搬入について記載のあった自治体の一例です。
ごみ処理施設では重さによって処分料金が決まることが多く、通常の粗大ごみ収集に出すよりもさらに安く済む可能性が高いです。
ただし、ごみ処理施設は自転車や徒歩での搬入は受け付けていないため、持ち込むには車が必須です。
また営業日が平日のみという点で、利用できない方も多いかもしれません。その場合は戸別回収の利用や、不用品回収業者の利用を検討しましょう。
③スポーツ用品専門買取業者で売却する
粗大ごみとして処分するのはもったいない卓球台は、買取専門業者で売却することも可能です。
自宅まで査定に来てくれる「出張買取」を利用すれば、わざわざ運び出す手間も省けますし、査定で値がついた場合は、そのまま無料で回収してもらえるのでおすすめです。
- ミズノ
- ニッタク(Nittaku)
- 三英(SAN-EI)
- バタフライ
- ヤサカ
- ビジョンクエスト(VISION QUEST)
これら人気メーカーのものや、使用年数が短い、競技用規格に合致しているものなどは高価買取も期待できます。
現在、オリンピックでの日本人選手の活躍をきっかけに、家庭用の卓球台や競技用の卓球台に対する需要が増加しているため、売却にいいタイミングです。
卓球台は劣化しにくく、新品でなくても使用状態が良ければ高額査定が実現します。
さらに、卓球台だけでなく、ラケットやラバー・ボール・シューズ・ユニフォームなども一緒に売ると、査定額がアップする可能性が高まります。
まずは、2~3社のスポーツ用品専門買取業者に査定を依頼して、納得のいく条件を提示してくれる業者を選びましょう。
ただし、付属品が破損していて使用できない状態の卓球台は買取を断られることもあります。
また、ラケットやアクセサリー、ウェアを買取している場合も、卓球台は買取対象外とする業者も存在します。そのため、お近くの買取業者を選ぶ際は、過去に卓球台の買取実績があるかどうか確認するのを忘れないようにしましょう。ほとんどの業者で、査定は無料ですが、念のためキャンセル料や追加料金がかからないかチェックすることも大切です。
④フリマアプリやネットオークションに出品する
フリマアプリやネットオークションを使って卓球台を売る方法では、自分で価格を設定できるのが大きなメリットです。
購入希望者とメッセージでやり取りができ、希望価格で売れる可能性があります。
実際にメルカリで取引されている中古の卓球台は以下のとおりです。
- イグニオ(IGNIO)家庭用卓球台:10,000円(直接引き取り)
- エックスティーエス(XTS)国際規格卓球台:19,000円(着払い)
- ティゴラ(TIGORA)セパレート式卓球台:24,800円(送料込み)
出品時には、複数の写真を掲載し、卓球台の大きさや傷の有無、付属品・取扱説明書などの商品情報を正確に記載することがトラブルを避けるコツです。
また、大型商品の発送が大変な場合、梱包・発送代行サービス「たのメル便」を利用するのもいいでしょう。
ただし、出品したからといってすぐに売れるとは限らないので、急ぎの場合に不向きというデメリットもあります。
急ぎで処分したい、出品・発送の手間が面倒と感じるのなら、別の方法を検討したほうがいいかもしれません。
⑤人に譲る・ジモティーを利用する
売るほどではないけど問題なく使用できる卓球台なら、ごみとして処分するのはもったいない…と感じる方もいらっしゃいますよね。
そんなときは、知人や友人など周囲の方に譲るか「ジモティー」のような、地域の情報交換掲示板などで引き取り手を探す方法がおすすめです。
利用手数料も発生しませんし、自宅や最寄り駅での受け渡しを選べば、送料もかかりません。
ただし、希望者が見つかるまでは処分できないため、急いで片付けたい場合には不向きでしょう。
また、折りたたみ式や組立式の卓球台なら自家用車でも運搬できますが、国際規格の大きな卓球台はトラックのレンタルが必要になることも。
ジモティーでは見知らぬ方との個人間取引になるため、確実に受け渡せるようにしっかりと連絡を取り合いましょう。
⑥支援団体へ寄付する
卓球台は支援団体や施設へ寄付して手放すことも可能です。古い卓球台が違う場所で再利用されることで社会貢献になり、ごみの削減にも繋がります。
支援団体に送られた品は、
- 寄付した先でそのまま使用される
- 中古品として販売され、その売り上げが寄付される
といった形で国内の施設や発展途上国に寄付されます。
どんなものでも受け付けているわけではなく、団体や施設によって必要としている物品は異なりますので、ホームページに品目の記載がない場合は、事前に必ず問い合わせましょう。
寄付の際には送料が自己負担になる場合が多いので、支援団体のルールを事前に確認しておくと安心です。
弊社が運営する「ユースマイル」では、スポーツ用品や楽器などさまざまな品目の寄付を受付中です。使わないものがあれば、ぜひご検討くださいね。
⑦不用品回収業者へ依頼する
「重くて自宅から運び出せない…。」「出品や発送といった手間や時間をかけていられない!」このような場合は、不用品回収業者へ依頼する方法がおすすめです。
不用品回収業者を利用するメリットは以下のとおりです。
- 年中無休で対応可能
- 自宅にいながら手早く処分できる
- どんな卓球台でも回収可能
- 卓球台以外の不用品もまとめて回収できる
- 買取サービスや何点かまとめての利用でお得にできる
不用品回収業者に依頼すれば、自宅まで来てくれるため、持ち込みや宅配買取の手間を省けます。
土日祝日だけでなく業者によっては早朝・深夜の回収にも対応してもらえるので、仕事で忙しい方や引っ越しで急ぐ場合にも大変便利です。
さらに、不用品回収業者の大きなメリットは「買取サービス」を利用できる点。
卓球台をはじめとしたスポーツ用品はもちろん、そのほか買取可能な家具・家電などの不用品があれば作業費から買取額を差し引き、場合によっては無料で利用することも可能なのです。
買取できそうにないという場合にも、何点かまとめての依頼でひとつひとつの処分費用をお得にできるプランもありますので、なるべく費用を抑えたい方におすすめしたい方法です。
不用品回収業者では、卓球台のほかにも以下のようなさまざまなスポーツ用品の処分を承っております。詳しくは以下の記事をご参照ください。
- ボウリングボールの処分方法6選!自治体での捨て方や買取方法まで詳しく解説
- スケボーの正しい捨て方は知ってる?燃えるゴミとして処分できる?
- 可燃ごみで捨てられる?スキーブーツの処分方法5選と注意点を解説
- スキー板の処分方法7選!捨て方や注意点、切断方法まで徹底解説
悪徳業者に注意!
不用品回収業者は数が多いため、中にはいわゆる「悪徳業者」に該当するような業者も存在しています。
悪徳業者にひっかからないためにも、次のような業者には依頼しないようにしましょう。
- 「無料回収」を謳い文句にしている
- 必要な資格の「許可証」を確認できない
- 公式ホームページに具体的な料金や内訳が書かれていない
- 見積もりをとっても具体性に欠けている
- トラックで街中を走りながら「不用品回収します」と呼び掛けている
なお、不用品を回収するためには次のような資格が必要不可欠です。
資格 | 資格の主な内容 |
---|---|
一般廃棄物収集運搬業許可 | 一般家庭においてごみの回収や運び出しする際に必要 |
産業廃棄物収集運搬業許可 | 法人からごみの回収や運び出しする際に必要 |
古物商許可 | 不用品の買取・売却の際に必要 |
これらどの許可においても、許可証がなく受け入れることは禁止されています。
悪徳業者の特徴や見分け方、不用品回収業者に必要な「古物商許可」については別ページにて解説しておりますので、詳しくはそちらをご参照ください。
以下のページにて安心して依頼できるおすすめの不用品回収業者についても紹介しております。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
卓球台を処分する際の注意点

