クーラーボックスの処分方法7選!お得な中古買取や注意点も解説

目次

赤いクーラーボックスに入ったペットボトルと氷

キャンプや釣り、運動会などアウトドアで活躍する「クーラーボックス」。
生鮮食品や飲み物を冷たいままキープできる便利なグッズですが、蓋が壊れたり、内部が汚くなったりすると手放すことを考える方も多いのではないでしょうか?

クーラーボックスは、地域のごみ出しでも処分できますが、使用頻度の少ないものなら高く売れることがあります。
この記事では、クーラーボックスの正しい処分方法や売却のポイントについて紹介します。

「壊れたクーラーボックスを処分したい」
「ほとんど使っていないクーラーボックスは売れる?」

とお困りの方は、ぜひ参考にしてください!

▼この記事でわかること

  • クーラーボックスの処分方法
  • クーラーボックスを処分する際の注意点
まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

クーラーボックスの処分方法は7通り!

開いた状態のグレーのクーラーボックス

クーラーボックスの処分方法は主に7通りです。

  1. 可燃ごみ・不燃ごみとして処分する
  2. 粗大ごみとして処分する
  3. ごみ処理施設へ直接搬入する
  4. リサイクルショップで売却する
  5. フリマアプリやネットオークションに出品する
  6. 人に譲る・ジモティーを利用する
  7. 不用品回収業者へ依頼する

それでは各処分方法について、詳しく見ていきましょう。

①可燃ごみ・不燃ごみとして処分する

クーラーボックスは、自治体の分別に従い「可燃ごみ」または「不燃ごみ」として処分します。

ソフトタイプは多くの自治体で可燃ごみに分類されますが、ハードタイプ(主にポリエチレン・ポリウレタン製)や、金属の部品が付いているものは不燃ごみとして扱われることが一般的です。

具体的な自治体の例をいくつか紹介します。

自治体クーラーボックスの分別区分
静岡県静岡市可燃ごみ(1m以上のものは不燃・粗大ごみ)
東京都中央区ソフトクーラーバッグは燃やすごみ
内側に金属の付いているものは燃やさないごみ
千葉県柏市不燃ごみ

可燃ごみや不燃ごみとして処分するメリットは無料で処分できる点です。
一辺30cm以下の小さいクーラーボックスや、折りたたみ可能なものなら、ごみ袋に簡単に入れて収集日に出すことで気軽に処分できるでしょう。

ただし、自治体によっては指定のごみ袋の用意が必要になり、また収集日もそれぞれ異なります。
あらかじめルールを確認し、正しく利用するようにしましょう。

②粗大ごみとして処分する

サイズの大きいクーラーボックスは、自治体の粗大ごみ収集を利用して処分できます。自宅の玄関前やごみステーションなど指定場所で回収してくれるため、便利な方法です。

自治体ごとの粗大ごみ手数料は以下のとおりです。

自治体クーラーボックスを処分する際の手数料
愛知県名古屋市250円
千葉県浦安市520円
東京都多摩市200円

なお、愛知県名古屋市では、以下の手順で予約します。

  1. 粗大ごみ受付センターに電話・ウェブから申し込み
  2. 処理手数料券をコンビニやスーパーで購入
  3. 必要事項を記載して手数料券をクーラーボックスに貼る
  4. 指定日時・場所に出す

ステンレス製や大型クーラーボックスなどの粗大ごみは、指定場所まで運び出すのが困難に感じるかもしれません。

また、地域によっては申し込みから収集まで1ヶ月以上かかることもあるため、すぐに処分できない点がデメリットと言えるでしょう。

③ごみ処理施設へ直接搬入する

壊れたクーラーボックスを早く処分したい場合は、地域のごみ処理施設に持ち込む方法があります。
自治体のごみ収集日を待たずに、平日の空いた時間を利用して処分できる点がメリットです。

愛知県名古屋市では、当日の受付時間が朝8時から夕方4時までで予約は必要ありません。

処分までの手順は以下のとおりです。

  1. 身分証明書と処分するクーラーボックスを持参
  2. 住んでいる区の環境事業所で受付
  3. 指定のごみ処理施設へ移動
  4. 係員の指示に従い、積み下ろし
  5. 計測後、手数料を現金支払い

