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大掃除や断捨離、遺品整理をしていたら何やら見慣れない記念硬貨が出てきた、なんて経験がある方もいるのではないでしょうか?
記念硬貨は額面上の金額で通常の硬貨と同じく使用することも出来ますが、使える場所に限りがあります。
時には支払いの際に店員側が記念硬貨の知識がなく「真贋が分からないから」と使用を断られてしまうことも珍しくありません。
そんな記念硬貨はどのように処分するのがいいのでしょうか?
今回は、記念硬貨だけでなく古銭も交え、廃棄が可能なのか、換金するにはどんな方法があるのかをご紹介します。
不要品だと思っていた記念硬貨が希少価値の高いプレミア記念硬貨だったら、専門買取業者へ売却をすると予想外な収益になるかもしれません…!
処分方法が分からなくて、結局手が付けられずしまわれたままだという方、記念硬貨に興味のある方も、是非参考にしてみてください。
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目次
日本でのオリンピック開催時や天皇陛下の即位などの記念に造幣局から発行される特別な硬貨のこと。
記念貨幣とも言われます。
私たちが普段通貨として使用している硬貨は真贋がつけやすいよう決められた素材・見た目・重さですが、記念硬貨はさまざまな素材で作られ、デザインもそれぞれ個性的ですので、知識がなければ一見通貨として使えるのかわからないという方も多いでしょう。
特に自動販売機では使用できないことが多く、日本銀行でも「使用する場合には、お手数ですが、日本銀行や金融機関の窓口で通常の貨幣と引き換えてください。」とアナウンスしています。
基本的には記念硬貨に刻印された額面として使用できます。
私たちが普段使用する貨幣には、「貨幣損傷等取締法」という法律があります。
これは日本国内に限られた法律ですが、お金を変形させたり、溶かして地金に戻したりする加工を禁止している法律で「五百円、百円、五十円、十円、五円、一円玉の6種類」と「記念硬貨」が対象となっています。
その為、記念硬貨を廃棄処分するのは避けましょう。
古銭については廃棄処分が可能で、多くの自治体では紙幣は燃えるごみへ硬貨は資源ごみや金属ごみに出せます。
ちなみに現在発行されていないお金で、使用できるものは以下の通り。
これを知っておけば、ふいに出てきた古銭を通貨として使用できるか分かるので便利です。
日本銀行券(紙幣) | 貨幣(硬貨) |
---|---|
・旧壱円券(大黒天:明治18年発行) ・改造壱円券(武内宿禰:明治22年発行) ・い壱円券(武内宿禰:昭和18年発行) ・A壱円券(二宮尊徳:昭和21年発行) ・A五円券(彩文模様:昭和21年発行) ・A拾円券(国会議事堂:昭和21年発行) ・A百円券(聖徳太子:昭和21年発行) ・B五拾円券(高橋是清:昭和26年発行) ・B百円券(板垣退助:昭和28年発行) ・B五百円券(岩倉具視:昭和26年発行) ・B千円券(聖徳太子:昭和25年発行) ・C五百円券(岩倉具視:昭和44年発行) ・C千円券(伊藤博文:昭和38年発行) ・C五千円券(聖徳太子:昭和32年発行) ・C一万円券(聖徳太子:昭和33年発行) ・D千円券(夏目漱石:昭和59年発行) ・D五千円券(新渡戸稲造:昭和59年発行) ・D一万円券(福沢諭吉:昭和59年発行) | ・5円黄銅貨(国会議事堂・穴無:昭和23年発行) ・5円黄銅貨(稲穂等・楷書体:昭和24年発行) ・10円青銅貨(平等院鳳凰堂・ギザあり:昭和26年発行) ・50円ニッケル貨(菊・穴無:昭和30年発行) ・50円ニッケル貨(菊:昭和34年発行) ・100円銀貨(鳳凰:昭和32年発行) ・100円銀貨(稲穂:昭和34年発行) ・500円白銅貨(桐:昭和57年発行) ・500円ニッケル黄銅貨(桐:平成12年発行) |
紙幣の頭に付くアルファベットはそれぞれA号券・B号券やA券・B券などと呼ばれ、発行された年代別でお金に付けられています。
現在発行されている紙幣には、福沢諭吉の一万円札、樋口一葉の五千円札、野口英世の千円札は「E」という記号を頭に付けて、それぞれE一万円券、E五千円券、E千円券と呼ばれています。
年代別の詳細は以下の表をご参考ください。
使用時期 | シリーズ記号 |
---|---|
明治中期~1935年(昭和10年)頃まで | 甲、乙、丙、丁 |
1942年(昭和17年)頃~1945年(昭和20年)頃まで | い、ろ |
1946年(昭和21年)以降 | A、B、C、D、E |
記念硬貨や古銭も立派なお金です。
廃棄処分することなく、出来るだけ換金することをおすすめします。
日本での節目となるような出来事を記念して限定で作られる記念硬貨ですから、中にはプレミアがついている記念硬貨も数々あります。
