茶箱の処分方法7選!解体方法やリメイク術まで詳しく解説

目次

蓋つき茶箱

茶葉や食材の保管に使われるのはもちろん、最近ではインテリア家具として愛用する方も多い「茶箱」。
防湿性・防虫性に優れ、丈夫で長く使用できるなどメリットの多い品ですが、いざ捨てるとなるとサイズが大きく重いため、処分に困る方も多いのではないでしょうか?

茶箱は木製ですが、内部にトタンやアルミが貼られていることもあり、「そのまま捨てていいの?」「解体したり剝がしたりしなくちゃいけないの?」など分別に迷うこともありますよね。

そこで今回のコラムでは、茶箱の処分方法と注意点をわかりやすく解説します。
茶箱をごみとして捨てる方法以外にも、売却や譲渡といった形で有効活用する方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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茶箱の処分方法は7通り!

古い茶箱

今回ご紹介する茶箱の処分方法は、以下の7つです。

  1. 粗大ごみとして捨てる
  2. 解体して普通ごみとして捨てる
  3. 買取店に売却する
  4. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
  5. 必要な人に譲る
  6. リメイクして再利用する
  7. 不用品回収業者に回収してもらう

それぞれの手順や注意点を確認していきましょう!

①粗大ごみとして捨てる

自治体の多くは「一辺30cm」以上の大きさのごみを「粗大ごみ」に分別しています。
そのため、サイズが大きな茶箱は「粗大ごみ」として捨てるのが一般的です。

ただし、「50cm」「90cm」「ごみ袋に入らないサイズ」など規定サイズは自治体ごとに異なり、サイズによっては捨て方が変わるケースもあるため注意してください。
サイズが大きいから粗大ごみだろうと勝手に判断せず、まずはお住まいの自治体のルールを確認しましょう。

粗大ごみ回収の手順

粗大ごみ回収は多くの自治体で「事前予約制」となっています。
その場合は以下の手順で処分可能です。

  1. 受付締切日までに粗大ごみ受付センターに電話かインターネットで申込
  2. 収集日、収集場所、料金を確認する
  3. 指定の販売店(スーパー・コンビニなど)で手数料納付券(シール)を購入
  4. 手数料納付券に名前を記入して、茶箱に貼る
  5. 収集日に指定場所に出す(立ち合いは不要)

手数料はだいたい500円以下で済むことが多いですが、自治体によってはそれより高くなることもあります。予約時に確認して、確実に捨てられるようにしておきましょう。

  • 神奈川県横浜市:200円
  • 埼玉県さいたま市:550円
  • 東京都江戸川区:400円
  • 静岡県静岡市:無料

粗大ごみ回収は身近な手段ではあるものの、どの自治体も回収頻度が月一回程度と低く、すぐ捨てられないのがネックです。
また、重い茶箱を自宅から持ち出し収集場所まで運搬する必要もあるため、複数個処分したい方には向いていない手段となっています。
処分が難しければ、別の方法を検討しましょう。

②解体して普通ごみとして捨てる

自治体の規定サイズより小さい茶箱や、解体して小さくした茶箱は普通ごみに出すことも可能です。

【茶箱の解体方法】

  1. ノコギリやバール、ペンチなど工具を用意する
  2. 新聞紙やビニールシートを敷いて床の養生をする
    ケガ防止に軍手の着用も忘れずに!
  3. 茶箱の内側のトタンやアルミを剥がす
  4. 蓋と本体を解体し、釘を全部抜く
  5. 解体した板をノコギリで小さくカットする
  6. 自治体の指示に従ってごみに出す

茶箱を解体できれば、事前予約や手数料の納付は必要ありません。指定ごみ袋に解体した茶箱のパーツを入れ、指定された日時に収集場所に持ち込めば回収してもらえるので、手軽な手段です。

