触り心地が良く、赤ちゃんやペットの寝具として安心して使えるタオルケット。
長年愛用して汚れが目立ってきたり、押し入れにしまいこんでカビ臭くなったりすると処分を検討します。
また、タオルケットをいただいたものの、使う機会がなく持て余している方もいらっしゃるかもしれません。
この記事ではタオルケットの適切な処分方法や資源回収について解説します。
お得に処分できる方法もあるので、ぜひ参考にしてください!
タオルケットは何ごみ?
タオルケットは通常「燃えるごみ」「資源ごみ」に分別されますが、サイズによって「粗大ごみ」として出すことがあります。捨てる際の判断基準についても知っておきましょう。
タオルケットの素材と大きさ
タオルケットの処分方法は、大きさによって変わります。
タオルケットは、ガーゼ・綿(コットン)・麻の素材が多く、いずれも可燃性です。ベビー用のタオルケットは、ごみ袋に入りますが、ダブルやキングサイズのものは粗大ごみとして扱われることがあります。
処分のタイミング
タオルケットを処分するタイミングは、使用頻度や状態によって判断します。繊維のほつれや色褪せ、生地が薄くなったなど劣化が目立ってきたら、処分を検討するのが良いでしょう。
一般的に、使用頻度の高い寝具は2~3年を目途に買い替えるのが理想ですが、衛生面が気になる場合は早めに処分を決めることをおすすめします。
断捨離を目的にする場合は、バスタオルやシーツなどの代用品に切り替えて、タオルケット自体を手放す選択肢もあります。
タオルケットの処分方法は9通り
タオルケットの処分方法は主に9通りです。各方法のメリット・デメリットを比較しました。
処分方法 | メリット | デメリット |
燃えるごみ | 自治体で簡単に処分できる | 大きいと処分しにくい |
資源ごみ | リサイクルできる | 汚れがあると資源に出せない自治体がある |
粗大ごみ収集 | 大きいタオルケットも処分できる | 収集の予約・手数料の支払いが必要 |
リサイクル業者 | 無料で引き取ってもらえることが多い | 業者まで運ぶ手間がかかる |
寄付 | 社会貢献できる | きれいな状態のものに限る |
知人・友人、ジモティーで譲る | 新品なら喜んでもらえる | 相手が見つからない可能性もある |
フリマアプリ・ネットオークション | 臨時収入が得られる | 出品や発送に手間がかかる |
リサイクルショップ | 臨時収入が得られる | 新品未使用でないと買取は難しい |
不用品回収業者 | ・状態問わず処分できる ・即日回収してくれる | 費用がかかる |
それぞれの処分方法について詳しく解説します。
燃えるごみとして捨てる
使い古したタオルケットは自治体の燃えるごみの日に処分できます。処分費用は無料で、収集頻度は週2~3回と多いため、簡単に処理できます。
- 千葉県習志野市:燃えるごみ(体積が45リットルを超えると粗大ごみ)
- 埼玉県朝霞市:著しく汚れているものは50cm未満に切って可燃ごみ
- 大阪府東大阪市:もえる物(45リットルの透明・無色のごみ袋に入れる)
上記のように自治体ごとに細かなルールが異なるため、まずはホームページを確認しましょう。捨てるタオルケットが複数ある場合は、小さく切るのに手間がかかるかもしれません。
資源ごみとして捨てる
タオルケットは自治体の「資源ごみ」の日に無料で処分できます。
ただし一部の自治体ではタオルケットは古着・古布の対象外としている場合があるため、事前の確認が必要です。たとえば千葉県船橋市では以下のものは「可燃・粗大ごみ」に該当します。
- ダウンジャケット
- レザージャケット
- タオルケット、バスタオル
- カーテン、カーペット
- 下着類
上記の不用品を資源ごみと混ぜてしまうとスムーズに回収できなくなってしまうため、注意しましょう。
愛知県名古屋市でタオルケットの捨て方
名古屋市では、タオルケットをリサイクルやリユースの対象として処分できます。地域の集団資源回収やリサイクルステーションを利用すれば、シミがついたタオルケットも回収可能です。回収後は、古布として自動車内装や工業用の布製品などにリサイクルされることが多いです。
また、資源循環サービス「PASSTO」の回収ボックスでは衣類の無料回収を行っています。
粗大ごみ収集を利用する
汚れたタオルケットは、粗大ごみとして処分できます。粗大ごみとして処分するメリットは、大きなサイズでも自治体が回収してくれることです。複数枚のタオルケットを処分したい際も、ごみ袋に入りきらないようであれば、粗大ごみ収集を利用する方が安心でしょう。
手続き方法や費用については、自治体の決まりを確認する必要があります。捨てたいタイミングですぐに処分できない点がデメリットです。
