子どもが小学校に上がる前に買うものといえば、ランドセルと学習机ですよね。
学習効率がアップするので子ども部屋ではなくリビングで勉強させるという家庭も増えていますが、教科書や勉強道具の置き場として別途学習机を用意しているケースも多く、いまだに根強い人気のある家具です。
学習机は、小学校、中学校、高校、大学と長い期間使うものなので、子どもが独立したタイミングなど要らなくなったら処分するというご家庭が多いと思います。
ですが、買い替えなどでまだ新しい学習机を処分する場合や、ほとんど使わなかったのでほぼ新品の状態のままというような場合には、学習机の引き取りという方法があります。
処分ではなく引き取りを選ぶことで、そのまま誰かに使ってもらえます。このことはごみを減らし、リサイクル活動にも繋がります。
また、学習机の引き取りで買取金額を受け取れることも。
今回は学習机の上手な処分方法と、中古学習机買取のポイントについてご紹介します。
学習机をなるべく高値で買取してもらうコツも載せていますので、学習机の買取でお悩みの方はぜひ一度読んでみてくださいね!
1.そもそも学習机ってどんな机のことを指すの?
今これを読んでいるあなたも、おそらく小学生の時は使っていたであろう学習机。
しかしいざ学習机と普通の机の違いは?と聞かれるとパッと答えられる方は相当少ないのではないでしょうか。
まずは学習机の定義からおさらいしておきましょう。
学習机とは文字通り、主に子どもが家で学習をするための机のことです。
学習のしやすさに特化した机なので、一般の机とは大きな違いがいくつかあります。
まずは子どもの成長に合わせて、机や椅子の高さが調節できるのが大きなポイントとなっています。この機能によって、小学校、中学校、高校…長く使われる方では大学までとかなり長い期間使用することができます。
さらに机には本棚が組み合わさっていて、教科書やノート、辞典なども効率よく収納でき、気軽に取り出すことができます。だいたいの学習机は電源を取ることができるので、電動の鉛筆削りなども着席したまま使えるので便利です。
他にも物を収納できる袖机がセットになっていたり、サイドや椅子の下にランドセルを収納できたりと、かなり効率的なつくりをしているのが学習机の特徴です。
近頃ではパソコンの授業も低学年のうちから始まるため、パソコンを置くことを考慮したデザインの学習机も出てきて、まさに時代とともに子どもたちに寄り添い続ける家具と言えます。
コチラの記事も参照ください!
おしゃれで使いやすい!進化した学習机のラインナップをご紹介!
2.学習机の処分のタイミングはいつ?
子どもが多少乱暴に扱っても壊れたり傷ついたりしないよう、学習机はとても頑丈な造りをしています。
そのため、学習机の処分のタイミングは学習机の破損というよりも、
- 子どもが成長しサイズが合わなくなった
- 子どもが進学、就職し家を出ることになった
- 引っ越しを機に処分することにした
- 子どもが進学するタイミングで買い替えることにした
・・・・・・といった理由がきっかけになることが多いようです。
壊れてもいないのに、まだ使えるのに捨てるのはもったいない・・・と考えてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、使わない学習机はかさばってスペースを圧迫するうえに、持ち運びにくいのでほかの用途で使いにくいといったデメリットがあります。
子どもが学習机を使わなくなった時が処分するタイミング、と考えたほうがいいかもしれません。
思い入れがある学習机なら捨てないという選択肢も◎
使わない学習机が場所を取るといっても、子どもが小さいころから使っていた学習机に思い入れがあり、捨てられないという方は意外と多いものです。
次の章からは学習机の処分についてご紹介していきますが、お子さんが成長したから、家を出たからといって、必ず学習机を処分しなければならない、というわけではありません。
思い出としてとっておき、子ども部屋を整理し違う目的で活用したい、断捨離で物を減らしたいといったきっかけができてから、処分するということでももちろんOKです。思い入れがあるという理由のほか、まだ壊れていないものを捨てづらいということであれば知人や友人で必要としている人がいれば譲るという方法もあります。
