意外と知らない?お風呂の蓋の正しい捨て方と注意点を解説

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お湯の温度を下げないようにしてくれるのはもちろん、バステーブルとして、または半身浴をするために使用するなど、あるとなにかと便利なお風呂の蓋。しかしお手入れが大変、意外と場所を取る、収納場所に困るといった点から処分を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

お風呂の蓋はサイズが大きいものも多いので、いざ捨てるとなるとどう処分するのがベストなのか迷ってしまいますよね。

今回の記事ではそんなお風呂の蓋の種類や素材をご紹介し、お手持ちの蓋の状態に合った処分方法についてお伝えしていきます!

カビや水アカで汚くなったお風呂の蓋の買い替えを検討している方、断捨離でお風呂の蓋が必要なくなった、という方などはぜひ、この記事を参考にしてみてくださいね。

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お風呂の蓋の種類と素材について

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お風呂の蓋といえば、表面が凹凸になっているシャッタータイプのものを想像する方は多いと思いますが、それ以外にもお風呂の蓋にはいくつか種類があり、また、使われている素材も異なります。

まずは、お手持ちのお風呂の蓋の種類や素材がどんなものか確認してみましょう。


お風呂の蓋の種類


シャッタータイプ

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一番ポピュラーなお風呂の蓋といえばこのシャッタータイプのもの。軽くて扱いやすい、手ごろな値段で購入できる、巻いて収納できて省スペースといったメリットがあります。

しかしそのぶん溝の間にカビが発生しやすい、水アカや汚れが溜まりやすいというデメリットも。

こまめに掃除して清潔に保つ必要があります。


折りたたみタイプ

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折りたためば浴槽のふちにコンパクトにまとめることができ、リーズナブルで手に入りやすいというメリットがあるのが「折りたたみタイプ」の蓋です。

しかしそのぶん耐久性はあまり高くないので、落とすと割れてしまうことも。シャッタータイプのものと同じく、溝部分が汚れやすいといったデメリットもあります。


組み合わせタイプ

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2枚~3枚の板状の蓋を並べて使用する組み合わせタイプのメリットはなんといってもその保温効果の高さ!追い焚きの回数を抑えられ、光熱費の節約に役立ちます。

ほかの蓋に比べて耐久性が高く、表面がフラットなのでお手入れしやすいのも魅力となっていますが、その反面、

  • 収納場所を取る
  • 蓋をいちいち並べるのが面倒
  • ほかの蓋と比べると価格が高い

といったデメリットもあります。


保温シートタイプ

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  • 浴槽のサイズに合わせてカットできる
  • 保温効果が高い
  • 非常にリーズナブル
  • 場所を取らない

といったメリットがあるのが保温シートタイプです。ほかのお風呂の蓋と併用することでさらに保温効果を高めることもできます。

しかしそのぶん耐久性は低め。傷んできたら定期的に買い替える必要があるでしょう。


お風呂の蓋に使われている素材

お風呂の蓋はプラスチック製のものがほとんどですが、中にはヒノキやヒバといった木材でできた蓋や、断熱性がありお湯が冷めにくいアルミ複合樹脂で作られたものなども販売されています。

素材ごとのメリットやデメリットは以下のとおりです。

素材メリットデメリット
プラスチック軽い
安い
耐久性が低い
ヒバ・ヒノキなど木製カビに強い
香りも◎
価格が高め
アルミ複合樹脂保温性が高い
耐久性が高い
価格が高め
重たい

素材ごとに取り扱いのしやすさや使いやすさが変わります。お風呂の蓋を購入する際には、価格や蓋のサイズを確認するだけでなく、素材ごとのメリットとデメリットについても確認しておきましょう。


お風呂の蓋はどうやって捨てる?自治体での処分の仕方

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カビが生えてしまったり破損してしまったりして使えなくなったお風呂の蓋は、自治体のごみ回収で「粗大ごみ」または「分解したものは可燃ごみや不燃ごみ」として処分することができます。