ただし、大きな茶箱を解体する作業はかなりの労力と時間が必要で、さらに分別した茶箱を普通ごみに出す際には、木材部分は「可燃ごみ」、内側のトタン部分やアルミ部分は「不燃ごみ」、釘は「金属ごみ」など、素材を細かく分別して捨てる手間もかかります。
DIYに慣れていない方や時間がない方には難しい手段といえるかもしれません。
無理をすると作業中にケガをする可能性もありますので、解体が難しい場合は別の方法を検討してください。

③買取店に売却する 

茶葉を保管する以外にもたくさんの使い道がある茶箱は、売却も可能です。
「古いから」「使用済みだから」といって捨ててしまわず、リサイクルショップやアンティーク専門買取業者での査定を受けてみるのをおすすめします。

【高く売るコツ】

  • ホコリや汚れを拭き取りきれいな状態にしておく
  • 湿気の無い、直射日光のあたらない場所に保管しておく
  • 複数の店舗で査定を受ける
  • 事前にネットで買取相場を確認しておく

年代物の茶箱がアンティーク品として高額で買い取ってもらえるといっても、ただ古いだけで壊れていたり状態が悪かったりするものは買取不可になる可能性が高いです。その場合、買い取ってもらえるどころか処分費用を請求されてしまう可能性があるため、注意が必要です。
どんなものなら買いとってもらえるのか、買取不可になった場合の処分費用などについては事前にお店に確認しておくのをおすすめします。

④フリマアプリ・ネットオークションに出品する

外国人観光客やZ世代の間でレトロブームが続いていることもあり、古い茶箱はフリマアプリ・ネットオークションにもたくさん出品されています。
状態が良いものやアンティーク調などデザインが優れたものに高値が付く可能性があるのはもちろん、古いものでもそれなりの値段で売れる可能性があるので一度査定に出してみるのがおすすめです。

【メルカリで実際に取引されている茶箱】

  • 茶箱 特大サイズ:4,399円
  • 宇治茶箱 大サイズ:4,800円
  • 茶箱 小サイズ2個セット:4,000円
  • 茶箱 小サイズ:2,700円

ごみとして捨てるしかないと思っていたものに思わぬ値が付く可能性がある…というのはうれしいメリットですが、出品したからといってすぐに売れるとは限らないため、急ぎで処分したい方には不向きな方法といえるかもしれません。
また、「売却時は送料や手数料がかかる」「出品から発送まですべて自分で行うため手間がかかる」のもデメリットです。
「手間をかけたくない」「時間がない」ということであれば別の手段を検討したほうがいいでしょう。

⑤必要な人に譲る

まだ使える茶箱を捨てるのに抵抗がある…ということなら、知人や友人に譲って使ってもらうという選択肢もあります。
身近で譲り先が見つからないなら、地元掲示板「ジモティー」で譲り先を探して引き取ってもらうのもいいでしょう。
直接手渡しできれば送料や梱包も要らないので、「売ったり捨てたりするのでなく気軽に手放したい」「費用を節約したい」という方にもおすすめの手段です。

ただし、無料でお譲りするからといって茶箱の状態が悪いのをそのままにしたり、相手が欲しがっていないのに無理やり押し付けたりすると、のちのちトラブルになる可能性もあるため注意しましょう。
譲る前には「茶箱を実際に見てもらい了承を取ったうえでお譲りする」「カビやホコリを拭き取り、きれいな状態にしておく」など、きもちよくやり取りを終えられるよう配慮することが大切です。

⑥リメイクして再利用する

丈夫で防湿性や防虫性が高く、収納に優れた茶箱は長持ちするため、リメイクして再利用する方法もおすすめです。

  • 米や乾物など、食材の保管に活用する
  • 精密機械や衣類の保管に利用するのも◎
  • 布やペンキ、金具を施し収納家具として使う
  • 蓋部分にクッションを張り、椅子として使う

ネットで検索すれば上記のほかにも、さまざまな活用法・アレンジ方法が見つかります。
写真や動画を付けてわかりやすく解説してくれているサイトもありますので、興味がある方はぜひ調べてみてください。