記事の中では学習
3.学習机を引き取りに出す方法
ここまで学習机について紹介してきました。学習机は私たちの生活に必需品であり、長い期間使用するため買い替え機会も多いことが分かりました。
そんな学習机の引き取りに出す方法は3つあります。
それぞれ、メリットとデメリットが違うため、ご自身の悩みに合わせて方法を選びましょう。
では、学習机を引き取ってもらう方法を紹介していきます。
リサイクルショップに持ち込む
リサイクルショップに持ち込む方法です。この方法は、まだ使える学習机であれば持ち込んだ当日に学習机を引き取りに出す事ができます。また、綺麗な状態のものや有名家具ブランドであれば購入金額に近い買取金額をもらえることも。
「引っ越しが迫っていて早く処分したい」「お得に学習机を引き取ってほしい」という方にはおすすめの方法です。
しかし、この方法は学習机をリサイクルショップまで運ばなくてはいけません。
学習机は大きく、重さもあるため自家用車には乗らなかったり車を傷つけてしまうことも。そのため軽トラックの利用をおすすめします。
フリマアプリ・ネットオークションを利用する
メルカリやヤフーオークションといったフリマアプリ・ネットオークションを利用する方法です。
この方法は自分で販売価格を設定することができ、その金額を売上として受け取ることができます。
自分で価格を決められることで納得して学習机を引き取りに出す事が可能です。また、引き取りに出した後にそのまま使ってもらうことができます。
自分の成長と一緒に過ごしてきた学習机に愛着が沸き、手放すのは心苦しい…なんて方も多いのではないでしょうか。
そんな方はこの方法を選んで、ご自身で納得して学習机を手放しましょう。
しかし、発送の手間や送料の負担が必要になります。また、買い手が見つからない場合はすぐに処分することができません。
学習机を保管するスペースや時間の余裕が必要です。
必要な人に無料で譲る・学習机を寄付する
ジモティーなど地域の掲示板などを利用して、必要な人に無料で学習机を譲る方法もおすすめです。
再利用することでゴミを減らし、地球環境の保護にも役立ちます。
多少状態の悪いものでも無料であれば引き取ってもらえる可能性があるという利点もあり、お金を払って処分するよりもお得です。
ただし、自宅前や最寄り駅前、など受け渡し方法について事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
学習机を必要としている団体へ寄付し、発展途上国や被災地などで役立ててもらうという社会貢献できる方法もあります。
現地で使うことができるものはそのまま送られますし、使うことが難しい学習机であれば現金化してワクチン購入費用に充てるなど、様々な用途で恵まれない人たちの役に立てることができます。
近隣にそうした団体があれば学習机を持ち込んで引き取ってもらうか、郵送の場合は送料はこちらが負担することになります。
民間の不用品回収業者に依頼する
少しお金がかかりますが、最も手軽な処分方法です。
電話で申し込むだけで希望の日時に自宅まで引き取りにきてもらえます。
また、土日祝日や、必要であれば朝や夜の遅い時間にも対応可能なことが多いので忙しい方でも安心して頼むことができます。
部屋から運び出す作業もおまかせできるので、重たい学習机を自分だけで運び出すのは難しいという場合も安心ですね。
また学習机以外にも不用品がたくさんあるというときにもまとめて引き取りをお願いできるので労力が少なく済みます。
4.高く買取ができる学習机ってどんなの?その査定ポイントとは?
子どもとともに歩んできた学習机も、使う子どもがいなくなってしまうとただ場所を取るだけです。
中には思い出として取っておく方もいらっしゃいますが、多くの方がお子さんが卒業したり進学で実家を出たタイミング、または模様替えなどでおしゃれなデスクに買い換えるタイミングで学習机を買取処分することを考え始めるようです。
長く使用したものだからそこまで期待はできないにしても、どうせ引き取りを依頼するなら高く買い取ってもらいたいですよね。
査定で高く評価され、高値で買取される学習机には、どのような特徴があるのでしょうか。一般的な査定のポイントを見ていきましょう!
学習机は見た目のきれいさが一番重要!