せっかくですから、処分したい記念硬貨がそれに該当するか調べてみましょう。
古銭市場で額面以上の金額での買取となることが多いのは、金貨が中心です。
上記の金貨は特に額面以上の金額が付きやすいとされる記念硬貨です。
金貨以外の銀貨、白銅、黄銅、ニッケル黄銅、クラッドも1枚ではなく複数で持ち込むほど査定も高くなりやすくなります。
以下は買取業者が提示している大まかな買取金額を表にまとめましたので参考にしてください。
商品名 | 買取相場 |
---|---|
記念硬貨地方自治六十周年記念 千円銀貨幣プルーフセット 47都道府県完品 | ~104,000円 |
記念硬貨東京2020オリンピック競技大会記念 千円銀貨 | ~14,400円 |
記念硬貨東京2020パラリンピック競技大会記念 千円銀貨 | ~8,800円 |
記念硬貨地方自治六十周年記念 千円銀貨幣プルーフセット 東京 | ~7,200円 |
記念硬貨2018年 東京タワー開業60周年 貨幣セット ブック型 | ~7,200円 |
記念硬貨2004年 ハローキティ誕生30周年 貨幣セット ブック型 | ~1,800円 |
記念硬貨黒ブック 1987年(昭和62年) | ~1,520円 |
記念硬貨2005年 ドラえもん誕生35周年 貨幣セット ブック型 | ~1,520円 |
記念硬貨2003年 ミッキーマウス 貨幣セット ブック型 | ~1,320円 |
※上記は参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。
※品物の状態によって価格が大きく変わる場合があります。
プレミア価格の具合がどのくらいかというと、例えば「記念硬貨東京2020オリンピック競技大会記念 千円銀貨」の場合、当時の購入価格は9,500円に対して付属品が揃った完品の場合の買取価格は14,400円となっています。
その他、過去に発行された記念硬貨は財務省のホームページ、記念貨幣セットの定価は造幣局のホームページにて紹介されていますので、参考にしてみてください。
記念硬貨であればどんな状態の硬貨でも高く買い取って貰えるか、という訳ではありません。
貴金属品と同様に、記念硬貨も購入してすぐの状態に近いほど、状態が良いほど高く買い取って貰いやすくなるものです。
記念硬貨のプレミア価値を下げずに、高く買取してもらうためには以下の4つがポイント。
順番に詳しく解説していきます。
記念硬貨・古銭などコレクション品となるような硬貨の買取では、硬貨自体の状態がとても重要です。
傷があったり錆びていたり、変形していると買取価格が下がることもしばしば。
熱心なマニアであるほど「出来るだけ購入当時と同じ状態のものが欲しい」と考えますから、保存状態の悪い記念硬貨はコレクションとしての需要がつきにくく、結果額面通りの価値になってしまうこともあります。
保管する時は湿気の多い場所を避けて、ケースに入れて保管しておきましょう。
記念として販売される記念硬貨は、複数枚のセットで販売されていることも多く、その場合は全て揃った状態であると高く査定して貰いやすくなります。
もちろんバラバラであっても価値が全くなくなることはありませんが、もともとセットの記念硬貨であれば、全て揃っている状態と比べると査定額に大きな差が出ます。
しまい込んでしまってバラバラになってしまったということがないよう、ひとまとめにして保管しておくことをおすすめします。
記念硬貨には多くの場合、専用のケースや説明書などの付属品がついてきます。
これらの付属品もコレクションとして重要なアイテムとなりますので、付属品も全て揃っていると高く買取されやすいでしょう。
特にケースが未開封である状態は希少価値が高く評価され、買取価格も高くなりやすい傾向があります。
新品に近いほど評価がいいなら、きれいに磨いたほうがいいのでは?と思われるかもしれませんが、古銭の場合に限っては、異なります。
古銭は骨董品として扱われており、買取においては「当時に近い状態で保存されていること」が重要であるものの、コレクターからは「自然な汚れが味」として評価されることもあります。
古銭はきれいに磨くより、柔らかい布でホコリを拭く程度にとどめ、極力そのままの状態で査定して貰いましょう。
記念硬貨や古銭が通常のお金と同じく使用でき、またどういった記念硬貨が高く買取されやすいのかということが分かりました。
それでも、利便性という点では普段使っている通常のお金が一番。
そして、前述した「現在でも使用できる年代に作られた古銭」であれば使用方法もありますが、それ以前の古銭はどう処分したらいいか気になります。
記念硬貨や古銭の処分をしたい!という方におすすめの処分方法をご紹介します。
記念硬貨や古銭を処分する方法は以下の5種類です。
順番に詳しくご説明していきますね!
