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ピアノやギター、トランペットやサックスなど、楽器を趣味や仕事にしている方の悩みといえば、練習できる場所が少ない! ということではないでしょうか?
防音設備のある公共の施設は限られていますし、スタジオを借りるにはお金がかかります。かといって、自宅に防音設備のある練習場所を用意するのは簡単なことではありません。できるだけ小さな音で演奏するように気をつけても、集合住宅などでは特に、どうしても音が響いて周りの人に迷惑をかけてしまいます。
思う存分楽器を弾きたい!でも、場所がない!
という方におすすめしたいのが、いま話題の「サイレント楽器」。
サイレント楽器とは、サイレントという名の通り、通常の楽器より音がとても小さい楽器です。
サイレント楽器のパイオニアともいえるYAMAHAのサイレントシリーズなど有名楽器メーカーから販売しているほど。
音が気になり、練習する場所がない!とお悩みの方も安心ですね。
この記事では、そんなサイレント楽器について、種類から処分方法まで徹底紹介しています。
ぜひ、購入時や処分するときに参考にしてみてください。
目次
「サイレント楽器」と聞いてまず思い浮かべるのは、まったく音が出ない練習用の楽器、おもちゃの楽器に近いものなどではないでしょうか? 例えば、紙に印刷したピアノの鍵盤や、音の出ない無音鍵盤。あるいは、ギターに似せたかたちのおもちゃみたいなもの。
確かに、そのような練習用の楽器はすでに売られているのですが、サイレント楽器の中でもYAMAHAのサイレントシリーズは今までのものとは全く違います。
プロのミュージシャンも納得の、本物の楽器なのです!
その見た目に驚かされてしまう、YAMAHAが開発したサイレントギターとは、一体どのようなものなのでしょうか?
まず、サイレントギターは、普通のアコースティックギターの形状をしていて、厚み以外はクラシックギターなどとほぼ同じ大きさです。材質はマホガニー、ローズウッド、メイプルなど、一般的なギターと同じ素材で作られていて、弦はナイロンとスチールの2種類があります。
そして、サイレントギターの最も大きな特徴は、アコースティックギターの命ともいうべきボディがないということ! 空洞で反響させて音を出すはずのアコースティックギターに、空洞がないのです。枠だけしかありません!
YAMAHAのサイレントギターは、ボディをなくすことで音を共鳴させず、一般のアコースティックギターに比べて10分の1の音量を実現しているのです。その代わり、エレキギターのような操作パネルと電源があり、ヘッドフォンやスピーカーにつないで演奏を楽しむことができます。
普通のギターの10分の1の音量ですが、サイレントギターは本物のアコースティックギターと同じレベルの音質を備えています。単なる練習用のギターということではなく、ボディで共鳴したような自然な音、深みのあるアコースティックサウンドを実現。さらに、チューナー内蔵なので、より幅広い演奏を楽しむことができます。
アコースティックギターでありながら、より軽く、エレキギターのようなスリムな形状も大きな特徴です。
日本最大の楽器メーカーであるYAHAMA。そこで開発されたサイレントギターが最初に発売されたのは、2001年のことでした。
演奏するとどうしても大きな音が出てしまう楽器を室内や夜間にも楽しみたい! というニーズに応えて、開発をスタート。音をできる限り抑えながら、プロレベルの本格的なサウンドを目指し、デザイン性にも優れた製品の開発を目指しました。
サイレントギターは発売と同時に大人気となり、ポール・ロジャースやQueenのブライアン・メイなど世界的なプロのミュージシャンも愛用。販売累計10万本を超える大ヒットとなっています。
ここまで紹介したサイレント楽器は、自宅や夜間の練習用に使うにはとても便利なことがわかりました。
実は、自宅や夜間の練習用以外にも使い方はたくさんあります。では、どのような使い方があるのでしょうか?