以下はごみ処理施設への自己搬入について記載のあった自治体の一例です。

地域利用料
愛知県名古屋市10kgまでごとに200円
大阪府大阪市10kgごとに90円
福岡県福岡市10kgまでごとに140円

見ていただくとわかるとおり、ごみ処理施設では重さによって処分料金が決まることがほとんどなため、通常の粗大ごみ収集に出すよりもさらに安く済む可能性が高いです。

しかし、自転車や徒歩で持ち込めないため車で搬入する必要があり、さらに施設での積み下ろしや移動はすべて自分で行う必要があります。
自治体によっては予約が必須となることもあるため、持ち込む前に確認しておくと安心かもしれません。

④リサイクルショップで売却する

不要になったクーラーボックスはリサイクルショップで買い取ってもらうことも可能です。
自宅に査定スタッフが訪問する出張買取なら、その場で現金化できるため大変便利な方法と言えます。

昨今のアウトドアブームの影響で中古のクーラーボックスでも需要は高いため、以下のような人気ブランドなら高価買取が期待できます。

  • Coleman(コールマン)
  • LOGOS(ロゴス)
  • SHIMANO(シマノ)
  • DAIWA(ダイワ)

たとえば、シマノのフィクセルシリーズは、最大110時間の保冷力と抗菌仕様が評判で、中古買取の相場は約10,000~30,000円です。
査定を依頼する際は、内側をきれいに水洗いし十分に乾かしましょう。清潔で見た目がいいものほど、評価がアップしますし、ほかにも登山・釣り用品をまとめて査定に出すことで価格が上がる可能性があります。

ただし、定価の低いモデル、臭いやカビが気になるクーラーボックスは再販が難しいため、売れないことがほとんど。
買取が難しい場合には引取不可とする業者もありますので、その場合は再度処分方法を検討し直す必要があるでしょう。

⑤フリマアプリやネットオークションに出品する

買取業者では断られてしまったクーラーボックスでも、フリマアプリやネットオークションなら、現金化して手放せる可能性があります。
個人間取引なので自由に価格設定ができ、欲しい人が見つかれば高額で売れることも。

実際にメルカリでは、以下のような中古のクーラーボックスが取引されています。

  • イエティ ローディー24:38,500円(送料込み)
  • スノーピーク マルチコンテナ:5,800円(送料込み)
  • コールマン クーラーボックス:19,000円(送料込み)

いずれも出品から6日以内に売れており、春・夏のキャンプシーズン前なら、さらに高く売れる傾向にあります。

ただし、出品作業やメッセージのやり取り、発送までに手間がかかる点には注意が必要です。

配送中に中身が壊れないように、サイズや素材に合わせてしっかりと梱包することも大切になりますし、顔の見えない取引だからこそ、その後のトラブルを避けるためにも丁寧な対応が必要とされます。
手間や時間をいちいちかけてられない…という場合には不向きな方法と言えるでしょう。

⑥人に譲る・ジモティーを利用する

使う機会が減ったクーラーボックスは、きれいなうちに知人や友人に譲るのもおすすめです。
無駄にならずに手放せるだけでなく、アウトドア好きな方なら、外出時の必需品として喜んで受け取ってくれる可能性が高いです。

