不要な家具を処分したい!家具の処分方法と「出張買取」がおすすめなワケも解説!

目次

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「家具を処分したい」となったらまず、どんな処分方法を思い浮かべるでしょうか?
粗大ごみに出す?リサイクルショップに売る?フリマアプリに売る?などいろいろありますが、今回おすすめしたいのは、リサイクルショップや不用品回収業者が行う「出張買取」です。

「出張買取」と耳にしたことはあるけれど、ちゃんとは知らない、という方もいらっしゃいますよね。
出張買取とは、自宅に居ながらにして不要な品を買い取って貰えるサービスで、不用品が大量にある場合や家具のように重量のある品を処分したいときにとても便利なサービスなのです。

今回は、そんな出張買取の利点や買取されやすい家具とは、どんな家具なのかなどをお話ししたいと思います。
どうせなら、お得に家具を処分したいもの。
家具を処分したい、家具を新調する予定がある方は、是非参考にしてみてくださいね!

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買い取って貰いやすい家具とは?

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「家具を処分したい」と思い立ったなら、まずは処分したい家具の状態をチェックしましょう。
家具の状態が分かれば、その家具に適した処分方法を見つける近道となります。
家具の状態をチェックするとはいっても、どんな部分を確認すればいいのでしょうか?

まずは、買い取って貰いやすい家具かどうかを見ていきましょう。
チェックして欲しいのは以下の5点です。

  • 使用期間・経年が短いか
  • 傷・汚れが少ないか
  • 有名メーカーや高級ブランドかどうか
  • 人気のデザインや素材・色か
  • 古くても「アンティーク家具」に該当するか

これだけではわかりにくいので次の項目で、もっと詳しく解説していきますね!

使用期間・経年が短い

中古市場でもどうせ買うならやはり新しいものが求められがちです。
使用期間が短く発売されてから間もない家具は人気があるので、買取店でも高く評価してくれます。

傷・汚れが少ない

綺麗な状態であるほど、売れやすくなるので、傷や汚れのないものだと査定を高くしてくれます。
掃除をすれば取れる汚れなどは持ち込む際に綺麗にしておくのも査定アップへの近道ですよ!

有名メーカーや高級ブランドかどうか

第一条件と言っても過言ではないのが、高級ブランドか有名メーカーであることです。
高級ブランドか有名メーカーであれば、前述した条件を満たしていればかなりの確率で買取して貰えますし、うまくいけば定価の3分の2ほどの買取査定が付くこともあります。
また、買取価格は安価になるものの、多少使用期間が長く傷や汚れがあっても使える状態なら買取されることが多くなります。

人気のデザインや素材・色か

色やデザインも関係しますが、全く人気のないアイテムやデザインだと上記の3つを満たしていても、買取して貰いにくくなります。
例えば、木材の中でも「ウォールナット」や「チーク」は人気でも「パイン」だと微妙に人気が落ちる、なんてこともあるのです。
古いデザインでもヴィンテージとして価値が見いだせるものであればいいのですが、ただ古いだけで何となく陳腐化したデザインだと買い手が付きにくいことから、買取もされにくくなります。

古くても「アンティーク家具・ヴィンテージ家具」に該当するか

アメリカの関税基準を踏まえると一般的に、100年以上経過しているものをアンティーク、100年以上経過していないものは、ヴィンテージとして扱います。
古くても高級感があり、老舗の家具店や職人の品であれば、アンティークやヴィンテージとして評価して貰えます。
アンティーク家具は、ルイ14世様式など豪華絢爛なデザインの他、日本家具や中国家具も人気。
ヴィンテージ家具は、ナチュラルな印象のスカンジナビアデザインやイギリス家具が特に人気です。

高価買取されやすいブランドとは?

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有名メーカーや高級ブランドが買取されやすいことはわかりましたが、具体的にどんな家具ブランドであれば買い取って貰いやすくなるのか気になります。
中古市場でも「一般的に求められやすいブランド」は人気が高いので、買い取って貰いやすくなります。

それでは、中古市場で需要の高い家具ブランドをいくつかご紹介します。

人気の高い有名家具ブランド一覧

人気はもちろん、中古市場でも買取需要の高い有名ブランドをご紹介します!

