【カメラの捨て方】小型家電リサイクル法や注意点についても解説

目次

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趣味や家族の思い出を撮るためにカメラを持つ人は多いものです。
しかしカメラが故障したり、買い替えで不要になったりしたとき、どのように処分したらよいか迷う人も多いのではないでしょうか。

カメラは種類によってはデータが残っており、正しく処分しないと個人情報が流出したり損をしたりする可能性もあります。

そこで今回はカメラの処分方法や注意点について解説していきます。
小型家電リサイクル法についても触れていますので、これを機に正しい処分方法を知っておきましょう。

【この記事でわかること】

  • カメラの処分方法
  • 小型家電リサイクル法での捨て方について
  • カメラを捨てる際の注意点
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カメラの処分方法8選

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カメラを処分する際は、自治体やカメラの種類、状態などで最適な方法が異なる場合もあります。
処分方法は次のとおりです。

処分方法1.「小型家電リサイクル法」に従って処分する

カメラは「小型家電リサイクル法」の対象機器です。
小型家電リサイクル法とは、有用な金属を含む小型家電のリサイクルを促す法律で、カメラ以外にも携帯電話やゲーム機、アイロンや掃除機など28品目が対象となっています。

小型家電リサイクル法の対象機器の処分については、回収ボックスや町内の集積所の利用など、適切にリサイクルできる方法で処分しなければなりません。
無許可業者の回収を利用した場合は、不法投棄や不適切な処理での廃棄が問題となっているので注意しましょう。

具体的な処分方法は次のとおりです。

小型家電リサイクルボックスを利用

小型家電リサイクルボックスは、自治体の施設やスーパーや家電量販店などに設置してあることが多く、投入するだけで無料で処分できます。
投入口の大きさや設置場所は自治体によって異なるため、お住まいの地域での利用条件をご確認ください。

例として愛知県名古屋市の利用方法をご紹介します。

  • 回収品目…カメラ(デジタルカメラ、ビデオカメラ)を含む小型家電(ホームページに記載)
  • リサイクルボックスの設置場所…総合スーパー、区役所、環境事業所(回収拠点一覧
  • リサイクルボックスの投入口の大きさ…縦15㎝以下かつ横40㎝以下かつ奥行25㎝以下
  • 取り外し可能な電池(バッテリー)は取り外してから投入
  • データのあるものは削除してから投入

カメラを持ち込む際は、事前にデータ、電池などは削除・取り外しをおこない、箱や袋から出して入れるようにします。

集積所を利用

自治体によっては回収ボックスとは別に、集積所で小型家電の回収をおこなっていることがあります。
回収日時や頻度、集積場所などは各自治体のホームページや広報などで確認できるため、お住まいの地域で回収をおこなっているかチェックしてみてください。

ここでは三重県津市の回収方法をご紹介します。

  • 回収品目…カメラ(フィルムカメラ、デジタルカメラ、ビデオカメラ)を含む小型家電(ホームページに記載)
  • 回収場所…各地域のエコステーション
  • 回収日時…毎週月曜日から金曜日8時30分から16時30分まで(祝日・休日、12月29日から1月3日を除く)

津市では集積所での回収のほかに、月2回集積の「金属ごみ」でもカメラを処分できます。
金属ごみで出す場合は、透明または半透明の袋に入れて出してください。

処分方法2.自治体で「ごみ」として処分する

カメラの処分は「小型家電リサイクル法」に則って処分するのが一般的ですが、「リサイクルボックスを利用できない」「リサイクルボックスに入らなかった」という場合もありますよね。
そのようなときは、自治体で「不燃ごみ」や「金属ごみ」、「粗大ごみ」などで捨てられます。

一般的に不燃ごみとなるのは「30㎝角以下」の大きさのもので、「30㎝角以上」や「一辺の長さが30㎝以上」のように、大きなものは「粗大ごみ」に分別されます。
粗大ごみのルールは自治体によって異なるため、お住まいの地域のルールを確認してください。

名古屋市では、小型家電回収ボックスに入らない大きさのカメラは、「不燃ごみ」か「粗大ごみ」で捨てます。
不燃ごみの場合は月に一度の回収日に指定ごみ袋へ入れるだけで処分できますが、粗大ごみの場合は事前にメールや電話で予約が必要です。
粗大ごみの回収日も月に1度で、処分手数料が発生するため注意しましょう。