一方、周囲に譲る相手が見つからない場合は、地域の掲示板「ジモティー」で譲渡先を簡単に探せます。

ジモティーでは実際に以下のようなものが出品されています。

  • 折りたたみ式の保冷リュック
  • 未使用のクーラーボックス
  • アウトドア食器
  • 釣り用品一式

譲渡するだけなら利用手数料も発生しませんし、自宅近隣や最寄り駅での受け渡しなら、もちろん送料もかかりません。

ただし、直接手渡しとなるため、丁寧にコミュニケーションを取り、事前にクーラーボックスの傷や汚れを正確に伝えた上で取引する必要があります。

なお、見知らぬ方との個人間での取引となりますので、実際に対面する際には駅前や公園の駐車場など公共の場を選ぶようにしましょう。

⑦不用品回収業者へ依頼する

「クーラーボックス以外にもまとめて処分したい不用品がある。」
「なるべく急ぎでクーラーボックスを処分して欲しい!」

そんなときは不用品回収業者へ依頼するのがおすすめです。

不用品回収業者へ依頼する手順は以下のとおりです。

  1. 電話やメール、Web受付、LINEなどで見積もりを依頼する
  2. スタッフが現地を訪問し、見積もりを作成する
  3. 見積もり内容に納得でき次第契約する
  4. 作業日時の調整
  5. 当日、家の養生・不用品の回収・買取をスタッフが行う
  6. 作業完了後、費用の支払い

不用品回収業者であれば、ハードタイプからソフトタイプまで、あらゆる種類のクーラーボックスを処分できます。
真空断熱パネルのクーラーボックスや、ポリエチレン製のものも適正に回収し廃棄やリユースに回し、汚れや破損がある場合ももちろん、そのほか処分したい不用品が大量にあったとしてもまとめて一度に回収してもらえます。

さらに、買取サービスのある不用品回収業者では、不用品の回収処分と同時に買取することが可能です。

クーラーボックスをはじめとしたアウトドア関連の品や、そのほか買取可能な家具・家電などの不用品があれば作業費から買取額を差し引き、場合によっては無料で利用することも。
買取できそうにないという場合にも、複数点まとめての依頼で1点あたりの処分費用をお得にできるプランもありますので、なるべく費用を抑えて利用したい方にぴったりの方法と言えるでしょう。

また、不用品回収業者には「自分の都合のいい日時に回収を依頼できる」という大きなメリットもあります。早ければ電話した当日に回収に来てもらえることもあるため、お急ぎの方は一度相談してみてはいかがでしょうか?

悪徳業者に注意!

不用品回収そのものは非常に便利なサービスですが、中にはいわゆる「悪徳業者」も存在しています。
次のような特徴が見られる業者には、注意した方がいいでしょう。

  • 「無料回収」を謳っている
  • 見積もりがわかりにくい
  • 料金表示やサービス内容の明確な記載がない
  • 回収事例が掲載されていない
  • 一般廃棄物収集運搬業許可などの許可証を確認できない
  • 極端に悪い口コミが多い

このような業者へ依頼してしまった場合には、さまざまなトラブルが起こりかねません。

トラブルに巻き込まれないためには、事前にしっかり下調べをするとともに、少しでも違和感を覚えたらきちんと問い合わせて納得のいく状態で契約することが大切です。

まずはお気軽にご相談ください!
電話受付時間:9時~19時

別ページでは悪徳業者の特徴や見分け方や不用品回収業者に必要な「古物商許可」について、安心して依頼できるおすすめの不用品回収業者についても紹介しております。
業者選びの際の参考になるかと思いますので、ぜひご参照ください。

クーラーボックスを処分する際の注意点

注意

ここでは、クーラーボックスを処分する際の注意点を解説していきます。

自治体によって分別ルールが異なる

クーラーボックスを処分する際には、まずお住まいの自治体のごみ出しルールをご確認ください。

多くの自治体では、プラスチック製のクーラーボックスは「可燃ごみ」、金属が含まれるものは「不燃ごみ」に分別し、サイズが大きい場合は「粗大ごみ」として手続きが必要とお伝えしました。

しかし、中にはクーラーボックスは大きさや素材に関わらず「大型ごみ」として処理する場合も。

このように自治体によって処分の基準が異なるため、ホームページや担当課での確認は必ず行いましょう。
誤った方法で廃棄してしまうと、最悪の場合不法投棄とみなされる可能性もありますので、各自治体のルールを守って正しく処分してください。

捨てる前に部品交換・再利用も検討する

クーラーボックスは、小物の収納や防災の備蓄入れとして代用できます。
真空断熱パネルを採用したハードタイプのものなら、長持ちするため、多用途に使えるでしょう。

しかし、内側のパッキンは劣化しやすいため、メーカーに問い合わせて早めに部品を交換することをおすすめします。
破損が見られない場合は、捨てる前に新しい使い道を検討してみてもいいかもしれませんね。

クーラーボックスの処分時に出やすい不用品

取っ手付きのグレーのクーラーボックス

クーラーボックスを処分する際に、アウトドアグッズやキャンプ用品といった関連製品もまとめて処分したいとお考えの方も多いのではないでしょうか?