  1. カリモク家具(Karimoku)

    徹底した品質管理を行う日本の家具メーカー。
    ハイクオリティブランド「ドマーニ」、「カリモクニュースタンダード」も人気だが、最も需要が高いのは「カリモク60(ロクマル)」。
  2. 天童木工

    官公庁向けの高級家具を販売している、閣内ブランド家具メーカー。
    人気シリーズは「DAN」。
  3. 飛騨産業

    海外デザイナーと共に飛騨産業の伝統的な作り方と新しいデザインをミックスした家具を販売。
    中でも「森のことば」シリーズが人気。
  4. マルニ木工(maruni)

    まもなく創業100年を迎えようとしている日本の家具ブランド。「技術のマルニ」と評され、多くのシリーズを展開。
    中でも「マルニ60(ロクマル)」は人気も買取需要も高い。
  5. ウニコ(unico)

    家具全てにユニークな名前があり、ほぼ全ての家具をウニコが独自にデザイン。
    「SIGNE」は落ち着いた暮らしをしたい家族連れや夫婦に人気。
  6. モモ・ナチュラル(MOMO NATURAL)

    株式会社脇木工による日本の家具ブランドで主に女性からの支持が高いブランド。
    人気シリーズは「Natural Life」で、飾りすぎず、ナチュラルなデザインが魅力。
  7. カッシーナ(Cassina)

    多くの製品がニューヨーク近代美術館の永久所蔵品となっているイタリア家具の王様。
    「イ・マエストリ」、「コンテンポラリー」が主流。
  8. ドレクセル ヘリテイジ(DREXEL HARITAGE)

    100年以上の歴史がある高級アンティーク家具を手がけているアメリカのブランド。
    「ドレッシー」や「キャメオクラシック」が人気。
  9. ハーマン ミラー(Herman Miller)

    オフィス家具を中心に発展したアメリカの家具メーカー。
    「チャールズ&レイ・イームズ」や「ジョージ・ネルソン」の手掛けた家具は根強い人気。
  10. アルフレックス(arflex)

    モダンファニチャーの代表的ブランドともいえる「イタリア生まれ、日本育ち」と言われる家具ブランド。
    「MARENCO」や「CASTELLO」が人気。
  11. ジープラン(G-PLAN)

    イギリスE.Gomme社(1898年創業)という家具メーカーから1952年に発表されたブランド。
    日本でも手に入れやすいイギリス家具の一つで「フレスコ」「チーク」「シエラ」が人気。
  12. アーコール(ERCOL)

    イギリスを代表する老舗家具メーカー。1本の木を曲げる「曲木」の技術が高く評価されている。
    特に椅子が有名で「フープバックチェア」「スティックバックチェア」が人気。

買取されやすいブランドについて詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ!
・処分する前に知っておきたい、高く買い取ってもらえる人気の国内家具ブランド

「売れる家具」をさらに査定額アップさせるコツ

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どうせ売るなら少しでも高い金額で買い取って貰える方が嬉しいですよね。
ここでは、「売れる家具」をさらに売りやすく、高価査定になるコツを伝授します。

ひと手間をかけるだけで、さらに高価査定が狙えるので、試してみてください。

埃や汚れは取り除く

目に見える埃や少しふき取れば落ちる汚れは取り除いておきましょう。
中古品と分かっていても埃や汚れがあるのとないのでは、第一印象が変わってきます。
やり過ぎると色が落ちたり傷が付いたりして逆効果となってしまいますので、出来るところまで掃除しておきます。

付属品は全て揃える

家具を購入した時に付属していたネジや板、説明書などの付属品は揃っているほど査定が高くなります。
出来るだけ付属品を揃えた状態で査定を受けてくださいね。

木製の物はワックスをかける

木製の家具には、専用のワックスを塗り込むだけで見た目がぐっと綺麗に見えます。
樹脂加工が施されていない家具はもちろんですが、樹脂加工が施された家具でも、ある程度の効果が期待できますよ!
日常的なメンテナンスで使用していて、すでに家具用のワックスを持っているなら買取を依頼する前にワックスをかけておくと、買取査定額アップの可能性が高まります。

複数の買取業者を比較する

家具に限った話ではありませんが、物を少しでも高く売るのに重要となるのは、複数の買取業者に出して査定金額を比べる「相見積もりをすることです。
というのも、買取業者によって得意なジャンルや買取基準がバラバラで、査定額に差が出るため。

また、A社では買取を断られたけどB社では買い取って貰えたという風に、買取業者によってもニーズが違うため買い取って貰える条件が変わることもあるのです。

少なくとも3社は見積もりに出すことをお勧めします。
いくつかの業者に見積もりに出すことでスタッフの対応など悪徳な業者かどうか判断するにも役立ちますし、家具の買取相場を知ることもできます。
後々、他の店のほうが買取査定が高かった、他の店では買い取って貰えたのに、と後悔しないためにも、相見積もりは重要なのです。