汚れやキズが少なく、できるだけきれいな学習机ほど、買取価格が高くなります。
絵の具やペンをこぼしたりはみ出したりしやすく、扱いも乱暴な子どもが長年使っていたものということを考えると、汚れたり傷がついてしまうのは無理もないのですが…、やはりきれいな学習机が買取でも好まれるようですね。
ほとんど使っていなかった、サイズが合わなくて買い替えたというような学習机をお持ちの方は、ぜひ査定を受けてみることをおすすめします。
有名家具メーカーの学習机なら高価買取が可能
有名な学習机メーカーの製品は、多少状態が悪くても買取が可能です。
また、国内家具メーカーの学習机や、一流の家具メーカーが手掛けた学習机は素材が良く、長持ちし、デザインも洗練されているので、買取価格も高めにつく傾向があります。
メーカーだけではなく、デザインも併せて確認しましょう。
有名家具メーカーであり、オーソドックスデザインのもの、テレビCMやカタログでよく見かけるデザインのものはさらに高い値段で買取できることも。
オーソドックスなスタイルの学習机が高評価
年々住宅事情はコンパクトになっていますので、学習机のスタイルも子ども部屋の大きさに合わせ変化しています。
学習机にキャビネット、棚が一体になった一般的なスタイルのほか、ロフトベッドと学習机が一体になったもの、棚や袖机の位置などを好みのかたちにレイアウトできるもの、そのほか、カラフルなデザインなど、毎年新しいスタイルの学習机がお店に並び、人気を集めています。
しかし、中古で販売される場合は、どちらかというとオーソドックスなスタイルの学習机のほうが人気です。スチール製や、カラフルな学習机よりも、木製の学習机がより高く評価されているようです。
5.引き取り・買取が難しい学習机ってどんなの?
中古学習机の買取は、他の家具の引き取り・買取とは違って意外と厳しい条件があります。
それは、中古学習机の需要がそれほど多くはないからです。その理由としては、入学のお祝いだからと中古よりも新品の学習机を買ってあげたいと考える保護者が多いことがあげられます。
また、最近はニトリやIKEAなど量販店やネット通販で低価格の学習机が売られており、わざわざ中古の学習机を買わなくても、同じくらいの金額で新品の学習机が買えてしまうことも、大きな理由のひとつです。
そのため、有名家具メーカーの学習机やよほど状態のよいもの以外は、引き取り・買取が難しいという傾向があります。
壊れているもの、目立つキズがある学習机は引取り・買取不可
ヒビが入っていたり、目立つキズがあったり、あきらかに壊れている学習机は、引き取り・買取できません。
備品が欠けていたり、ぐらつきがある、傾きがあるといった、使用に支障をきたす状態のものも買取不可となります。
学習机を長く使うのは小学生の子どもですので、子どもが安全に使うことができない学習机は買取ができないというのは、尤もな理由ですね。
古いスタイルの学習机は引取り・買取が難しい
毎年新しいデザインが発売される学習机は、流行り廃りのある商品でもあります。買った当時は目新しいデザインだった学習机も、使い始めてから10年以上経つとすっかり古くなって売れなくなってしまいます。
流行に関係ないオーソドックスなスタイルの学習机以外は、引き取り・買取が難しいと考えておくほうがよさそうです。
ただ、当時の人気キャラクターなどがプリントされている学習机などは、コレクター的価値がつくことはありそうですね。
6.引き取り・買取ができない学習机の処分方法!
大きくて重たい学習机の処分にはとても手間がかかります。とはいえ、使わないままいつまでも家の中に置いていくわけにはいかないので、いつかは処分しなければなりません。
一般的な処分方法、中でもできるだけ簡単にお得に学習机を処分する方法、環境にやさしい処分方法などをご紹介しますので、買取価格のつかなかった学習机の処分にお困りの方はぜひ参考にしてみてください。
自治体の粗大ゴミ回収に出す
大型家具は通常のゴミ回収では引き取ってもらえないので、個別の粗大ゴミ回収に申し込みます。
大まかな手順としては、
<学習机を粗大ごみに出す手順>
- 電話かネットで粗大ごみ回収の予約をする
- 必要金額分の手数料納付シールを購入する(コンビニ・スーパーなど)
- シールに必要事項を記入し学習机に貼り付ける
- 収集日当日になったら指定の場所へ学習机を運び出す
といったステップになります。
学習机はほとんどの自治体で、以下のように「粗大ごみ」に分別されています。
名古屋市では学習机の処分手数料はおよそ500~1000円程度、イスは250円程度ですが、自治体によって異なるので申し込み時にご確認ください。
比較的費用を抑えて学習机を処分できるのがメリットですが、大きくて重たい学習机を収集場所まで運び出すのはけっこうな労力です。
無理して学習机を持ち上げて腰などを傷めたり、廊下や壁を傷つけてしまわないように注意しましょう。
デスクとキャビネット、本棚というように3点セットになっている学習机の場合、それぞれについて手数料が必要になるので注意が必要です。
地域のゴミ集積場に自分で学習机を持ち込む
自治体によっては、学習机をゴミ集積場に自分で運んで処分してもらうことができます。デスク、イス、キャビネットなど全てまとめた総量で手数料を計算し、格安で処分してもらえるのでとてもお得です。
ただし、自家用車などで学習机を運べる場合に限ります。対応していない自治体もあるので、詳しくは地域のHPなどでご確認ください。
学習机は解体できる?