前述したとおり、記念硬貨を廃棄処分するのは難しいですが、古銭はごみとして捨てることができます。
一般的に紙幣は「可燃ごみ」、硬貨やコインは金属に分類されるため「資源ごみ」や地域によっては「金属ごみ」として扱われます。捨て方はフライパンや鍋と同じ。
一般ごみとして捨てるまでの手順は以下の通りです。
古銭の量が大量であれば、バラバラにならないよう袋にまとめておきましょう。
欠けてしまって鋭利な状態の古銭があるなら、割れた食器を扱うように紙で包むなど、収集する方への配慮も大切です。
ごみの分別や規定は市町村によって異なるため、各自治体のルールに従ってください。
記念硬貨・古銭は、銀行や郵便局で換金することが出来ます。
換金というのは、現在製造している通貨に交換することで、一部対象外の古銭もあります。
仮に専門の買取店ではプレミア価格で買い取られる記念硬貨であっても、希少価値の高い古銭でも、銀行や郵便局では額面通りの金額でしか換金されません。
また、枚数に応じて手数料が発生する場合もありますが、銀行によっては記念硬貨や汚れた現金の交換は枚数に関わらず、手数料はかからないとする銀行もあります。
銀行によって対応していないお金があったり、そもそも換金を行っていない場合もあるので、銀行や郵便局に持ち込む前に確認しましょう。
記念硬貨も古銭も価値の程度が分からない、という方も多いでしょう。
素人でわかりにくいものは専門の業者に見てもらうのが一番です。
記念硬貨や古銭を専門に扱う業者であれば、相場をもとに適正価格での買取をしてくれます。
査定に出した記念硬貨・古銭に希少価値が高ければ予想外な査定額になることも。
専門の買取業者へ買取して貰う手順は以下をご参考ください。
店頭へ直接持ち込む以外にも、自宅への出張や郵送を利用した宅配買取を利用できる業者もありますから、大量に古銭がある場合でも安心して売ることができます。
宅配買取用の梱包材を届けてくれるサービスを行っている場合もあるので、ホームページで確認したり、問い合わせてみましょう。
持ち込む前に買取価格を知っておきたいという方は、LINE査定やメール査定を利用するのも一案です。
買取業者でもA社だと1万円だけどB社なら1万3千円になる!と買取額に差が出るのも珍しくありません。
どうせなら少しでも高く買い取って貰いたいと思うものです。
そんな買取業者を更にお得に利用するには以下の2点がポイント。
冒頭でお話しした通り、持ち込んだ店舗によって査定額が違うのはよくある話。
というのも、買取業者によっては「全国どこの支店に持ち込んでも同じ査定額」を提示する業者と「まず最初の査定額は低い額」で提示するよう教育された業者があるからです。
前者の業者であればもし相場価格を知らずに持ち込んでも、驚くほど安価な査定を出すことはありません。
しかし後者の業者であった場合、相場価格を知らずに持ち込むとかなり安く買いたたかれる結果になることも。
そうならないためにも、持ち込む際に「他の業者にも持ち込む予定」や「他の業者で見て貰ったら〇円だった」と話題に出すと、査定担当者も「大まかな市場価格はわかっている客」だと認識し、とんでもなく安価な査定額は出してこないので、こちらにとっては自衛になります。
大まかな市場価格を知りたい場合は、LINE査定やメール査定が便利。
査定無料の業者へ依頼すれば実際に買取を依頼しなくても無料で済みますし、重い硬貨を持ち歩く手間もありません。
お得に買取業者を利用するためにも、最低でも2社、可能なら3社に「相見積もりに出す」こととあらかじめ大まかな「市場価格を調べる」ことをおすすめします。
▼買取についてはこちらのコラムも参考にどうぞ!▼
【なんでも買い取ってくれる?】リサイクルショップor不用品回収業者を選ぶコツ
自分では不用品でもどこかの誰かにとっては探し求めているものかもしれません。
特に記念硬貨や古銭などコレクション性の高いものは、次の持ち主を探しやすい品でもあります。
ごみにして捨ててしまうなら誰かに譲ることも視野に入れてみましょう。
次の持ち主を探すには、以下の4種類の方法があります。
毎日多くの品が売り買いされているフリマアプリやネットオークションでは、記念硬貨や古銭も数多く出品されています。