また、他社の見積もりを利用して査定金額の交渉することもできるので、信頼できる業者に買い取ってもらいたい!という方は、複数の業者で相見積もりすることをおすすめします。

「売れる家具」の処分方法

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どんな状態の家具なら売れるかわかったところで、今度は売れる家具の処分方法を見ていきましょう。
売れる家具の処分方法は、3つあります。

  • フリマアプリ・ネットオークションで売る
  • 家具に強いリサイクルショップに持ち込む
  • 買取も出来る不用品回収業者へ依頼する

どんなに便利な方法でも、状況や希望によっては不利にもなってしまうことがあります。
3つの処分方法のメリットとデメリットもそれぞれ見比べてみましょう。

売却方法メリットデメリット
フリマアプリ・ネットオークションで売る・最も高値になりやすい
・サイトを選べば梱包・発送をプロに任せられる
・全ての手配を自分で行わなければならず手間がかかる
・いつ購入者が現れるかわからない
・急いで処分したいときには向かない
家具に強いリサイクルショップに持ち込む・安価に買い叩かれ過ぎず適正価格で買い取って貰える
・自分のタイミングで処分できる
・フリマアプリやネットオークションよりは査定額が安価になりがち
・買取不可の場合、処分出来ない
買取も出来る不用品回収業者へ依頼する・適正価格で買い取って貰える
・家具のほかの不用品も買取または回収できる
・一気に大量でも受け付けて貰える
・スタッフに全てお任せ出来る
・依頼した当日の買取・回収も可能
・出張料金がかかる場合がある

買取まで時間をかけられるかどうかが選ぶポイント。
急いで処分したい場合には不向きな方法もあるので、何を重視したいかで選びましょう。

それでは、順番にもっと詳しく解説していきますね!

フリマアプリやネットオークションで売る

フリマアプリやネットオークションでは、家具の売買も行われています。
最近では中古に限らず、廃業する業者などが新品の家具を販売していることもあるようで、中古家具市場もにぎわっています。
それでは、フリマアプリやネットオークションの出品から取引終了までの手順を見てみましょう。

  1. アカウントを取得する
  2. 売りたい家具の画像を撮る
  3. ブランド・アイテム名・使用期間・傷・汚れなどの瑕疵情報を入力
  4. 金額を設定して出品
  5. 購入者が現れたら連絡を取り発送手配
  6. 購入者に届いたら評価する

家具をフリマアプリやネットオークションで売って処分するのに、大きな手間となるのは何といっても発送準備です。

この手間を緩和するには大手フリマアプリのメルカリが行う「梱包・発送たのメル便」の利用をお勧めします。
梱包・発送たのメル便は集荷・梱包・搬出はすべてプロにおまかせ出来るサービスなので、家具の梱包や運び出しなどの手間はかかりません。
しかし、手数料と送料が大幅にかかるので、価格設定時に手数料と送料も考えた上で設定することをお勧めします。

家具に強いリサイクルショップへ持ち込む

家具に明るいリサイクルショップへ持ち込めば、適切な価格で買い取って貰うことが出来ます。

というのも、通常のリサイクルショップだと取り扱う品数が多いためか、浅く広い査定方法で買取査定する傾向があるのです。

例えば、上記に挙げた人気ブランドのキャビネットであっても「キャビネット」という項目で分けられ、安価な家具メーカーと一緒くたにされて安価な査定結果となってしまう、ということもあるのです。

安価な買取査定を受けないためにも、リサイクルショップに持ち込む際には必ず「家具のブランドに詳しいリサイクルショップ」を選びましょう!