愛知県名古屋市での粗大ごみの予約手順
- 処理手数料は250円(2枚1組、毛布・ブランケット・布団も可)
- 収集日は月に1回、地域ごとに決まっている
- 事前に電話またはウェブで予約が必要
名古屋市でタオルケットを粗大ごみとして処分する際は予約が必要です。
受付後、スーパーやコンビニで処理券を購入し、収集日に処理券を貼り付けたタオルケットを指定場所に出します。申し込みの締め切りは収集日の7日前なので、お住まいの地域のスケジュールを確認しましょう。
リサイクル業者に持ち込む
タオルケットを処分する際、リサイクル業者に持ち込む方法もあります。リサイクル業者は、タオルケットを古布として再利用するため、資源を無駄にしない環境に優しい方法です。
多くのリサイクル業者では送料のみで回収してくれるため、近くにあるか探してみましょう。リサイクル業者に持ち込む際は、基本的にクリーニングは不要ですが、清潔でタンスに収納できる状態が望ましいです。そのため、家で洗濯済みのものを、ごみ袋やダンボールに入れて出してください。
ただし、汚れや破損がひどい場合はリサイクルできない場合もあるため、事前に業者へ確認することが重要です。
寄付する
使わないタオルケットは、寄付するという方法もあります。
寄付することで、社会貢献になりますが、衛生面の理由で未使用品のみを受け付けていることが多いです。寄付を考える場合は、事前に団体の受け入れ基準を確認し、適切なものを提供するようにしましょう。また、処分費用はかかりませんが、送料は自己負担となる場合が多いです。
愛知県名古屋市のユースマイル
名古屋市のユースマイルでは、フェイスタオルやバスタオル、リネンなどの新品未使用品を寄付として受け付けています。今治タオルや泉州タオルなどのブランド品だけでなく、ノーブランド品も対象です。使用済みのものは衛生面を考慮してお断りしておりますが、未使用品は福祉活動や災害支援に役立てられます。また、他の物品を送る際に古いタオルを緩衝材として使用するのは問題ありませんので、ぜひご活用ください!
知人・友人、ジモティーで譲る
タオルケットは、周囲の知り合いやジモティーを活用して譲ることもできます。買ったばかりの新品でなくても未使用品であれば、使いたいという方は多いかもしれません。
また、近所のバザーやフリーマーケットに出品するのも一つの選択肢です。バザーは広報誌や自治体主催のイベント情報などで見つかります。
ただし、「古着・古布は不可」といった基準が決まっているため、ルールに合ったタオルケットを持ち寄りましょう。
フリマアプリ・ネットオークションに出品する
状態が良いタオルケットならフリマアプリやネットオークションに出品することも可能です。未使用品なら早ければ数日で買い手がつくかもしれません。実際に、メルカリで取引が完了しているタオルケットは以下のようなものです。
- 新品未使用 西川タオルケット:2,980円
- 新品未使用 ニトリNクール ベビータオルケット:1,680円
- 目立った汚れなし 無印良品 ガーゼケット:1,500円
中古品でも販売できますが、確実に売れるわけではなく、売れ残る可能性もあります。また、送料と販売手数料がかかるため、出品作業に手間をかけた割に、得られる利益が少ない場合がある点にも注意が必要です。
リサイクルショップに買い取ってもらう
タオルケットはリサイクルショップに売却して、処分できます。新品や未使用品、ブランド品であれば高額で買い取ってもらえる可能性が高いです。
たとえば、以下のようなタオルケットが買い取り対象になることが多いです。
- 贈答用で未使用のまま保管されているもの
- 今治タオルやバーバリーなどのブランド品
- 複数枚セットになっているもの
ただし、使用したタオルケットは基本的に買い取ってもらえないことがほとんどです。査定を依頼する際は、電話で商品の状態を正確に伝え、査定可能か確認すると安心です。
出張買取なら、自宅にスタッフが来てくれるので、買い取った分をその場で現金化して引き取ってもらえます。
不用品回収業者に依頼する
タオルケットを含め、大量の不用品をまとめて処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのが便利です。自宅までスタッフが回収に来てくれるため、分別や処理を全ておまかせできることがメリットです。しかし、他の方法と比較して費用がかかる点には注意が必要です。一般的な回収の流れは以下の通りです。
- 電話やWebから見積もりを依頼
- 費用に納得したら日時を決める
- 当日作業完了後、お支払い
