金庫の処分方法!捨て方の基本とかかる費用・注意点もご紹介!

目次

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防犯対策だけでなく災害時に財産を守る手段として注目されている「家庭用金庫」。
センターや通販サイトでも手軽に購入できるため、すでに自宅で使用している方も多いのではないでしょうか。

しかし、金庫はその頑丈な作りから、いざ処分しようとすると「どう捨てればいいの?」と悩むことも少なくありません。

そこで今回は、金庫の正しい処分方法について詳しく紹介していきます。
「重たい金庫を簡単に処分する方法が知りたい」「不要になった金庫は売却できる?」など、処分にお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください!

▼この記事でわかること

  • 金庫の処分方法
  • 売れやすい金庫の特徴
  • 金庫を処分する際の注意点
まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

金庫の処分方法は5通り!

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金庫の主な処分方法は以下の5通りです。
ご自身の希望や金庫の状態に合った方法を検討してください。

  • 購入店舗に引き取ってもらう
  • 金庫の専門業者に引き取ってもらう
  • リサイクルショップや買取業者で売却する
  • フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  • 不用品回収業者に買取・回収を依頼する

それぞれの方法について解説していきます。

購入店舗に引き取ってもらう

金庫を販売している店舗では、古い金庫を引き取ってもらえることが多いです。
購入した店がわかっている場合には、一度問い合わせてみるとよいでしょう。

もし買い替えを検討している場合であれば、古い金庫は無料で回収してくれることもあります。
ただし買い替えではなく古い金庫の処分のみの場合、有料での引き取りになることや、別途出張料がかかる場合があるため、確認しておきましょう。

利用方法は以下の手順です。

  1. 処分したい金庫が開くかどうか確認
  2. 型式・型番の確認
  3. 購入店舗に引き取りを依頼
  4. 店舗へ持ち込み、または自宅まで回収に来てもらう

金庫の専門業者に引き取ってもらう

金庫を扱う専門業者では、不要になった金庫の回収をおこなっています。
ほかの業者とは違い金庫の鍵開けにも対応しているため、壊れて開かなくなった金庫や鍵を紛失した場合などにも便利です。
ダイヤル式のような暗証番号が不明な金庫でも対応可能なため、金庫のトラブルがある際には相談してみましょう。

鍵の解錠後にそのまま処分してもらえるため、複数の業者に依頼せずに済むのもメリットです。利用方法は以下の手順です。

  1. 金庫の型番・鍵の種類・サイズを確認
  2. 専門業者へ電話やインターネットから見積もりを申し込む
  3. 解錠作業
  4. 回収・処分作業

解錠費用と処分費用は別となるため、事前に見積もりを依頼しましょう。

リサイクルショップや買取業者で売却する

状態の良い金庫は、近所のリサイクルショップや買取業者に査定を依頼して売却できます。リサイクルショップでは、金庫だけでなくほかの不用品もまとめて売却できる点がメリットです。店頭買取なら、その場で現金化できる手軽さが魅力といえるでしょう。

ただし、査定額は専門業者に比べて低くなる傾向があるため、高額での売却を期待する場合には注意が必要です。

一方、金庫の買取業者は専門知識を持っているため、適正な価格での査定が期待できます。特に、高価な金庫や特殊な種類の金庫を売却したい場合には買取業者を選ぶのがおすすめです。

注意点として、専門業者によって買取可能な品目が異なり、以下に該当する金庫は買取不可になることが多いです。

  • メーカー不明のもの
  • 解錠できないもの
  • 搬出が困難なもの
  • 製造から10年以上経過しているもの

また、金庫が重くて店頭に持ち込むのが難しい場合は、自宅までスタッフが来てくれる「出張買取」を選びましょう。

フリマアプリ・ネットオークションに出品する

リサイクルショップや買取業者で金庫が売れなかった場合は、個人で出品するのもひとつの方法です。状態や需要に合わせて自分で価格設定できるため、すぐに売れる可能性があります。

たとえば、メルカリでは以下のような中古の金庫が実際に購入されています。

  • ダイヤセーフ 耐火金庫:7,900円
  • エーコー 家庭用金庫 鍵付き:10,880円
  • キング工業 マグネットロック式 耐火金庫:13,500円

これらのように、人気メーカーの金庫であれば、高値で取引されることも少なくありません。

ただし、大型金庫の場合、梱包や発送作業の手間や送料がかかる点に注意が必要です。処分を急いでいない方や、フリマアプリの出品が苦ではない場合は、検討してみてはいかがでしょうか。

不用品回収業者に買取・回収を依頼する

金庫の処分を手間なく終わらせたい場合は、不用品回収業者に依頼する方法が便利です。金庫をはじめ、家具や家電、趣味の道具などさまざまな不用品を一度に回収してくれます。

