「筋トレにはまってベンチプレスを購入したものの、使わなくなった」
「ジムに通うようになり、ベンチプレスが必要なくなった」
「場所を取るので手放したい」
など、不要になったベンチプレスの処分にお困りではありませんか?
筋トレブームで一般家庭への導入が増えたベンチプレスですが、ベンチプレス台やバーベルはサイズが大きく重量があるため、いざ不要になった際には持ち運べず困ってしまいがちです。
金属でできているため、何ごみとして捨てればいいかわからないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今回のコラムでは、ベンチプレスの処分方法と注意点を解説します。
処分の手順や費用、重たくて持ち運べない場合の処分手段など幅広く紹介しますので、お困りの方はぜひ参考にしてみてください!
▼この記事でわかること
- ベンチプレスのお得な処分方法
- 持ち運べないベンチプレスの処分方法
- ベンチプレスを処分する際の注意点
ベンチプレスの処分方法6選
今回の記事で解説するベンチプレスの処分方法は以下の6つです。
- 粗大ごみとして捨てる
- 自治体のクリーンセンター(ごみ処理施設)に自己搬入
- リサイクルショップに売却する
- フリマアプリ・ネットオークションに出品する
- 人に譲る・ジモティーを利用する
- 不用品回収業者に依頼する
手順や注意点について詳しく見ていきましょう。
①粗大ごみとして捨てる
ベンチプレスはサイズと重量があるため「粗大ごみ」に分別されるのが一般的です。
自治体 | 分別 | 手数料・備考 |
---|---|---|
愛知県名古屋市 | ベンチプレスについて記載なし | バーベルは環境事業所に相談 |
東京都板橋区 | 粗大ごみ | 手数料2,300円 バーベルの重りは別料金 |
神奈川県横浜市 | 粗大ごみ | 500円 |
大阪府枚方市 | ベンチプレスについて記載なし | バーベルは処理困難物 販売店・製造元に相談 |
福岡県福岡市 | 粗大ごみ | トレーニング機器は500円 |
上記の表を確認いただくとわかるように、ベンチプレス台とバーベルとを別で捨てるよう指示している自治体があったり、バーベルは処理困難物として回収できないとしている自治体があったりと、自治体の対応はさまざまです。
ベンチプレスについて詳しい記載がない場合もありますので、不安な場合は自治体の窓口に問い合わせて確認しておくのをおすすめします。
粗大ごみ回収の手順
- 粗大ごみ受付センターに電話かインターネットで申込
- 収集日、収集場所、料金を確認する
- スーパーやコンビニなど、指定の販売店で手数料納付券(シール)を購入
- 処分するベンチプレスに受付番号や氏名を記入した手数料納付券を貼る
- 収集日に指定場所に出す
粗大ごみ回収は、多くの自治体で予約制となっています。
その場合、予約や手数料納付券の購入など事前準備が必要となりますので注意してください。
早めに処分の計画を立て、時間に余裕をもって排出しましょう。
粗大ごみ回収は身近な手段ですが、収集日当日の朝に自分でベンチプレスを運搬しなければならないというデメリットがあります。
また収集頻度が月一回と低いため、急ぎの場合には不向きな手段です。
お急ぎの方や自力での運搬が難しい方は、別の方法を検討しましょう。
②自治体のクリーンセンター(ごみ処理施設)に自己搬入
「車を持っていてベンチプレスを運搬できる」「ベンチプレスの持ち運びを自力で行える」という方は、自治体のクリーンセンター(ごみ処理施設)にベンチプレスを搬入する方法を検討してもいいでしょう。
ベンチプレスをクリーンセンターに自己搬入できれば、粗大ごみの回収日を待たずにベンチプレスやそのほかの不用品をまとめて処分できます。
不用品の重量で処分手数料を決定する施設であれば、粗大ごみ回収よりも1点当たりの処分費用を安くできる可能性もあるため、費用を節約したい方にもおすすめの方法です。
【各自治体の処分手数料】
- 愛知県名古屋市:10㎏までごとに200円
- 神奈川県横浜市:各戸回収と同じ料金が必要
- 大阪府大阪市:10㎏ごとに90円
- 福岡県福岡市:10㎏につき140円
ただし前述したように自己搬入には車が必須となるため、車を持っていない方や免許がない方には利用できない手段となっています。
もし車があっても、利用できる距離にクリーンセンターがない、ということも考えられるでしょう。
その場合は粗大ごみ回収や不用品回収業者の利用など、別の手段を検討してください。
③リサイクルショップに売却する
近年の筋トレブームにより、ベンチプレスやバーベルといったトレーニング器具の買取を強化しているリサイクルショップは増加しています。
「使用済みだから」「特殊な品だから」とあきらめず、一度査定を受けてみるのがいいでしょう。
ベンチプレス以外のトレーニング用品や不用品をまとめて売ることで、思わぬ臨時収入を得られるかもしれませんよ。