家具だと査定の度に家具を家から持ち出すわけにはいきませんので、メールやLINEを利用した無料査定を受けることをお勧めします。

また、無料で出張査定・買取を行うリサイクルショップもありますので、このサービスを利用すれば買取が成立した際の運び出しもスタッフにお任せ出来ます。

査定を依頼する際に、出張査定・買取を行っているかあらかじめ相談しておくとスムーズに話が進みますよ。

買取も出来る不用品回収業者へ依頼する

不用品回収業者の中には、不用品の回収だけでなく買取も行う業者があります。
買取が可能な業者の見分け方は、古物商許可を取得しているかどうか。

古物商許可とは、法人・個人が古物営業法で決められている古物を売買または交換する際に取得が必要になる許可証のことです。
古物商許可を取得している不用品回収業者であれば、ホームページ上などで古物商許可番号などを明記しているので、依頼したい不用品回収業者に確認してみてください。

出張回収センター古物商許可を取得している不用品回収業者です。
買取が可能な家具であれば、査定を行い買取いたします。
もしも買取が難しい場合は有料にはなりますが、回収に切り替えることで確実に処分することが出来ます。

もちろんご自宅からの持ち出しもスタッフが全て行いますのでご安心ください。

引っ越しのように処分したい日が決まっていて急いでいたり、家具以外にも不用品があるなら、不用品回収業者の利用をお勧めします。

古物商許可証について詳しく知りたい方はこちらもあわせてどうぞ!
不用品買取業者を選ぶときはここをチェック!「古物商」許可とはどんなもの?

買取方法にも種類がある?

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リサイクルショップや買取が出来る不用品回収業者へ買取を依頼する場合、買取と一口に言っても、「店頭買取」、「宅配買取」、「出張買取」の3種類があります。

それぞれどんな違いがあるのか、この機会に知っておきましょう!

店頭買取

店頭買取とは、査定出来るスタッフが在籍する店頭に直接持ち込んで、その場で査定し、現金化をしてもらう方法です。
すぐに現金が必要な人や、ネットを介してだと不安だという方に向いています。
店頭買取にもメリットとデメリットがありますので、見比べてみましょう。

店頭買取のメリット店頭買取のデメリット
・店に持ち込むだけで現金化できる
・予約は不要
・査定から現金化までのスピードが速い
・査定時に金額の交渉ができる
・店舗の運営費がかかる分、買取価格はやや低くなる傾向
・査定額に不満があっても対面だから断りにくい
・家具の持ち込みに労力と手間がかかる
・一度に大量の持ち込みは不向き

すぐに現金化できることはメリットなのですが、やはり重い家具を自分で持ち運ぶのは大きなデメリットと言えるのではないでしょうか。

宅配買取

宅配買取は、業者から送られてきたダンボールに不用品を詰めて発送し、査定をしてもらう方法です。
査定結果に納得すれば数日後には振り込みがあり、自宅にいながらにして買取が完了するという、買取の初心者の方や直接対応するのが苦手という方におすすめしたい方法です。

こちらもメリット・デメリットを比べてみましょう。

宅配買取のメリット宅配買取のデメリット
・他人を自宅に呼ばなくて良い
・査定結果に不満があれば断りやすい
・店頭買取よりも高額になる傾向
・発送に時間がかかる分、査定・振込が遅れる
・査定時に交渉ができない
・梱包に手間がかかる

宅配ということは、梱包の手間があるということです。
洋服や小物なら気軽に梱包も出来ますが、家具を梱包するのは結構な手間となります。
宅配買取は、大きなサイズの品には向いていない印象を受けますね。

出張買取

出張買取とは、自宅に直接査定出来るスタッフが出向いて買取を行うサービスです。
店頭買取と同じくその場で現金化できるのですが、自宅に居ながらにして完結するので、更に便利です。

こちらもメリットとデメリットを比べてみましょう。

出張買取のメリット出張買取のデメリット
・目の前で査定を行い、金額に納得いけば即現金化
・自分で運び出さないので労力がかからない
・梱包が不要
・追加査定が可能
・査定スタッフを家に入れる必要がある
・査定額に不満があっても直接断りにくい

査定スタッフを家に入れるデメリットはありますが、玄関先でも大丈夫なので、移動できる家具であれば玄関まで持っていくのがおすすめです。
持ち運ぶだけでも手間のかかる家具を買取査定して貰いたい場合、家の中から大きく動かさずに済む出張買取は、とても向いていると言えるのではないでしょうか。

売れる家具の処分は「出張買取」がおすすめ!

