ベビーゲートの処分方法は?処分費用やお得な捨て方などを解説!

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ベビーゲートの処分方法は?処分費用やお得な捨て方などを解説!

ベビーゲートとは、階段やキッチンなど家の中の危ない場所に、子どもが行ってしまうことを防ぐためのもの。
はいはいをする赤ちゃんや、家の中を歩き回る2~3歳頃までの幼児がいる家庭で人気のアイテムです。

そんなベビーゲートは、子どもが成長すると不要になるため、使用期間が長くはありません。
大きさや素材がさまざまなベビーゲートは、不要になったときに「どうやって捨てるの?」「お金がかかるの?」「捨てるのがもったいない…」と悩む方も多いでしょう。

そこで今回は、ベビーゲートの処分方法について解説していきます。
処分にかかる費用やお得な処分方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

・別ページでは「ベビーサークルの処分方法」について、ご紹介しています

ベビーゲートの種類

ベビーゲートの処分方法は?処分費用やお得な捨て方などを解説!

ベビーゲートと一口に言っても、種類や素材はさまざまです。
まずは人気のあるベビーゲートの特徴をご紹介します。

■壁取り付けタイプ

ドアと壁の間や壁と壁の間など、壁や柱に固定して設置する「壁取り付タイプ」。
しっかり固定できるので、子どもがぶつかったり登ろうとしても外れないのが安心です。
扉を開ける時にはロックを解除しますが、オートクローズ機能付きのモデルでは、自動的に閉まるため、扉を開けっ放しにしてしまうという不安もありません。

木製、プラスチック製が主流で、新品での購入費用が大体3,000円~20,000円ほど。

■置くだけタイプ

設置や移動が簡単な置くだけタイプ。
布やメッシュ状のネットでできているものも多く、持ち運びがしやすいよう軽量になっています。
壁と固定しないため、家が傷つきにくいのもメリットですが、軽量であるため子どもが大きくなると押してしまったり、よじ登ったりしてしまうリスクも。
置くだけタイプであってもプラスチック製など、しっかりしたものであれば安定感があります。

新品での購入費用は5,000円~20,000円ほど。

■ロール式タイプ

比較的新しい、壁に設置した柱からロール式で布が出てくるロール式タイプ。
ロールスクリーンのように邪魔な時は布をしまうことができ、斜めにも設置できることで置く場所を選ばないのが人気の理由。
ただし壁への取付け方法が「ねじ止め」であることが多く、賃貸住宅だと使いにくいという難点もあります。

新品での購入費用は7,000円~10,000円ほど。

ベビーゲートは「粗大ごみ」で処分

ベビーゲートの処分方法は?処分費用やお得な捨て方などを解説!

ベビーゲートは何ごみになるのでしょうか?

ベビーゲートは、基本的に自治体でのごみの分別区分が「粗大ごみ」となります。
粗大ごみの定義は自治体によってさまざまですが、多くの地域では「30㎝角以上の大きさのもの」や「一辺の長さが30㎝、または50㎝」としているところが多いようです。

ベビーゲートは子どもの侵入を防ぐために60㎝~70㎝幅のものが多く、高さも同じくらいあります。
そのため、普通ごみではなく粗大ごみとなることがほとんどでしょう。

粗大ごみでの捨て方は、各家の近くまでトラックが収集に行く「戸別収集」と、自分でごみ処理場へ持ち込む「自己搬入」の2通りがあります。

処分方法1.粗大ごみの戸別収集で処分

戸別収集のメリットは「自宅近くまで回収に来てくれる」こと。
自治体での回収ということで安心して処分ができますし、比較的安い費用で処分ができます。
地域によっては自宅の前まで回収に来てもらえるため、運搬もそこまで大変ではありません。

一方で、戸別収集のデメリットは「事前申し込みが必要なこと」や「収集日が少ない」ということ。
多くの自治体では戸別収集は事前の申し込みが必要で、その方法はネットや電話などが主流です。
例えば名古屋市では収集日の7日前までが申し込みの締め切り日となっており、それを過ぎると1か月ほど先の収集日となってしまいます。
収集日は月に1回程度の地域が多いため、早く捨てたい人は時間に余裕を持って申し込むのがよいでしょう。

また、戸別収集の申し込みには手数料がかかりますが、その支払い方法は「納付券(シール)」の購入です。
コンビニや役所などの販売店で捨てたい「ごみ」の手数料分の納付券を購入し、収集日当日にごみにシールを貼り付けます。
ごみの運搬を踏まえると収集日の前日に出したいところですが、ごみや納付券の盗難のリスクがあるため、できるだけ収集日当日の朝出すのがおすすめです。

【戸別収集の手順】

  1. 自治体のホームページや電話から申し込みをする
  2. 手数料納付券(シール)をスーパーやコンビニなどの指定販売店で購入する
  3. シールに受付番号や氏名などの必要事項を記入し、ベビーゲートに貼る
  4. 指定された日時に指定場所へ出す