ここでは卓球台を処分する際に気をつけるべきポイントを解説します。
売却前にきれいにしておく
卓球台を売却や譲渡する際には、事前のお手入れが買取価格に大きく影響します。
清掃が不十分な卓球台は、印象が悪く査定額が下がる可能性があるため、汚れやホコリをしっかり取り除くことが重要です。
汚れやすい天板部分は、希釈した食器用洗剤とマイクロファイバークロスを使って丁寧に拭き取りましょう。最後に水拭きと乾拭きで仕上げたら、十分に乾燥させてください。
卓球台を運搬・搬出する際は要注意
卓球台は、家庭用でも重量が約25kgあり、一人での運搬は非常に困難です。
折りたためないタイプの卓球台を無理に運ぼうとすると、横転や事故によるケガだけでなく、家具や壁を傷つけるリスクもあります。
安全に運ぶためには、最低でも2名以上で作業することが重要です。手が滑らないようにゴム手袋を着用し毛布で包むなど対処することで運搬時の事故を防げます。
また、専門業者に依頼することで、周囲の養生作業や玄関以外からのスムーズな搬出も可能ですので、無理に作業を進めるのは避けましょう。
事業で使用された卓球台は「粗大ごみ」として処分できない
温泉施設や企業の体育館といった、事業で使用した卓球台を処分したいという方も中にはいらっしゃるでしょう。
しかし、事業で使用した製品はどんなものでも「産業廃棄物」として扱われ、自治体の粗大ごみとして出すことはできません。
事業で使用して出たごみの処分が正しく行われなかった場合には、業者だけでなく依頼側にも罰則が科せられてしまう恐れも。
知らぬ間に不法投棄に巻き込まれる…といった事例も少なくありませんので、トラブルを防ぐためにも、必ず資格や許可を得た業者に依頼しましょう。
卓球台の処分にかかる費用