見積書は、追加料金の有無や作業内容の内訳を確認することが大切です。不明点は遠慮せず質問して、信頼できる業者と契約しましょう。
消費生活センターの報告によると、安い金額で見積もりを提示し、回収後に費用を追加請求する手口が増えています。こうした悪質業者を見抜くためにも、事前にGoogleMapや公式サイトで口コミを確認することも必要です。
タオルケットの処分費用を比較
処分方法 | 処分費用 |
燃えるごみ | 無料 |
資源ごみ | 無料 |
粗大ごみ収集 | 250円 ※名古屋市の場合 |
リサイクル業者 | 無料(業者により異なる ※送料負担 |
寄付 | 無料 ※送料負担 |
知人・友人、ジモティーで譲る | 無料 |
フリマアプリ・ネットオークション | 販売手数料・送料 |
リサイクルショップ | 無料 |
不用品回収業者 | 単品回収4,000円~ トラック積み放題33,000円~ |
新品のタオルケットや状態の良いものは、売却することで利益を得ることが期待できます。また、愛着のあるタオルケットなら、枕カバーやクッションカバーにリメイクして再利用することも可能です。
費用や手間を考慮して、自分に合った選択肢を検討してください。
タオルケットを処分する際の注意点
ここではタオルケットを処分する際の注意点を解説していきます。
ダニ・ハウスダストの被害に遭う可能性がある
タオルケットを処分する際には、ダニやハウスダストに十分な注意が必要です。長期間押し入れやクローゼットに保管されたタオルケットは、ダニの温床になっている可能性があります。特に、湿気が多い環境ではダニが大量繁殖しやすく、肌の痒みや咳喘息などのアレルギー症状を引き起こすリスクが高まります。そのため、使用していないタオルケットでも定期的に高温乾燥やクリーニングを行い、清潔な状態を保つことが重要です。
処分時はマスクや手袋を着用し、安全に作業を進めましょう。
タオルケットは雑巾として再利用できる
使い古したタオルケットは、捨てる前に雑巾やウエスとして再利用するのがおすすめです。タオルケットは、ハサミを入れると簡単に手で裂けるので、掃除用の布として手軽に加工できます。綿素材のタオルケットは、水分や汚れをしっかり吸収するため、床や車の掃除に最適です。また、使ったらそのまま燃えるごみとして処分できるので、手間もかかりません。環境に優しく経済的な方法なので、不要なタオルケットを再利用してみてはいかがでしょうか。
雨の日は古布を資源ごみの日に出せない
多くの自治体では、雨の日に古布を資源としてごみ出しできないことになっています。なぜなら、雨で濡れてしまうと、カビてしまい、資源として再利用できなくなる可能性が高いからです。そのため、もし回収日が雨天にあたる場合は、次回のごみの日まで保管するようにしましょう。
名古屋市では、ビニール袋に入れて濡れないようにしていればごみ出しできます。まずはお住まいの自治体のルールを確認し、適切に処分することが大切です。
タオルケット以外の寝具の捨て方
タオルケット以外の寝具も処分したい場合は、それぞれの特徴や状態に合わせて適切な処分方法を選択しましょう。
毛布
毛布は、燃えるごみや粗大ごみとして処分できますが、状態が良いものは買取業者に持ち込むことも可能です。毛布を高く売るためには、適切な時期に売ることが重要です。秋冬シーズンから需要が高まるため、1~2ヵ月前の10月や11月に買取業者に依頼すると、査定額が上がる可能性が高まります。
また、ブランド品や高品質な毛布であれば、さらに高額査定が期待できるでしょう。使い古した毛布を処分する際は、不用品回収業者を利用して、複数の寝具をまとめて回収してもらうことで手間を減らせます。
敷き布団・掛け布団
敷き布団や掛け布団は、自治体によって処分方法が異なりますが、一般的には粗大ごみとして扱われます。羽毛布団は処分に手間がかかるため、専門業者や不用品回収業者の利用が便利です。
ニトリでは、期間限定で羽毛布団の回収サービスを実施しており、他社製品も含め回収可能です。また、楽天の布団専門店でも、専用袋に梱包して発送するだけで簡単に処分できます。
マットレス
マットレスは、自治体のごみ収集では粗大ごみとして扱われることが多いですが、リサイクルや不用品回収業者を利用する方法もあります。大きくて重いマットレスは運搬が大変なため、不用品回収業者に依頼する方が効率的です。また、清潔な状態であれば、リサイクルショップに持ち込むことも可能です。ごみ処理施設へ直接持ち込む場合は、自治体へ問い合わせて手続きの方法を事前に確認しましょう。
分解が難しいスプリングマットレスの処分はこちらの記事でも詳しく解説しております!