実は記念硬貨と言えど原則としては貨幣なので、本来であれば出品は禁止されていますが、換金を目的としないコレクション品の売買という形であれば黙認されているようです。
当時は購入できなかったけど思い入れのある記念硬貨である、コレクションしているなど、必要としている人が見つかりやすい方法と言えます。
近頃は利用者が多く、出品する物は高額過ぎることがなければ購入されやすい流れですので、フリマアプリやネットオークションに出品してみましょう。
フリマアプリやネットオークションを利用する手順は以下をご参考ください。
さまざまなフリマアプリやネットオークションがありますが、大まかにいうとどれも上記のような手順となっています。
また、フリマアプリやネットオークションを利用するには、手数料がかかります。
現在多く利用されているフリマアプリやネットオークションの利用手数料を一覧表にしましたので、ご参考ください。
アプリ名 | 手数料 |
---|---|
メルカリ | 販売価格の10% |
楽天ラクマ | 商品価格の6.0%(税抜) |
PayPayフリマ | 販売価格の5% |
ヤフオク! | Yahoo!プレミアム会員 8.8%(税込) Yahoo!プレミアム会員登録なし 10%(税込) |
モバオク | 月額利用料330円 または 360円/月(税込)が必要 販売手数料、売上金の振込(入金)手数料は不要 |
販売価格が高額になるほど、支払う手数料が高くなるアプリもあれば、一定額の手数料ですむアプリもあります。
手数料で選ぶのも一案ではありますが、多くの人の目に触れるほど希望者に巡り合いやすくなるので、利用者が多いアプリを選ぶのがおすすめです。
ジモティとは「地域密着型のクラシファイドというサービスで、利用者がお金を使わずに不用品を譲ったり譲ってもらったりできるサービス」のこと。
地元密着型の無料掲示板サイトとなっており、掲示板に不用品を投稿することで譲り先を探すことが出来ます。
フリマアプリやネットオークションと同じくネットを介して譲り先を探すのですが、フリマアプリやネットオークションとの違いは譲る側に手数料がかからないことです。
また、ジモティーは譲る側が品物を譲る際に金銭を必要とするか無料で譲るか選べるのも特徴です。
地元密着型の為、双方が納得した条件下であれば送料もかからず手渡しすることが出来ます。
とはいえ、フリマアプリやネットオークションのように間に入る運営がいないため、トラブルになった場合は全て自分たちで解決しなくてはなりませんので、デメリットを鑑みた上での利用をお勧めします。
記念硬貨・古銭をコレクションしている友人がいれば、その方へ譲るのもいいかもしれません。
コレクション性の高いものは、コレクターに引き取ってもらうと価値も保管方法も分かっているので話が早いでしょう。
適正価格も知識として持っているでしょうから、金銭ありきでの授受も受け入れてくれるかもしれません。
決して無理強いすることのないよう「要らなければ気兼ねなく断って」などの一言をつけて相談してみましょう。
次の持ち主が見当たらなかったけれど、お金をごみにしてしまうのはもったいないという方は、支援団体への寄付がおすすめです。
寄付支援活動は寄付した記念硬貨・古銭を直接お届けする方法と、記念硬貨・古銭の売却による売上からワクチン支援団体(認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会)を通じてワクチンにて現地にお届けする方法の2つの方法を利用することができます。
寄付した側がどちらかを選択するのではなく、不用品の専門家が選定後、選択します。
現地に必要なものは直接現地へ届け、現地では再利用できないもの・輸送コストが大きいものに関してはワクチンにて支援する流れとなっています。
ただし、支援団体に寄付する際に必要となる配送料はこちら持ちとなり、遠方から配送を利用する場合は、無料で処分できるわけではありません。
しかし、廃棄処分してしまうと無駄になってしまう資源で社会貢献できるのは素晴らしいことです。
費用は掛かるものの、自宅まで引き取りにきてもらえるサービスもありますので、自力での運搬が難しい場合や、忙しくてなかなか時間が作れない方は利用してみても良いかもしれません。
