【釣り竿の賢い捨て方】自治体での処分や買取についても解説

目次

【釣り竿の賢い捨て方】自治体での処分や買取についても解説

「釣り」は今も昔もとても人気のある娯楽、趣味の一つです。
釣り好きの人にとっては道具を揃えることも楽しみの一つですが、「釣り竿」の捨て方については悩む人も多いでしょう。

釣り竿にはさまざまな大きさ、材質があるため、どの捨て方が最適かわからない人も多いはず。
また、高価な釣り竿であればごみとして捨てるのは気が引けますよね。

今回は、「釣り竿」の処分方法や「買取」についてご紹介します。
いらなくなった釣り竿の処分を検討される方は、ぜひ参考にしてみてください。

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

釣り竿をごみとして処分する方法

【釣り竿の賢い捨て方】自治体での処分や買取についても解説

釣り竿の処分を考えたとき、「ごみ」として処分するか「売却」をするかの2通りに分けられます。
まずはごみとして処分する方法を見ていきましょう。

処分方法1.普通ごみで処分

釣り竿は多くの自治体で「普通ごみ」か「粗大ごみ」として処分することができます。
自治体で釣り竿を捨てる場合は、素材や大きさごとに分別し、お持ちの釣り竿がどのごみに当てはまるのか確認しましょう。

基本的に釣り竿は、「竿」と「リール」に分けることができますが、ほかにも「釣り針」や「おもり」「釣り糸」といった部品を外す必要があります。
まずは、パーツがどの分別方法になるのか、自治体のルールを確認してください。

一般的に釣り竿は、以下のように分別されます。

パーツ分別区分
釣り竿(一辺の長さが30㎝以下・50㎝以下など)可燃ごみや不燃ごみ
釣り竿(一辺の長さが30㎝以上・50㎝以上など)粗大ごみ
リール不燃ごみ
釣り針・金属製のおもり不燃ごみ
釣り糸可燃ごみ

釣り竿の素材は「カーボン」が主流ですが、ほかにも竹やガラス繊維から作られた「グラス」、ホウ素繊維を使用した「ボロン」などがあげられます。
どの素材が使用されているかによって分別区分が変わる自治体もあれば、「釣り竿」とひとくくりに分別区分が決まっていることも。

また、大きな釣り竿であれば「粗大ごみ」となることが多いですが、小型の場合は何ごみになるか、自治体のルールを確認しましょう。
普通ごみ(可燃や不燃)の場合は自治体の指定ごみ袋に入れ、回収日に捨てることができます。

処分方法2.粗大ごみで処分

お持ちの釣り竿が「粗大ごみ」と分別される場合、事前予約が必要になることがほとんどです。
多くの自治体ではインターネットや電話などで申し込みをおこない、指定された日時に釣り竿を収集場所へ出しておきます。
粗大ごみの回収日は月に1回程度のところが多いため、時間に余裕を持って申し込みしましょう。

また、釣り竿は数本まとめて捨てても費用が同じになることが多いようです。
不要な釣り竿が何本かあるときは、一緒に出したほうがお得になります。

一般的な自治体での粗大ごみの利用手順は以下のとおりです。

  • 自治体のホームページや電話から申し込みをする
  • 手数料納付券(シール)をスーパーやコンビニなどの指定販売店で購入する
  • シールに受付番号や氏名などの必要事項を記入し、釣り竿に貼る
  • 指定された日時に指定場所へ出す

例として、以下の自治体での釣り竿の分別区分と粗大ごみの処分費用を紹介します。

自治体名釣り竿の分別区分粗大ごみでの処分費用
神奈川県横浜市・燃やすごみ(50㎝未満)
・粗大ごみ(50cm以上)
・15本までを1組として200円
静岡県浜松市・燃えるごみ(60cm未満)
・連絡ごみ(60㎝以上)
・5本までごとに310円
愛知県名古屋市粗大ごみ・10本までを1組として250円
京都府京都市粗大ごみ・5本ごとに400円

釣り竿を出す際、先が折れていたり尖ったりしている場合は、回収作業員がケガしないよう紙で包んでおきましょう。

処分方法3.不用品回収業者へ依頼する

釣り竿以外にも捨てたいものがたくさんある場合は、不用品回収業者へ依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者では家庭から出るさまざまな物を回収、処分してもらえます。