一般的な粗大ごみの利用手順は以下のとおりです。

  1. 自治体のホームページや電話にて収集の申し込みをする
  2. スーパーやコンビニなどの販売店で「手数料納付券(シール)」を購入する
  3. シールに必要事項を記入し、ごみに貼る
  4. 指定日に、指定場所へごみを出す

処分方法3.家電量販店で回収してもらう

小型家電リサイクル法対象のものは、家電量販店でも回収をおこなっていることがあります。
ただし回収の条件や費用などが店舗によって異なるため、利用前に確認しておくと安心です。

家電量販店での回収を利用するメリットは次のとおりです。

  • 買い替えの際には下取りできる可能性がある
  • 手軽に処分ができる

家電量販店での家電回収はリサイクル費用がかかる場合もありますが、カメラの場合、多くは無料となっています。
例えば「ジョーシン」や「ケーズデンキ」では店頭での回収に限り無料で処分ができますが、自宅まで引き取りに来てもらった場合は別途出張料がかかるためご注意ください。

また、家電量販店によっては買い替えの際、古いカメラの下取りをおこなっていることがあります。
下取りできれば新しいカメラの購入価格から下取り分を引いてもらえるため、お得に購入できますよ。

処分方法4.カメラ屋で下取りしてもらう

今お持ちのカメラを処分し、新しいカメラを購入したいという方は、カメラ屋で古いカメラを下取りしてもらう方法もあります。
例えば「カメラのキタムラ」では、「なんでも下取り」というサービスがあり、ネット通販でも利用できます。

対象商品は以下のとおりです。

  • コンパクトデジタルカメラ
  • デジタル一眼レフカメラ
  • フィルム一眼レフカメラ
  • フィルムコンパクトカメラ
  • ビデオカメラ
  • 交換レンズ

壊れていても下取りしてくれますが、トイカメラやシリアルNo.のないものは対象外ですので注意しましょう。

ほかに「Map Camera」でも「下取り交換」サービスをおこなっており、オンライン買取見積もりを実施しています。
買い替えの際の下取りは10%アップとのことなので、お得に新しいカメラが購入できますよ。

処分方法5.カメラ専門の買取業者へ売却する

カメラは中古であっても需要があるものが多く、場合によっては古いものでも買い取ってもらえることがあります。
お持ちのカメラを手放す際は、売って処分することも検討してみましょう。

とは言え中古のカメラを売るとき、どこに売るのがよいか迷う人も多いのではないでしょうか。
中古のカメラを売却は、まずは「カメラ専門の買取業者」へ出すのがおすすめです。

カメラ専門の買取業者を選ぶメリットは次のとおりです。

  • 適正価格で買い取ってもらえる
  • 古くてもコレクター狙いで買い取ってもらえることがある
  • 都合にあった買取方法を選べる

カメラ専門の買取業者であれば、カメラの知識が豊富なスタッフが在籍しており、適正な金額で買い取ってもらえます。
また、再販もしている業者がほとんどなので、幅広いカメラを取り扱っており、なかにはかなり古いカメラであっても趣味品やヴィンテージ品として高値が付くことも。
「古いカメラだから捨てるしかない」と諦める前に、問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

さらに買取方法については、「出張・宅配・店頭」の中から選べることがほとんどです。
「出張買取」や「宅配買取」を選べば自宅から出ずにカメラを売却できます。
ただし、これらの方法は入金まで時間がかかったり、手数料がかかったりすることもあるため、事前に確認してから利用しましょう。