ただし、リサイクルショップで買取してもらえるベンチプレスは状態が良いものに限られます。
汚れ・劣化が著しいものや故障しているものなどは買取を断られる可能性があるため注意しましょう。
「店内に置くスペースがない」「そもそもトレーニング器具を取り扱っていない」など、さまざまな理由で買取を断られるケースもあるため、事前にお店に問い合わせて買取可能かどうか確認しておくことをおすすめします。
④フリマアプリ・ネットオークションに出品する
不用品処分の手段として定着したフリマアプリやネットオークションにも、ベンチプレスが多数出品されています。
【メルカリで実際に取引されているベンチプレス】
- iROTEC(アイロテック)ベンチプレスセット:33,500円
- WILDFIT(ワイルドフィット)ベンチプレスセット:34,500円
- FIGHTIBGROAD(ファイティングロード)ベンチプレスセット:50,000円
- iROTEC(アイロテック)ベンチプレスセット:40,000円
フリマアプリやネットオークションでは「自分で好きな売値を設定できる」「不特定多数のユーザーから買い手を募れる」のがメリットです。
しかしその反面、ベンチプレスはその重量・サイズから「どうしても送料が高額になりがち」というデメリットがあります。
もし送料をかけたくないなら買い手に直接自宅までベンチプレスを引取に来てもらう方法もありますが「初対面の人に家を知られてしまう」「購入できる人が限られる」といった問題点もあるため、利用時には注意が必要です。
⑤人に譲る・ジモティーを利用する
友達や筋トレ仲間など、身近にベンチプレスを必要としている人がいれば譲って使ってもらうのも手です。
もし身近で譲り先が見つからないなら、地元の掲示板「ジモティー」を利用して、譲る相手を募るのもいいでしょう。
売るほどではないけどそのまま捨てるのはもったいない品を、捨てずに有効活用してもらえるのであれば嬉しいですよね。
しかし、ベンチプレスは重量があり持ち運びが難しいのに加えて、ある程度の広さの設置スペースが必要になることから、すぐに譲り先が見つからない可能性があるため急ぎの方は注意しましょう。
もし譲り先がすぐ見つかったとしても、重量のあるベンチプレスの受け渡し方法を考えたり、日程を調整しなければならなかったりと、手間がかかる点にも注意が必要です。
手間をかけられない、時間がない方は別の方法を検討したほうがいいかもしれません。
⑥不用品回収業者に依頼する
ベンチプレスは解体したとしても、パーツひとつひとつに重量があるため、処分にはどうしても手間と時間がかかりがちです。車や人手がない場合や自治体でバーベルが回収不可になっている場合には、ますますどう処分するか悩んでしまいますよね。
そんなときには、不用品回収業者に回収を依頼するのがおすすめです。
【不用品回収業者の利用手順】
- 電話やメール、Web受付、LINEなどで見積もりを依頼する
- スタッフが現地を訪問し、見積もりを作成する
- 見積もり内容に納得できたら、契約する
- 作業日時の調整
- 当日、家の養生・不用品の回収・買取をスタッフが行う
- 作業完了確認後、費用の支払い
不用品回収業者に依頼すれば、自治体の分別を調べたり、自治体の粗大ごみ回収の予約を取ったりする面倒な手間を一切かけずにベンチプレスを手放せます。
ベンチプレスを分解したりバーベルの重りを外したりしなくてもスタッフがそのまま回収・運搬してくれるので、人手や時間がない場合にも安心です。
また、不用品回収業者は年中無休で稼働しているので、自分の都合に合わせて回収を依頼できるのもメリットです。夜間の作業はもちろん、早ければ電話したその日に回収に来てもらえることもあるため、お急ぎの方や、仕事で日程調整が難しい方はぜひ利用を検討してみてください。
不用品回収業者の利用の注意点
便利な不用品回収業者ですが、中には回収した不用品を不法投棄したり、高額な費用を請求したりする悪質な事業者も存在しているため注意してください。
(参考:国民生活センター|不用品回収サービスのトラブル)
依頼前には以下のようなポイントをチェックし、慎重に業者選びを行いましょう!
- 会社の住所・電話番号が実在のものか確認する
- 最新の口コミを確認する
- SNSで会社名を検索し、利用した人の感想を確認してみる
- 電話口のスタッフの対応を判断材料にする
- 作業実績を確認する
- 業者のブログや作業動画を見てみる
- 「相見積もり」をとる
- 見積書の項目が明確に書かれているか確認する
- 追加料金の有無をあらかじめ確認しておく
中でも特におすすめなのは、複数の業者から見積もりをとる相見積もりです。
複数の見積もりを同時に見比べられるので業者の不審な点に気づきやすくなり、さらに「より安い業者を選ぶのに有効」という利点もあります。
ちょっと面倒ですが、依頼前にはぜひ相見積もりを試してみてください。
別ページでは、安心して依頼できるおすすめの不用品回収業者をご紹介しています!
業者選びの際はぜひ、参考にしてみてください!