捨て方の手順や注意点について確認してみましょう。


サイズの大きなものは粗大ごみとして捨てる

サイズの大きなお風呂の蓋はほとんどの自治体で「粗大ごみ」に分類されています。

自治体分別区分備考
東京都大田区粗大ごみ
埼玉県さいたま市もえないごみ90cm未満にしばる
90cm以上は粗大ごみ
千葉県船橋市粗大ごみ50cm四方以内のものは可燃ごみ
愛知県名古屋市粗大ごみ
福岡県福岡市粗大ごみ金属製の蓋:ごみ袋に入るサイズのものは燃えないごみ
プラスチック製の蓋:ごみ袋に入るサイズのものは燃えるごみ

上記のように、自治体によって規定サイズには違いがあります。お手持ちの蓋のサイズが粗大ごみの規定サイズ以上かどうか、まずお住まいの自治体のホームページで確認してみましょう。

お風呂の蓋を粗大ごみとして処分する手順は以下のようになっています。

  1. 受付締切前に電話かインターネット受付で事前予約を取る
  2. 手数料を予約時に確認しておく
  3. 手数料納付券を指定販売店(スーパーやコンビニなど)で購入する
  4. 手数料納付券に必要事項を記載し、粗大ごみに貼りつける
  5. 回収日の朝、指定場所へ運び出して完了

細かいルールは自治体によって異なります。特に受付締切日については粗大ごみの収集日の3日前としている自治体もあれば、回収日の7日前までに予約しておかなければ回収できないとしている自治体もあり、それを過ぎてしまうと予約ができず、お風呂の蓋を捨てることができなくなってしまうので注意が必要です。

お住まいの自治体のホームページをご確認いただき、早めに申込をするようにしましょう。

自治体で粗大ごみとしてお風呂の蓋を捨てることができれば、費用は数百円程度で済むのがメリットですが、

  • 事前受付や事前に手数料納付券を購入する手間がかかる
  • すぐに捨てられない
  • 当日朝、指定場所までお風呂の蓋を持ち運ぶ必要がある

といったデメリットも。急ぎの場合は別の手段を検討したほうが良いかもしれません。


処理工場への持ち込み

お風呂の蓋を粗大ごみ回収の日を待たずに処分したい、お風呂の蓋以外にもまとめて処分したいものがある、という場合は自治体のごみ処理工場へ自己搬入するという方法があります。

処理施設の稼働日時や搬入の手順は自治体ごとに異なるため事前に確認が必須です。一例として、愛知県名古屋市の自己搬入の手順をご紹介します。

  1. 事前に処分するものを「可燃ごみ」と「不燃・粗大ごみ」に分別する
  2. 車に処分するごみを積んだ状態で、お住まいの区の環境事業所で受付
  3. 環境事業所で搬入する処理施設を教えてもらう
  4. 指示された場所まで自分で搬入をし、ごみを車から降ろす
  5. 計量したあと、手数料を支払う
    処理手数料は10キログラムまでごとに200円(支払いは現金のみ可)

この方法であれば、回収日を待たずにごみを捨てられ、また、処分するものの重さによっては各戸回収よりも安く処分ができる可能性もあります。しかしその反面、車を持っていないと利用できない、平日しか受け付けていないという点で利用できる人が限られてしまう方法といえるかもしれません。


分解できるものは素材ごとに分別して捨てる

お風呂の蓋を分解して、以下のようにパーツごとに分別して捨てるという方法もあります。

素材分別区分
プラスチック可燃ごみ
プラスチックごみ など
金属不燃ごみ
金属ごみ など
可燃ごみ
アルミシート可燃ごみ
不燃ごみ など

この方法であれば、費用は無料(ごみ袋代を除く)で処分できるうえ、可燃ごみで捨てられるのであれば比較的すぐにお風呂の蓋を捨てることが可能です。

しかし、解体には時間と手間がかかり、また蓋のタイプや素材によっては分解できないこともあります。

その場合は無理せず粗大ごみとして捨てるか、ほかの不用品とまとめて不用品回収業者に回収してもらうなど別の方法を検討しましょう。


シャッタータイプのお風呂の蓋の分解方法

組み合わせタイプのものは分解が難しいことも多いですが、プラスチック製のシャッタータイプのお風呂の蓋であれば比較的簡単に分解ができます。分解方法は以下のとおりです。