サイレントギターは音を抑えて演奏するだけでなく、ヘットフォンやスピーカーなどと接続して、さまざまな演奏を楽しむことができます。
本体のパネルでチューニングや、エフェクトの調整も可能。独自に開発した、高性能「SRTパワードピックアップシステム」を搭載し、ギターのボディによる響きを再現、高品質かつ自然なアコースティックギターサウンドを実現しています。また、ボディがないためハウリングが起こらないという利点もあり、よりクリアな音を楽しめるという点でも人気を集めています。
サイレントギターがあれば、自宅での練習も、旅先でも、ステージでも、その場所に合わせた演奏が楽しめます。
携帯音楽プレーヤーと接続して、お気に入りの音楽と合わせてセッションを楽しんだり、ヘッドフォンにつないでしっかりと演奏を確認したり、録音することも可能です。
空洞のない独特な形状のサイレントギターは耐久性が高く、軽いという特徴があります。本体のフレームは片側が簡単に取り外しできるので、ケースにしまうととてもコンパクト!
持ち運びがとても楽なのです。
サイレント楽器のなかで一番オーソドックスとされているYAHAMAが販売しているサイレントシリーズの中から、サイレントギターのラインナップをご紹介します。
現在販売されているサイレントギターは3種類。このほか、10周年記念モデルとして2種類のサイレントギターが数量限定で発売されています。
ご自身に合ったサイレント楽器を見つけてくださいね。
クラシックギターサイズのフィンガーボードを採用。温かみのあるふくよかなサウンドが特徴の、クラシックギタータイプ。一番新しく発売されたおすすめのモデルです。
発売日:2017年3月
幅:356mm
長さ:970mm
厚み:87mm
重さ:2.1kg
アコースティックギター(フォークギター)タイプ。
発売日:2015年8月
幅:356mm
長さ:978mm
厚み:85mm
重さ:2.1kg
手の小さい方にも弾きやすい、よりスリムなナローネックを採用した、クラシックギタータイプ。アコースティックギタープレーヤーにも、よりアグレッシブな演奏にもおすすめのモデルです。
発売日:2015年8月
幅:356mm
長さ:970mm
厚み:87mm
重さ:2.1kg
2011年に発売された、特別なカラー仕上げの本数限定モデル。スチーム弦モデルの「SLG110S QM CMB」、ナイロン弦モデル「SLG110N QM CMB」の2種類。
販売完了しているのでメーカーのHPには掲載されていません。取り扱い店などで、中古で購入することができます。
発売日:2011年12月
YAMAHAでは、ギターのほかにも、ピアノや管楽器のサイレントシリーズを発売しています。
「サイレントブラス」は、金管楽器が発する音を小さくする弱音・消音装置。金管楽器に装着して使用することで、音を小さく調整、自宅や夜間でも安心して演奏することができます。
「サイレントピアノ」は、グランドピアノやアップライトピアノに、電子ピアノの機能を追加。音を消した状態で、より本物に近い音、演奏、鍵盤のタッチを追求しています。電子ピアノやシンセサイザーと似ていますが、サイレントピアノは打弦楽器としてのピアノの特徴を備えているという点で、より自然な演奏を可能にしています。
サイレントピアノは、YAMAHA以外の多くの楽器メーカーからもさまざまな製品が発売されています。
ここまで、サイレント楽器について詳しく紹介しました。
では、もう使わないサイレント楽器の処分方法にはどのような方法があるのでしょうか?
サイレント楽器の処分方法を選ぶコツは、「自分のお悩みに合わせた方法を選ぶ」ということです。
たとえば、「お得に処分したい!」というお悩みがあるのに、素早く処分する方法を選んでしまうと、損をすることになってしまいます。サイレント楽器は高価なものも多く、高額で売ることができるかもしれません。
このような事を防ぐためにも、ここでの情報を有効活用して、サイレント楽器の処分方法を選びましょう!