ベビーゲートを粗大ごみで捨てる際の手数料は250円~1,000円程度です。
以下に一部の自治体での処分費用をまとめましたので、参考にしてみてください。

自治体名ベビーゲートの処分費用
愛知県名古屋市250円
静岡県浜松市長さが60㎝以上のもの:連絡ごみ【310円】
大阪府大阪市幅・奥行・高さの合計が1.5m未満のもの:200円
1.5m以上2m未満のもの:400円
2024年9月時点

※ホームページ上で申し込む場合、「ベビーゲート」という品目がない自治体も多いですが、大きさで「粗大ごみ」に該当する場合がほとんどです。
品目名がない場合は自治体へ問い合わせて、分別方法や手数料を確認しましょう。

処分方法2.直接「ごみ処理場」へ持ち込んで処分する

車での運搬手段がある人は、自治体にあるごみ処理場へ直接ベビーゲートを持ち込んでの処分も可能です。
多くの自治体ではごみ処理場があり、一般の人からのごみも受け付けています。

戸別収集とは違い、自分の都合の良いタイミングでごみを持ち込むことができるのがメリットの一つ。
また、自治体によっては事前の申し込みがなくても「当日受付のみ」でごみを処分できます。

ただし、ごみ処理場への運搬を自分でおこなうということは、自分でベビーゲートを車へ積み込み、ごみ処理場での積み降ろしもしなければなりません
また、ごみ処理場は自治体で1~3か所程度と多くはないため、自宅からの距離や処理場の営業時間などを確認しておこないましょう。

基本的に、自治体の運営となるごみ処理場の営業時間は、平日のみで9時~17時が一般的です。
とは言え、ごみの受付が15時で終了する場合もあるため、ご注意ください。

例として、名古屋市での自己搬入の手順をご紹介します。

【自己搬入の手順】※名古屋市

  1. 搬入するごみを車両に積んだ状態で、受付時間内に区の環境事業所へ行く(区によって受付時間が異なるので注意)
  2. ごみをチェックしてもらい、受付をおこなう
  3. ごみ処理施設へごみを搬入(粗大ごみは港区の大江破砕工場のみ)
  4. 処理施設で計量を行い、重さごとの処理手数料を支払う(名古屋市は10㎏ごとに200円)

手数料は重さでの計算方法によって支払う自治体が多く、名古屋市では10㎏ごとに200円ですが大阪市では10㎏ごとに90円と、地域で異なります。

ベビーゲートを捨てずに手放す方法

ベビーゲートの処分方法は?処分費用やお得な捨て方などを解説!

ベビーゲートがまだ新しく、キレイになものであれば「売って処分」することも可能です。
捨ててしまうとごみとなるベビーゲートを売って処分できれば、収入にもなりますし、地球環境にも優しい方法だと言えるでしょう。

ここではベビーゲートを売却する方法や、売れるベビーゲートの特徴などを解説します。

1.リサイクルショップで売却する

ベビーゲートを手軽に売りたい方はリサイクルショップでの売却がおすすめです。
ベビー用品や子ども用品などを扱うリサイクルショップであれば、ベビーゲートの買取もおこなっています。
心配であれば問い合わせをして、お持ちのベビーゲートが買取対象かどうか確認しましょう。

買取方法は主に「店頭買取」や「出張買取」、「宅配買取」の3つです。
それぞれの特徴は次のようになります。

買取方法特徴メリットデメリット
店頭買取・直接店舗に品物を持って行き、その場で査定・買取をしてもらう即現金化が可能買い取ってもらえなければ持ち帰る手間がかかる
出張買取・自宅までスタッフに来てもらい、査定・買取をしてもらう運搬しなくてよい自宅にスタッフを入れる必要がある
スタッフの出張料がかかる場合もある
宅配買取・申し込み後、段ボール箱に売りたい物を入れて買取店へ発送
査定後、買取があれば入金
好きなタイミングで売却ができる売れなかった場合、返送料がかかる場合もある

ベビーゲートの運搬手段があり、近くに店舗がある場合は店頭買取がおすすめです。
身分証明書の提示や会員登録などが必要になることもありますが、その場で現金がもらえます。

一方、出張買取では自宅にスタッフが来てもらえるため、ベビーゲートの運搬が不安な場合や、ほかにも売りたいものがある場合は便利です。
宅配買取は自宅に居ながら売却ができる便利な方法ですが、1点のみの受付をしてもらえない場合もあります。
また、ベビーゲートは大きいため、宅配買取ができるかどうかも確認しておきましょう。

2.フリマサイトやネットオークションを利用する

フリマサイトやネットオークションは、自分の好きな値段設定ができるのがメリットです。
こうしたサイトでは売り手と買い手が直接やり取りできるため、買取店で断られた商品でも売れる可能性がありますし、買取店よりも高く売れることもあります。