ここでは、クーラーボックスを処分する際に出やすい不用品が何ごみにあたるのかを簡単に紹介いたします。

品目ごみの区分
釣竿可燃ごみ・不燃ごみ
大きさによって粗大ごみ
テント分解し金属部分を除けば可燃ごみ
粗大ごみ
調理器具、網不燃ごみ
大きさによって粗大ごみ
バーベキューコンロ粗大ごみ
ガスボンベ危険物
可燃ごみ

なお、お住まいの地域によって細かいルールは異なります。必ずホームページや広報、窓口などで確認した上で処分してください。

上記のガスボンベの処分炭の処分をはじめ、そのほかキャンプ用品の処分について詳しく解説した記事もありますので、処分を検討される場合はそちらもあわせてご覧くださいね。

クーラーボックスの処分でよくある質問

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Q.クーラーボックスと一緒にほかの不用品も回収してもらえますか?

A.はい、お任せください。
弊社では1回のご依頼で回収可能なアイテム数に上限がございません。
クーラーボックスとともにご自宅の不用品を一気に処分されたいというご依頼なども大歓迎です。
なお、アイテムの数量やサイズによって回収作業に必要な人員・トラックなどの調整が必要ですので、ご依頼の際に回収ご希望の品目をお知らせください。

Q.クーラーボックスを屋根裏の物置にしまっているのですが運び出してもらえますか?

A.はい、運び出しは弊社スタッフが責任を持って行います。
高所の収納スペースなどに置いている不用品は、お客様ご自身で降ろすのが難しい場合もございます。弊社スタッフはさまざまな場所にある不用品を回収してきた経験があり、スムーズに運び出しができます。無理せずスタッフにお任せください。

Q.クーラーボックスの回収作業までこちらで何かしておくことはありますか?

A.ご依頼いただいた後、回収作業までにお客様ご自身にしていただくことは一切ございません。
作業完了後にお支払いをお願いしますので、お支払いの準備だけお願いいたします(現金のほか、クレジットカードでのお支払いも可能です)。
なお、作業当日はお客様に立ち会っていただきますが、もし立ち会いが難しければ状況によって弊社スタッフのみで作業することも可能です。ご希望の場合は事前にご相談ください。

Q.クーラーボックス回収の見積もり後、キャンセルしても大丈夫ですか?

A.はい、お見積もり後のキャンセルも承っております。
お客様にご納得いただけなかった場合のキャンセルはいたしかたありません。
その場合、キャンセル料なども一切発生いたしませんので、ご不満などがありましたらお気軽にお申し付けくださいませ。

まとめ

食材が詰まったクーラーボックス

今回は「クーラーボックスの処分方法」について詳しく解説してまいりました。

クーラーボックスの処分方法は以下のとおりです。

  1. 可燃ごみ・不燃ごみとして処分する
  2. 粗大ごみとして処分する
  3. ごみ処理施設へ直接搬入する
  4. リサイクルショップで売却する
  5. フリマアプリやネットオークションに出品する
  6. 人に譲る・ジモティーを利用する
  7. 不用品回収業者に依頼する

クーラーボックスは、自治体で費用を抑えて処分できます。人気メーカーでまだ使えるものなら売却や譲渡も検討しましょう。

「急ぎでクーラーボックスを処分したい!」「クーラーボックス以外にもまとめて処分したい不用品がある。」そんなときは不用品回収業者の利用がおすすめです。

弊社「出張回収センター」では、クーラーボックスをはじめ、さまざまなアウトドアグッズ、キャンプ用品を買取・回収しています。
自治体では捨てにくい不用品もまとめて回収可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください!

対応可能品目数、業界随一!

不用品回収対応品目一例