特に、引っ越しや大掃除・断捨離で大量に不用品が出た場合に利用するのがおすすめです。自宅までスタッフが回収しにきてくれるため、重たい金庫の運び出しにも労力がかかりません。

また、業者によっては買取サービスを行っており、比較的新しい金庫や人気メーカーの金庫であれば、処分費用を抑えられる可能性があります。

不用品回収業者を利用するメリットは以下の5つです。

  • 土日や夜間・早朝帯にも回収可能
  • 自宅からの搬出作業をまかせられる
  • 買取で処分費用が安くなることも
  • 最短即日で回収可能
  • 金庫以外の不用品も一度に処分できる

利用する際は、金庫の型番・鍵の種類・サイズを確認したうえで見積もりを申し込むとスムーズです。見積もりは無料ですので、処分の手間を省きたい方は、お気軽に相談してみましょう。

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

信頼できる不用品回収業者の選び方については、こちらの記事を参考にしてください!

不用品回収業者では、以下のような生活用品も処分可能です。詳しくはこちらの記事をご覧ください!

売れやすい金庫の条件とは

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金庫を売却する際は、ブランドや大きさ、使用年数などが査定に大きく影響します。
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

条件1.人気ブランドで安全性が高い

有名ブランドの金庫は安全性や機能性が高く、需要が多いため売れやすい傾向にあります。
以下のブランドは、買取市場でも人気があるため高値がつくかもしれません。

ブランド名買取相場
エーコー/EIKO無料~5,000円
セントリー/Sentry無料~10,000円
ダイヤセーフ/Diamondsafe10,000~15,000円
オカムラ1,000円前後
アイエスケー(旧キング工業)/KingCrown1,000~5,000円
ディプロマット/Diplomat5,000~20,000円

ただし、買取には運搬コストがかかるため、相場は10,000円以下になることが多いです。型番や状態次第ではさらに低くなる場合もありますが、処分費用を考えると買取されるだけでもお得です。

また、業者によっては無料引き取りを行う場合もあるため、査定や問い合わせをして確認してみると良いでしょう。

条件2.運び出しやすい

金庫の買取をスムーズに進めるには、「運び出しやすさ」も重要なポイントです。据え置き型の金庫は、その頑丈な作りから重量があるものがほとんどです。金庫を自力で運ぶのが難しい場合、運搬コストがかさみ、買取を断られることも少なくありません。特に、搬出に3人以上の作業員が必要な金庫は、業者と相談が必要になることがあります。

また、金庫のサイズや重さによって搬出方法が変わるため、事前に業者に情報を伝えておくと安心です。サイズは自分で測れる場合が多いですが、重さが分からない場合もあるでしょう。その場合は、金庫のメーカーに型番を伝えると、仕様情報から重さを確認できることがあります。販売店に問い合わせるのもひとつの方法です。

条件3.使用年数が短く寿命まで期間がある

金庫は頑丈で長く使えるイメージがありますが、耐火性能が徐々に劣化するため、製造から約20年が寿命とされています。そのため、再販売を考えると製造から10年以内の金庫が買取対象となりやすいです。

ただし、手提げ金庫のように新品が比較的安価で購入できる種類の金庫は、中古品の需要が低いため、未使用品でなければ買取が難しい場合もあります。

金庫の製造年や状態を確認するには、本体に記載された製造番号を調べると便利です。古い金庫を放置しておくと売れにくく、処分費用が発生するため、早めに状態を確認して買取や回収の相談を進めましょう。

金庫を処分する際の注意点

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ここでは、金庫を処分する際の注意点を解説します。
知らないと処分時に損をしたり、後からトラブルになったりすることもあるため、チェックしてください。

金庫は粗大ごみとして処分できない

金庫は自治体で「粗大ごみ」として捨てられません。特に「耐火金庫」や「防盗金庫」は、多くの自治体で「適正処理困難物」に指定されています。

適正処理困難物とは、「一般的な家庭ごみを排出する方法では、適切に処理できないもの」のこと。
金庫はその頑丈な構造ゆえに、自治体のごみ処理場では対応が難しいため、回収対象外となっているのです。

ただし、1辺30㎝未満の「手提げ金庫」や「金属製の金庫」は、不燃ごみとして出せる場合があります。まずは、自治体の分別ルールを確認しましょう。

処分時は「鍵が開く」「中身が空」であることが条件

金庫を処分する際は、「鍵が開いている状態」や「中身が空である状態」にする必要があります。鍵が閉まったままの金庫や、中身が入ったままの金庫は、どの業者に依頼しても引き取ってもらえないことが多いため注意が必要です。

鍵が開かない場合は、まず専門業者や鍵屋に依頼して解錠する必要があります。
また、購入店舗が分かればそちらに相談するのもひとつの方法です。鍵の解錠にかかる費用の相場は以下の通りです。