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買取の方法を3つご紹介しましたが、その中でも家具を処分するなら「出張買取」をおすすめします。

というのも前述した通り、家具の持ち出しの労力は予想以上の重労働となります。
普段から重いものを持ち運び慣れているならともかく、急に重い物を持ち運んでしまうと、けがをしてしまった、なんてことにもなりかねません。
その上持ち運んでいるときに破損してしまった、となるとせっかく買い取って貰う予定が廃棄処分になってしまうかもしれません。

出張買取は自宅にいたままで、家具の買取交渉が可能
最近ではメール査定やLINE査定を利用して、店舗に赴かなくても複数の店舗で相見積もりすることが出来ます。
納得のいく金額であればそのまま、出張買取の希望を伝えればスムーズです。

ご紹介した「売れる家具」の処分方法の中で、出張買取が出来るのは「家具に強いリサイクルショップへ持ち込む」方法と「買取も出来る不用品回収業者へ依頼する」方法の2つです。

それでは、この2つのメリットとデメリットを比べてみましょう。

メリットデメリット
家具に強いリサイクルショップ・メール査定やLINE査定での見積もりが可能
・家具以外にも幅広い品目の買取が可能
・出張買取費用は無料
・買取できなかった時に回収して貰えない
(処分できない)
買取も出来る不用品回収業者・メール査定やLINE査定での見積もりが可能
・家具以外にも幅広い品目の買取が可能
・買取が難しかった時は廃品回収に切り替えて処分できる
・ほかの不用品があれば一緒に買取または処分が出来る
・出張料金がかかる業者もある

リサイクルショップも不用品回収業者も、買取査定の金額的には大きな差はありません。
ですが、リサイクルショップでもし買取を断られてしまった場合は、また一から家具の処分方法を考えなくてはなりません。

不用品回収業者はもともと不用品を回収する業者ですから、もし買取出来なかった場合は、有料にはなるものの、廃品回収に切り替えて家具を確実に処分することが出来ます。

不用品回収業者へ買取を依頼する場合、注意したいのは出張料金
業者の中には出張料金が有料でキャンセル料がかかるところもあるので、注意が必要です。

出張回収センター、出張料金はもちろん、査定料金も無料
見積もりだけで、もしキャンセルしたくなっても、キャンセル料がかからないので安心です。

「出来るだけ高く売りたいし、絶対に処分したい」とお考えなら、不用品回収業者の出張買取をおすすめします!

出張回収センターへの家具の出張買取のご依頼はこちらからどうぞ。

買取して貰いにくい家具とは?

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処分したい家具が、必ずしも買い取って貰いやすい家具であるとは限りません。
買取して貰いにくい、買取は期待できない家具は以下のような家具です。

  • 壊れて使用できない
  • 使用期間も長く傷・汚れも多い
  • 元が安価な家具
  • 発売から時間が経った人気のないアイテム

上記のような中古の家具は、買取が見込めませんので、買取は諦めて廃棄処分するしかありません。
廃棄処分をするにしても「手間をかけても安く処分する」か「お金はかかっても手間をかけずに処分する」のように希望によって廃棄する方法も変わってきます。

まずは費用を抑えて処分する方法をご紹介します。

費用を抑えて廃棄処分する方法

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出来るだけ費用を抑えて廃棄処分する方法を見ていきましょう。

  • 自治体で各戸収集する粗大ごみに出す
  • もよりの環境事業所まで自己搬入をする
  • 自分で解体して可燃ごみ・不燃ごみに出す

中には自分で運び出しすることが必要だったり、解体するなどの手間がかかる場合もありますが、とにかく費用を抑えて処分することが出来る方法です。
こちらもそれぞれのメリットとデメリットを確認しましょう。

処分方法メリットデメリット
自治体で各戸収集する粗大ごみに出す・安い金額で処分できる・自分で運び出す手間がかかる
もよりの環境事業所まで自己搬入をする・安い金額で処分できる
・収集まで待たずに自分のタイミングで処分できる
・自分で運び出す手間がかかる
・車がないと利用できない
自分で解体して可燃ごみ・不燃ごみに出す・安い金額で処分できる・DIYなどに慣れていないとかなりの手間
・道具をそろえる費用が掛かる

どの方法も費用を抑えて処分することが出来ますが、デメリットが変わってきます。
希望や要望に応じて、自分に適した方法を選びましょう。
それではもっと詳しくご説明していきますね。

自治体で各戸収集する粗大ごみに出す

家具を廃棄処分するのに最も一般的な方法と言えるのが、各戸収集の粗大ごみに出すことです。
自治体によっても変わりますが、多くの場合30cm角または50cm角以上の品は粗大ごみの対象です。
それでは、粗大ごみの出し方の手順を名古屋市を例に挙げてみてみましょう。