  1. シャッター式の蓋の凹み部分をカッターで切り離す
  2. 1本ずつに分解できたら、タオルや紙などで包み半分に折る
    (表面に折り目を付け、足で踏みながら折ると簡単です)

蓋の破片は意外と硬いので、素手で折ろうとすると手を切ってしまったり、飛び散った破片が原因で思わぬケガをしてしまったりする可能性があります。そのほか、作業中にカッターや工具で床や壁を傷つけてしまう可能性もあるため注意してください。

作業する際は床にシートや新聞紙を敷いて作業環境を整え、軍手をはめて安全に作業するようにしましょう。


自治体のごみ回収以外の処分方法

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自治体でお風呂の蓋を捨てる方法をお伝えしましたが、処分を検討している方の中には「お風呂の蓋を買ったものの、サイズが合わず結局使わないままだった」「まだまだきれいなお風呂の蓋で捨てるのがもったいない」といったケースもあるかもしれません。

ここからは、お風呂の蓋を捨てずに処分する方法を確認していきましょう。


リサイクルショップで売却する

お風呂の蓋は、リサイクルショップでも売却可能です。

ただし、衛生的な面から、未使用品のみを買取対象としている店舗が多いようです。お店によっては使用済みのお風呂の蓋でも買い取ってもらえる可能性がありますが、買取価格はかなり低くなり、また、水アカが付いていたり、カビが生えていたりと状態が悪いものは買取不可となるため注意が必要です。

そのほか、特殊加工されたお風呂の蓋、オーダーメイドのもの、サイズの大きい蓋などは元が高価なものも多いですが、使用条件が限られてしまうことから需要が低く、リサイクルショップでは買い取ってもらいづらいことがあります。

もし上記のようなリサイクルショップに売りづらい種類のお風呂の蓋をお持ちであれば、建材買取専門店に査定をしてもらうのがおすすめです。

こちらも未使用品しか受け付けていない、という場合や、お風呂の蓋は買取対象外としているところもありますので、事前にメールや電話で問い合わせをしておきましょう。


フリマアプリ・ネットオークションに出品する

リサイクルショップで買取不可になり、ごみとして捨てるしかないと思っていた使用済みのお風呂の蓋でも、フリマアプリ・ネットオークションなら売れるかもしれません。

メルカリやヤフオク!、PayPayフリマなど、入会金や月額使用料をかけずに利用できるアプリは多いので、捨ててしまう前に一度、出品してみてはいかがでしょうか?

利用の手順は以下のようになっていますので参考にしてみてください。

  1. お風呂の蓋の表・裏の写真を撮影
  2. メーカー名・型番・使用期間・傷・汚れなど詳細情報を入力
  3. 金額を設定して出品する
  4. 購入者が現れたら梱包し、発送手配する
  5. 購入者に届いたら評価して取引完了

手軽に利用できるフリマアプリ・ネットオークションですが、そのぶん、

  • 出品・梱包・発送を全て自分でおこなうので、ほかの方法よりも手間や時間がかかる
  • 売却できた場合は送料と手数料(5%~10%)が必要
  • すぐに売れるとは限らないため、急ぎの場合には不向き

といったデメリットも。特に、お風呂の蓋は軽いものも多いですがサイズが大きいので、そのぶん送料が高額になる可能性があります。事前にサイズを測っておき、送料も計算に入れたうえで売却金額を設定しましょう。


不用品回収業者に依頼する

「とにかくラクにお風呂の蓋を処分したい!」というご希望があるなら、不用品回収業者を利用する方法をおすすめします。

不用品回収業者であれば、お風呂の蓋はもちろん、おうちにあるほかの家電や家具などの不用品をまとめて回収してくれます。分別や分解といった事前準備は一切必要なく、当日に自宅まで取りに来てくれ、さらにスタッフに運び出しもすべてお任せできるため、とにかく手間がかからないのがメリットです。