金庫の種類解錠の費用相場
手提げ金庫(シリンダー(鍵穴)・ダイヤル式)8,800~15,000円
家庭用金庫(シリンダー(鍵穴)・ダイヤル式)10,000~30,000円
テンキー式10,000~30,000円
マグネット式 10,000~50,000円
電子ロック式 10,000~100,000円
防盗金庫(家庭・業務用)100,000~180,000円

上記は鍵の解錠のみの費用目安であり、鍵交換や金庫処分の費用は含まれません。「金庫の処分」についても同時に進めたい場合は、事前に費用を確認しておきましょう。

「運び出し」が難しい場合は費用が上がりやすい

金庫の処分費用は、金庫の重さや設置場所によって大きく変動します。一般的な家庭用金庫(30kg程度)の処分費用は約20,000円ですが、運搬費用としてさらに20,000円~数万円が追加されることも。
そのため、100kgを超える大型金庫や、搬出が困難な場所に置かれている場合には、処分費用が高額になる傾向があります。

処分費用の目安は、「1kgあたり200~250円」が一般的で、たとえば25kgの金庫なら約5,000円~6,250円が目安です。家の状況によって運搬費用が変わるため、まずは見積もりを依頼することが重要です。

奥まった部屋や階段の多い建物、エレベーターのない集合住宅、トラックが近づけない狭い道路沿いなど、運び出しが難しい環境では作業が複雑化し、費用が上がる場合があります。見積もりの際は、設置状況を正確に伝えることを心掛けましょう。

金庫の処分の際に出やすい不用品

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金庫のような、意外と知らない生活用品の捨て方については、こちらの記事もご覧ください!

金庫の処分でよくある質問

Q&Aを象徴する木製ブロック

Q.金庫の回収料金はどれくらいかかりますか?

A.回収料金は、金庫のサイズや重量によって異なります。重い金庫の場合、運搬にかかる人件費が増えるため料金が高くなる傾向があります。
また、階段を使用した搬出作業や、エレベーターのない建物での作業など、状況によっても費用が変動しますので、まずはお見積りをご依頼ください。

お見積りの金額にご納得いただけない場合はキャンセル可能で、料金は一切かかりませんのでご安心ください。当社では、メールやLINEでのお見積りも可能です。金庫の画像や製造年、メーカーなどの詳細情報をお送りいただければ、折り返し正確な見積り金額をお伝えします。

Q.壊れた金庫や鍵がない金庫でも回収できますか?

A.はい、金庫の状態に関係なく回収は可能です。
ただし、中に貴重品が入っている場合は、事前に金庫屋さんや鍵屋さんに依頼して鍵を開け、重要な書類や現金などを取り出しておくようにお願いいたします。

また、リユース可能な状態の良い金庫については、積極的に買取をいたします。コンディションが良好な金庫をお持ちの場合は、その旨をぜひお申し付けください。

Q.金庫の回収見積り後に、不用品が追加で出た場合、まとめて回収してもらえますか?

A.はい、追加の不用品もまとめて回収いたします。
ただし、当社では燃料費削減や効率的な運搬を目指し、1台のトラックで1日に2~3軒分の回収をおこなっております。そのため、トラックの積載量が限界に達している場合、追加分の回収が難しい場合がございます。

追加の不用品がある場合は、できるだけ早めにお知らせいただけるとスケジュール調整がしやすくなりますので、ご協力をお願いいたします。

Q.朝早い時間に金庫の回収をお願いできますか?

A.はい、早朝の金庫回収にも対応しております。ご予約の際に、ご希望の時間をお知らせいただければ、その時間に合わせて手配いたします。

また、当社は年中無休で回収作業を行っておりますので、日曜日や祝日でも対応可能です。お気軽にご相談ください。

金庫の処分は出張回収センターにおまかせください!

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金庫の処分方法は、主に以下の5通りです。

  1. 購入店舗に引き取ってもらう
  2. 金庫の専門業者に引き取ってもらう
  3. リサイクルショップや買取業者で売却する
  4. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  5. 不用品回収業者に買取・回収を依頼する

金庫は自治体での処分が難しく、適切な処分方法を選ばなければなりません。
また、「鍵を紛失した」「暗証番号がわからない」といったトラブルがある場合は、先に解決しておく必要があります。

損をせずに金庫を処分するためにも、「売却の可能性」や「金庫の状態」を事前に確認し、最適な処分方法を選びましょう。

愛知県名古屋市の「出張回収センター」では、金庫の状態に関わらず回収・処分を承っています。壊れている金庫や鍵が開かない場合でも、ぜひ一度ご相談ください。

もちろん、金庫以外の不用品の回収もOKです!買取も強化しておりますので、お得に処分したい方や、買取と処分を同時に済ませたい方にもおすすめです。
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