  1. 収集日の7日前までに粗大ごみ受付センターへ電話かネットで予約を入れる
  2. 粗大ごみの手数料を確認する
  3. 手数料納付券シールをスーパーやコンビニ、または環境事業所で購入
  4. 手数料納付券に受付番号を記入し、見えやすい場所を選んで粗大ごみに貼る
  5. 当日の朝8時までに指定場所へ運び出しておく

必要な手数料は家具の種類によって変わってきます。
また、同じいす、食器棚、書棚でもサイズの違いで手数料が異なりますので、詳しくは以下をご参考ください。

手数料家具・寝具類
250円・衣装箱
・いす(応接いすを除く)
・ガス台
・カラーボックス
・こたつ板
・じゅうたん
・建具
・テレビ台
・布団
・ブラインド
・マットレス(ベビー用のもの)
・毛布
500円・応接いす(1人用)
・オーディオラック
・机(両そでの物を除く)
・鏡台
1,000円・アコーディオンカーテン
・げた箱
・サイドボード(高さ90cm未満かつ幅120cm未満)
・書棚(高さ120cm未満かつ幅90cm未満)
・食器棚(高さ120cm未満かつ幅90cm未満)
・洗面化粧台
・たんす(高さ120cm未満かつ幅90cm未満)
・机(両そでのもの)
・テーブル
・ベビーベッド(マットレスを除く)
・マットレス(ベビー用を除く)
・ロッカー(1人又は2人用)
1,500円・応接いす(2人以上)
・サイドボード(高さ90cm以上または幅120cm以上)
・書棚(高さ120cm以上または幅90cm以上)
・食器棚(高さ120cm以上または幅90cm以上)
・たんす(高さ120cm以上または幅90cm以上)
・ベッド(マットレスを除く)
・ロッカー(3人以上用)

参照:名古屋市 粗大ごみ手数料のめやす

処理施設まで自己搬入する

「月に一回の戸別収集まで待てない」「自分で車を出して運べる」という方は、粗大ごみの処理施設まで車に乗せて自分で搬入する方法もあります。

年末年始と土曜日、日曜日を除いた、月曜日から金曜日であれば祝日でも搬入できます。

この方法だと自分の都合のいいタイミングが選べるのと、名古屋市の場合は10kgまで200円で処分することが出来るので、ガソリン代などを考えなければかなり費用を抑えて処分出来る方法と言えます。

処理施設まで自己搬入し処分する流れは、こちらも名古屋市を例にご説明します。

  1. ごみが発生する区の環境事業所を確認する
  2. 「可燃ごみ」と「不燃・粗大ごみ」に分別
  3. 受付時間内に搬入するごみを車両に積んだ状態で確認した環境事業所へ行く
  4. 受付を行いごみを計測後、10kgまで200円を現金で支払う

ごみの計測は車ごと行い、その後ごみを自分で降ろして再度車を計測し、差し引きした重量をゴミの重さとします。
そのため、自分で家具を荷下ろしする必要があるので、可能であれば複数人で向かうことをお勧めします。

自分で解体して可燃ごみ・不燃ごみに出す

自分で家具を解体して粗大ごみの対象サイズ以下まで小さくして、一般ごみの可燃ごみ、または不燃ごみとして出す方法です。
この方法はベッドやラックなど木製のものであれば可能です。

普段DIYが趣味で木材を切るのも慣れているという方であれば、意外と簡単に解体できるのですが、ノコギリを初めて使うという方にはお勧めできないかもしれません。

一般ごみとして捨てるのでかかる費用は指定のごみ袋代のみと処分費用はかなり抑えられますが、解体する道具を一から揃えるとなると処分費用とは別の費用がかかってしまうことも。

参考までに解体に必要な道具と大まかな価格をご紹介しておきます。

道具大まかな価格
ノコギリ1,000円から2,000円ほど
ハンマー500円から1,000円ほど
バール1,000円から2,000円ほど
軍手500円ほど

手間をかけずに廃棄処分する

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「家具を持ち運ぶ労力をかけたくない」「手間をかけたくない」という方におすすめな処分方法です。
手間をかけずに廃棄処分する方法は以下の2つ。

  • 買い替えの際に購入店に引き取って貰う
  • 不用品回収業者へ回収を依頼する

処分するのに費用は掛かってしまうものの、手間はかけず、極力時間もかけずに処分出来る方法です。こちらのメリットとデメリットも見てみましょう。

処分方法メリットデメリット
買い替えの際に購入店に引き取って貰う・業者の出入りが一度で済む
・全て業者にお任せ出来る
・購入した品と同じものでないと回収して貰えない場合もある
・購入した店舗で買ったものでないと回収して貰えない場合もある
不用品回収業者へ回収を依頼する・どんな家具でも回収してくれる
・家具以外の不用品も回収可能
・業者に全てお任せ出来る
・ゴミの分別もしなくていい
・他の方法と比べると費用が掛かる