「粗大ごみ」として処分する方法です。この方法はゴミとして処分するにはお馴染みの方法ですよね。
サイレント楽器も粗大ごみとして処分することができます。粗大ごみは各自治体によって方法や手順が変わります。捨てる前に、ご自身でホームページなどで確認しましょう。
大体の手順は以下の通りです。
※立ち合いは必要ありません
粗大ごみとして処分する方法は、どんな状態のサイレント楽器でも処分することができます。
また、粗大ごみ用の手数料納付券は500円から1000円程度ですので、費用を掛けずに処分できます。また、自治体が処分してくれるので、確実に処分できて安心です。
しかし、処分するまでに1週間から2、3週間かかることや、指定場所まで運ばなくてはいけないという手間がかかります。「早く処分したい!」「手間なく処分したい」という方にはおすすめできません。
自治体のごみ処理センターを利用することも処分する方法です。
この方法は、指定場所に持ち込むのではなく地域のゴミ処理センターに持ち込みます。
そのため、自分の都合の良いタイミングを選ぶことができます。
もちろん、壊れているサイレント楽器でも処分が可能です。
処分にかかる費用は各自治体にもよりますが、重さで決められていることがほとんどです。
持ち込む手間がかかりますが、持ち込んだ日にすぐに処分することができるため、「急いでサイレント楽器を処分したい!」という方にはおすすめの方法です。
サイレント楽器は中古でも買い取ってもらえる場合がほとんどです。まだ使える、音の出る状態のサイレント楽器であれば、中古買取店やリサイクルショップに持ち込み、買い取ってもらうことができます。
サイレント楽器は珍しく、高く買い取ってもらえます。その買取り金額は自分の利益となるためお得な処分方法です。
しかし、リサイクルショップまでに運ぶ手間がかかります。手間なく処分したい!という方は他の方法がおすすめです。
メルカリなどのフリマアプリやヤフオクといったネットオークションでサイレント楽器を処分する方法です。
この方法も、中古買取と同様にまだ使えるサイレント楽器のみ利用できる処分方法です。
フリマアプリ・ネットオークションに出品する際には、自分で売却価格を決めることができます。ですが、発送の手間や、送料の負担をしなくてはいけない場合も。この点に注意して処分しましょう。
また、サイレント楽器というマイナーな種類の楽器は、買い手が少なく売れるまでに時間がかかることも。保管できる場所を用意しておきましょう。
タイミングよく買い手が見つかった場合は、購入金額に近い金額で販売できる可能性があります。
サイレント楽器を中古で売るには、そのときのサイレント楽器の相場を見ながら適正な価格を設定することが販売するコツです。
ネットオークションやフリマアプリに挑戦して、お得にサイレント楽器を処分しましょう!
サイレント楽器以外にも、処分するものが大量にある場合や、サイレント楽器を運ぶことが難しい場合、すぐに処分したい場合は民間の不用品回収業者に回収を依頼する方法がおすすめです。
不用品回収業者に依頼すれば、自宅までサイレント楽器を回収しに来てくれます。また、一緒に不要な家具、楽器、不用品を回収することができます。
もちろん壊れていたり、汚れているサイレント楽器でも回収可能です。
しかし、他の方法に比べて料金が掛かるので注意が必要です。相場は2,000円~になりますが、業者によって金額は変動します。依頼する前に無料見積もりを活用しましょう。
不用品回収業者と耳にしたことはあっても実際に依頼したことがないからどう選べばいいかわからない、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
不用品回収業者を選ぶ際は次のことに注意しましょう
回収業者の中には、費用をぼったくりしたり、酷い時は回収したごみを不法投棄してしまう業者もいます。そういった業者に引っ掛かることのないよう、業者選びは慎重にしましょう。 さらに以下のコラムで詳しく解説していますので、気になる方は是非あわせてご覧ください。 悪徳な不用品回収業者に騙されていませんか?賢く不用品を処分するために知っておきたいこと!