処分方法6.リサイクルショップで売却する

カメラの売却はリサイクルショップでもおこなえます。
大手のリサイクルショップであれば自宅近くに店舗があるという人も多く、気軽に利用できるのが魅力です。

リサイクルショップを利用するメリットは次のとおりです。

  • カメラ以外のジャンルのものも同時に売れる
  • 店舗が多いため店頭買取が利用しやすい
  • 店頭買取であれば即日現金化できる

多種多様な商品を扱うリサイクルショップは、さまざまなジャンルのものを同時に売れるのがメリットですが、その分各ジャンルの専門性が低くなります。

特にカメラの場合は価値に見合わない安値で買い取られる可能性もあるため、できるだけ高く売りたい方にはおすすめできません。

処分方法7.フリマサイトやネットオークションを利用する

「メルカリ」や「楽天ラクマ」のような、フリマサイトやネットオークションを利用して売却するのも一つの方法です。

フリマサイトやネットオークションを利用するメリットは次のとおりです。

  • 自分で価格を設定できる
  • ジャンク品や買取を断られたものでも売れる可能性がある
  • 自宅に居ながらスマートフォンで手軽におこなえる

こうしたサイトは利用者が多く、買取店では断られたものでも需要があれば、条件次第で売れることがあります。
そのため、買取店より高く売れることもあるかもしれません。

しかし一方で、必ず売れるとは限らないリスクもあります。
特にカメラを含め家電類は古くなるほど価値が下がってしまうため、早く手放したい人や必ず処分したい人には不向きと言えるでしょう。

また、個人間でのやり取りとなるため、トラブルにならないよう注意しなければなりません。
出品の際にはカメラの情報を細かく載せ、状態や付属品の有無などが正しく買い手に伝わるようにしましょう。
さらに売れた際の配送については、配送中に破損しないよう「緩衝材を入れる」「ケアマークを貼る」など、梱包に注意してください。

処分方法8.不用品回収業者へ依頼する

不用品回収業者は、家庭やオフィスで出る不用品を回収・処分してくれる民間の業者です。
ほかにも不用品の買取やハウスクリーニング、遺品整理といったオプションサービスを用意していることが多いため、状況に合わせてうまく利用しましょう。

不用品回収業者を利用するメリットは次のとおりです。

  • 不用品を自宅まで引き取りに来てくれる
  • ほとんどの品目のものを回収してもらえる
  • 不用品の分別や梱包が不要
  • 回収日時を都合に合わせて選べる
  • 買取サービス・ハウスクリーニングなど、オプションサービスが充実している

不用品回収業者の魅力は「さまざまな不用品を一度に手間なく処分できる」ということ。
例えば自治体での処分や小型リサイクルボックスの利用などは、すぐに捨てられなかったり、回収場所まで出向く必要があったりと、不便な点もあります。

しかし不用品回収業者であれば、電話やメールですぐに回収依頼ができるうえ、回収日も土日や祝日、夜間など自分の都合に合わせて選べます。
自宅まで引き取りにきてくれるため、捨てる側は何もする必要がありません。
「カメラを含め、色々なものを捨てたい」「カメラを処分したいけど手続きが面倒」「忙しくてカメラを適正に処分する暇がない」などでお悩みの方は、相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。

さらに不用品回収業者によっては「買取サービス」が充実している業者もあります。
不用品回収業者の買取サービスは、対象品の査定をおこない、買い取れるものがあれば処分費用からその分を差し引いてくれるサービスです。
買取品があればお得に利用ができますし、もし買い取ってもらえなくてもそのまま有料で引き取ってもらえるため、手元に不用品が残るということがありません。

とにかく一度に不用品の処分や片付けをおこないたい方にもおすすめですので、「遺品整理」や「引っ越し片付け」「実家の清掃」といったタイミングにもピッタリですよ。

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

安心して依頼できるおすすめの不用品回収業者をまとめている記事もあるので、こちらもご確認ください。

カメラを処分する際の注意点

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カメラを手放す際は次のことに注意してください。
何もせず処分してしまうと、個人情報の漏洩や事故などのおそれがあります。

メモリーカードを取り除く

メモリーカードは、デジタルカメラで画像データを記録するために使用される媒体のこと。
デジタル一眼レフカメラではCFカード、コンパクトデジタルカメラではSDカード、xDピクチャーカード、スマートメディア、メモリースティックなど、カメラの種類によってメモリーカードの種類が異なります。

このメモリーカードには画像や動画など、個人情報が含まれていますので、必ず抜き取ってから処分しましょう。

カメラ本体にある画像データの消去

カメラ本体にある画像データの消去も大切です。
手順は次のとおりです。

  • カメラの電源を入れ、データを確認
  • 取扱説明書の指示どおりに本体データを削除

一度消去した画像は元に戻せないため注意しましょう。

カメラの設定を初期化・消去する

近年のカメラは無線LANの設定や個人認証機能など、個人の特定に繋がる可能性のある情報が登録できるようになっています。
これらも忘れずに初期化や消去をおこない、情報が漏洩しないようにしておきましょう。

保証書・カメラ本体に書かれた個人情報にも注意

購入時もらう保証書にも、個人名や住所、電話番号などの個人情報が書かれている場合があります。
箱と一緒に保管している人も多いですが、売却や下取り、処分の際に一緒に出してしまわないよう注意しましょう。

また、お子さんが使っていたカメラなどは、本体に名前を書いたり、シールが貼られていたりする場合もありますので、あわせて確認してください。

乾電池・充電式バッテリーの処分方法に注意!