ベンチプレス処分時の注意点
ここでは、ベンチプレスを処分する際の注意点を解説します。
処分前には一度、目を通してみてください。
事業で使用したベンチプレスは自治体でごみに出せない
スポーツクラブやジムなどで使用したベンチプレスは、形状や重量・サイズに関わらず「事業系ごみ(産業廃棄物)」として扱われるため、自治体のごみ回収では排出できません。
適切に処分を行えなかった場合、懲役や罰金など重い刑罰が科せられますので注意が必要です。
事業系ごみは廃棄物処理業者に回収・廃棄を委託のうえ、処分します。
自治体のホームページには事業系ごみの捨て方のほか、許可を得た事業者のリストなどが掲載されていますので、まずはそちらを確認しましょう。
- 東京都練馬区:事業系のごみ処理
- 東京都千代田区:事業者が出すごみ
- 愛知県名古屋市:産業廃棄物について
- 福岡市役所環境局(福岡県):事業所のごみ(事業系一般廃棄物、産業廃棄物)
運搬時のケガに注意
家庭に設置するベンチプレスは業務用のものよりコンパクトなものが多いですが、それでもかなりの重さがあるためひとりで持ち運ぶのは難しいでしょう。
無理に持ち上げたり引きずったりすると、腰や膝のケガの原因になってしまったり、お部屋の床の破損を招いたりする可能性があるため、注意してください。
ベンチプレスを持ち出す際は必ず複数人で持ち上げ、運搬することを徹底しましょう。
人手がないなら不用品回収業者の利用を検討してください。
ベンチプレスの処分の際に出やすい不用品
ベンチプレスを処分する際、一緒に使っていたトレーニング用品を捨てたいということももちろんあるでしょう。
そこでここでは、ベンチプレス以外のトレーニング用品の大まかな分別・捨て方をご紹介します。
トレーニング用品 | 分別 |
---|---|
フィットネス・エクササイズマット | 折りたたんで可燃ごみ |
エアロバイク | 粗大ごみ |
懸垂マシン・バー(チンニングスタンド) | 粗大ごみ |
トレーニングウエア・シューズ | 資源ごみ 可燃ごみ |
腹筋ローラー | 不燃ごみ |
バランスボール | 可燃ごみ (空気を抜いて折りたたむ) |
※自治体によっては分別が異なることもあります。必ずお住まいの自治体の分別一覧を確認してください。
そのほかのトレーニング用品やダイエット機器の処分方法については、以下の記事でも詳しく解説しています!
処分時には一度目を通してみてください。
よくある質問
Q ベンチプレスの回収を依頼したいのですが、感染対策はきちんとされているのでしょうか?
A. 当社は、アルコール消毒と手洗い、マスクの常時着用を従業員に徹底させております。運転中の定期的な車内換気、車両の消毒も実施しておりますので、ご安心ください。もちろん、ベンチプレスの回収作業の際はソーシャルディスタンスを守りながら対応いたします。
Q ベンチプレスの回収依頼はどのようにすれば良いですか?
A. ご依頼は電話やメール、LINEなどでお願いいたします。電話は9:00~19:00の時間帯で、年中無休で対応しております。メールは当社の公式サイトに専用フォームを用意しておりますので、必要事項をご入力のうえご連絡ください。LINEは当社のアカウントを友達登録していただければ、メッセージをお送りいただけます。
なお、見積もりは無料です。お客様のご都合のよい方法で、ぜひお気軽にご依頼ください。
Q ベンチプレスは夜間でも回収可能ですか?
A. はい、夜間の回収作業も可能でございます。通常の回収は19:00までとしておりますが、お客様のご要望に応じて、この時間より遅い夜間の回収も対応しております。まずはご相談くださいませ。
Q ベンチプレス1点のみでも回収してもらえますか?
A. はい、おまかせください。当社では不用品の個数の条件などはございません。ベンチプレス1点から回収可能ですのでご安心ください。
Q ベンチプレスの回収料金をなぜ安くできるのですか?
A. 当社では回収した不用品はできる限りリユース・リサイクルし、海外への輸出や自社でのネット販売なども行っております。このような取り組みにより廃棄にかかるコストを抑えられ、お客様にリーズナブルな料金を提供することが可能となっています。
Q ベンチプレスを回収する前にしておいた方が良いことはありますでしょうか?
A. お客様にして頂くお手間は何もございません。ベンチプレスの回収や運搬、その後の清掃まで当社スタッフが責任を持って行わせていただきます。たとえベンチプレスに汚れがあっても問題ございませんので、スタッフが訪問するまでくつろいでお待ちくださいませ。
まとめ
ベンチプレスは自治体で粗大ごみとして処分可能ですが、その重量やサイズの大きさから「そもそも持ち運びができない」ことも多く、処分に困ってしまいがちです。
特にバーベルは自治体で処理困難物とされていてごみに出せないこともあるため、注意しなければなりません。
もしベンチプレスを「ごみに出せない」「持ち運べない」といった事情でお困りでしたら、不用品回収業者の利用を検討しましょう。
- ベンチプレスの重さ・形状問わず回収可能
- ほかのトレーニング用品もまとめて回収
- スタッフが分別や運搬をすべて行うので安心!
- 自分の都合のいい日程で作業してもらえる
- まだ使えるベンチプレスは買取も可能
弊社「出張回収センター」でも、ベンチプレスはもちろん、それ以外のさまざまな不用品の回収・買取を行っています。
年中無休で受付しておりますので、お急ぎの方はぜひ一度ご相談ください!
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