学習机を粗大ごみとして捨てるには数百円~数千円の費用が必要なので、費用を節約したいなら学習机を分解し、粗大ごみの規定サイズ以下、もしくは指定ごみ袋に入るまで小さくして可燃ごみ・不燃ごみとして捨てるという方法もあります。
この方法であれば、重い学習机を分割して部屋の外に持ち出すことができ、さらに処分費用は無料(※指定ごみ袋代を除く)というメリットがあります。
しかしそのぶん、時間と手間がかかるのはもちろん、
- 作業スペースが必要
- ノコギリやドライバーなど工具が必要
- 騒音対策も必要
- ケガの可能性
- 分解したパーツも重たいので持ち運ぶのが大変
- 分解した後は素材ごとに分別が必要
といったようにデメリットも多い方法です。時間がじゅうぶんにあり、手間をかけてもいいという場合にはチャレンジしてみてもいいかもしれません。
販売店の引取サービスを利用して処分する
新しく学習机を買い直す、ほかの家具の購入を検討しているということでしたら、販売店の引取サービスを利用して古い学習机を処分することも可能です。
新しい学習机の納品と同時に、古い学習机の運び出しと処分を業者におまかせできるので手間を最小限に抑えられます。また、下取りサービスを実施している販売店であれば、新しい学習机が安く買える可能性もあるため、チェックしておくといいでしょう。
便利なサービスですが、新しい学習机の購入代金や送料のほか、引取に費用が発生する場合が多く、また、不要家具をなんでも引き受けてくれる、というわけではありません。条件や対応は各メーカー・販売店により異なるため注意が必要です。
大手家具メーカー・家具店がおこなっている家具の引き取り・下取りサービスの内容は以下のようになっています。
店舗 | 条件 | 費用 (税込) |
---|---|---|
ニトリ | 指定なし配送商品と同容量もしくは同数量の物 | 1配送につき4,400円 |
ナフコ | 対象製品の購入が条件 | 引取は無料 |
IKEA | 引取はマットレス・ソファのみだがIKEAの家具であれば「買取サービス」が利用できる | – |
東京インテリア | 購入家具と同数量か同容量 | 家具の大きさによって変動 |
無印良品 | 学習机は対応不可 | × |
新しい学習机と同時に古い学習机の引取をしてもらいたい、という場合は家具店やメーカーが回収サービスを実施しているかどうかも併せて事前に確認しておきましょう。
引っ越し業者に回収を依頼する
引っ越しのタイミングで学習机を処分したいなら、引っ越し業者に回収を依頼するという方法もあります。
粗大ごみとして学習机を捨てる場合、月に一度しか回収日がなく引っ越しまでに捨てられない!というケースもありますが、引っ越し業者に依頼すれば、引っ越しの荷物の搬出と共に学習机を引き取ってもらえるので便利です。
大手引っ越し業者の不用品の引取対応は、以下のようになっています。
業者 | 不用品対応 |
---|---|
サカイ引越センター | 不用品回収はエリア限定。 一部の地域のみ買取サービスも実施。 |
アート引越センター | 回収不可 |
クロネコヤマト | 回収不可 |
ハート引越センター | 家電リサイクル法の対象製品4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)は有料。 そのほかの家具家電は運搬料がかかる場合がある |
日本通運 | 不用品回収はオプションサービス。 地域によっては対応不可 |
処分の際の費用が別途必要になったり、買取サービスを提供している業者もあったりと業者によって対応はさまざまです。
そもそもサービスに対応していない、エリア外でサービスを利用できないといった場合もあるため、事前の見積もりで確認しておくのが良いでしょう。
学習机をリメイクして再利用する
学習机は長く使うことを想定して作られているので相当丈夫にできています。
その素材を生かして、無理に処分せずに自宅で学習机を再利用するという方法もあります。
上部の棚を外して平机として使う、キャビネットのみ再利用するなど、使い方はさまざま。学習机は思い出の品物なので捨てたくないという方にもおすすめです。
コチラの記事も参照ください!