とにかく手間がかからないのがメリットなので、どちらの方法のデメリットなら妥協できるのかを比べつつ選びましょう。
それではもっと詳しくご説明していきますね。

買い替えの際に購入店に引き取って貰う

新しい家具の購入を考えているなら、購入先に引き取りまたは下取りして貰う方法もあります。

依頼する店舗によっては引き取り費用がかかる場合もありますが、新しい家具の納品時に不要な家具を運び出し処分することが出来るので、業者の出入りが一回で済み手間を最小限に抑えられます。

不要になった家具の運び出しも納品する業者がすべて行い、自分で運び出す手間はかかりませんのでご安心ください。
家具の引き取り・下取りサービスを行う家具店は以下の通りです。

店舗家具引き取りの条件引き取り金額
ニトリ指定なし購入家具と同数量もしくは同容量4,400円
IKEAソファ・マットレス
(ソファ・マットレス以外はNG)
購入家具と同数量もしくは同容量
アウトレット商品は対象外
無料
東京インテリア・小型家具
(幅+丈+奥行= 200cm未満)
・中型家具
(幅+丈+奥行= 200cm以上300cm未満)
・大型家具
(幅+丈+奥行= 300cm以上)
購入家具と同数量もしくは同容量2,000円〜5,000円
無印良品ベッド、ソファ、テーブルなど対象商品購入家具と同種かつ同数量3,000円
吊り下げが必要な大型の場合は
別途、消費税込4,000円が必要

中には自社の製品のみの対応となっている場合もありますので、購入時にあらかじめ相談しておくと安心です。
購入時に引き取り・下取りサービスを行っている店舗を選んで購入すると、家具の処分もスムーズですね!

不用品回収業者に回収を依頼する

「緊急で処分したい」「家具以外にも処分したい不用品がたくさんある」そんな方は不用品回収業者へご依頼ください。

不用品回収業者は最短でご相談から30分で引き取り可能です。
家具はもちろん、それ以外の不用品も回収可能ですから、まずはご相談ください。
大量に不用品がある場合、細かいごみの分別は面倒になってしまうもの。
ですが不用品回収業者なら回収した後、スタッフが分別を行うのでご自分での分別は不要です。

とはいえ「全てお任せ出来る分、費用が掛かるのでは?」と気になるところ。

出張回収センターにご依頼いただいた場合、他社では別途請求されがちな「車両費」+「出張費」+「梱包作業費」+「分別作業費」+「スタッフ追加」全て込みの料金です。

定額の載せ放題プランなので、料金が明確ですから安心して依頼できますよ。
詳しい料金についてはこちらをご覧ください。

出張回収センターは、どんな状態の家具もどんな不用品も回収可能です。
手間も時間もかけずに家具を処分したい方は、是非ご相談ください。

オフィスや店舗で使用していた家具を処分する方法

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オフィスや店舗などで什器としてや日常的に使用していた家具は、どのように処分すればいいのでしょうか?
オフィスや店舗で業務用として使用していた家具の場合、家庭用のものと同じように処分できず、事業系ごみ扱いになります。

事業系ごみとなる家具は、デスク、イス、棚、ロッカー、応接セットなど種類はさまざまありますが、一般家庭で利用しているものに似ていても、粗大ごみなどには出せず、別の処分方法を考えなくてはなりません。

事業系ごみは以下の2種類に分けられます。

  • 一般廃棄物:産業廃棄物に該当しないもの
  • 産業廃棄物:法律及び政令で規定された20種類

ちなみにオフィスから出る金属ごみは基本的に全て産業廃棄物に該当しますが、木製の家具は産業廃棄物ではなく、事業系一般廃棄物として処分することも可能です。

それぞれ処分の仕方が異なりますので順番に説明します。

事業系一般廃棄物の処分方法

名古屋市では事業系一般廃棄物を処分するのに、指定袋や収集場所が異なるものの、一般家庭のごみの分別と同じように分別を行います。
その後、どのように処分するかは以下の2つの方法があります。