弊社でも「ユースマイル」という世界の恵まれない人達に寄付する取り組みをしています。
画像からリンク先に飛ぶことができますので、ぜひ一度ご覧になってください。
不用品回収業者と聞くと粗大ごみや大型ごみ、家電などが対象では?と思われるかもしれませんが、記念硬貨・古銭も回収の対象品となっています。
ここまで紹介してきた処分方法の多くは自分でどこかへ持ち込んだり、出品・梱包・発送をしなくてはならないものでしたが、不用品回収業者の場合は連絡をして当日は立会していただくだけで家の中から記念硬貨を持ち出す手間は必要ありません。
また、他の回収方法と大きく違う不用品回収業者の強みは、記念硬貨・古銭以外の不用品も回収可能という点です。
「不要だけどどう処分したらいいかわからないから置いてある」ものがあるなら、記念硬貨を回収依頼するついでにそれも一緒に回収依頼することが出来ます。
不用品回収業者は「不用品1点につきいくら」という料金形態ではなく「トラック1台に入るだけなら何個でも同じ料金」であることが多いので、トラックに乗る分だけなら増やした方がお得です。
同じ料金ですからこの機会に断捨離してしまうのも手です。
記念硬貨は遺品整理などで出てくることも多く、お片付けの際にお客様へお返しすることが多いですが、買取が可能な不用品回収業者に依頼した場合、ご希望次第で買取も可能です。
家具を粗大ごみの収集場所まで移動させるのは、意外と重労働です。
記念硬貨の他にも処分したい不用品があるなら、不用品回収業者へ依頼するのを視野に入れてもいいでしょう。
とはいえ、メリットばかりではありません。
そのあたりの詳しいことは次の項目でお話ししていきます!
▼不用品回収業者について詳しく知りたい方はこちらのコラムもどうぞ▼
「無料回収」は危険!悪徳不用品回収業者の特徴や依頼時のチェックポイントとは
不用品回収業者へ依頼するメリットはわかりました。
今度は不用品回収業者を利用する際、気をつけたいことについて見ていきたいと思います。
こちらも詳しく解説していきます!
不用品回収業者に依頼する最も大きなデメリットは費用がかかることです。
古銭の場合、ごみとして出すにも指定袋代などの購入費用がかかりますが、不用品回収業者に依頼する費用と比べると大きく差があります。
記念硬貨を専門の買取店で買い取って貰えたり、フリマアプリやネットオークションを利用した場合と比べても、不用品回収業者に依頼する費用の方が大きくなります。
自分で行わなくてはならない分、手数料が安く済むというのが不用品回収業者以外を利用して処分するメリットともいえます。
不用品回収業者は、不用品回収業者に依頼する以外の方法を利用して処分する際にかかる手間が全てかからずお任せ出来る分、費用はかかる、と考えて間違いありません。
とはいうものの、いくつかの不用品を回収依頼するとなると安価で処分できる場合もあります。
また、前述した通り不用品回収業者は買取を行っています。
記念硬貨や古銭が思いのほか高額になったり、不用品として出したものの中に買取が可能な品があった場合、結果 不用品回収業者に依頼する以外の方法での処分より安く済む、または現金を手にすることになる場合もあります。
少量であれば専門の買取店を利用したり、フリマアプリなどを利用するのが手軽かもしれません。
コレクションしていて大量の記念硬貨・古銭を処分したいなら重量もあるので、不用品回収業者への依頼も視野に入れていいでしょう。
殆どの不用品回収業者は信用できる良質な業者ですが、中には、無料回収と謳いながらいざ依頼してみると実際は高額を請求する悪質な業者がいることも否定できません。
本当に無料で回収したものの、山中などに不法投棄し適切に処分しない場合も。
このケースでは、後に依頼者側が不用品の所持者ということで罪に問われてしまうということもあるようです。
また「不用品回収と共に高価買取をしているから不要になった貴金属はありませんか」といい、相場よりも大幅に安価で強引に買取を行う悪徳な業者も存在します。
記念硬貨や古銭などは、急に自宅へ訪問し安価で強引な買取を行う「押し買い」のターゲットにされやすい品です。
このような詐欺まがいな行為を行う不用品回収業者を選ばないためにも、不用品回収業者を選ぶときは確認していただきたい、いくつかのポイントがあります。