寄付する
個人へ譲る方法とは別に、児童施設や慈善団体に学習机を寄付する、という方法もあります。
寄付を受け付けているかどうか、受け付ける机の種類については施設や団体によって違いがあります。いきなり送ったり運び込んだりするのではなく、事前に問い合わせを必ずしておくようにしましょう。
なお、寄付を受け付けてもらえた場合、学習机の搬入は自分でおこなう必要があり、郵送する場合の送料は自己負担となります。寄付できる施設を探すのと並行して、配送方法や送料なども事前に確認しておくのがおすすめです。
学習机のほかにも寄付したいものがあるなら「ユースマイル」へ
弊社「出張回収センター」でも、「ユースマイル」という、使わなくなったものを発展途上国の子どもたちに寄付する取り組みをおこなっています。
ユースマイルに寄付された不用品は、
- そのまま使用できるものは発展途上国で寄付され、再利用される
- 輸出ができない不用品は国内で中古品として販売、その売上で購入したワクチンを寄付する
という形で寄付されます。
基本的に再利用・再販売を目的とした取り組みとなるため、残念ながら状態の悪い学習机の寄付はしていただけませんが、学習机以外にも寄付したい不用品をお持ちの方、寄付活動に興味のある方はぜひ一度、ホームページをご覧になってみてください。
▼「ユースマイル」活動について詳しくはこちらから▼
⑧不用品回収業者に依頼する
「急な転勤で引っ越しまで時間がない」「子ども部屋を整理したら学習机以外にも処分したい不用品がたくさんでた」、という場合におすすめしたいのが不用品回収業者へ依頼するという方法です。
不用品回収業者は学習机などの家具はもちろん、家電や衣類、書籍などそのほかの不用品もまとめて回収し処分までおこなってくれる民間の業者です。
子ども部屋の整理となると、スポーツ用品やランドセル、サイズアウトした服や子ども用のベッドなどたくさんの不用品が出るもの。それぞれを分別して、決まった日にごみに出すのは、想像している以上に大変な作業です。その点、不用品回収業者ならスタッフに運び出しから分別まで、すべておまかせできます。大きな家具を運び出したり、分別をしたりする人手がない時にはとても便利です。
また、業者の多くは年中無休で稼働しており、夜間対応・即日対応可能。忙しくて時間がなければ夜でも依頼でき、早ければ依頼したその日に不用品を全て回収してもらえることもあるので忙しい方、時間がない方にもおすすめです。
悪徳業者に注意
そんな便利な不用品回収業者ですが、中には悪徳業者も存在しているので注意してください。
忙しくていろいろな業者を比較するのが面倒、費用が安ければ何でもいいや、と適当に業者選びをすると、
- 回収した不用品を不法投棄された
- 無料と聞いていたのに、作業後に費用を請求された
- 売却できるものまで無料で持って行かれてしまった
- 大切なものを捨てられてしまった
・・・というような被害にあう可能性があり、大変危険です!
(参考:国民生活センター|不用品回収サービスのトラブル)
せっかくまとめて不用品を処分しようと思ったのにトラブルに巻き込まれてしまった!ということのないように、業者選びの際は以下のような点をチェックしてみてください。
- 会社の住所が実在のものか確認する
- 口コミを確認する
- 無料見積もりできるかどうかを確認してみる
- 電話口のスタッフの対応を判断材料にする
- 作業実績を確認する
- 業者のブログや作業動画を見てみる
- 作業スタッフの顔を確認する
また、業者選びの際は複数の業者に見積もりを取って費用を比較してみるのがおすすめです。
業者ごとの基本プランの内容、作業の内容、費用の比較ができれば悪徳業者の不審な点にすぐ気が付くことができ、さらに同じサービスでより費用が安い業者を見つけることができます。面倒ですが、できれば3社以上に見積もりを依頼してみるといいでしょう。
上記したポイントを押さえていただき、安全に、オトクに不用品の処分を完了させてくださいね!