  • 一般廃棄物処理業者(許可業者)に処理を委託する
  • 自分で市の処理施設に搬入する

それでは、もう少し詳しく見てみましょう。

一般廃棄物処理業者(許可業者)に処理を委託する

事業系一般廃棄物は、排出事業者と許可を取得した一般廃棄物処理業者と契約をして、許可を受けた一般廃棄物処理業者に処理を委託するのが一般的です。

収集、運搬及び処分を委託するときは1kgまでごとに50円
処分を委託するときは1kgまでごとに20円となっています。

自分で市の処理施設に搬入する

自ら環境事業所まで持ち込むことも出来ます。
土曜日、日曜日は搬入できませんが年末年始を除いた月曜日から金曜日であれば、祝日でも搬入が可能です。

名古屋市を例にご説明します。

  1. 「可燃ごみ」と「不燃・粗大ごみ」に分別する。
  2. ごみの発生する区の環境事業所を確認する。
  3. 搬入するごみを車両に積んだ状態で、環境事業所へ向かう。
  4. 受付を行う。
  5. ごみを積んだまま車ごと計測する。
  6. その後ごみを降ろして車を計測し、差分でごみの重さを量る。
  7. 10kgまでごとに200円の処理手数料を現金にて支払う。

この方法は徒歩・自転車などでの搬入は受け付けていません。
また、産業廃棄物に該当するものは受け付けて貰えません。
事業系ごみでも、産業廃棄物に該当しない一般廃棄物に限りますので、木製の家具であればこの方法が利用できます。
車を出せることが条件の処分方法となりますので、ここだけ注意しましょう。

産業廃棄物の処分方法

産業廃棄物の場合、粗大ごみには出せないなど、処分の仕方が一般家庭のごみとは異なりいくつか処分方法があります。
こちらでは、金属製の家具などの産業廃棄物の処分についてご紹介します。

業務で使用していた金属製の家具などの産業廃棄物の処分方法は、以下の2つです。

  • 産業廃棄業者に依頼する
  • 不用品回収業者に依頼する

それでは、もう少し詳しく見てみましょう。

産業廃棄業者に依頼する

産業廃棄業者とは「産業廃棄物免許を持っている信頼できる業者」のこと。
産業廃棄物処理業者に依頼すれば、一般廃棄物も産業廃棄物もまとめて処分できます。

環境省ではオフィスなどで使用した備品・家具の処分を、産業廃棄物処理業者に依頼するよう推奨しています。
廃棄物の取り扱いについてマニュアルを提示しているほか、優良産業処理業者の情報も掲載しているので、事業系ごみを処分したい際にはぜひ目を通してみてください。

参考:産業廃棄物処理業者の情報

不用品回収業者に依頼する

オフィスや店舗で使われた家具など、業務用の不用品は不用品回収業者に依頼することも出来ます。
不用品回収業者の場合、廃棄処分だけでなく状態によっては買取を行ってくれることもあるのでお得です。
回収費用は産業廃棄業者と同じくらいです。

また不用品回収業者の場合、家具に関わらず、業務用の殆どの品が回収対象となっています。
「椅子やデスク以外に不用品を一緒に処分したい」なんてご希望があれば全て一度に回収することが出来るのが、不用品回収業者の強みでもあります。

出張回収センターは、事業系ごみにも対応している不用品回収業者です。
オフィス家具はもちろん産業廃棄物も回収可能ですから、一度ご相談ください。

動物、薬品、医療器具(注射器・針・メス等)、銃器、生ごみなどの食料品全般、ペンキなどの塗料、液体、危険物(ライター・マッチ・スプレー缶・電池)などは対応いたしかねますのでご了承くださいませ。

オフィスや店舗の引っ越し、不用品処分をもっと詳しく知りたい方はこちらのコラムもどうぞ!
オフィスの引っ越しで出たごみ・不用品はどうやって処分すればよいの?

まとめ

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出張買取がおすすめな理由から、買取可能な家具についてや廃棄処分するしかない家具の処分方法までご紹介しました。

今まで家具の処分を考えるとき、粗大ごみに出すとしか考えが至りませんでしたが、さまざまな処分方法を知っておくことでもしもの時に対応できそうですね。

また、出張買取と聞くと何となくハードルが高いようなイメージがありましたが、家具だけでなく動かすのが面倒な大量の不用品の買取・回収をして貰いたいときには、とても便利だということが分かりました。
今後、家具の買取を依頼したいときは、出張買取も選択肢に加えようと思います。

家具の買取を依頼をしたいとお考えなら、出張買取も得意な出張回収センターへご依頼ください!