ベビーゲートは使用期間が限られるため、安く購入したいと考える人も多いでしょう。
そのため、使用に問題のないものや見た目のキレイなものは売りやすいと言えます。

利用手順は以下のとおりです。

  1. フリマサイトやネットオークションなどの利用登録をする
  2. 売りたいベビーゲートの写真や説明文を載せて出品
  3. 売れたら商品を梱包・発送
  4. 受け取り確認ができたら取引完了

※途中、値下げ交渉や商品の質問が来たら対応しましょう

ベビーゲートのように大きなものは、売れたときの梱包や発送に手間がかかることも想定しておきましょう。
梱包材は自分で用意しなければなりませんし、配送料はヤマト運輸の160サイズで2,500円~ほどかかります。
配送料は購入者の負担にもできますが、売りやすいのは出品者負担です。

また、売れた際はサイト運営側に販売手数料の支払いが発生する場合もあります。
こうした手間やかかる費用も踏まえて価格設定をおこない、損をしないように気を付けましょう。

売れやすいベビーゲート・買取額は?

買い取ってもらいやすいベビーゲートとは、以下のようなものです。

  • 美品である
  • 付属品が揃っている

使用するときに付属品が必要なものは、揃っていないと買い取ってもらえないことがほとんどです。
シールや汚れなどはできるだけ査定前に取り除き、キレイな状態にしてから出しましょう。
また、ベビーゲートはペットを飼っている人にも需要があるため、ベビーゲートとして売りに出すよりも「木製ゲート」「侵入ガード」などの名目で売りに出すのも一つの方法です。

ベビーゲートは買い取ってもらえても500円~3,000円程度が相場です。
「お金になる」と思って出すよりも、「安く処分ができる」と思って出すのが良さそうですね。

簡単にベビーゲートを処分する方法

ベビーゲートの処分方法は?処分費用やお得な捨て方などを解説!

ベビーゲートは種類によってはかなり大きなものもあるため、捨てるときの運搬が不安に思う人もいるかもしれませんね。

また、自治体での処分は手続きが必要で、すぐに捨てられないのがデメリット。
買い取ってもらえればお得に処分ができますが、「状態が悪くて買い取ってもらえない」「売りに行ったり出品したりするのは面倒」と思う方もいます。

そんなときは「不用品回収業者」がおすすめです。
詳しい利用方法や、かかる費用などをお伝えします。

不用品回収業者とは

不用品回収業者はさまざまな不用品の回収をしてもらえる民間の業者です。
自宅まで引き取りに来てくれるうえ、部屋からの運び出しが不要で、自分の都合に合わせた利用が可能と手間がかからないのがメリット。
ベビーゲート以外のものも同時に回収してもらえるため、ベビーカーベビーベッドなども一緒に依頼してはいかがでしょうか。

かかる費用は?

不用品回収業者は民間の業者であるため、業者によって費用が異なります。
ベビーゲートを1点だけ回収依頼すると、大体3,000円~5,000円程度と割高になってしまうでしょう。
その理由は「トラックなどの車両費」「運び出しをおこなうスタッフの人件費」「不用品の処分費用」といったさまざまな費用が含まれるから。
そのため、依頼前に見積もりを取り、いくらかかるのかを確認してから依頼してください。

不用品回収業者の多くはトラックに積み放題といった「定額プラン」を用意しています。
例えば当社「出張回収センター」では、最も安いSSパックで11,000円(税込)~。
ベビーゲート以外の不用品と一緒に依頼すれば、1点あたりの処分費用が抑えられるためおすすめです。

業者を選ぶコツ

お伝えしたように、料金体系やサービス内容などは業者によって異なります。
まずは複数の業者に見積もり依頼をし、内容を比較しましょう。

見積もりは現場を見てもらうのが1番ですが、メールや電話での相談が可能な場合もあります。
対応が丁寧で、見積もり後に追加費用がかからない業者を選びましょう。

ベビーゲートの処分まとめ

ベビーゲートの処分方法は?処分費用やお得な捨て方などを解説!

ベビーゲートを含め、ベビー用品や子どものグッズは子どもの成長とともに不要になりますが、案外処分が面倒なものが多いもの。
取り外しや解体が必要なものもあり、忙しい子育て世代の方ではそのままにしてしまっていることも多いかもしれません。

とは言え、そのまま放置していてもいつかは処分する日がやってきます。
捨てるのが面倒なものはまとめて一気に処分したいですよね。

当社「出張回収センター」はベビーゲートの回収・処分、買取をおこなっています。
対応エリアであれば電話1本で30分以内に家に伺うことも可能です。
もちろん、見積もりは無料で、見積もり後のキャンセルも費用がかかりません。
まずはお気軽にお問い合わせください。

対応可能品目数、業界随一!

不用品回収対応品目一例