また、業者の多くは年中無休、当日対応・夜間対応可能なのですぐ来てほしい!夜間に作業してほしい!という希望にも臨機応変に対応してもらえます。仕事で忙しくて時間がない方や、引っ越し前でお急ぎの方には特に便利な手段となっています。

もちろんお風呂の蓋1点だけを回収することも可能ですが、その場合は処分費用が割高になってしまうというデメリットも。少しでも安く不用品回収業者を利用したいなら、

  • 不用品がたくさんあるタイミングで依頼をし、定額パックや積み放題プランを利用する
  • 不用品を買い取ってもらい、買取金額を処分金額から引いてもらう

といった方法を試してみてください。業者によって買取を実施しているかどうか、また、基本プランやサービス内容も異なっていますので、まずは一度、無料の見積もりを受けてみるのをおすすめします。


悪徳業者に注意!業者の選び方とは

便利な不用品回収業者を利用する方は年々増えていますが、それと同時に悪徳業者とのトラブルも増加傾向にあります。特に多いのは、「広告に掲載されていたプランの内容と、実際のサービスや費用が大きく違う」というケースですが、以下のようなトラブルも報告されています。

  • 回収された不用品を不法投棄されてしまった!
  • 回収されたものが違法な手段で売却された
  • 持って行かれたくないものまで無理やり回収された

(参考:国民生活センター不用品回収サービスのトラブル

上記したようなトラブルに巻き込まれないよう、業者選びは慎重におこなうようにしましょう。

しかし慎重に業者選びをするといっても、業者のどこを見たらいいのか、何を判断材料にすればいいのか、わからないという方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、「業者選びの際にチェックしておきたいポイント」をご紹介します!

  • 会社の住所・電話番号が実在のものか確認する
  • 最新の口コミを確認する
  • SNSで会社名を検索し、利用した人の感想を確認してみる
  • 電話口のスタッフの対応を判断材料にする
  • 作業実績を確認する
  • 業者のブログや作業動画を見てみる
  • 見積書の項目が明確に書かれているか確認する
  • 追加料金の有無をあらかじめ確認しておく

業者選びの際はぜひ上記した項目を確認していただき、安全に、オトクに不用品の処分ができるようにしてくださいね。

▼業者選びについてもっと詳しく知りたい方はこちらのコラムもどうぞ!▼


まとめ

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今回のコラムでは、お風呂の蓋の種類や素材をご紹介し、蓋の状態に合わせた処分方法についても詳しくお伝えしてきました。

シャッタータイプや保温シートタイプのものであれば持ち運びもしやすく、分解も簡単なお風呂の蓋ですが、折りたたみタイプや組み合わせタイプのものはサイズが大きく重量があることも多いので、処分には少し手間がかかります。

粗大ごみとして捨てられれば費用は安く済みますが、回収頻度が少なくすぐに捨てられない、事前予約が必要という点がネックとなり、捨てる機会を逃し続けている・・・という方も多いかと思います。

そんなお風呂の蓋をできるだけ簡単に処分したい、粗大ごみの回収日を待たずに捨てたいというご希望がありましたら、不用品回収業者の利用がおすすめです。

取り扱いの難しい大きなサイズのお風呂の蓋や、特殊な素材でできた蓋でも回収可能。もちろん蓋だけでなくお家の中の不用品もまとめて回収してもらえるのが便利です。運び出しはすべてスタッフにおまかせできるので、事前準備も当日の作業も必要なく、とにかくラクにお風呂の蓋を処分できます。

また、業者の多くは年中無休、即日対応や夜間対応にも対応しています。忙しくて対応できる時間が限られている、という場合や、引っ越しを控えているのですぐに来てほしい、といった希望にこたえてもらえるのも大きなメリットです。

忙しい方や急ぎの方はぜひ一度、無料見積もりを受けてみてはいかがでしょうか。

弊社、出張回収センターでもお風呂の蓋をはじめとした不用品の回収・買取をおこなっています。

お風呂の蓋の処分にお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談ください!

対応可能品目数、業界随一!

不用品回収対応品目一例