⑦不用品回収業者に回収してもらう

「茶箱が大量にあり、ごみに出すのが難しい」「ほかにも捨てたいものがある」という場合には、不用品回収業者を利用するという方法もあります。
見積もり依頼から回収までの手順は以下の通りです。

  1. 電話やメール、Web受付、LINEなどで見積もり依頼をする
  2. スタッフが現地を訪問し、見積もりを作成する
  3. 見積もり内容に納得できたら、契約する
  4. 作業日時の調整
  5. 当日、家の養生・不用品の回収・買取をスタッフが行う
  6. 作業完了確認後、費用の支払い

不用品回収業者に回収を依頼すれば、粗大ごみ回収の予約をしたり、重い茶箱をごみ収集所まで持ち運んだりする手間は一切必要ありません。大きな茶箱も解体せずにそのまま回収してもらえます。
分別や搬出といった面倒な作業はすべてスタッフにおまかせできるので、とにかく手間なく不用品を処分可能です。

上記のほか、不用品回収業者には「自分の都合のいい日時に回収を依頼できる」という大きなメリットもあります。即日対応や、夜間・不在時の作業など、さまざまな状況に臨機応変に対応してくれるので、忙しい方にもおすすめです。

不用品回収業者を安く利用するコツ

不用品回収業者は便利な手段ですが、茶箱ひとつを処分するとなるとどうしてもほかの手段よりも費用が割高になってしまいがちです。
できるだけ安く利用したいなら、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 複数の不用品をまとめて回収してもらい、積み放題プランや定額プランを利用する
  • 回収と同時に不用品の買取をしてもらい、買取金額で処分費用を相殺する
  • 相見積もりをとる

中でも特におすすめなのは、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」です。
複数の見積もり書を見比べることで提示された料金やプランが自分に合っているものかどうかを判断でき、同じサービス内容でより安い業者を探すのに役立ちます。
そのほか、複数の業者とやり取りを行うので悪徳業者の不審な点に気づきやすくなるというメリットもあります。
忙しいときには難しいとは思いますが、できれば2~3社以上の業者から見積もりをとって比べてみてください。

別のページでは不用品回収業者に必須の「古物商許可」についてや、業者選びのポイントについても解説しています。業者選びの際はぜひ参考にしてみてください!

よくある質問

Q 小さな茶箱一つだけでも回収してもらえますか?

A. はい、喜んで承ります。もちろん茶箱一点からでも回収しており、サイズの制限もございません。なお当社には「トラック積み放題プラン」という、不用品をまとめて回収することでおひとつあたりの費用をお安くできる料金プランがございます。もし茶箱以外にも不要なものがございましたら、合わせて回収することでお得に処分できるので、ぜひこの機会にご検討ください。

Q 壊れた茶箱でも回収してもらえますか?

A. もちろん、壊れた茶箱も回収可能です。壊れた茶箱が大量にあっても、熟練のスタッフがスムーズに回収しますのでご安心下さい。

Q すぐに茶箱を回収してもらえますか?

A. 名古屋周辺の指定エリア内であれば、最短30分で回収にお伺いすることも可能でございます。ただし土日や繁忙期など依頼が集中している場合には、残念ながらご希望の時間帯に回収できない可能性もございますので、お急ぎでしたらなるべく早めにご連絡ください。

Q まずは茶箱の回収費用の見積もりだけ出してもらうことはできますか?

A. はい、茶箱回収のお見積もりだけのご依頼にも対応しております。当社は愛知・名古屋で最安値級の料金設定で実績も豊富ですが、もしお見積もりに納得いただけない場合はキャンセルも可能でございます。その場合キャンセル料も発生いたしませんので、お気軽にお問い合わせください。

Q 茶箱の回収は何日くらい前までに申し込めばいいですか?