電話やインターネットで申し込みをすれば、自宅まで不用品を引き取りに来てくれるので、面倒な運び出しや分別などは必要ありません。
釣り竿や釣り道具もそのままの状態で引き取ってもらえます。

不用品回収業者は、釣り竿1本でも回収してもらえますが、トラックで自宅まで回収に来ることもあり、不用品が少量だと割高になりがちです。
釣り竿1本の回収・処分費用の相場は3,000円~ほどで、業者によってはこれに、車両費や人件費などがかかる場合もあります。

そこでおすすめなのが、決められた車両に不用品をいくつ積み込んでも定額になる「積み放題プラン」です。
このプランであれば不用品が増えても決められた料金を上がることがなく、載せられるだけ不用品を処分できます。
さらに業者によっては「買取」をおこなっているため、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

このように業者ごとにお得なプランがある場合もあるため、見積もりを取って自分に合ったプランを提案してもらいましょう。

不用品回収業者は、以下のようなときに利用すると便利です。

  • 実家の整理をしていて釣り竿以外にも処分したい物があるとき
  • 引っ越しのため、釣り竿や、他の不用品をすぐ処分したいとき
  • 自分では運搬が難しい家具や家電も一緒に処分したいとき
  • 「買取」と「処分」を同時におこないたいとき

不用品回収業者はスタッフが運び出し作業をしてくれるため、重い物や自治体では捨てにくい物などの処分にも大変便利です。
また、自分の都合に合わせて作業日が選べるので、土日や祝日、夜間などの処分も可能。
もちろん、引っ越しに合わせての作業もできるため、処分を急いでいる方にもおすすめです。

釣り竿を捨てずに処分する方法

【釣り竿の賢い捨て方】自治体での処分や買取についても解説

釣り竿によっては買い取ってもらうことも可能ですので、状態が良い釣り竿は査定に出してみましょう。
買い取ってもらえれば処分費用が浮くうえに臨時収入にもなり、新しい釣り竿の購入資金にもなりますよ。

ここでは釣り竿の売却方法について、ご紹介していきます。

1.釣り具専門店で買い取ってもらう

釣り竿の買取は、「釣り具専門店」や「リサイクルショップ」などで可能ですが、少しでも高く買い取ってもらいたい場合は「釣り具専門店」がおすすめ。
釣り道具全般の知識を持つスタッフが多く在籍しており、再販ルートを持っていることが多いため、高値で買い取ってもらえる可能性が上がります。

特に釣り竿の元々の購入額が高かった場合や、人気モデルの場合は思ってもみない額で買い取ってもらえることも。
買取業者の中にはLINEやメールで大体の買取額を教えてくれる業者もあるため、ぜひ利用してみましょう。

2.リサイクルショップで売却する

釣り竿以外にも売りたい物があるという場合は、リサイクルショップを利用する方法もあります。
アウトドア用品を扱うリサイクルショップであれば、釣り道具の買取をおこなっていることも多いため、査定前に問い合わせてみましょう。

リサイクルショップを利用するメリットは、さまざまなジャンルの製品を同時に売却できることです。
また、身近にリサイクルショップがある人は、直接品物を持ち込むほうが高く買い取ってもらえたり、その場で現金化できたりするといったメリットもあります。

ただし、基本的に専門店以外での買取は査定額が安くなりやすいため、どうしても高く売りたい場合は専門店を利用しましょう。

3.フリマサイトやネットオークションを利用する

釣り竿を売却する方法は、フリマサイトやネットオークションを利用するという手もあります。
こうしたサイトを利用するメリットは「自分で売り価格を決められる」ということ。
買取店とは違い、自分で価格を決められることで納得いく金額で売ることができます。

とは言え、やみくもに高い金額を付けると売れなかったり、売れた後にトラブルになったりする可能性があります。
釣り竿を出品する際は、相場価格を調べ、写真や説明を正しく載せるようにしましょう。

また、フリマサイトやネットオークションで売れた場合、釣り竿を自分で梱包・発送しなければなりません。
さらに販売手数料が必要になるなど、出費もかかることを理解したうえで利用しましょう。

4.寄付をする

釣り竿は海外への支援団体や寄付活動をおこなう団体などで、寄付を受け付けている場合があります。
こうした団体では寄付された釣り竿をリユースし、ワクチンや寄付金に変えるほか、直接海外へ釣り竿を送り、使ってもらうといった活動をおこなっています。