ここまではサイレント楽器の処分方法について紹介しました。急いで捨てる方法にはごみ処理センターを利用したり、費用を抑えるには粗大ごみとして処分する方法を利用するとのことでしたが、サイレント楽器はマイナーな楽器でありまだ使える状態のものが多いため、お得に処分する方法がすすめです。
では、どのようなサイレント楽器が高く売れるのでしょうか?高く売れるサイレント楽器の特徴を紹介していきます。
みなさんはものを買うとき、綺麗な状態のものを選びますよね。サイレント楽器も綺麗さは重要です。
弦にほこりが溜まっていたり、汚れがついているものは綺麗な楽器に比べて買取価格が下がってしまいます。
綺麗な状態を保てば、多少使用年数が経っているサイレント楽器であっても高い値段で販売できることも。サイレント楽器を売りに出す前に綺麗に掃除しましょう。
また、購入から意識して綺麗な状態を保つようメンテナンスは欠かさず行うようにしましょう。
王道な種類のサイレント楽器を選んで購入することも、高い値段で処分することにつながります。
サイレント楽器は、マイナーな楽器であるため、初めて購入する人は検索して一番上に出るような王道なメーカーの王道なモデルを選びます。そのため、そのようなサイレント楽器の需要は高くなり、買取価格も高くなります。
サイレント楽器の王道メーカーやモデルは以下の通りです。
YAMAHA ( ヤマハ ) / SLG200S CRB サイレントギター
YAMAHA ( ヤマハ ) / SLB300 サイレントベース
ヤマハやプレイテックといった、王道の種類のサイレント楽器を選ぶことでお得に処分することができます。
使用年数の少ないサイレント楽器も高い値段で売ることができます。
使用年数が少ない楽器は、綺麗なことはもちろん、壊れるまでの期間も長くなるため買取価格が高くなる傾向にあります。
目安として、中古で高く売れる使用年数は1年~2年以内と言われています。
そのため、まだ使えるサイレント楽器であってもこの使用期間が来たら買い替えるなど工夫することでお得にサイレント楽器を処分することにつながります。
ここまで、高く売れるサイレント楽器の特徴を紹介しました。
この特徴を踏まえて、さらに高く売るには、どのようなことができるでしょうか。
サイレント楽器は珍しい種類です。リサイクルショップで見かけることも少ないですよね。
楽器に詳しくないリサイクルショップを選んでしまうと、珍しいため買い手が少ないと判断され、価値に合わない買取価格になってしまう恐れがあります。
そんなことにならないためにも、サイレント楽器も専門にしている楽器の専門買取店に持ち込みましょう。楽器専門店は、サイレント楽器を求める買い手も多く、普通のリサイクルショップよりも高く買い取ってもらうことができます。
サイレント楽器を取り扱っているかは、ホームページや電話で事前に確認しましょう。
中古のサイレント楽器はどのくらいの価格で取引されるか調べてから売ることも高く売る前にできる点です。
相場を調べる方法は簡単です。メルカリやネットオークションなどで、一番新しく売れているサイレント楽器10件程度ど確認しましょう。その価格がサイレント楽器の販売相場になると言えます。
リサイクルショップに持ち込み、相場価格より低い場合は、ネットで売る方法を選ぶことでお得に処分することができます。
人気のサイレント楽器についてご紹介しました。
サイレント楽器は、自宅での練習時や夜間でも、小さな音や無音で演奏ができ、アンプにつなげばステージでの演奏も可能な便利な楽器です。今回はオーソドックスなYAMAHAのモデルを紹介しました。今回紹介したもの以外にも、これからの時代のニーズに合わせて、これからさらに市場が広がっていくことが予測されます。新しい製品の発売など今後の展開にも大注目です!
また、特殊なサイレント楽器はどのように処分すれば良いのかも詳しく紹介しました。
「早く処分したい!」「お得に処分したい!」などご自身に合った処分方法は選べましたか?
処分方法以外にも、お得に処分するためのポイントも紹介しています。
ここでの情報を活用して、サイレント楽器を後悔なく購入、処分してくださいね。
回収内容についてお教えください。詳しくご記入いただくほど、精度の高いお見積もりが可能です!
不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。