枕
枕は、素材によって処分方法が異なります。
ビーズや低反発素材の枕は、不燃ごみとして処理されることが多く、羽毛や綿の枕は燃えるごみとして分別します。使用済みの枕は衛生面で売却が難しいため、リサイクル業者に持ち込むか、不用品回収業者を利用して処分するのが一般的です。名古屋市では、一辺30cmを超える枕は粗大ごみとなり、250円で処分できます。
タオルケットの処分は不用品回収業者におまかせください!
- 古いタオルケットが何枚もあって困る
- 重たくて処分するのが面倒
- 未使用のタオルケットは、できれば現金化したい
タオルケットの処分にお困りの方は、不用品回収業者におまかせください!不用品回収業者ではプロのスタッフが自宅まで迅速に回収に伺い、処分・買取を行います。
お急ぎの依頼もスピーディーに対応
不用品回収業者は、最短即日で対応可能なケースも多く、急いで処分したい場合におすすめです。見積もりの際に、回収日程を決めるので、夜間や土日など都合の良い時に利用できます。
回収作業は不用品が少なければ10分程度とあっという間に完了します。
分別の手間なく適正にリサイクル・回収
不用品回収業者を利用することで、複数のタオルケットの分別の手間を省けます。袋に入れたり、紐で束ねたりする作業は意外と身体に負担がかかるものです。自宅にいるだけで片付けが完了するので、子どもがいるご家庭や忙しい方にとって便利です。
タオルケット以外の寝具も一緒に処分できる
不用品回収業者に依頼することで、毛布や布団、マットレスなどの大きな寝具も一気に処分できます。押し入れの大掃除や引っ越しをきっかけに、大量の不用品が出た場合、それぞれを処分するのは大変です。
不用品回収業者なら、リサイクルや廃棄・買取など幅広い方法で引き取ってもらえるので安心です。
タオルケットの処分でよくある質問
Q.タオルケット以外の寝具も回収してもらえますか?
A.当社の不用品の回収品目は多岐にわたります。
タオルケットのほか、毛布や布団、枕などの寝具一式を一緒に回収することも可能でございます。
まとめて回収することにより、処分料金がお得になる場合もございますので、気軽にお問い合わせください。
Q.タオルケット回収の見積もりは費用がかかりますか?
A.お見積りやご相談は無料のサービスです。
当社ではタオルケット回収のお見積りだけの依頼も歓迎しています。
見積り料金に納得ができなかった場合は、キャンセルをすることも可能です。
もちろん、キャンセル料金も無料となっておりますので、ぜひ出張見積りをお申し込みください。
Q.古くて状態の悪いタオルケットでも回収できますか?
A,当社では、基本的に不用品の状態問わず回収することが可能です。
タオルケットが汚れていたり、破れてしまっていても喜んで回収させていただきます。お気軽に不用品についてご相談くださいませ。
Q.タオルケットを回収する前にしておいた方が良いことはありますでしょうか?
A.お客様にして頂くお手間は何もございません。
タオルケットの回収や運搬、その後の清掃まで当社スタッフが責任を持って行わせていただきます。たとえタオルケットに汚れがあっても問題ございませんので、スタッフがご訪問するまでくつろいでお待ちくださいませ。
タオルケットの処分方法まとめ
タオルケットの処分方法は以下の通りです。
- 燃えるごみとして捨てる
- 資源ごみとして捨てる
- 粗大ごみ収集を利用する
- リサイクル業者に持ち込む
- 寄付する
- 知人・友人、ジモティーで譲る
- フリマアプリ・ネットオークションに出品する
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- 不用品回収業者に依頼する
タオルケットを処分する際は、状態やサイズを確認し、自治体の分別ルールに従って正しく処分しましょう。新品未使用であれば、寄付や譲渡、買取などを検討してみることをおすすめします。
古いタオルケットや寝具の処分を手間なく終わらせたい場合は不用品回収業者に依頼するのも一つの方法です。
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