お持ちの釣り竿を寄付することで社会貢献ができるのは嬉しいですよね。

寄付の方法としては、インターネットで寄付先を検索し、条件を確認してからおこなうのがおすすめです。
支援団体によっては事前に連絡が必要な場合や、直接持ち込みをNGとしているところもあります。
また、基本的に寄付の場合、配送料は「寄付する側」の負担となりますので、費用がかかることを理解したうえでおこないましょう。

当社REPROZホールディングスでも、「ユースマイル」にて寄付・支援活動をおこなっています。
「釣り竿」の寄付も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

人気の釣り竿メーカー

【釣り竿の賢い捨て方】自治体での処分や買取についても解説

ここでは釣り竿の人気メーカーと、その買取額について解説していきます。

人気の釣り具メーカー

釣り竿を含め、釣り道具はさまざまなメーカーから販売されていますが、中でも人気なのは以下のメーカーです。

  • ダイワ
  • シマノ
  • ジャッカル
  • アブガルシア
  • ティムコ
  • メジャークラフト
  • がまかつ
  • 東レ
  • グローブライド
  • スミス
  • G-クラフト
  • ピュアフィッシング
  • ダイコー
  • ウエダ
  • プロックス
    など

釣り具市場で世界トップシェアを誇っているのは、ダイワのブランドで知られる国内メーカー「グローブライド」。
また、「シマノ」や「ダイワ」は釣りファンに馴染みが深く、安定した人気メーカーと言えます。

釣り竿の買取額はモデル・メーカーによって大きく異なる

釣り竿の買取は同じメーカーのものであってもモデルによって大きく異なります。
そのため「買取相場」を知りたい場合、同じメーカー、モデルの買取実績を確認するのがおすすめです。

特に人気のモデルでなければ、ロッド(釣竿)やリールの買取相場は、未使用品で「定価の半額ぐらい」、使用後であれば「定価の半額を下回るぐらい」が目安となります。

一方人気のモデルであれば「定価の半額を上回る」ことも珍しくありません。
例えば「シマノ」の「極翔 石鯛 540 置竿」は、定価で100,000円~ですが、中古品の買取額は70,000円ほどと高価買取が期待できます。

メーカーやモデルによっては古くても希少価値がある

買取と言うと古い物は断られたり、安値で買い取られたりするイメージを持つ方も多いと思いますが、釣り竿においては古いモデルでも需要があります
特に名作と言われる人気モデルは高値で買い取ってもらえるでしょう。

例えば「シマノ」の「13 ステラ SW 8000PG」は10年ほど前のモデルですが、40,000円での買取実績があります。
また、アブガルシアの「アンバサダー」シリーズはコレクターも多く、30年ほど前のモデルで65,000円での買取実績例も。

特に高額買取となりやすいのは「ダイワ」や「シマノ」ですが、他のメーカーであってもモデルによっては高額買取が期待できるため、何社かへ査定に出すとよいでしょう。

ちなみに釣り竿の売却では、竿(ロッド)とリールは別々で買取をしてもらいます。
竿単品よりもリールやルアー、魚群探知機、釣り用バッグ・ケースといった釣り用具全般を取り扱う店が多いため、同時に売ることで査定額が上がりやすくなるでしょう。

釣り竿を売るときのポイント

【釣り竿の賢い捨て方】自治体での処分や買取についても解説

釣り竿の売却は臨時収入になるうえ、別の使用者に釣り竿を使ってもらえるなど、メリットがたくさんあります。
とは言え、どんな釣り竿が売れやすいのか、わからない人も多いのではないでしょうか。

ここでは売却時のポイントをまとめましたので、参考にしてみてください。

釣り竿を査定に出す前のポイント

釣り竿を査定に出す前に以下のことをチェックしましょう。

  • 標準装備品が揃っているか確認する
  • 汚れを拭き取るなど、メンテナンスをする
  • 不要になったら早めに売る

釣り竿を購入した時に付属していた備品(替えスプール、替え穂先など)は、なるべく全て揃えてから出すようにします。
釣り竿に汚れが付いていた場合は、水洗いや拭き取りなどをしてキレイな状態にしてから出しましょう。