不用品回収業者を選ぶときは、次の項目を確認してください。
順番に詳しく解説していきますね。
まずは見積書を残る状態で無料で出してくれるかどうか確認してください。
紙やデータで見積書を出さず、口頭で費用を伝えてくるだけの業者は避けましょう。
不用品回収業者を利用したことがない、一般の方でも見積もりを見れば明確で何にいくらかかるのか、オプションはどういったものだといくらかかるのかが分かる見積書かどうかも大切です。
分からない部分を質問した時に丁寧に対応してくれるかどうかも見ておきましょう。
高圧的な態度を取ったり、質問にも曖昧に答えごまかされる場合は、その業者に依頼するのは避けるのが正解かもしれません。
先ほど前述しましたが、どういったものだとオプションとして追加料金がかかるかが明確であることも良質な業者かどうかを見定めるポイントになります。
例えば
上記の作業は多くの不用品回収業者がオプションとして追加料金がかかると案内している作業例です。
このような詳細を記載せず見積書内に「一式」としか書いていないなど、不明瞭な点が多い業者は避けるのが無難です。
一般家庭で出たごみや不用品を回収するには資格が必要です。
回収するごみによって資格は異なりますが、以下の資格を持つ業者であるか確かめてください。
一般廃棄物収集運搬業許可 | 一般家庭から家具や家電、ごみなどを回収する場合に必要 |
産業廃棄物収集運搬業許可 | 法人からごみを回収する場合に必要 |
古物商の許可 | 回収した不用品を売ったり、リサイクル品の買い取りをする場合に必要 |
資格はホームページの「会社概要」ページ内に「許認可」や「取得許可番号」という項目で書かれていたり、直接電話で問い合わせることも可能です。
こちらの資格は都道府県ごとに許可が必要なので、複数所持している業者も多いようです。
もし許可がない業者であれば、ごみや不用品回収行為は違法となりますので依頼すべきではありません。
記念硬貨の処分を依頼する場合は、特に「古物商の許可」を所持している不用品回収業者を選んでください。
▼古物商許可について詳しくはこちら▼
不用品買取業者には必須!「古物商許可」とはどんなもの?
そもそもホームページがないという業者もありますが、殆どの不用品回収業者はホームページ上で過去の実績や不用品の事例を紹介しています。
その中で実際に作業に来てくれるスタッフや、社長などの顔写真や作業風景などが載っているかどうかチェックしてみてください。
例えば、出張回収センターではこのように回収実績を紹介しています。
日常的に利用する業者ではない分、不用品回収業者としてもお客様に不安を与えないよう、スタッフや社長の写真を掲載し親しみやすくなるよう工夫しています。
最近ではブログやYouTubeに作業動画を載せている業者も増えています。
不用品とはいえ、依頼品をどのような手順や扱い方で作業していくのかなども見ることができますので、一度目を通しておくのもおすすめです。
記念硬貨にはその時代の出来事や歴史が反映されており、デザインもとても魅力的なものが多いので魅了されるコレクターが多いのも納得です。
ですが、量が増えるほどにその重量は相当なもの。
ケースや付属品も保管するとなると場所も必要となってしまいます。
記念硬貨も古銭も換金性の高いお品です。
まずは知識のある専門業者や「古物商の許可」のある不用品回収業者へ査定を依頼し、正しい価値を知っておきましょう。
価値を知らずに処分方法を選ぶのと、価値を知った上で処分方法を選ぶとでは選択が違ってきますよね!
余談ですが、記念硬貨や古銭のコレクターは年々減少傾向なのだとか。
売却をお考えならお早目をおすすめします。
記念硬貨の処分に困っている、自分達では持ち出せないごみがある、そんな方は出張回収センターへご相談ください。
正しく処理・分別して、リサイクル可能なものはリサイクル、買取が可能なものは買取いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
回収内容についてお教えください。詳しくご記入いただくほど、精度の高いお見積もりが可能です!
不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。