卓球台の処分方法や注意点について確認してきましたが、それぞれいくら費用がかかるのかも比較しておきたいですよね。
以下は処分方法別の費用相場です。
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
粗大ごみ収集を利用する | 900~3,200円 ※自治体によって異なる |
ごみ処理施設に持ち込む | 200円/10㎏ごと ※自治体によって異なる |
スポーツ用品専門買取業者で売却する | 無料 ※出張費がかかる場合がある |
フリマアプリやネットオークションに出品する | 販売手数料+送料 |
人に譲る・ジモティーを利用する | 無料 ※送料がかかる場合がある |
寄付する | 無料 ※送料がかかる場合がある |
不用品回収業者 | 1点4,000円~ トラック1台33,000円~ ※利用する業者によって異なる |
不用品回収業者のトラック積み放題プランを利用する場合、費用相場は33,000円ほどです。搬出経路が狭いところや卓球台の解体が必要な場合には、追加料金が発生することもあります。
業者に見積もりを依頼する際は、そのまま運び出しができるか、解体して運ぶ必要があるかどうか確認すると、スムーズに処分できるでしょう。
卓球台の処分時に出やすい不用品

卓球台を処分する際に、ラケットやボールなどの関連製品もまとめて処分したいとお考えの方も多いかと思います。
ここでは、卓球台を処分する際に出やすい不用品が何ごみにあたるのかを簡単に紹介いたします。
品目 | ごみの区分 |
---|---|
ラケット | 可燃ごみ |
ボール(ピン球) | 可燃ごみ |
スポーツバッグ | 可燃ごみ・資源ごみ |
シューズ | 可燃ごみ・不燃ごみ |
なお、地域によって細かいルールは異なります。必ずお住まいの自治体に確認した上で処分してください。
ラケットの処分方法をはじめ、さまざまなスポーツ用品の処分方法について詳しく解説した記事もありますので、処分を検討される場合はそちらもあわせてご覧くださいね。
卓球台の処分でよくある質問

Q.壊れて折りたためない卓球台も回収してくれますか?
A.はい、どのような状態でも回収いたします。
ドアから出せない場合は、解体してから運び出しますのでご安心ください。スタッフは解体業務や運び出し業務のプロフェッショナルですので、丁寧かつ迅速に回収いたします。
Q.卓球台回収の見積もり金額が知りたいのですが、どうすればいいですか?
A.お見積もりはお電話やメール、LINEにてご依頼いただけます。
大まかな金額を知りたい場合は、メールやLINEで卓球台の画像と詳細情報をお伝えいただければ折り返し概算のお見積もり金額を返信いたします。いつでもご連絡ください。
Q.卓球台と一緒に卓球用品も処分してもらえますか?
A.もちろん喜んで承ります。弊社は卓球台だけでなく、幅広い品目を回収しております。
まとめて処分される方が、1点ずつ分けて回収されるよりも料金的に割安です。
リユースできる品は買取も行っておりますので、美品がございましたら回収時にお伝えください。
Q.連絡してから最短どれぐらいで卓球台の回収に来られますか?
A.お住いの地域によって異なりますが、名古屋周辺なら最短30分で卓球台の回収にお伺いします。
愛知県内であれば即日回収が可能です。お急ぎの場合はいつでもご相談ください。
Q.卓球台を回収する前にしておいた方がいいことはありますか?
A.お客様にしていただくお手間は何もございません。
卓球台の回収や運搬、その後の清掃まで弊社スタッフが責任を持って行います。
たとえ卓球台に汚れがあっても問題ございませんので、スタッフが訪問するまでくつろいでお待ちくださいませ。
まとめ

今回は「卓球台の処分方法」について詳しく解説いたしました。
卓球台は大きくて重量があるため、自力での処分は非常に大変です。
中でも、折りたためないタイプの卓球台を運び出すのは危険を伴うため、無理をせず安全な方法を選ぶことが大切になります。
「大きくて運べない…。」
「楽してお得に卓球台を処分したい!」
そんなときは不用品回収業者の利用がおすすめです。
不用品回収業者なら、運搬や解体作業もスタッフがすべて行うため、労力は一切かかりません。
また、卓球台以外のラケットやボール、そのほかの不用品も同時に回収してくれるので、もっともスピーディーに処分できる方法と言えます。
弊社「出張回収センター」では、土日祝日も柔軟に対応可能です。
お急ぎのご依頼も承っておりますので、処分・買取をご希望の方は、ぜひお気軽にご相談ください!
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