また、シマノやダイワといった人気メーカーは、年に一回新製品を発売します。
新製品が出るとお持ちの釣り竿が「古いモデル」となり、査定額が低くなる可能性があるため、不要になった時点で早めに売却しましょう。

近くに買取店がない場合は「出張買取」「宅配買取」を利用しよう

近年では多くの店舗がおこなっている「出張買取」や「宅配買取」。
どちらも自宅に居ながら売却ができる便利なサービスです。

「出張買取」「宅配買取」の違いは以下のようになります。

買取方法特徴メリットデメリット
出張買取・自宅までスタッフに来てもらい、査定・買取をしてもらう運搬しなくてよい自宅にスタッフを入れる必要がある
スタッフの出張料がかかる場合もある
宅配買取・申し込み後、段ボール箱に売りたい物を入れて買取店へ発送
査定後、買取があれば入金
好きなタイミングで売却ができる売れなかった場合、返送料がかかる場合もある

どちらも査定後にキャンセルしたい場合、出張費やキャンセル料がかからないことを確認しておくと安心です。
また、宅配買取の場合はキャンセル時に、返送料がかかる場合もあるため注意しましょう。

さらに宅配買取は、段ボール箱などの「宅配キット」を利用できることがほとんどですが、買取店によっては「220㎝ロッドまで」というように、竿の長さの指定があります。
お持ちの釣り竿が利用できるかどうか、確認してから利用するようにしてください。

折れた釣り竿は買取可能?

基本的に釣り竿は、どんなものもでも一度査定に出すことをおすすめします。
なぜなら業者によっては「折れた釣り竿」でも買い取っている場合があるためで、折れた竿であってもパーツを利用したり、修理して再販したりと、意外にも需要があるようです。
また、海外では壊れた釣り竿でも需要がある地域もあり、折れていても買い取ってもらえることがあります。

同様に、壊れたリールもパーツ利用のために買い取ってもらえることがあるため、まずは問い合わせをしてみましょう。

改造品は買い取ってもらえない

釣り具の修理や改造を自分でおこなっている場合は、買取不可となることもあります。
もし買い取ってもらえた場合でも、査定額はかなり低くなる可能性があるでしょう。

いつかお持ちの釣り竿を売却したいと考えている方は、修理や改造をしない方が安心です。

釣り竿の処分でよくある質問

Q.壊れた釣竿も回収できるのですか?

A.はい。傷ついていたり、折れていたりする釣竿も回収可能です。ただし、買取はできない恐れがございますのでご了承ください。

Q.絶対に即日対応できるのですか?

A.当社では可能な限り、ご依頼を受けたら即日対応を心がけております。
それでも、混雑状況やご依頼の時間帯によっては、翌日以降のご対応となってしまいます。
もしもご希望の日時があれば、お早めにご予約ください。

Q.見積を確認してからキャンセルできますか?

A.はい。当社では、お客様のご承諾なしに作業を始めることはございません。
ただ、もしも見積の額に納得いただけないようでしたらお申しつけください。可能な範囲で値下げの努力をいたします。

Q.釣竿の運び出しはやってくれますか?

A.はい。当社では、不用品の運び出しもサービスに含まれております。
搬出ルートによっては追加料金が発生するものの、その場合は必ずお客様に確認し、ご納得いただいてから作業いたします。

Q.夜間でも回収してくれますか?

A.原則として、当社の訪問時間は19時までです。
それでも、お客様のご希望があればできる限り調整いたします。
スタッフのシフトなどを調節する必要がありますので、営業時間外での回収をご希望の方はなるべくお早めにご相談ください。

まとめ

【釣り竿の賢い捨て方】自治体での処分や買取についても解説

今回は釣り竿の処分方法について解説してきました。
釣り竿は古い物や折れた物でも買い取ってもらえる可能性があり、まずは査定に出してみるのがお得な処分方法と言えます。

また、処分する際はパーツごとに分別し、何ごみに該当するか自治体のルールを確認することが大切です。
誤った方法で出してしまうと回収されないだけでなく、「不法投棄」とみなされる場合もあるため注意しましょう。

当社「出張回収センター」でも、釣り竿を含め、釣り道具の買取・処分が可能です。
査定をおこない、買取額が付かなかった釣り竿に関してもそのまま引き取り処分することができ、手間がかかりません。

見積もり、査定後のキャンセルもできますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

対応可能品目数、業界随一!

不用品回収対応品目一例