カメラはUSB充電が主流で、バッテリーやリチウムイオン電池が使用されているものがほとんどです。
これらはそのまま捨ててしまうと発火のおそれがあり、大きな事故に繋がることもあるため注意しなくてはなりません。

また、数としては少ないですが、乾電池を使用したカメラもあります。
バッテリー、リチウムイオン電池、乾電池のどちらもカメラ本体から取り外し、自治体の指示に従って処分しましょう。

例えば名古屋市では電池の処分は次のようになっています。

  • 回収対象…アルカリ・マンガン乾電池、ボタン電池、モバイルバッテリー、リチウム電池、小型充電式電池(リチウムイオン電池、ニカド電池、ニッケル水素電池)
  • 出し方…絶縁処置をおこなう(プラス(+)極とマイナス(-)極にセロハンテープなどを貼って、電気が流れないようにする)
  • 出し方…資源ごみの日に電池類をひとまとめにして、無色透明の袋に入れて出す

カメラの処分の際に出やすい不用品

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カメラの処分時には、データを保管するパソコンやプリンターなどもあわせて処分したいということがあるかもしれません。
ここではカメラと一緒に処分することの多いものをご紹介します。

よくある質問

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当社「出張回収センター」ではカメラの回収・処分や買取をおこなっています。
利用の際によくある質問をまとめました。

Q 急いで処分したいので今日カメラを引き取りに来て欲しいのですが、お願いできますか?

A. 急なご連絡の場合でも出来るだけ当日回収いたします。巡回中のトラックでお住まいの一番近くにいるトラックを手配し早急にカメラの回収に伺います。なお、交通状況や他のお客様との兼ね合いもございますので、お急ぎの際はすぐにお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。

Q カメラの回収は何日くらい前までに申し込めばいいですか?

A. カメラの回収のお申し込みはいつでも受け付けております。ご連絡して頂いた当日でもご訪問が可能です。ただし、急ぎの場合でしたら、他のお客様との兼ね合いもございますので、できるだけお早めにご依頼ください。

Q カメラの買取はしてもらえますか?

はい。当社では買取専門の部署があり、経験豊富な査定のプロが在籍しております。
長年の運営で再販ルートもしっかり確保しているため、他社では買取不可なものも買取できるのが強みです。カメラの買取についても、ぜひご相談ください。

Q カメラの買取金額に納得いかなかった場合にキャンセルは可能ですか?

A. はい、カメラの査定金額にご納得いただけなかった場合、もちろんキャンセル可能でございます。そのような場合には、料金は一切発生いたしませんので、安心してご依頼くださいませ。また、査定金額の交渉も受け付けておりますので、少しでもご不満がある場合には、なんなりとお申し付けください。

Q 費用が心配なのですが、見積もりだけでも依頼できますか?

はい、もちろん大丈夫です。お客様の希望に沿って最適なプランをご提案しますので、ぜひ見積もりだけでもご依頼ください。

カメラは正しく処分しよう

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カメラの処分方法はいくつかありますので、状況に合わせて最適な方法を選択してください。
また、古いカメラや価値がわからないカメラであっても売却できる可能性もあるため、お得に手放したい方は査定に出してみるとよいでしょう。

カメラの処分時はどの方法であってもメモリーカードの抜き取り、バッテリーや電池の取り外し、個人情報となるデータの削除などに注意しなくてはなりません。
手順を守り、安全に処分できるようにしましょう。

当社「出張回収センター」は愛知・名古屋市エリアであれば最短30分でのお伺いが可能です。
まずは見積もり・ご相談だけでも大丈夫ですので、お気軽にご連絡ください。

対応可能品目数、業界随一!

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