A. 茶箱の回収のお申し込みはいつでも受け付けております。ご連絡をして頂いた当日でもご訪問が可能です。ただし、急ぎの場合でしたら、ほかのお客様との兼ね合いもございますので、できるだけお早めにご依頼ください。お客様のご希望にお応えするよう努めさせていただきます。

Q 日中は仕事をしているので、仕事が終わった夜間に茶箱の引き取りに来てもらえますか?

A. 当社は年中無休で土日祝日も営業しております。夜間の茶箱の回収のご依頼も承っておりますが、別のお客様との兼ね合いやスタッフのスケジュール調整などございますので、お客様のご予定がお決まりでしたらお早めにお問い合わせください。

茶箱処分時の注意点

手書きのビックリマーク

ここからは、茶箱をスムーズに処分するために知っておくべき注意点をご紹介します。
処分前には一度、目を通してみてください。

大量の茶箱の処分には注意が必要

茶箱はサイズが大きく重量があるため、複数個を一度にごみに出すと回収してもらえない場合があります。
自治体によっては回収できるごみの量に細かいルールを設けている場合もありますので、排出前には必ずお住まいの自治体のルールを確認してください。

  • 東京都江東区:45リットルの袋で3袋まで
  • 大阪府大阪市:1回の収集につき3袋(45リットル)程度
  • 山口県下関市:一度に収集できる粗大ごみ等の数は15点まで
  • 福岡県太宰府市:粗大ごみは月1回1世帯5個まで
  • 福岡県福岡市:1回のごみ出しで出せる量は、大45リットルの指定袋で10袋まで。粗大ごみは1度に10点まで

引っ越しや遺品整理などで大量に出たごみについては、自治体に相談すれば臨時で回収をしてもらえる場合もあります。
そのほか、自治体のクリーンセンター(ごみ処理施設)に自己搬入する方法や、不用品回収業者を利用する方法もありますので、予算や希望に合った方法を選びましょう。

茶道具を入れる「茶箱」の処分方法に注意

一般的に「茶箱」というと茶葉を入れる大形の箱を指しますが、抹茶碗や茶巾(ちゃきん)、茶筅(ちゃせん)、茶杓(ちゃしゃく)や、盆巾筒(ぼんきんづつ)といった茶道具を収納する用途で作られた箱が「茶箱」と呼ばれていることもあります。
捨てる際には間違った処分をしないよう、注意してください。

茶道具を収納する「茶箱」は自治体でごみとして捨てられるほか、元が高価なものなら茶道具買取専門店や骨董品店で売却することも可能です。
特に下記のような芸術的価値があるものは高額買取される可能性が高いため、適当に売却先を決めてしまわず、複数のお店で査定を受けるのをおすすめします。

  • 輪島塗
  • 鎌倉彫
  • 蒔絵
  • 螺鈿細工
  • 有名な作家の作品
  • 茶道具セット

まとめ

茶葉とスプーン

機能に優れ、丈夫な茶箱は古いものでも愛用者が多く、一定の需要があります。捨ててしまう前に買取店への持込や、フリマアプリ・ネットオークションへの出品を試してみるのがおすすめです。

汚かったり壊れていたりして売却できない茶箱については自治体でごみとして捨てられますが、重さやサイズ、状態によっては持ち運べないこともあるかもしれません。
その場合は、不用品回収業者に依頼することを検討しましょう。

【不用品回収業者のメリット】

  • 茶箱の状態に関わらず回収してくれる
  • そのほかの家具や家電も回収OK
  • 分別や運び出しはすべてスタッフにおまかせできる
  • まだ使えるものは査定・買取してくれる
  • 自分の都合のいい日時に回収を依頼できる

弊社「出張回収センター」でも、茶箱はもちろん、それ以外のさまざまな不用品の回収・買取を行っています。
年中無休で受付をしておりますので、お急ぎの方はぜひ一度ご相談ください!

対応可能品目数、業界随一!

不用品回収対応品目一例