▼より詳しく業者選びについて知りたい方にはこちらのコラムがおすすめです!▼
7.学習机の高価買取ブランド
多くの家具メーカーが学習机を販売していますが、学習机を製造する国内メーカーといえば、コイズミ、イトーキが有名です。そのほか、中古学習机の高価買取が可能なブランドをご紹介します。
- カリモク: 国内No.1の一流家具メーカー
- くろがね工作所: 古くから学習机を手掛ける老舗
- KOIZUMI(コイズミ): 学習机を数多く手掛ける人気メーカー
- イトーキ: 歴史ある、学習机の有名メーカー
- 無印良品: シンプルなスタイルで人気
- ACTUS(アクタス):圧倒的な人気のロングセラーモデルがある
- FOPPISH(フォビッシュ):豊富なラインナップで人気。「ACTUS KIDS」というキッズラインも。
- ISSEIKI(イッセイキ):株式会社一生紀が手掛けるオリジナルブランド
- ERIS KIDS(エリスキッズ):シンプルかつコンパクトなモデルが人気
- 堀田木工所:全ての工程を国内で行うの有名家具メーカー
- カルロ:シンプルで長く使える学習机が人気
8.学習机を高く買取してもらうために出来ること
一流メーカーの学習机や、丁寧に使われていた状態の良い学習机は買取が可能です。査定を受ける前にしっかりと準備をしておくことで、さらに買取価格がアップします!
全体を拭き掃除して汚れをしっかり落としておく
学習机に限らず、見た目のきれいさは、中古品の査定の評価に大きく影響します。
学習机の側面や裏側など、ホコリが溜まりやすい箇所は特に注意して、しっかりと拭き掃除しておくことが買取価格アップのポイントです。
また、学習机には落書きやちょっとした汚れがつきやすいので、できる限り汚れを落としておくことも大切です。
ただし、高級な素材を使った学習机に洗剤を使うのはNG。木材や塗料が変質して見た目が悪くなってしまう場合があります。
学習机の取扱説明書に使用できる洗剤の種類や、クリーニングの方法が書かれているので、指定の方法でできる範囲でのクリーニングをおすすめします。
学習机の備品、取扱説明書を揃えておく
棚板や予備のネジなど、学習机を購入した時に付属していた備品、取扱説明書などがあれば、できるだけ揃えておきましょう。
ちょっとしたひと手間で、ぐんと買取価格アップが期待できます。
普段から丁寧に学習机を使うことで買取価格アップ!
学習机は子どもが毎日使うものなので、どうしても汚れやキズがついてしまいます。
普段から丁寧に使うようにしておくと最後まできれいに使うことができますが、やんちゃ盛りの子どもに根気よくそれを教えるのはなかなか難しいですよね。
できる範囲でいいので普段から大事に学習机を使うよう最初からしっかりと伝えておくことで、学習机に限らず、ものを丁寧に使う習慣が身に付きます。
9.まとめ
今回は学習机の引き取りについてや処分方法について紹介してきました。
学習机は子どもの成長に必要不可欠なものであり、長い間しようするものです。
そんな学習机は買い替えの機会も多く、処分に困る方も多いのではないでしょうか。そんな学習机の手放す手段として引き取りがあります。
捨てずに引き取ってもらえれば、ごみを減らすと同時に誰かに使ってもらえます。また、買取金額を受け取ることも。
学習机の引き取りをしてもらう方法として、リサイクルショップに持ち込む方法、フリマアプリ・ネットオークションを利用する方法、必要な人に譲る方法といった3つの方法を紹介しました。
また、引き取り・買取以外の処分方法についても紹介しました。
ご自身に合った方法は見つかりましたか?
学習机は大きく、重たいため手放すには手間がかかることが多く、ご自身の悩みに合わない方法を選んで後悔してしまうことも。ご自身の悩みに合わせた方法を選んで、学習机を賢く処分しましょう。
学習机は中古市場ではなかなか買取価格がつきにくいジャンルではありますが、状態やブランドによっては買取が可能なものも十分にありますので、参考になれば幸いです。
また、出張回収センターでは学習机の買取・回収を行っています!子ども部屋のまるごとお片付けなども承っておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください!